仮面ライダーファイズ1話。うーん。まず間違いなく言えることはファイズは格好悪いということ。龍騎に勝るとも劣らぬデザインセンスですな。むしろ怪人の方が格好良いという。
導入部が導入部なもんで勇治くんが仮面ライダーかとばかり思ってましたよ。その思い込みのせいで後半はすごくびっくりでした。つーか、おまえが主人公かよって感じで。だから次週以降の勇治くんの運命が気になります。あの状況でいつかはライダーに倒されるんじゃ不憫にも程がありますよ。「君が望む永遠」の水月シナリオの遥のようだ。まさに踏んだり蹴ったり。
「木漏れ日の並木道」。2人目はメインヒロイン雪桜姫乃。
んー、だいぶ短くなりましたね。スキップを使用した2周目の春はさらっと終わってしまいます。夏からが本番という感じで。時間にすれば5時間くらいでしょうか。
シナリオは相変わらず悪くはないんですが、すごく良いとも言えず。最重要ポイントである恋人になる(未来に対する気持ちに整理をつける)過程がどうにも。逆に言えば他は全く問題ないと言ってもいいくらいなんですが。
楓の時もそうでしたが、なにか体で心を揺さぶろうとしている、そんな風に感じられてなりませんでした。ヒロインというよりはライター的に、という感じですが。未来は精神的な存在になっているのだから精神的なところできっかけを作って欲しいものです。あと主人公が基本スペックの高さに頼ってほとんどなにもしないのが気になります。
タイトルにもある並木道に関するエピソードは楓の方がずっと良かったです。というか、再会した時くらいしか姫乃のまともなエピソードはないような。
細かいところではこのシナリオでの楓の顛末が憐れを誘います。政略結婚することを知らない二人は呑気にきっと幸せになるよ、とかほのぼのまとめてしまっているのがなんとも。
もう一点。息吹が新メニューを試す際に本屋で立ち読みしてメニューを暗記したという時のくだり。彼女曰く、隣の女子校生はメモまでとっていたとか。これってもしかして桜塚恋@「Canvas〜セピア色のモチーフ」ですか? シナリオが同じ宮村優氏ということでシナリオ的お遊びか単なる偶然か気になるところです。
3人目と言ってもいいものか。恐らくは姫乃シナリオを終えると進めるようになるうエクストラシナリオ。きっとあるだろうと思っていた中里未来シナリオですよ。
や、姫乃の印象が消え去るほどの出来た奥さんぶりを発揮しています。この点においてライターの意図は完全に成功しているかと。シナリオサイズは恐らく最小であるにもかかわらず、インパクトは最大のものを持っていると思います(まだ途中にもかかわらずこういった発言を)。
立ちCGはもう一歩というか、イベントCGの破壊力ありすぎ。それだけに枚数の少なさが惜しまれます。そのCGもここで全部使っている訳じゃないしなー。
Leafの「Routes」のデモが公開。これを見たら俄然、期待が高まってきましたよ。シンプルながらキラリと光るところのあるデモかと思います。低解像度にしては綺麗ですし。曲も個人的に気に入る内容でした。繰り返し聞きたい感じ。
Bonbee!の「ALMA−ずっとそばに…−」の発売日が3月28日に。気がつけばこの日になってました。ま、当タイトルに関しては少しも驚くに値しないことだと思います。またこれが最後の延期とも限らないですし。
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