徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2002年12月1日(日)    Caliz終了
 無事終わったので「Caliz」のゲーム感想をアップしました。何と言うか、覚悟しても厳しい出来だったような気がしますよ。次はどうしますかねぇ。せめて前作レベルに戻って欲しいですよ。
 
 仮面ライダー龍騎43話。あー、今回はすごくすごーくすっきりしましたよ。タイガがボコられているだけでストレス解消状態。キャラが弱い奴が活躍というのは面白くなかったですからね〜。個人的には一気に退場で良かったのですが。
 フリーズベントが初めて破れた訳ですが、問題なのはあれはオーディーンを除けば複数モンスターを持っている王蛇にしか出来ないのではないか、ということ。だとしたら、やっぱり狡さはそのまんまなんですよね。
 北岡秀一の紹介状はまるわかりな展開でしたが、それでも笑わせてもらいました。ナイス墓穴ですよ。新人くん。でも、来週はまた北岡先生の株が下がりそうな予感。あのスーツ姿は新人くんじゃないの? なんかヘーコラしてましたけど。
 
 しばらく前の話題ですが、ソフトハウスキャラの「ブラウン通り三番目」のCGなどが公開されてます。奥さんキャラ可愛いです。こんな奥さんいるのに浮気とかしちゃう訳ですよ、主人公は。心配なのは開発進行度ですか。来月末発売予定で今の感じだとマスターアップが厳しそう。でも、1月はえらく多いからその方がいいのか、な?
 
 D.O.の「家族計画〜絆箱〜」のサンプルボイスが公開。1人目は長女たる青葉。声優は北都南さんが担当。聞いてみた感じ、最大の魅力たる悪口雑言の機銃掃射は問題ないかと。ただ、声のイメージはなんか違うなぁ、とか思いました。まぁ、聞いている間に慣れそうですけど。
 他にも同梱されるグッズもリストアップされてますが、個人的には嬉しくないものばかり。絵柄だけを楽しみにします。それとここに描かれている末莉のカットはなにか妙に媚びが見えるようで……。

 2002年12月3日(火)    ドリーなみずいろ1回目終了
 「Caliz」が想像以上に早く終わってしまったので手を着けました。ドリーの起動は「こみパ」以来なので実に1年4ヶ月ぶり。コネクタを強く差し込まねばならないもことも忘れていました。おかげで原因を探してモニター前で格闘すること十数分。気がつくまで自分が馬鹿になったような気がしていましたよ。
 1人目はぽんこつさんな早坂日和。
 印象は前と同じくエピローグがもったいないな、ということ。あまりにもあっさり日和との仲が修復できてしまうので、ラストの有り難みがないというかカタルシスみたいなのが薄いんですよね。そりゃまぁ、一緒にジュースを飲むためには恋人同然でなければならないから仕方ないんですけど、このへんはジレンマですかね。正直に言ってしまえば体が覚えている、言わば条件反射な訳ですから、何かの拍子にストローを巻いてしまったみたいな方が良かったのかも。それなら親密度がそれほどでなくともいいんですから。あの行動は明らかな期待の現れとも言えますからねぇ。
 ドリー版の特徴について。
 オープニングアニメはちとどうかなと。使っているカットもそれを活かすスピードもなにか中途半端な気がします。ちょっともったいないような。
 選択肢で出現するヒロインアイコン。私の家は21インチなんですけど、それでも小さくてよく見えません。特に過去パートはモノクロなので余計わからず誰が誰やら。それと重要選択肢では汗汗表示になるんですが、初めてプレイする人はきっと驚くと思います。だってほぼ全ての選択肢が重要な上、どの選択肢もどう考えたって重要そうには見えないんですから。つーか、中には内容同じの選択肢があるような。まぁ、この辺はパソコン版と同じな訳ですが。
 既出ヒロインのCGは同じかと思いきや遊園地のシーンで新規CG1枚あり。各ヒロインごとに追加があるなら嬉しいですな。CGの出来は問題ないんで。
 それにしても改めて思うはコントローラーの重さ。オートモードは使わない派な私ですが今回は負けそうになりましたよ。メッセージ送りが十字キーやアナログ部分でも可能というのは良い仕様だと思います。

 2002年12月6日(金)    ドリーなみずいろ2〜3回目終了
 2人目は神津麻美。
 多少、仕事が忙しかったとはいえ時間がかかったのには訳があります。事前知識なしの1回目はまだ良かったんですが、シナリオの筋をある程度覚えている2回目は何と言いますか。眠かったですわ。あまり興味の持てないヒロインに起伏のない展開では無理もないかと。
 擬音喋りまくりに寒いというか、痛いシナリオはねぇ。改めて人気投票最下位も止むなしと思いましたよ。そのせいか、追加CGもありませんでしたし。
 
