徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2004年5月1日(土)    Canvas2・3回目終了
 3人目はDNAの濃さが顕著な理事長代理鷺ノ宮紗綾。
 場所移動の選択時に毎日いるとは限らないヒロインなのでこれまで2人に比べると単調さはやや薄れています。たったこれだけのことでも結構、印象は違うものですなー。
 シナリオは相変わらずぎこちなさが漂ってます。こういう方向に持っていきたいというライターの意図は伝わってくるんですけど、明らかに丁寧さが不足しています。感情の動きがあまり書けていません。特に主人公が激発するシーンはあまりに唐突。可奈、菫シナリオの方がこの辺りはよく書けてましたね。あと舞のシーンは思いつき先行なんですかね。かなりいきなり感があったんですけども。
 他にはサービス過多というイメージを強く受けました。続編ものにおいては前作のキャラのその後が描かれることは珍しくもないんですが、大抵は主人公が誰と結ばれたか、というのは明かされないというか、誰と結ばれても問題ない描かれ方をするものですが、本作では実にストレートに描かれてます。そうなると前作のメインであるあんぱん魔人な幼なじみかと思うところですがさにあらず。宮村優氏がメインライターということで桜塚恋でした。しかし、このシナリオは本当にテーマがファンサービスではないかと思いたくなります。ヒロインはモロに前作のヒロインの姉だし、何と言っても挫折から復帰するきっかけのひとつが前作主人公の残した絵ですからね〜。正直、ライターからするとこれは他力本願なんじゃないですかねー。全く考えていない訳ですから。
 このシナリオの最大のポイントは可奈シナリオ同様にHシーン。紗綾シナリオはむしろアレよりもすごくて高速道路の非常時停止エリアでオープンカーの中で初Hですよ。よく警察に通報されんなぁ。どう考えたって純愛ゲームのHシーンじゃありません。しかも、可奈シナリオと違って2回目はないし。
 
 今週の買い物は悩んだ挙げ句に「アルルゥとあそぼ!!」と「3Days Marriage」の2本。「CLANNAD」はいずれ買うかもしれませんけど、取りあえずはスルー。暦@「あずまんが大王」風に言うならエロ分が足りないので「Canvas2」の次は「リアライズ」を差し置いて「すりまり」を開封しそう。

 2004年5月2日(日)    Canvas2・終了
 モンキーターン17話。実はこれを見終わってから浜岡さんの勝負駆けのレースがなかったことに気付きました。ホントにこのアニメはなぁ。何のためにアニメ化したのかしらと。
 
 仮面ライダーブレイド15話。かなり予想外でしたなー。あんだけそれらしく映しているからあのバスケットマンがクモライダーか思ったのに。それと偉そうなアンデッドがああもたやすく敗北するとは。しかし、目ぼしい敵キャラがいないので早めに次が必要ですなー。
 
 「Canvas2」。4人目は桔梗霧。
 うーん。メインライターのシナリオが最も日々の様子が単調というのはどうなんでしょうか。正直、似たような話が繰り返されるだけのなのでひどく退屈でしたよ。親友型というわりかし類型的なヒロイン像も他作品のそれらに比べると特徴が少なく印象が薄いです。作品のメイン要素に係わってくる存在なのにどうもそういう地位が約束されているだけで、主人公や柳が言う程のものが感じられないんですよねぇ。
 日常が単調(これをライター陣が問題として捉えていないような気もしますけど)ならば必然的にヒロインの魅力が問われてきます。シナリオの向上という根本的な原因解決にはなりませんけど、欠点を包み隠すことは可能です。前作では幾人かのヒロインではそれができていたように思います。しかし、今作ではそれができるほどのパワーをどのヒロインからも感じません。正直、前作で桜塚恋、鷺ノ宮藍という両ヒロインを生み出したライターとは思えないのですが。
 懸念の心情描写はヒロイン側はよく書けているかと思いますが、肝心の主人公側が厳しい感じ。原因が取り除かれても再び筆をとれない理由があまりにも曖昧で説得力不足。せめて、もう一度筆を握ってもあの頃のように描けるとは限らない、とかモノローグでもあればだいぶ違うと思うんですけどねぇ。
 ラストは鳳仙エリス。
 メインヒロインとしては弱いなー。金髪の意味もどこにも見えないし。エロゲー特有の日本人だけど金色というのでも問題ないですからねぇ。
 シナリオは霧シナリオと半共有という悲しさ。1人で2つしか担当していないのにこれはどうなのよ、と。両ヒロインでまるで別の展開を用意しても罰は当たらないと思うんですけど。どうせ違いが出るにしても終盤だけなんですし。
 「Canvas2」もこれで終了。ゲーム感想は近日中に。

 2004年5月5日(水)    3−Days Marriage1〜2回目終了
 1人目は仁科紫。
 色々と意外に感じてます。体験版をプレイしてシナリオにそれなり以上の力が注がれていることはわかっていたのですが、それでも予想外の点が色々と。
 互いが惹かれ合う描写はかなり弱いです。専用SEまで用意しての一目ボレーな主人公はともかく、紫の方はいつ好きになったのかと聞きたくなるいきなりさ。強いて言えばナンパから助けてもらったくらいですが、それだけで、カラオケ大会で入賞すれば主人公に何でも言うことを聞いてもらえる、という条件を聞いて即答するほどに惚れ込んでいるとは考えにくいのですが。
 主人公はどこか二重人格的なところあり。顔良し、スタイル良し、学業良し、家柄良しと完璧超人らしいところを見せながら、一方で「お兄ちゃん」と呼ばれて身悶えし、「にいにい」と呼ばれて失神する滑稽なところもあったり。時に違和感すら覚える主人公の態度は趣味や日課といったことがまるで描かれていないことに原因があるかと。とにかくスペックはわかっていてもその中身がわからない。だからおよそ優等生と呼ばれる以外の言動があると違和感に直結すると。
 売りである口説きおねだりシステムは微妙。なぜなら二択が3回というこのシステムはその選択肢の内容もそれが発生する状況も同じだから。具体的には風呂場で選択肢が発生し、選択後になぜか主人公が湯あたりを起こして場所移動、部屋でHという流れ。仕切り直しをするとはいえ、シチュエーションが広がりにくいんですな。もちろん、外など望むべくもありませんし(同棲ゲームだからと言われればその通りなんですが)、コスプレもせっかくの制服がないという片手落ち。
 加えてテキスト。ヒロインがスク水になったり、裸エプロンになったり、体操服になったりと涙ぐましい努力(主人公宅で同棲ですから持参している訳ですよ。しかも、エプロンはH専用と2種類用意)をしているのに、主人公がノーリアクションでは報われません。どんな格好でも反応が同じだなんてエロゲー主人公として失格ですよ。それとHシーンの尺があまりにも短すぎます。もうちょっと書いた方がいいんじゃないの、ってくらい短いです。
 テキストに関しては不満だけでなく良いところもあります。カップル成立後のむずがゆくなるような描写は少ないながらもなかなかよろしいかと。
 2人目は上村葵。
 めっちゃスキップ。ある程度は予想していましたが、それにしても選択肢による変化が少なすぎ。個別ルートに入るまではまさにスキップの嵐。暇潰し道具必須の様相を呈しています。
 婚約者の確定は紫シナリオよりも苦しく。どう見ても葵が決めたから主人公も応じただけにしか見えません。つーか、紫シナリオもそうでしたが、カラオケ大会の結果で自分自身の価値を定めるシナリオはどうかと思います。しかも、これは明らかに論理のすり替えではないかと。自分自身の価値と婚約の承諾には何の関係もありませんよ。そもそも主人公の意思は無視だし。
 それにしても、このシナリオは難易度が高かったような。数度にわたってやり直しを強いられましたよ。しかも、カップル前の些細な選択肢が終盤にも影響を与えているような。

