遅ればせながら「ときどきシュガー」の感想をアップしました。長所と短所が奇妙に同居している今作ですが、インパクトが弱くなったのがツライところかと。荒削りでもパワーを求めたいです(システムは別ですけど)。
ガンダムSEED19話。先週とは打って変わって話が進展しております。つーか、途中かなりはしょってますよね。
もうサイの行動は何が何やら。敵が攻めてきていないだけまだ良かったですけども。なんとも小学生的発想ですわなぁ。サイだけでなく今週の展開は全体としてなんだかダブルゼータ的、そんな風に感じられました。ま、それはそれとしてフレイの反応はおかしいと思います。あそこはどう考えても鼻で笑うところでしょう。来週はなんかがっかりしそうな気がしますよ。「穏やかな日に」でアレというセンスはいいかもですが。今さら言っても詮ないことですが、SEEDヒロインにはもっと慎みを。
着々と伏線を張っているのはカガリで、どうも彼女は高い身分の人間のようですな。個人的には父を裏切り者と呼ぶ彼女はてっきりコーディネーターかと思ったんですが、ここ数週の様子を見る限り違いそうですね。
仮面ライダーファイズ3話。おお、なんかまともに面白いかも、とか思えるようになってきましたよ。あのメル友の男女が敵同士になってしまうんですよねぇ? 間違っていなければ結構よろしい展開になるんじゃないかと。あ、でも会ったことはないんですよねぇ。それだとちょっと。
そういえば無愛想な主人公、巧くんは現役高校生なんだとか。悪いが全然そうは見えません。かなりのフケ顔ですな。
ファイズの武装の格好悪さもどうにかならないものか。携帯電話型の銃、懐中電灯にしか見えない必殺キックのパーツ、MDウォークマンに見えるナックル。玩具化しやすいのはわかりますけど、利点がそれしかないような。
「モエかん」。1人目は実相寺冬葉。
驚きました。何が驚いたってあーた、ゲームオーバーでなくトゥルーエンディングを迎えたのにHシーンが出てこないんですから。エロゲーでそんなのには初めて出会いましたよ。エロ薄のKeyのゲームだってそんなことはないんじゃ(「Kanon」とか選択肢次第で回避は出来るんでしたっけ)?
結局、発見したHシーンは凌辱方向バッドエンドのみという付け足し具合。コンシューマーに移植する野望でもあるんですか? かつてここまで移植時の処理が楽なゲームは見たことがなく。
シナリオは微妙。「AIR」のDREAM編とまでは言いませんけど、それに近い催眠音波が出ています。もー、眠いったらありゃしません。架空世界でありながらこれほど興味を引かない日常描写が可能とは恐れ入ります。
まず、仕事は退屈なものだよ、というまるで教訓のような主人公の生活。脈絡のないシーン繋ぎ。モノローグとセリフで同じことを繰り返す主人公。同じ文意を繰り返す傾向のある地の文。自己主張に乏しいヒロインズ。不整合の見られるシナリオ。
そんな訳で共通ルートは相当に厳しいです。個別ルートに入ってからはいくらかましになりますが、選択肢がほとんど出てこなくなるのでゲームをしている気がしません。序盤での世界観に馴染ませることが充分に出来ていないことと、展開の描写の省略が相まってプレイヤーは置いてきぼり風味。よほどストーリーが気に入らないと厳しいように思います。
にしても冬葉の能力の荒唐無稽さに唖然。アポーツがおとなしいと思える能力はマーブルファンタズムですか? 真祖と同じ能力を持つメイドとは驚きです。おまけに治癒能力まで持ってますし。
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