 3人目は新ぽんこつさん日和先生。
 色々と突っ込み所の多いシナリオですね、コレ。シナリオによって生活スタイルやキャラの性格も違うというのは「みずいろ」の特徴な訳ですけど、それにしても驚きました。
 清香が日和を「早坂さん」と呼んだり、日和も清香を「小野崎さん」と呼んだり、日和が主人公を「お兄ちゃん」と呼んだり、片瀬家の家事一切を日和が取り仕切っていたり、雪希が家事を苦手で朝も弱いとか、ある意味で進藤シナリオ以上の違和感がありましたよ。
 で、日和が片瀬家で厄介になる理由がきちんと書かれていないんですよね。子供のわがままだけで何年間も他人の家に預けますかね。親類の家という訳でもないのに。しかも、片瀬家は保護者がほとんど家にいないという状態なのに、ですよ。
 それに余計なお世話って感じですが片瀬の家で早坂の彼女が家事全てを担当というのは、外聞があまりよろしくないような。
 シナリオは初っぱなから天然のラブラブモード発動状態。そんな訳で本人たちには自覚はないんですが、どう見ても夫婦喧嘩は犬も食わない間柄。昼休みに机を合体させて(掛け声つき)手作り弁当を食うことに全く疑問を持たない主人公達はかなり重症の馬鹿ップルかと。他のシナリオでも似たようなシーンはありますけど、こちらは完璧に二人の世界ですからね。
 シナリオの核となる障害も何となく流れてしまったような。ほとんど日和の自問自答でしかなかった気が。主人公は日和を引き止める、いわゆる虚しい抵抗をしたと思ったら、それで解決してしまうし。え? 特別な意思表示はなにもないんですが、それでいいんですか。
 エピローグもなにか久しぶりと言っているんですが、これがもうなんのことやらようわかりません。結局、離ればなれになっていたんですか?
 なにやら文句ばっかり書いてますが、基本的には楽しめました。環境の違いだけでも楽しめましたし、なにより日和先生は好きですしね。
 そういや本家本元日和シナリオをクリアして「みずいろ」を選択できるようになった訳ですけど、あふたーえちぃストーリーがないために日和転校の事実が書かれていないのでちと妙な感じです。いつの間にやら同じ制服を、って感じで。
 
 未だ悩んではおりますが、他に買うものがないという理由でぷちフェレットの「ぽぽたん」を買いそうです。と、こう書いてみても気になるタイトルに項目として追加する気にもなっていないのですが。それにしても我ながら情けない購入理由です。まぁ、ライター買いと言うのも間違いではないんですけども。いかんせん全てのシナリオ担当ってことでもないですし。まぁ、これで面白ければ掘り出し物と感じることでしょう、少なくとも私は。

 2002年12月7日(土)    ドリーなみずいろ4回目終了
 ガンダムSEED10話。予告でびくびくしていた割にはまともな内容でほっとしました。しかし、しかしですよ。続きはより恐ろしくなったようです。一体、幼女に何をするつもりですか、フレイは。いよいよカテ公路線まっしぐらでしょうか。なんてったって「目覚める刃」ですからね〜。ひぃっ。怖すぎですよ、あの視線は。っていうか、もしかしてキラは周囲から裏切られていく展開なんでしょうか。戦場で手を抜いていると簡単に信じられてしまう主人公は不憫でなりません。
 それはそれとしてラクス嬢は格好良いですな。さすがはSEEDのヒロイン、実力が違いますよ。今後は出番が減りそうですけど、なんとか顔を出し続けて欲しいところ。
 ラクス嬢の歌声目当てにサントラ買いました。アニメのサントラ買うなんて久しぶりだなぁ。なんかプラモイメージの箱や中の変わったケース(ファイルかディスクのイメージ?)が新鮮でした。
 
 ドリー版「みずいろ」。4人目はマイシスター片瀬雪希。
 やはり、雪希のシナリオはいいですな。要点を時間をかけてゆっくりと丁寧に描写している点は素直に好感が持てます。こういった点は今年発売されたゲームにはほとんど見られませんでした。性急さや圧倒的な描写不足ばかりが目立って。
 用意した設定をテキストでしっかりと表現する。当たり前のことですが、大事なことです。これが出来ているかどうかでシナリオへの感情移入の度合いが段違いですから。「Wind−a breath of heart−」や「D.C.〜ダ・カーポ〜」には全くと言っていいほどこれが出来ていませんでした。まぁ、「Wind」の場合はキャラそのものもそれほど魅力ある布陣とは言い難かったですけど。
 何気ない日常描写というものは起承転結の「承」に当たり、同時に「転」に繋げる大事なものだと私は思うですが、世の中にはこれを不要と見る向きもあるようで。そういう方には「みずいろ」が退屈だというのはわかる気もします(単純にヒロインが好みでないという人も多いのかもですが)。
 そういう意味では「とらハ」シリーズも似たようなところがある訳で。およそ全てのイベントに対して本筋にまつわる意味を求める人には理解できないんだろうなぁ、とか。個人の価値観にも関係する話なので難しいところですが。
 で、何を書いているのかといえば特に意味もオチもない訳で。あえて言えば最近、しっかりした日常描写でヒロインの魅力を描いているゲームが少ないなぁ、ってとこでしょうか。ただ、私が気付かずにスルーしてしまっているだけかもですが。
 
 ライアーソフトの会報が到着。「CANNON BALL 〜ねこねこマシン猛レース!〜」の記事が載っているものの、未だイメージはつかめず。まぁ、ライアーのファンクラブに入っているくらいですからよほど内容に信頼が置けない、ということでなければ買うんでしょうけれども(どことなく他人事)。まぁ、キャラはなかなか多彩で魅力がありそうですから。
 来春予定の新作もちょっとだけ公開。タイトルは「little little election」。アオリには「目指せ! ナンバーワン奨学生!!」とか書いてあります。もうこれだけでどんなゲームか想像がつくというもの。ライアーまでロリゲーですか……。思わずため息をつかずにはいられません。面白ければ面白いでそれはなにか複雑ですしねぇ。しかし、このキャラデザかなりすごいものが。奨学金ってもしかして幼○園のデスカ?まぁ、黒い部分に期待するしかんないですかね。

 2002年12月8日(日)    寒いのでネット三昧
 仮面ライダー龍騎44話。インペラー青春編……、かと思ったら退場編でした。最後はまるで切れる前の電球のように輝いていたよ。かなり無駄にね。苦しむ彼の前に表れる王蛇はまさに死神のようでナイスでしたよ。
 それにしてもタイガは意外にあっさり復活したなぁ。もう少しきっかけらしいものが必要かと思いましたけど。まぁ、あの会話だけで歪んだ彼には充分だったのかも。
 