 2004年5月7日(金)    3−Days Marriage3回目終了
 久々の秋葉原遠征。主にCレヴォの新刊目当てに行ったのですが、思ったほどには出ておらず、しょんぼり。2冊ほど買いましたけど、それはCレヴォの本ではないという悲しい収穫。「Fate」の本は結構、見かけるようになりましたけど、「月姫」の時とは違ってどうも買いたくなるような本に出会えません。まぁ、まだこれからでしょうけども。
 2冊のうちの1冊はなかなか面白く気に入りました。無一文さんの「天使のいない12月」本で「Lost Angel」というタイトル。思いついたネタをそのまま描いたという言葉通り、あまりまとまりは良くありませんが原作ネタの活かし方にはベタながらもセンスが感じられて好印象。他ゲームをネタにした本も見てみたいと思わせる内容でした。
 
 他にはお気に入りのラーメン屋に行ったり(あまり暑くならない内に通っておきたい)、中古屋を冷やかしたり、デモを熱心に見たりとなんだか秋葉でウインドウショッピングという奇妙なお出かけでありました。
 私は(エロゲーは基本的に新品を買うため)さっぱり買わないくせに中古屋にはよく行きます。何となく中古になった時の値段を見るのが好きなんですよね。時には持っていないソフトの価格に一喜一憂したりしてます。客観的にみればかなりアレな人ですが。しかし、このウオッチングにも悲しいことが。それはインストールはおろか開封もしていないソフトが暴落している時。積みゲーなら時間も経っているしわかりますけど、購入一ヶ月以内のソフトだと悲しさもひとしお。売る気なんて全くなくともあの悲しさは起こるんですよねぇ。
 
 発売が近づいて各店舗で繰り返し流されていた「スパロボMX」のデモを微動だにすることなく鑑賞。取りあえず、一番に思いつく感想はまたプレイ時間が長くなりそうなシステムだなぁ、ということ。援護システムが某RPGの召喚魔法のように増大傾向にあるような。見た目は派手でも威力は弱そうなんであまり嬉しくない感じ。
 映像的には悲喜こもごも。個人的にイチオシであるドラグナーは予想通りとはいえ、地味めで正直悲しい。まぁ、製作サイドがあの作品を選ぶのは主役サイドよりも個性的な敵役とメタルアーマーを求めてのことなんだろうけど(そういやデモの敵はやけにメタルアーマーが多かった)。グンジェム隊の活躍が楽しみですよ。そういや例の3体攻撃はトリプルまでは同じでしたが、「こなきじじいアタック」とは言ってくれず残念。ああいうところが、ドラグナーの良いところなのに。
 ゼオライマーや電童にナデシコ、それにラーゼフォンはほとんどわからないのでカットインの有り難みもようわからず。ひとつだけ言えるのはラーゼフォンはスパロボ向きではないように見えるということ。まぁ、エヴァなんかとそのあたりは一緒かと。このへんがオッケーならデビルマンが一緒でも別にいいじゃん、とかそれくらいに思ってます。
 Gガンダムはシャッフル同盟のハイパーモードにラブラブ天驚拳とか。後者のそれは製品版では一度も見ないつもりなのでそれまで以上に真面目に見る。個人的にガンダムファイターより強い医者は認めていないので「新スーパー」同様に永遠に2軍の予定。例えどれほどユニットや合体技が強力であろうとも。ああ、アレンビーとのダブルゴットフィンガーないかなぁ。無理かなぁ。
 惚れ惚れとしたのはマシンロボのロム兄貴。あの格好良さは今回も健在。井上和彦氏のボイスにも痺れます。妹はデザイン的にイマイチなんでどうでもいいですが、ジェットとドリルにかける期待も大きいです。何にせよ発売が楽しみですわ〜。
 
 「3−Days Marriage」。3人目は六郷月詠。
 もはやスキップゲームと化してます。新規シナリオを読む時間よりもスキップの時間の方が長いのではないか、そんな錯覚を起こさせてくれるほどに。しかも、あながちそれが嘘とも言い切れないのがこのゲームのすごいところ。無闇矢鱈に難易度が高い。1人目の紫はわずかなやり直しで済みましたが、2人目の葵とこの月詠は初めからやり直しを余儀なくされました。全スキップ状態でも1周30分はかかるんですよねぇ。
 自力では諦めて攻略サイトを見ても納得いかないんですなー。カップル成立後からやり直してもうまくいかないというのもあるんですけど、それならと最初から始めた場合の選択肢がどうにも得心がいかなくて。なぜ、それを選ぶとか思うことしばし。ふんまにどうしてこれほど難易度が高いのか理解に苦しみます。意味のない高難易度は印象が悪くなるだけだと思うんだけどなぁ。
 シナリオと絡めて考えた場合も全く納得がいかず。月詠シナリオでいうなら正解選択肢を選んだ時とそうでない時の差が見えないんですわ。このどうでも良さそうな前半選択肢の何を持って、主人公は告発する気力を持つに至ったのかと。
 本筋のシナリオにしてもなんだかなぁ。結局、主人公の選択というのは脅迫に負けただけではないのかと。月詠にしたって主人公を頼る必然性が全然見えないし。あえて言うなら隣の席の男が権力者の息子で手っとり早かったと、それぐらいでしかない。少なくとも面倒なことをしてまで主人公に拘泥する必要性は全くない。主人公に好意を寄せる理由もどこにも描かれていないし。そもそも女の武器を使うのは嫌なのではないんですか。
 しかし、このシナリオで最も驚いたのは主人公の発言。女性は争いごとは好まないからチェスは弱いだろう、って一体、何時代生まれの発想ですか。この記録的な男尊女卑ぶりは市長の息子だから、だけで全て説明可能なんでしょうか。
 それにしても3日間の同棲生活で食事と風呂とH以外にすることがチェスだけってあまりにも潤いにかけるような気がします。現実だってもうちょい楽しいと思うんですけど。