 創美研究所の新作「黒炎闘鬼ダーク・シャドー」はどうやら本当に年内に出すつもりのようで。スタッフの苦労が忍ばれます。本当に出るなら買ってあげたいとこですが。なんかマジで消滅の危機っぽいので。
 
 Groomingの新作「天巫女姫」の情報が公開。スタッフはどうやら「うたかた」と同じようで原画はしかとみよ氏が担当。5人の巫女さんがやたらと可愛いのでそれだけで購入決定。どこかの委員会メンバーよりも個人的には好みですよ。ただ、ラフカットやストーリーを読む限りダーク系の作品っぽいので微妙なところもありそうですが。発売は2003年とまだまだアバウト全開な感じ。
 
 先週に引き続いてD.O.の「家族計画〜絆箱〜」のサンプルボイス追加。今回は劉さんとウェルカムの両名。ウェルカムは声も意外でしたが、それ以上に顔がね。劉さんはかなり鉄板な配役。だってフラガ大尉ですから。個人的にはそれならウェルカムは井上和彦氏にお願いしたいところ、と無理な願いを書いてみる。
 でまぁ、戯れ言はいいとして気になるのは主人公たる司にボイスがあるかどうか。普段の私は主人公ボイス反対派ですが、この作品の場合は微妙。少なくとも笑いに関しては掛け合いが重要な訳で、司にボイスがないと劉さんや寛や青葉が一方的に喋っているという印象が強くなってしまうのではないかと。ツッコミのない(と感じられてしまう)ボケほど悲しいものはありません。「このはちゃれんじ!」も味のある男性陣にボイスがなくてまさにそんな感じでしたし。
 
 C’swareの新作「地っ球の平和をま〜もるためっ!!」はなかなかいい感じです。久々の正統派(?)馬鹿ゲーって感じで。巨大タコロボット(ハチマキつき)を初めとして設定がお約束ながらもよさげ。ことみようじ氏の原画も変わらずにいい味出してますし。発売は2月、4月、6月、8月の予定とか。って全4巻てなんですか。しかも1巻はボックス仕様? はぁ、そうですか。いきなり期待と同程度の不安が上昇。値段は4800円ですか……。全部で19200円ですね。最終的なボリュームはソフト3本はないと損した気になるかも。

 2002年12月9日(月)    ドリーなみずいろ5回目終了
 5人目は追加キャラの石川冬佳。
 「みずいろ」世界で初の年上ヒロインということでちょっとした期待があったのですが……。何と言ったものでしょうか。結論から言えば大変ツライ出来でありました。もう何から書けばいいやら、という感じで。
 まずはテキスト。一言で表現するならセンスがありません。全体的に固い文章が多く、同じ意味の文章でも言葉の選び方に疑問を覚えることが多いです。一例を挙げれば、朝に幼馴染みの日和に会った時のセリフはこんな感じ。
 「こんなところで出会うなんて珍しいな」
 意味的には問題ありませんが、毎日会う人間に向けるセリフとしては明らかに固いように思います。「出」の一文字があるかどうかで印象も随分と違います。
 主人公のキャラも他シナリオとは明らかに別人。ライターが異なることを差し引いても違いがあり過ぎます。家庭教師のヒロインに確たる動機もないまま付きまとって心の内を話せと迫ったり、妹に接するように俺にも優しくしろと言ってみたり。精神年齢は冗談抜きで小学生。というか押しかけ厨と言ってもいいかと思います。
 また、主人公の心情描写に無理と矛盾があり過ぎ。朝令暮改とは冬佳シナリオの主人公のためにある言葉。ただでさえ、承服しがたい思考の流れも極めて強引。その発想の飛躍に唖然とすることもしばしば。言うなれば間違った理詰めという感じで読んでいて疲れるというか、苦痛になってきます。
 シナリオの展開も厳しいものがあります。ヒロインが心の内に抱える苦しみにも説得力が足りないように思います。もし充分だとするなら今度は苦しみがあっさり癒えているように見えてしまってどうにも。何より主人公に好意を寄せる理由が取り立てて見当たらないのですが。
 最大の困った点はこのシナリオで何が言いたいのかさっぱりわからないということでしょうか。ヒロイン描写ははっきりと薄いですし、イベントCGを有効に活用しているイベントもありません。テーマらしいテーマもなし。これではちと苦しいですよ。
 シナリオライターは高嶋栄二氏なんですが、この方が「朱−Aka−」のシナリオにもかんでいるというなら、この作品に対する期待は下方修正せざるを得ないでしょう。やかま進藤たんのライターの方がまだしも期待できますよ。
 
 つい先日、当サイトも10万ヒットに到達しました。サイトを開設したばかりの頃には思いも寄らなかった数字です。貴重な時間を割いて来ていただいている方には感謝の言葉もありません。これからもどうかひとつよろしくお願いします。

 2002年12月13日(金)    ぽぽたん購入
 店頭で見た瞬間、その大きさにちょっと引きながらも買いました。しかし、初回特典のカレンダーが大きい(カラフルピュアガールサイズ)がゆえにこの大きさというのもねぇ。
 まだ少し始めたくらいですが、なかなか面白いです。取りあえず体験版はなかったことに、という方向で話が進むので安心。主人公のキャラが設定通りなので。体験版は妙に軟弱で設定画とも合わずどうしたものかと思いましたが。
 多彩なキャラとの会話はよろしいんですけど、昔の3Dゲームを思わせるような移動システムはどうかと。画面上に上下左右にインやアウト、アップダウンを示す矢印が表示されるのでそれを選ぶというもの。各移動の際に一定の回数寄り道が出来るようになっていて、その中にはイベントシーンが隠されていたりするようです。
 このシステムの弊害として、移動する度にいわゆるハズレメッセージが表示されるんですね。何らかの目的がある時にこれが表示されるとどうもテンションが下がるような。それと初めて会う人に対してすでに知り合いである、という反応をすることも。ぶっちゃけ一本道で進めば良かったんじゃないかと思うことしばしな訳です。
 
 更新を休んでいる間にD.O.の「家族計画〜絆箱〜」のサンプルボイスがさらに追加。真純おかんの声はなんか普通に若い声で妙に違和感が。ついで劉楓の声はあまり理知的な声に聞こえないというのが正直なところ。準と久美景は同じ声優さんが担当。準の声はまぁ、いいんじゃないかと。「私の知っている司は〜」という重要なセリフがないんで判断は保留。比べて景の声は素晴らしいの一言。同じ声優ということを感じさせない見事な演技かと。ふざけた感じもよく出てます。ついでに立ちCGも文句のつけようのない仕上がりです。

 2002年12月14日(土)    ぽぽたん1回目終了
 ガンダムSEED11話。なーんだ。予想よりフレイが遥かにおとなしくて拍子抜けしちゃいましたよ。前半部の様子を見て必要以上に怯えていた自分が馬鹿のようです。にしても「目覚める刃」ってのはキラのことでいいんですかね。まぁ、フレイの方もそうと言えないこともないですが。しかし、今週で一番驚いたのはアークエンジェルの装甲。あんな至近距離から何発も撃たれて平気というのはどういうことかと。つーか、素直にブリッジを狙えばいいのに、と思ったのは私だけ?
 
 「ぽぽたん」。1人目はメイドアンドロイドのメアー。
 終盤、いきなりゲームオーバーになったのでビビリました。間違った選択肢を選んでもなんとなく話が進んでしまうのでこれからプレイする人は要注意。最近、こういった終盤でフラグを問われるようなゲームをプレイしていなかったのですっかり油断していましたよ。途中で変化が起きないので尚更です。
 まだ1回目ということでルート分岐の仕方はイマイチよくわかりません。いえ、もちろん個別ルートに入るための選択肢はわかるんですけど、それが出現するのに条件が必要なのか、それとも進めていけば必ず出るものなのかどうかというあたりが。後者だと再プレイ時に楽なんですけど。
 昨日の日記を書いた直後に修整ファイルを落としました。ずいぶん色々と修整ポイントがあるようで。それもセーブデータ使用不可ですよ。加えてセーブファイルの中身を手動で消去しろという素敵命令が。大した手間ではないとはいえ、ここまでさせられたのは初めてです。
 私の環境では立ちCGの表情が変化する際にその変化する部分だけを囲むようにフレームが出ていたりして困っていたのですが、修整内容に明記されていないにもかかわらず直っているのはありがたかったです。ただ、修整内容のひとつ、「メッセージクリックの際の効果音を修整」というのがどうにも困りもの。クリックの度に星が散るような(雪が散るでも可)効果音が鳴るんですよ。これが気になってしょうがないです。コンフィグでオフに出来ないですし。ボリュームはいじれますけど、それでは他の効果音も聞こえなくなってしまいますからどうにもしようがありません。困ったものです。
 まぁ、文句はこのくらいにして良いところも。
 テキストは読んでいてテンポも良くなかなか楽しいです。爆笑とはいきませんがところどころでしっかりと笑わせてくれます。特に今回の対象ヒロインであるメアーは慇懃無礼な、明らかに含むところのあるセリフがポイント高いです。声優さんの演技もそれに貢献してます。メイン3人はこれがデビュー作ということで正直、微妙。
 肝心のメアーシナリオですが、個別シナリオに入ってからの長さはそこそこ。中身は本筋にあまり関係ない話ですかねぇ。どっちかというと後からプレイした方がいいようなシナリオ。ほとんど何も明かされずに終わってしまいますからねぇ。
 シナリオとしてはもう一つですが、キャラはかなりよろしいかと。彼女が持つ様々なモードはナイス。中でも「夢見る美少女メイドモード」は最高です。一瞬、何が起こったのかと。
 彼女は見た目がイマイチ(失礼)なので苦労の末に立ちCGの目元が優しくなったり、笑ったりするのを見るとかなり嬉しくなったりします。笑顔を見ただけでここまで感動するってのは個人的には「To Heart」の委員長以来ですよ。他にもコウモリの羽根やネコ耳をオプションでつけたり、トライアングルを持ったり(効果音つき)と立ちCGはかなり意欲的。ただ、その反動って訳でもないと思うんですけど、イベントCGは悲しくなる出来が多かったように思います。あの脇腹はなぁ……。せっかく普段の時とボイスのギャップがいい味を出しているのにもったいないことです。

 2002年12月15日(日)    ぽぽたん2回目終了
 仮面ライダー龍騎45話。だいぶ映画の状態に近づいてきた感じですかね。これでタイガが退場すれば問題なしですか。カメレオンはここまで出ない以上、やはりスペシャル限定なんでしょう。
 展開としては本当に映画に繋げて終わり、なんでしょうか。それだと何の区切りもつかないまま終わってしまうような。
 