 2004年5月8日(土)    3−Days Marriage4回目終了
 遅ればせながら「Canvas2」の感想をアップしました。これ以上遅くなると書きたくなくなりそうだったので慌てて書き上げました。その中身はやはり残念ながら、と表現せざるを得ないものでした。前作の問答無用のパワーは何処に? というのが素直な感想。初めから期待はしていませんでしたが、やはり続編としての意義も薄かったように思います。原画や音楽などの素材は悪くないだけにその料理法が惜しまれます。
 
 「3−Days Marriage」。4人目は強制的にメガネ先生。私は直前くらいまで知らなかったんですが、このゲームってある程度クリア順に制御がかかっているんですね。苦手なものは早めに済まそうなんて殊勝な心を出さなくて良かったです。危うくとんでもない泥沼にはまるところでしたよ。
 3人目の月詠シナリオを失敗してすっかりやさぐれた私は自力でプレイする気をなくし攻略サイトのお世話になってました。だってもう無駄にやり直すの嫌だし、これ以上そんな理由で悪感情を持ちたくないし。これからプレイする人には攻略情報を片手にプレイすることを激オススメ。ホント、どこまでも無駄に難しいんですよ、このゲーム。
 閑話休題。
 メガネ先生シナリオはひょっとしてその存在自体がネタなんでしょうか。まるでNail素人お断りと言わんばかりの唐突な展開。登場人物がゲームキャラの枠を逸脱した発言を随所で。反メガネ属性である私には先生の言は到底、合意できないのですが、拒否権はありません。その後ろにシナリオも控えているとあっては言いなりになる他なく。
 なんでもお姉さん先生シナリオはNailにとって譲れない大事なものであるらしく、このシナリオはデビュー作の反省点を修整したものなのだとか。………(プレイ中)………。えーと、これで修整した内容ということは前作は一体どんなシロモノだったんでしょうか(汗)。そう言わずにはいられない完成度を誇ってます。H以外は日本史や世界史の3択問題をやらされるだけ、これでどこに感心すればいいのやら。
 同棲後のシナリオも馬鹿馬鹿しさの極致。一体どんな意図でライターはあんなシナリオを書いたのか、本気で理解不能なんですが。小学生でさえミスリードを誘えるかどうか。

 2004年5月10日(月)    3−Days Marriage終了
 モンキーターン18話。今回は原作との差異が少ないんですが、そんな中で気になるのがカットされているの三船と河野さんの出番。声優の問題も絡んでいるんでしょうけど、今後の二人の出番に暗雲が漂っているように思えてなりませんでした。
 このエピソードは洞口復活への伏線のようなものですが、アニメとして見た場合、洞口は憲二に負けっぱなしという印象しかないので正直ライバルに見えません。本来、同期の出世頭のはずなのに。(洞口が優勝した)新鋭王座編をスキップしたツケはこんなところにも現れてきていますな。
 
 仮面ライダーブレイド16話。うーむ。逆転でバスケットマンがクモライダーに。これはちと予想外でした。それにしても、クモライダーは格好悪いですな。デザインといいカラーリングといい他の3人と差がありすぎ。今のところ、必殺技の演出にライダーごとの個性が取り立てて感じられない以上、今後も苦しそうですな。
 そういや今回初めて知りましたけど、橘さんは左利きだったんですねぇ。
 
 「3−Days Marriage」。残るは森下藤子に上村葵トゥルー。
 既に書いたように攻略サイトに100%依存しているので、もう苦労することはなかったんですが、相も変わらず理解不能の正解選択肢がズラズラと。特にカラオケ大会以降はむしろ藤子と葵で逆なんじゃないの? と聞きたくなるほど不可解さ。選択肢とその後の文章が噛み合っていないように見えるケースもちらほらと。選択肢を設定した人(ライター?)はセンスがないと思います。
 肝心のシナリオはこのゲームにしては頑張っているなぁ、と思いながらも苦しさは変わることなく。藤子シナリオは、そんなことは結婚前に解決しといてよ、とツッコミ必至の当たり前の疑問を今さらに展開。死んだ奥さんに自分がそっくりなら最初に聞かなくてはならないことでしょ、それは。その答えに納得いかないなら普通は結婚しないでしょう。
 葵トゥルーはまさに藤子シナリオの手のひら返し。続けてプレイしていると、その朝令暮改ぶりに思わず呆れます。やはり、理由が同じで結果が正反対というのはどうにも厳しいです。特にそれで恋愛対象が変わるのは。皇城父をゲットする作戦もよくわからないしなぁ。手作りである理由は奈辺にあるのでしょうか。そこがポイントでないなら、ただ花嫁衣装を自宅で着ているだけだし。宿泊先のホテルへ吶喊する、くらいの強引さがあれば印象も変わったかもしれませんけど。
 予想外に手こずった「すりまり」もようやく終了。ゲーム感想もアップしました。この日記をお読みの方ならばおわかりかと思いますが、非常に手厳しい内容となりました。事前の期待度の反動もあるとはいえ、それでも不満に感じる要素が多かったです。

 2004年5月14日(金)    アルルゥとあそぼ!!開始
 タイトルにこう書いておいてなんですけど、「リアライズ」既に終わってます。じゃあ、それを先に書けよ、って話なんですけど、なにかうまく頭の中でまとまらないんですよね。ゲーム感想の方はともかく、日記の方では書くネタに困るといいますか。まぁ、何にしろ近日中になんとかしたいと。
 