 「ぽぽたん」。2人目は長女のあい。この姉妹に限らず、今作には名字が一切ないんで妙な感じ。まぁ、それはそれとしてシナリオは何と言ったものでしょうか。メアーシナリオもイマイチ弱かったですけど、代わりにメアーのキャラで救われていました。しかし、接頭語が「すいませんすいません」のこの方ではひたすらくどいだけで会話に潤いなどなく、シナリオも駄目フリーター物語という感じでどうにもこうにも。
 一体いつの間に惹かれ合ってましたか、というくらいよくわからない勢いで恋人同士に。勘弁してくださいよ、ホントに。恐らく今作は恋人同士になる過程は全てのキャラにおいて描写が不足していると推測されます。悲しいですが。一番悲しいのはこのシナリオを執筆したのが岩清水新一氏だということですが。ライター買いした意味はどこに。
 
 先週も少し書きましたが、創美研究所の「黒炎闘鬼ダーク・シャドー」がマスターアップしたようです。よもや本当に年内に出るとは思いも寄りませんでした。正直、あまりに短い期間での作製というのは不安なものを感じるんですけど、創美研究所のために微力を尽くそうかと考え中。ただ、27日は仕事なので買えるかどうかはわかりませんが。
 
 連日のようにD.O.の「家族計画〜絆箱〜」のサンプルボイスが追加公開。今回は司が第二の妹にと企む(違)小夜ちゃんと春花シナリオにしか出番のない山名由利。スタッフの焦らす様子が目に見えるような公開の仕方ですね〜。未だ私的に重要なキャラは非公開ですから。
 小夜ちゃんは愛らしい声がまさにイメージ通り。立ちCGもイベントCGとギャップなくよろしい感じ。由利はいかにも何も知らない無邪気な様子がうまく出ているかと。春花の気持ちになると聞いているのがつらくなりそうな声ですな。立ちCGは同じく問題なし。

 2002年12月17日(火)    ぽぽたん3〜4回目終了
 3人目と言ってもいいものか、うなぎ。あいシナリオを終えて最初から始めると自動でこのシナリオに。あいシナリオの後日談的内容なんですが、なぜか日付は最初に戻ってます。まぁ、すぐ終わるシナリオなんでどうでもいいといえばどうでもいいことですが。
 しかし、マスコットキャラのシナリオを作るってのはどういう発想なのかよくわかりませぬ。それ以上に不思議なのはうなぎの声優が鳥居花音さんだということ。なんかもったいない配役だなぁ。
 4人目は三女のみい。や、まぁ、なんつーか見た目も中身も完全なる幼女というかお子様。シナリオはもう耐えて耐えて耐えまくって子守を完遂するという感じ。おまけに子守対象は年中、発情しっぱなしと始末に終えません。もう一体これは何のシナリオなのかと問いたい気持ちで一杯に。
 シナリオ中に体験版にも入っていたミニゲームが3回ほど挿入。メアーシナリオの唐突なバッドエンドぶりを考えるとこれも全て成功しておかないとマズいと思われます。まぁ、慣れれば何の問題もないですが、忘れた頃にやってくる3回目だけが要注意かと。
 
 もう何度目かすっかり恒例になったD.O.の「家族計画〜絆箱〜」のサンプルボイスが追加公開。人数もいよいよ残り少なくなってきたところで春花の登場。その声はまさに微妙。キャラの役目は果たしているとは思いますが、個人的なイメージとはかなり離れているので。あんまり元気者っぽくはないかな、と。これで残るは寛と末莉の二人。まさしく最重要の二人が残ったという印象ですな。
 
 Teatimeの「TOON」のムービーが公開。よく動いてますけど、衝撃度という意味では以前のミニムービーの方が大きいかと。もちろん最初に見たということもありますけど、今回は引いた構図のものが多いので。まぁ、それでも期待したくなる内容には違いないですが。

 2002年12月19日(木)    ぽぽたん5回目終了
 5人目は言動にいちいち引っかかるものがあるまい。
 このゲームは一体どこへ向かっているんでしょうか。昨日からそんな思いで一杯です。何と言ってもこのシナリオで見せたいものが全く伝わってこないというのが困りもの。少なくともヒロインの魅力をアピールしているようにはさっぱり見えないし、互いが惹かれ合う様子は相変わらずゼロに等しいレベル。というか、そんなことはどうでもよさそうに見えるんですけど。
 世界の秘密の解明にしても、あいシナリオ同様、明かされる情報が少なすぎます。プレイヤーの興味を引くためにはもっと効果的な演出を望みたいところ。そもそも、今作は情報の開示がへた過ぎます。ヒロインの住まいに巨大な木が生えていることだとか、東京が外の世界と遮断されていることだとか、基本的な情報をまともに教えてくれません。シナリオが進んでから事後承諾的に教えるのはどうかと思います。主人公が知らないのであればまだしも納得しますが、主人公にとっては基礎知識ですからね。知らぬはプレイヤーばかりなり、では興醒めというものですよ。
 まいシナリオの終盤、東京を出ようとした二人はあるものを見て呆然とするんですが、プレイヤーには二人の衝撃の程度が理解できません。明らかな説明不足、というよりも異世界にプレイヤーを馴染ませることが出来ていないのだと思われます。まぁ、それはそれとして、このオチはナウシカですか? どう見てもこれはそうとしか。や、そんなこと言ったらナウシカに失礼ですけど。
 
 いよいよラストが迫ってきたD.O.の「家族計画〜絆箱〜」のサンプルボイスが追加公開。てっきり寛かと思ったのですが、意外にも末莉が先でした。もしかして「家族計画」の一番人気は寛だったりしますか? や、まぁ、私としてはそれでもあまり異議はないんですけども。それはそれとして肝心の末莉ボイスですが、今までで一番怪しいものを感じマシタ。つーか、ぶっちゃけ演技が安定していません。3なんて1、2に比べて別人の域なんですが。さらに言えば私のイメージでは末莉ってけして頭が悪くないと思うんですけど、これを聞く限りではかなりIQが低そうな感じです。さらにさらに、なんか喋りがトロくさいような。ハキハキと喋るキャラだと思うんですが。これはかなりの暗雲が。サンプルはあくまでサンプルに過ぎない、ということを信じたい気持ち(もう予約もしちゃったので)。