 「アルルゥとあそぼ!!」。
 まずはりーぽんから始めました。早い話がリーフキャラでポンジャンと。面白いのはヒロインが3作品から登場していることで作品ごとに上がり役が用意されているということ。基本ルールは同じですが、牌の種類も作品ごとに違ってます。
 当然のことながら脱衣ルールで全3ラウンド制。もちろん持ち点ゼロになれば一発でゲームオーバー。コンティニューはありません。ミニシナリオがついていて脱衣ものらしい強引な設定が笑えます。
 しかし、悲しいかな。所詮、脱衣ものはどこまでいっても脱衣ものでしかないんですよね。どのシナリオも最後はおおむねいい感じになるのにHシーンになることはなくそのまま終了。これじゃ18禁というより15禁デスヨ。モザイクも使わないような構図に徹していますし。これじゃ何のためにすばるやアルルゥがいるのやら。
 各原画も非常に良い仕上がりだけに本当に残念。特に「こみパ」の両名。相変わらず瑞希を描く時のみつみ美里氏は気合が違います。かなりのえろーすぶり。ああ、ホントにどうしてあの続きがないのやら。ゲームオーバーメッセージでパイズリしてくれとか言われても叶わないだけに恨めしすぎますよ。そうしたところはすばるも同様。エピローグでHシーンがあったみたいなことを書かれると生殺し度も急上昇。ひどいや、リーフさん。
 それにしても、そのうち完璧版の「こみパ」とか作ってくれないですかねぇ。すばるのHとかコンシューマー版との融合はもちろん、ゲーム発売からこれまで溜まりに溜まっているであろうスタッフの欲望を詰め込んだようなそんなものを。需要もあると思うんだけどなぁ。
 
 続いてRoutesミニシナリオ。本編が2人のライターでくっきり分けられていたようにミニシナリオも仲良く1本ずつ。その内容たるや本編を楽しんだ人なら間違いなく楽しめるでしょう。もちろん私は本編同様、ジジィに笑わせてもらって、世界一がインフレを起こしている方は相変わらず肌に合いませんでした。どうも駄目だね、コイツら相手は。
 しかし、コレほんっとーにミニシナリオですね。驚くほど短いです。書き上げるのに1日かかっていないのではないか、そんな文章量。内容的にも当然薄くてこれがRoutesのファンディスクなら投石ものでしょう。たくさんあるうちのひとつなら、「まぁ、こんなのもありかな」とそういう感じ。

 2004年5月16日(日)    Like Life体験版
 ようやく「リアライズ」の感想をアップしました。まー、世間と同じくあまり良い評価はできません。けして才能がない訳ではないので不満も募ります。良いところはきちんと良くできている訳ですから。でも、そうはいっても本当に続編とか作られても困りそうなんですけど。
 
 モンキーターン19話。先週はおとなしかったですが、またしてもスキップに磨きがかかってきました。中途のエピソードを省いてもセリフに気をつかうことなくそのままなので、かなり違和感が。榎木さんなんて存在自体がほぼ無視ですよ。そして、来週はどうやら沖田や光瀬の新人コンビの登場だけでなく、純の初優勝までカットされそう。なんとも原作者泣かせのアニメですなぁ。
 
 仮面ライダーブレイド17話。仮面ライダーが職業というのは夢がないというか、なんだか切ないですなぁ。公務員だったG3よりもリストラがあるだけ悲しい感じ。それで万引きすると全国放送されてしまうんでしょうか。それともあれはあくまで剣崎の妄想?
 にしてもクモライダーの技はずっこいの一言。ブレイド世界のライダーって結局は自分自身のオリジナル技を持っていない、言ってみれば魔術書を持って呪文を唱える魔法使いみたいなものなのでスペルを奪われたら何もできない。ギャレンならまだ銃がありますけど、ブレイドは剣だけだからなぁ。完全に無力といっても過言じゃないですから。
 ドラマの方では彼女さんが痛すぎ。脚本としての意図は分かりますけど、あそこまで痛い発言を繰り返さなくとも。いくら入ったってセンターの位置からシュートすればバスケだろうがサッカーだろうが文句言われますって。スーパーでの件は話にもならない。まぁ、「良い」とか「おいしい」とかをなんでも「ヤバい」と表現する人間には相応しいですけどね。
 
 「保母さんのエプロン」体験版PUSH!!バージョン。
 なぜかメーカー広報が出現して各キャラクターと顔合わせするだけという体験版と呼ぶには語弊がある内容。今時このボリュームで販促が進むと思っているのでしょうか。まぁ、それだけならともかく、文章とキャラ的にも正直、不安を煽られるものがありました。買うかどうかはかなり微妙になってきましたよ。今頃気がついたけど、CD1枚だし。
 
 続いて「Like Life」体験版PUSH!!バージョン。どうやら今現在、公開されているものと違って短いみたいです。ボイスもないですし。内容の方はヒロインの一通りの顔見せとサンプル的なHシーンがひとつ。
 テキストはえらいテンションが高くて非常に疲れました。登場人物が揃いも揃ってボケのボケ倒しみたいな連中ばかりなので。常識人が一人もいないのもツライところ。そんな中で唯一の光明は転校生その2(少なくともその3までいるらしい)の有川あとり。彼女自身が特別に優れているのではなく、多くの登場人物の中で彼女だけがボケ役じゃないから。このゲームを買うかどうかはわかりませんけど、買ったら確実に心のオアシスになりそうですよ。
 ちなみに唯一のHシーンは随分と後のことなのか、主人公の態度が180度違っていたのが印象的でした。さすがにこういったあたりまで辿り着けばあまり気苦労はしなくて良さそうデス。それとここのモノローグでおっしゃっている昨日のHシーンというのはちゃんとあるんでしょうね。ちょっと軽くは聞き流せない内容でしたよ。
 「Orange Poket−オレンジポケット−」から引き続いての例のシステムは出現前に予告があったり、タイマー表示があったりと改善が見られて良い感じ。
 CG的には微妙な面も。一部のキャラの立ちCGはどうにも出来がよろしくないような。特にメインヒロインの結未はまるで別人というか、イベントCGの方が明らかに魅力的で困ります。そんなつまらないことで彼女への印象を悪くしたくないんですけども。
 どうも本作を見ていると「なないろ」を思い出してしょうがないです。ホームページの日記といい、原画家といい、作品の雰囲気といい、立ちCGとイベントCGの乖離といい。
 
 「Zガンダム」の映画が来年公開予定とか。サイトが開設されただけで詳細は一切わからないんであれですけど、「作らなければ良かったのに」とか、そんな感想を抱くような出来にならないことを祈るばかりです。つーか、1本だけで終わらせるつもりなんですかね。個人的には最低でも前後編くらいに分けた方がいいと思います。

 2004年5月18日(火)    ラムネ体験版のようなもの
 先日、恒例のお返しディスクが届いたので早速プレイしてみました。といってもいつもとは趣が違う内容なので連載の「みずいろ」はありませんし、ご褒美の120円シリーズは夏しかプレイしていないので「ラムネ」の体験版くらいしか触れるものはないんですが。
 今回は新規実装のシステムのお披露目が主な目的らしいのでボリュームは少なめ。その内容もこれからいくらでも変化するとかしないとか。また、これとは別に本編と同じ形式のキャラクター紹介も用意されてます。
 新システムはかなり使い勝手が良さそうで好感触。まぁ、さすがにこれまでのものでは色々と苦しくなってきましたからね。ちょうど良かったのではないかと。
 用意されたシナリオは所詮、仮初めのものかとは思うんですけど、それを踏まえた上であえて言うならなんか「みずいろ」の焼き直しみたいな作品になりそうってことでしょうか。義妹、ポンコツな幼なじみ、強気なチビッコ(年上ですが)、特殊な先輩と似たような属性の先発陣に過去パートを今回も用意、やたら似通った主人公宅の内装、主人公のデフォルトネーム(健二→健次ですよ。スタッフの名前なんでしょうか?)などなど。細かいところを挙げていけばまだあるくらいで。
 実のところ、これは「朱」の不評を受けての鉄板の作りなのかもしれませんね。あまり冒険をしないという。もしくはまた「みずいろ」みたいなゲームを作って欲しいという要望が強いとか。
 キャラクターをひとりひとり見ていけばわりかし魅力的なメンツが揃っているんですけどね〜。年上チビッコの声優が青山ゆかりさん、なんてのは良い配役ですし、ねこねこ名物のぽんこつさんもそのぽんこつぶりが立ちCGの見た目で表現されたりしていてなかなかです。しかし、妹とぽんこつさんがなぜかたまにメガネをかけているのはどうかと思いますが。デビュー作のメガネが超不人気であったことはもう忘れたんでしょうか。
 ただ、ねぇ……。ライターの一人は「てのひらを、たいように」のたいように編のライターですからねー。何本担当するのか知りませんけど、期待しろって方が無理デスヨ。どうせなら「てのひらを、」編のライターが入社してくれれば良かったのに。
 立ちCGにも新しい試みが。登場時とかにちょっと動いたりすることがあります。イメージとしてはジャンプして着地した時の体や髪の動きを表現しているという感じ。動きの内容はともかく、これが嬉しいかと聞かれると微妙なところ。サービス的な意味合いではなくて心の機微が動きから垣間見えるとか、そういう使い方をするなら面白いと思うんですけどね。

 2004年5月19日(水)    巣作りドラゴン体験版
 ソフトハウスキャラの体験版はいつも省エネサイズなので未だISDN環境の私のトコではとても助かります。根性ない私はせいぜい80MBくらいまでしかダウンロードしません。Meの不安定さも足を引っ張るしねー。
 閑話休題。
 お試し内容はオープニングに10ターンほど遊べます。省略されているところはそれなりにありそうですけど、ゲームの基本はばっちり体験できるようです。セーブができないのが気になるところですが、最初のプレイでじっくり進めても1時間から1時間半くらいで終わると思います。
 ゲームの概要はタイトル通り巣作り。主な行動は以下の通り。
1、ダンジョンのモデルチェンジ
2、ダンジョンを護衛するモンスターを雇う
3、結婚のためにHの技量を上げる
4、ヒロインと会話
5、街を攻撃する
 1〜5は1ターンにどれかひとつしか行うことができません。
 順番に説明していくと、1はブロックごとにどのような部屋や罠を設置するか。模様替えなので後からどんどん変更していくことができます。
 2は1とも絡んでいますが作ったダンジョンをどのようなモンスターに守らせるか。主人公は戦いません。ドラゴンが暴れると巣が壊れてしまうため。
 3は捕虜を相手にしたHの練習。ここにヒロインが同じように絡むのかはよくわかりません。恐らくはフラグを満たしての固定イベントだと思われますが。
 4は自分の手元にヒロインがいると可能になるようです。単純に好感度を上げたりイベントを進めるだけではなく、巣作りの内容に影響を与えることもあるようです。例えば獣人ヒロインのユメだとダンジョンの前に畑や果樹園を作ったりできるようになります。
 5はこれを行うことによって貢ぎ物を得ます。やり過ぎると貢ぎ物が少ないだけでなく強力な侵入者を招いてしまいます。逆に攻撃が弱過ぎるとなめられてしまい、やはり貢ぎ物が減ってしまいます。基本的にはこれが主な収入原になるようです。このパートはちょっと変わった感じのカードゲーム(カードの選択次第でどれくらいの加減で攻撃するかが決まる)になっています。
 自分の行動が終わると(街を攻撃した時など)侵入者がやってきます。1で作ったデザインのダンジョンが表示され、その上で侵入者と2で雇ったモンスターのチビキャラ同士が戦ったり、罠が発動したりします。視点はオートですが、このちまちまと動く様子が見た目に楽しいです。ちなみに進行速度も選ぶことができます。
 この後に収支報告が出て1ターンが終了。基本的にはこれの繰り返しになるようです。
 一連の巣作りはかなり面白いです。1ターンに要する時間も長すぎず短すぎずほどほどですし、システムもわかりやすくなってます。それぞれのパートも見た目に効果が確認できるだけでなく、手応えとなってしっかり返ってくるのでやりがいがあります。1ターンの行動が限定されているのが功を奏しているのではないかと。
 ゲームシステムも前作「レベルジャスティス」で何かつかんだのか、かなり洗練されてきていて使いやすかったです。自分たちの作りたいもの、やりたいことを形にする能力が一段階上がった感じ。見た目がごちゃごちゃしておらず、すっきり見やすいのも好印象。
 今回はヒロイン一人一人にエンディングがあるそうですし、人数分はしっかりと遊べそうです。イベントひとつひとつは「レベルジャスティス」同様に楽しそうですし。今から6月25日が待ち遠しいですわ〜。
 