 2002年12月20日(金)    ぽぽたん6回目終了
 6人目は勢いでホラを吹く幼なじみの小奈美。
 今までのシナリオに比べればましになってはいます。主人公の心情描写がそれなりに描かれているので、小奈美に惹かれることも納得できないこともないです。しかしながら、話の筋がダメ過ぎ。
 田舎から出てきた小娘が有名インディーズバンドに熱中→主人公を巻き込んでバンド結成→路上ライブで失敗→プロデューサーに目をつけられてレイプ未遂→なぜか有名インディーズバンドに小奈美がゲスト参加→有名インディーズバンドに喧嘩を売る→あっさり敗北→田舎に逃げ帰る
 とこんな感じなので少々のプラスポイントも雲散霧消してしまうどころかマイナスの域にまで。おまけにこれがハッピーエンドですからねぇ。周りから見れば何ともはた迷惑な二人です。
 シナリオ中においても主人公の独白がかなりいい加減で。小奈美にボーカリストとしての才能がある、というような意味のことを言っていたのに次のシーンではあっさりそれを翻したり。そんなことが続くので情報に信憑性がなく、プレイヤーはその度に振り回されます。
 また若さゆえか、バンドがうまく行かないことに対する責任のなすりつけあいが見苦しいことこの上なく。相手がすぐに見栄を張るホラ吹き少女だからさらに困ります。
 小奈美に限ったことではないんですけど、Hシーンになるとどうも原画が怪しくなります。まず顔が途端に別人化。さらに表情に冴えというか、切れのようなものがなくなります。魅力を感じなくなると言いますか。普段から描き慣れているかどうかの違いなんでしょうか。特に脇腹に浮かぶ肋骨の表現はうまくないように思います(別に描くべきではない、という意味ではなく)。
 
 「ぽぽたん」も6人目まで終わり、残すは物語のキーキャラである雫なんですが、ここで詰まってます。つーか、まだムービー以外で一度も登場していないんですけど。うなぎの時のように自動的にシナリオが始まるのかと思いましたが、そんなこともなく、誰のシナリオに入らないように進めてもバッドエンドを迎えるのみ。とそんな状態に「AQUABLUE」が発売されたものですからすっかり興味はそちらに。気がつけば購入予定のない「だぶるまいんど」まで買っていましたとさ。メガネは見ない方向で、ってことで。まぁ、3分の1を占めている訳ですからプレイしないということはないかと思いますけど。
 
 Purpleの「夏色小町」の発売日が2月28日に。普段なら発売日延期の報にはがっかりするところですが、今回は歓迎。ちょっと1週に3本は多すぎましたからこれで少しはましになるかも。まぁ、これに続いて幾つも延期されるようでは困りますけど。

 2002年12月21日(土)    AQUABLUE終了間際
 「ぽぽたん」が嘘のようなスピード進行です。あっと言う間にメインキャラ6人は終了。残すは隠しキャラのみ(つーてもムービーに思い切り出てますが)。ここまでかかった時間はしめて3時間というところ。この内容は完全に私の予想通りなので特に何とも思いませんけど、少しは期待していた人は腹が立ちそうな気もします。いくら5800円とは言っても。
 しかし、低価格でも箱は変わらずにでかいのですねー。内容を踏まえて少しは謙虚な大きさにすればいいのにと思うのは私だけですか。や、別に大きな箱は嫌いではありません。むしろ好きなくらいです。ただ、ほとんど意味のないスカスカなのは勘弁して欲しいな、と。部屋の面積は有限なんですから。戯画はぶっちゃけペラペラのマニュアルくらいしか意味がないような。
 先程からゲームの具体的な内容に触れないのは正直、書くことがないから。もし書いてしまうとそのままゲーム感想になってしまうんで。別にもったいぶる理由もないんで近日中にちゃんとアップします。一点だけ個人的にヒットしたことを書いておくとヒロインの一人、加藤なごみ(ちなみにフルネームで変換すると大変なことになります)はやはりと言うべきか「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」に登場した加藤あおいの妹でした。1カットだけあおいタンも出てきます。残念ながらボイスはありませんが。
 
 D.O.の「家族計画〜絆箱〜」のキャスティングがいよいよ完了。取りを務めるのは高屋敷家家長の寛。その出来はかなりよろしく、大変気に入りました。サンプル1は正直、単独でいきなり聞くには苦しいんですが、サンプル2と3は素晴らしいボイスで思わずこれだけで笑ってしまいました。もう私は寛の声だけで他の全ての難点に目をつぶれる自信があります。箱の巨大さだけは難しいと思いますけど。
 しかし、寛のボイスが素晴らしいからこそ司のボイスがないことが残念でなりません。ツッコミ上手な声優さんに声をあてて欲しかったです。それこそフーミン並のツワモノに。ちなみにデモも公開されてるんですけど、96MBと容量が大きいので未だ落としていません。まぁ、発売も来週ですからねぇ。