 ぱにぽに5巻を買いました。普通に買えばいいのに何を間違ったか初回限定版を。ちゃんと嫌なオーラを感じ取れよとレジに向かう前の自分に言ってやりたいです。
 初回の中身はショートコミック劇場。早い話がアンソロジーです。スクエアエニックスお抱え作家の。まぁね、ネタ元がゲームであるなら媒体も違いますし、遊んだ時の雑感をネタにすれば最低限のものはできるんですよ。しかし、、ネタ元がギャグ漫画で、そのほとんどは自分のオリジナル連載も持っていないような執筆陣がギャグで、しかも原作者と同じ土俵で勝負して面白いものに仕上がる訳がない。ありえないんですよ。その程度の漫画家ならそもそもこうして優遇されているはずがありません。あずまんが大王のギャグ主体の同人誌を買うのがいかに無謀か、これと同じですよ。
 まー、(買った後の)予想を遥かに上回る駄目っぷり。よくぞここまでという情けない内容には思わず悶絶せずにはいられません。特に一応は自分の連載だって持っている人気作家(?)結賀さとるのそれは酷い。よくこんなみっともないネタで載せる気になったと感心します。
 ちなみに本物の方はいつも通り大変面白かったです。個人的お気に入りである鈴音の出番が少なかったのは残念ですが、珍しくくるみに脚光が当たっていたので良しとします。たぶん一瞬の光に過ぎないとは思いますけど。

 2004年5月21日(金)    憂ちゃんの新妻だいあり〜開始
 本日のお買い物は結局、上記の1本のみ。パッケージには少し惹かれましたけど「保母さんのエプロン」は見送り。体験版ってやっぱり大事ですよね。パッケージといえば「憂」の方ですけど、しばらく前からホームページ上で公開されていたものが採用されているんですが、これがどうにもあまり可愛くないような。下着を着用していたら裸エプロンとは言えませんよ? これと同時に買ってきた今月号のPUSH!!の表紙の方がよほど可愛いし、エロいんだけどなぁ。
 で、ゲームの方は現在4月が終わったところまで。予想通り面白くて非常に満足しています。フェイスウインドウの動きがよりアグレッシブになって効果倍増。もちろん例の口癖も健在で嬉しい限り。
 「行殺新選組」とは比べるべくもありませんが、ウインドウの内の動きに関してはかなり頑張ってます。フェイドアウトとかいい感じです。あえて難を言うならへこんだ時には縮小カットではなくて、専用のSDカットがあるとなお良かったかと。あとは照れているカットと感じているカットがときに同じというのがどうよ、というくらいで基本的には全く問題ありません。良いお仕事です。
 新婚生活はこれぞ、と言わんばかりの甘々っぷりがギュー。恥ずかしくなるというよりは微笑ましい感じが個人的にツボ。「Routes」とは違うのだよ、「Routes」とは。というメッセージが脳内によぎります。
 前作から感じていましたけど、これはヒロインだけの魅力ではなくて主人公の描写が非常に巧いんだと思います。必要最小限ながら適度の個性付けができているのが勝利の鍵かと。花の知識がちゃんとあることを感じ取れるのが大事なポイント。口ばっかの世界一さんではこうはいかない訳です。
 エロ度は予想以上で驚いてます。正直、掛け合いには期待していましたけど、エロ度はほどほどしか期待していなかったので。今後に配信されるダウンロードコンテンツも楽しみです。つーか、これってやっぱり中古対策ってやつなんですかねぇ。それは構わないですけど、個人的にXUSEさんにはディスクレス起動をお願いしたいところ。XUSEのファンは切実に願っていると思うんだけどなぁ。ファンであればあるほど大変という皮肉。せめてエロ重視のゲームだけはなんとかならんものでしょうか。やっぱりHDDが圧迫されてくると起動ディスクが必要だから、という理由で消すこともあるんですよねぇ。
 話が逸れました。本作において私がもうひとつ評価する大きな理由。それは「Floralia」同様に時として憂のモノローグ(日記もあり)があるということ。洋介と一緒にいない時のことも描かれているということ。これが非常に大きな魅力。このカップリングを好きな人にとっては本当に大事なことです。この作り込みなら本作をプレイしてから「Floralia+」を買う人もいるんじゃないですかね。
 と、ここまでかなり褒めちぎってきましたが微妙に気になる点もないでもなかったり。システム的には次のボイスが発声されるまでクリックしてもボイスがキャンセルされない点。しかも、コンフィグで調整不可というのもショック。
 4月を終えて選択肢の内容が「どこに出すかだけ」、であるということ。まさかこの選択だけでシナリオが分岐するんでしょうか。取りあえず1周目の洋介くんは学生の間は子供は作らない、というスタンスで進めていますが果たして。今後、まともな選択肢はあるんでしょうか。
 
 今月号のテックジャイアンで戯画の「らずベリー」の詳細が公開と知ってすかさずチェックするも肝心の一番知りたい情報がわからず激しょんぼり。だーかーらー、ライターは誰なんですか。そこが何より大事なのに。さらには原画がねこにゃん氏だけではないと知って二重の衝撃。なーにーゆーえー。
 
 PUSH!!7月号を購入してこれまで見ていなかったデモを一気に見る。
 「姉、オレ、妹〜教師、同級生、後輩のカンケイ〜」:話題になっている原画家の望月望氏のボーカルを初めて拝聴。予想よりはずっとうまいですな。少なくとも一緒にカラオケとか行けば素直に巧いなと感じるかと思います。歌詞が微妙に歌いにくいところもあるんで最終的な評価は保留ですが、これなら今後は恒例になるかも。
 肝心のデモはごく普通の仕上がりながら一ヶ所、ブーツがくるりと回っている表現はなかなかよろしいんじゃないかと。なかなか目を引かれました。
 
 「Angel Wish」:全編アニメでちと驚きました。劇中にアニメってあるんでしょうか。まー、それはともかく、このデモには目的のようなものが見えません。なぜ、アニメにしたのか、何を表現したいのか、それらがどうにも曖昧。つーか、サッパリ動いていないんですよ。これならプログラム制御で効果的にCGを見せた方がずっと良いような。一番感心したのはブランドロゴが表示されていた冒頭でしたよ。ええ、あの背景はとても綺麗でした。途中から違う世界に紛れ込んでしまいましたけど。
 
 「ホワイトブレス」:見れば見るほど本作のCGは良いですなー。思わず唸ります。相変わらずシナリオに不安が残るのは確かですが、ここまで綺麗ならCG(原画)買いでいいや、ってことになりそうです。実際、デモ中のメッセージを見ても不安しか感じません。特に最後のはなんだか怖いです。ヒロインが駆けていく先には踏み切りがあるんですが、まさかソンナコトナイヨネ、カンガエスギダヨネ。
 
 「奥さまは巫女?R」:ん〜、やっぱり個人的にUNDER17は駄目です。どの曲を聞いても同じにしか感じられません。ファンの人にはホント、申し訳ないながらどうしても肌に合わないんですよ。まー、こういう事情を抱えた人間ですから説得力はないですが、デモとしては「奥さまは巫女?」バージョンの方が良いと思います。歌詞としてもゲームにはこちらの方が合っているのではないかと。
 予告編はお約束ながらライターの丸谷秀人氏のセンスが出ていて二重丸。良い感じに期待を高めてくれます。