 2002年12月22日(日)    AQUABLUE終了
 ガンダムSEED12話。誰が見たってキラが軍を止めないことはわかりきったことだった訳ですが、ドラマとしてはそこが焦点のひとつでした。そういう意味で見ると何となく気の抜けた回だったかな、と。先々週のラストであんなに劇的に親友と別離したのに、下手すれば本人が舞台からいなくなっていたかもしれないんですから。
 想像力が先行しすぎているのかもですけど、フレイの行動はそれが演技であれ天然であれ、怖くて仕方ありません。考えてみれば彼女にはザフトを皆殺しにしてくれる殺戮の天使が必要なんですよ(まぁ、将来的には名実共にカテ公化するのかもしれないですけど)。キラはまさしくそれにうってつけな存在なんですよね。果たして予告の行動はキラを取り込もうと悪女スキルを発揮しようとしているのでしょうか。「俺はお前を信じているからな!」というサイのセリフが聞こえるようです。つーか、彼女はマナマナ化しようとしているようにも見えるのですが。
 
 仮面ライダー龍騎46話。タイガ退場編。個人的にはかなりストレスの溜まる退場の仕方でした。ライダーならライダーらしく消えて欲しいものです。特にタイガはこれまでさんざん好き勝手してきたんですから。
 しかし、あの時間軸はどう考えてもおかしいですな。タイガが死んで、それを記事にした新聞がゴミになるには最低でも13時間くらいはかかるというのに(事故時刻は午後3時過ぎなので翌日の朝刊と思われる)。まだミラーワールドで二人は戦っているのは明らかにおかしいかと。同じ手は使いたくないのかもしれませんが、インペラーの時と同じ方法でいいと思うのですが。
 
 「AQUABLUE」。え〜と、一応終わったと思います。たぶん。と言うのも隠しキャラが数カット埋まった状態でCG達成率が100%になってしまったので。しばらくそれに気付かず隠しルートを探していた自分が悲しいです。そんな訳なんでなんとか明日にはゲーム感想をアップしたいところ。
 
 気がつけば複数のタイトルの発売日が決定しています。
 lightの「どきどきしすたぁパラダイス」の発売日は2月14日に。これは私の好きなお手軽ゲーっぽいので延期せずに出して欲しいところ。来年は14日が金曜日なので月末だけでなくここにもタイトルが集中しそうな予感。しかし、この日にこのゲームをプレイするのはかるく鬱になれそうですな。むしろ嫌なことがあった方が気兼ねなく(?)プレイできるかも。
 
 Teatimeの「TOON」の発売日は2月14日に。ホームページを見る限りはまだまだ完成までには時間がかかるように見えたんですけど、ひとまずはこの日になったようです。でも広告を見る限り春予定になっているので延期されると踏んでいた方がいいかも。
 
 ぱじゃまソフトの「パティシエなにゃんこ」の発売日は2月14日に。これは企画的に2月に出すならこの日って感じですからね〜。未だ期待と不安は半々といったところですが楽しみにしていることに変わりはありません。
 
 C’swareの「地っ球の平和をま〜もるためっ!!」の発売日が2月28日に。これはすでに当初予定の限界ライン。延期したらシリーズの予定そのものが狂ってしまう訳で。もし本当に延期されたらまず間違いなく来年中のシリーズ完結は無理でしょう。
 
 しかし、気がつけばまだ年も明けていない内から2月はえらいことになってますな。私の予感ではソフトハウスキャラの新作もこちらにずれ込むのではないかと見ているのですが。もし当たってしまえば本当に大変なことに。まぁ、これまでを考えても実際には何本かが延期されると思いますけど。

 2002年12月23日(月)    だぶるまいんど開始
 「AQUABLUE」のゲーム感想をどうにかアップしました。私はお手軽ゲーが好きなんで問題ありませんけど、普通の人にはあまり薦められないなぁ。ファン向けって感じでもないし。
 
 「だぶるまいんど」。始めました。いつもの通り、まだほんの少しですが。しかし、今回はゲーム本編の前に軽い文句が。パッケージ内に手紙だとかドラマCDが同梱されているんですけど、これに対する説明が皆無というのはどうかと思います。前者ならいつ読めばいいのか(恐らくホームページのものと同じではないかと思いますが)、後者なら最初に聞いても問題(ネタバレ)はないのか、といったあたりは書いてしかるべきではないかと。
 肝心の本編ですが、期待していなかったせいかそこそこ面白いです。田舎の下宿の管理人、真下悠と主人公を追いかけてきた幼なじみ、竜宮寺美沙子がいい感じ(もちろんメガネは視界に収めない方向で)。舞台設定のせいもあって「めぞん一刻」がかなりダブります。悠は言うまでもなく管理人さんで、美沙子は八神のイメージで。まぁ、さすがに悠はあれほどのヤキモチ焼きではありませんが天然ぶりはいい勝負かと。
 それにしても美沙子の初登場時は色々と気になることが。まずどう見ても不法侵入だと思うのですが。それとこの時の立ちCGにどうしようもない違和感が。このカット、肩掛けカバンまで描かれているんですよ。おかげで食事中もさげたまんま……。もう少し考えてくださいよ。
 システム面は「あいかぎ」から引き続いてセーブ&ロードによる総当たりが必要(と思われる)なので少々ゲンナリ風味。昔ならいざ知らず、私はこのヒロインを探す行為に喜びを見出せないのですが。