 2004年5月24日(月)    憂ちゃんの新妻だいあり〜継続中
 モンキーターン20話。予想通りのエピソードスキップ。何やら話によると続編が決定したそうですが、ここまで削っておいて何を言っているのやら、という感じですな。こういうのは財産なのにどうして粗製濫造を進めるようなことをするんでしょうか。ホント、理解に苦しみます。深夜だから視聴率だってほとんど関係ないのに。来週は捏造エピソードのようである意味、楽しみ。
 
 仮面ライダーブレイド18話。どうもあのクモの考えていることはよくわかりません。ブレイドのカードからアンデッドを開放したかと思えば自分から攻撃したりと意図がわかりません。というか、ふと疑問に思ったんですが、あのカードってライダーなら誰でも同じように使えるんですかねぇ。それなら単純に強奪すればいいって感じですが。違うならああいったこともキャッチ&リリース(違)みたいなものでわからないでもないというか。
 
 「憂ちゃんの新妻だいあり〜」。現在ようやく8月に突入。選択肢の内容もまともなものが出るようになってきました。しかし、6月に入ったくらいから徐々に不穏な空気が流れ始めてきたのでした。前回の日記であれほど誉めたにも係わらず。
 Hシーンは惜しみなく次から次へと投入されるんですが、基本通りというか少しずつ過激に、その幅も広がっていきます。広がっていくんですけどね……。コスプレなんかも当然あったりするんですが、その多くがこれまで使った通常Hの差分CGなんですよ。大しょんぼりってやつデスヨ。せっかく新しい姿を見せてくれても、それが見た覚えのある構図ではねぇ。少なくともエロ度においてはまるで期待ができない訳で。道理でCG鑑賞を見た時にやたらとパターン数があったはずだよ(XUSEのシステムなんで今回もクリックひとつで好きな差分が見られますし、その存在もわかります)。
 基本的にメインを張るヒロインは一人。よってコスプレHは大きな楽しみであるはずなのにこの処置は非常に残念。差分じゃないのはお外に行く時だけですからねぇ。
 で、これと相互に作用して感じるようになるのが日常の単調さ。二人きりでいちゃいちゃしたいがお邪魔な人たちがやってきてなかなかうまくいかないけど、基本的に夜はしっぽりと。最初は微笑ましく、エロく感じるそれは段々と飽きてくるんですな。夜のHシーンも機械的なシステムに変わってしまいますし。贅沢を承知で言うなら、やはり山もなければ谷もない平坦なまったりロードは長く続けるには限界があるんじゃないかと。例えば、せっかく家から離れて海に行ってもハプニングひとつ起きないのではテンションが維持できなくとも仕方ありません。
 5月くらいまではホント、文句のつけようもなかったんですけどねぇ。CGをそれほど用意できないというならこんな長い話にしなくても良かったんじゃないかと。
 
 最近、にわかに気になってきたのがCielブランドの「そらのいろ、みずのいろ」。もともと公開されていたCGを見ても水着の日焼け跡がエロ過ぎ! という感じではあったんですが、いつの間にか公開されていた(ジャニスのホームページはどうも追加情報の履歴がわからない)HCGがすさまじくエロいです。そのエロさに思わず悲鳴を上げそうなほど(どんなだ)。Tony氏の仕事は芸術ですなぁ。
 タイムリーにもデモが公開されていたのでそちらも視聴。これがなかなかの仕上がり。スピード感のあるというか、強弱のつけ方がとても巧いです。小道具(生き物だけど)のアイデアとその演出も秀逸。
 といった流れですっかり欲しくなってしまったのですが、問題は発売日。よりにもよって6月25日ですか。既に3本が候補に上がっているというのにいったいどうしたものやら。もうちょっと分散してくれたらいいのに。

 2004年5月25日(火)    憂ちゃんの新妻だいあり〜継続中2
 ようやく1周目が終わりました。多少、テンションが下降気味だったとはいえ、よもや火曜日までかかるとは思いもせず。まー、あまり繰り返しプレイするゲームでもなさそうなんでこんなものでいいんでしょうけど。
 結局、最後までまったりしたまま終了。仲が良いのは構わないのですが、9ヶ月も生活が描かれていて小さな喧嘩ひとつしないのはさすがにどうかと思います。このへんも飽きやすい原因じゃないでしょうかね。しかし、それでつまらなく感じるほどでもないので、このゲームの楽しみ方っていうのは一気にやるよりも少しずつ進めていくのが正解のような気がします。1日にゲーム期間の1ヶ月くらいがいいんじゃないかと。
 
 本日、個人的に嬉しいことがありました。相互リンク先のひとつである二次元陳情さんのページが久しぶりに更新されたのです。これは私のネット生活にとって非常に重要なこと。いやー、3ヶ月は少し長かったデスヨ。日参しながらも途中で、もしかしてもう閉鎖する気になってしまったんじゃ……、とか不吉な考えが頭をよぎってしまいましたから。
 肝心のレビューの方は相変わらず楽しめる内容で大満足。当該ゲームに対する知識がほとんどないのに楽しめるというのがとても大事なポイント。今後も期待しております。身勝手なことを言えば1ヶ月に1回くらいは更新されると嬉しいなぁ、と。一ファンとしては。
 懇親会に書かれている内容は私も少なからず同意します。確かにわざわざ書くのもなぁ、と思うくらい特徴の少ないゲームも少なくないですからねぇ。特に萌えゲーってやつは。いうまでもなく私にも萌えはよーわかりません。
 私の場合、それでも基本的に書くようにしているのは読んでくださる方がいるから。他のページと似通った意見であっても、私がそうであるというのは書いてアップするまで来てくださる方にはわからないから(まぁ、日記を見れば概ねわかるという話もありますけど)。まぁ、こんな風に考える一方で、点数をつけていないページなのだからやはりあまり意味はないのかも、なんてことも同時に考えているんですけどね。

 2004年5月28日(金)    スパロボMXその1
 今週の買い物は表題の「スパロボMX」に「Angel Wish」、「Like Life」の3本。エロゲーを2本買いましたが、これは恐らく非常にちまちまとしか進まないでしょう。スパロボに疲れた合間に少しプレイする、くらいの感じで。まー、熱中度の違いというか期待度の差というか。特に「Angel Wish」は設定に全く興味はなくて原画だけで買った作品ですからねー。ですから、今の内にばんばん修整ファイルを出しちゃってください。ましてや今時、セーブデータを使えないなんてものならなおのこと。気付かない人には脅威の修整ファイルですよね。問答無用でセーブデータを破棄してしまうんですから。容量も10Mあるし。
 閑話休題。
 早速始めている訳ですが、第二次αの時と同じように疑問点が山のようで試行錯誤しながら解明していっているという状況。親切なように見えて親切でないのがいつものスパロボの各種説明なのですが、今回も相変わらず。武器の詳細の項目とか知りたいことがサッパリ書かれていません。マニュアルも最低限だけでどうにもこうにも。せめて今回からの変更点とか新システムはもうちょいしっかり書いて欲しいものです。初めてこのシリーズに触れる人なんて援護攻撃と支援攻撃の違いがわかりませんよ、絶対。写真はないし、日本語からして不親切だし。「特殊な援護攻撃です」だけじゃねー。意味わからん。
 今、一番困っているのが戦闘中に現れるコンテナ。マニュアルには何も書かれていないと思うんですが、回収する必要があるのかどうか。とらなくともシナリオ終了後に獲得表示は出るんですけど、それが複数でも得られるのかどうか。そもそもその逃したコンテナもどこにあったのかわからなかったんですよ。真面目に拾っていたつもりだったのだけど……、という。今のところ拾わなくても良さそうにも思うんですが、それならなぜ表示されるのか、という疑問が残りますし。うーん。
 1周目はリアル系で進めてますけど、今回は主人公に魅力ないですな。もちろん、単純に選択肢がないだけで不満に感じやすい、ということはあるんですが、それにしてもデザイン及び設定に魅力が足りない感じ。23歳で最年長と嘆くパートナーはちょっと可愛いですけど、それだけでは。
 そういや専用マシンの名前も設定可能なんですけど、名前と呼び方で文字数が違うのはどういうことか聞きたいところ。それも呼び方の方が短いのはどういう理由からなのか。大層困りましたよ。
 お気に入りの作品は当然のように機甲戦記ドラグナーを設定。個人的には初めてスパロボに参戦してくれた訳ですし、他にこれという作品もありません。強いて挙げればGガンかマシンロボところですか。主人公が第二次αくらい魅力があればそれを選んでいたんでしょうけれども。
 これから睡眠時間の少ない日々が続きそうですな。ちなみに「「憂ちゃんの新妻だいあり〜」は既に終了してます。早いところゲーム感想を書きたいのですが、スパロボの魔力がなかなか。なんとか頑張るデスヨ。

 2004年5月29日(土)    スパロボMXその2
 熱心にプレイするも未だシナリオ10くらい。にも係わらず5か6くらいで早くも2軍が出る始末。ちょっとユニットが増えるペースが早すぎるような。もうレベル調整しているくらいだしなぁ。やっぱ部隊を2分割とかするんでしょうか。
 昨日から今日にかけてようやく幾つかの疑問が解消されました。中でも一番気になっていたEWACがわかってすっきり。まぁ、強化パーツの弱バージョンを拾ったからわかったんですけども。それにしてもD−3は強力ですな。攻守に30パーセント補強ですからねー。敵にマップ兵器が出るまでは密集隊形が基本ですな。
 それとDチームの合体攻撃のルールも何となく把握してきました。恐ろしいことに連続で次々使うことが可能なんですな。もしかしたら援護攻撃にも使えるのかも。しかし、恐怖のトリプルアタックって原作と違うよなぁ。そもそも攻撃をD−1しかしていないというが何とも。地面にたたき落としてから集中砲火とかにすればいいのに。
 支援攻撃はまだなんだかイマイチ使いにくい印象があります。利点がどうもわかりにくいというのも。もちろん最大4体まで参加可能というのはわかるんですが、その威力とかがよくわからないんで、戦術として計算しにくいんですよね。もっぱら使うのは援護攻撃ばかりという。
 地形適応は今回なかなか笑えますなー。陸に対して適応が低ければ地上の移動距離が短いというのはわかるんですけど、空に対して適応が低いからって地上よりも空の方が移動距離が短いというのはどうよ、という気がします。間にビルがあろうが森があろうが空よりも早いという。何のために空を飛べるのデスカ? 地形効果も得られないし、ホントに意味ないと思うんだけどなぁ。
 インターミッション中のステータス画面がどうにも不親切。合体攻撃だとか気力が溜まらないと現れない武器が全く出ないんですよねー。これは本当にどうにかして欲しかったところ。特にゴッドガンダムは兵装自体が変わってしまうだけにないのはどうかと思います。
 登場作品はここまで大体の作品は一度は顔見せしている感じ。残るはダイモスくらいでしょうか。あとマジンガーZが出ていないといえば出ていない感じ。甲児は出てますけどね。逆にゼータも出ていません。出ているのはダブルゼータにも登場した機体のみ。いつまでも百式やゼータにいけ好かないガキを載せていたくないんですけどね。いないのでは仕方ないです。
 多くの作品はやはり一度顔を見せてまた今度、というもったいつけた登場の仕方が多いです。そんな中であまりにも良いタイミングで、しかもあまりにも痺れる形で現れたのがロム兄貴。その役者ぶりには思わず叫びそうなくらいでしたよ。もう一生ついていくわ〜、という感じです。素敵すぎ。もうこのゲームで一番の演出かもしれないくらいの格好良さ。もう今から兄貴のために貯金を始めようかしら〜。
 
 戯画の「らずベリー」のページがリニューアル、っていうかようやくまともに開設。主なスタッフも公開されたのですが、残念ながら個人的に懸案であったライターは丸戸史明氏ではありませんでした。企画屋の人ではありますけど。以前にも書いたように原画家も二人制ですし、買うかどうかはかなり微妙。ストーリーを見る限りエロ重視ゲーっぽいのでイベントCGのサンプル次第ですかね。
 いつものように事前人気投票をやっているんですが、これがあまりにも残酷な結果を生みそうです。ヒロインは6人で担当は綺麗に3人ずつ。ここまで書けばもうおわかりでしょうが、上位3人はねこにゃん氏が生み出したヒロインが独占。しかも、わずか二日でこれ以上ないほど歴然たる差がハッキリと。個人的な感想をいえば容姿に越え難い壁が存在しています。これはひとえにこの二人の原画家を組ませた戯画の責任ではないかと。このまま終われば、ですけど(不正投票とか2ちゃんとかに呼びかけての組織票とかでないと無理そうだけど)。FC02の「あいかぎ」に匹敵するレベル差ですよ。

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