 2002年12月26日(木)    だぶるまいんど進行中
 年末に入り仕事がメラ忙しくなってきて、あんまり「だぶるまいんど」が進んでいません。世間では通販の「家族計画〜絆箱〜」がもう届けられているようでうらやましい限りです。いえ、イヴに送りつけられても鬱になるだけですが。
 それはそれとして「だぶるまいんど」。一応、悠シナリオを表裏の主人公でクリア。しかしながら、CGモードは穴だらけ。「あいかぎ」とはまた少し違う方向で難易度が高いようです。つーか、ただでさえ総当たりでヒロインの居場所を探さなくてはならないのに、それ以外にも色々と条件があるというのもね。場所移動の選択画面で自動セーブされるのは親切ですけど、根本的に何か違うような気がします。それにイベントの多くを見ていないのにクリア可能というのもどうかと。別にHシーンとかでなくて普通のイベントですからねぇ。
 シナリオも悪くはありませんが良くもなく。ぶっちゃけ底が浅い話なんですよね。悠も主人公もなにか隠している(主人公は忘れている、ですが)んですけど、その内容がもう序盤で丸わかりなんですよ。そのあと、引き延ばすように少しずつ話が進むんでまだるっこしいことこの上なく。
 また、ラストで悠はちょっと救われる訳ですが、そこで話がバッサリ終わりというのもどうかと。全編沈んだ顔をしていると言っても過言ではないんですから、もうちょっとくらい話を続けて欲しかったデスヨ。ただでさえ、寂しいイベントが多いんですから。
 悠シナリオに限った話でなく、全体においてそうなのですがどうも個々のイベントが中途半端に終わるケースが多いような気がします。「え? そこで終わるの?」とか思うことがずいぶんとありました。おかげでセーブ&ロードもしにくい感じです。スキップを利かした2周目以降も悪影響が。短すぎて何のイベントか把握する前にすでに終わっているという。

 2002年12月28日(土)    だぶるまいんど進行中2
 ガンダムSEED13話。なんつーか、見ていてむなしくなる回でした。この戦いぶりで戦争の形勢が互角というのは尋常ではないと思います。もしかして物量差は10対1とかですか? 物量差を除くとしてもこれじゃ「君がいれば勝てるというものでもない」という先週のセリフは大嘘にしか聞こえませんが。
 今回のエピソードで一番驚いたのは砲台に噛みつくイージスガンダムの姿。運用方法は本当にそれで正しいのデスカ?
 
 「だぶるまいんど」。タイトルには進行中とか書いてありますが、実際にはほとんど進んでいません。悠シナリオは相変わらず抜け部分が埋まらないし、美沙子シナリオは表はクリアしたものの、裏はエンディングにさえ辿り着けません。正直、無駄に難しい気がしてならないのですが。攻略待ちかなぁ、これは。
 
 SoundTailの「カラフルBOX」の発売日が3月20日に。発売決定とある割にコメントは「守るよう頑張ります」と非常に後ろ向きなもの。噂によれば流通から言われた阻止限界点との話も。まぁ、仮に本当だとしても悪いのは自分たちですからねぇ。「マブラヴ」のようにやたらとゲーム規模が大きい訳でもないのに延期し過ぎでしょう。
 
 ソフトハウスキャラの「ブラウン通り三番目」の発売日が3月14日に。1月は無理という予想はしていましたが、3月でしたか。
 
 すたじおみりすの新作「おめがねティーチャー」が公開。何をネタにしているのか、見ていない人間でも丸分かりですな。アオリは「眼鏡の先生は好きですか…?」だそうで私としては力強くNOと言っておきます。ちなみにヒロイン全員がメガネだそうで私としては絶対回避作となったことをさらに強調して書き添えておきます。

 2002年12月30日(月)    家族計画〜絆箱〜をぼちぼちと
 仮面ライダー龍騎47話。う〜ん。どうやら本当に映画を最終回にするつもりのようですな。それでも来週のライダーが揃うカットとか、被り始めているところもあるようですが。映画に仮面ライダーオーディーンが出ていないところから考えてそれがテレビ版のクライマックスになるんでしょうか。
 
 「だぶるまいんど」を頼もしい攻略サイトの有志に任せて「家族計画〜絆箱〜」を始めました。しっかし、何度見てもデカイ箱です。どこにしまうか考えてしまうほど大きいのはちょっとどうかと思いますよ。中のグッズが全ていらないだけに問題は深刻です。せめてもう少しくらい気に入るものかと思っていましたが。もしかして福永ユミ氏が今作のために描き下ろしたカットってパッケージデザインの1枚のみ? そんな疑いを持つに充分な内容。
 インストールというか、アップデート時に私の環境ではちょっとした不具合が。アップデートディスク1→アップデートディスク2→ゲームディスクという流れでアップデートを行うのですが、最後のゲームディスクのところでなぜか読み込みに失敗しているようで永遠に作業が終わりません。無理矢理終了させてからアンインストールすると絆箱データだけでなく本体データも消滅。良く考えてみればそれもそうかと考えてCD版のインストールからやり直し。すると今度はディレクトリに異常があると言われてインストールは強制終了。仕方なしにセーブデータを抹消して実行。
 CD版は無事終了。これでようやく最初に戻りました。再チャレンジするとやはり同じ症状が発生。そもそもゲームディスクが妙なんですよね。オートランを切っていないせいとはいえ、なぜかパッケージ画像の末莉が現れるんですから。この辺りに動作が不安定な理由があるような気がします。結局はシークランプの点灯に構わず、CDを抜いて再び入れたらどうにか成功。しみじみとDVD版を買えば良かったと思いました。
 
 紆余曲折を経てプレイ開始。現在、ようやくムービーを越えたあたりですが、ボイスの方はサンプルボイス時のイメージとそれほど変わりありません。
 準は基本的にもう一歩な感じですが、嘆息したりする時の演技は素晴らしいものがあると思います。ますみんは悪くないと思います。ただし、立ちCGが出ない状態で聞けば。青葉は演技は問題ありませんが、イメージが違うので現在ニュー青葉を刷り込まれ中という感じ。そういう意味では寛も似たようなものですが、あれはアレで大いに気に入ったので積極的に楽しめてます。春花は可もなく不可もなく。あえて言えばサンプル時同様、あんまり元気者っぽくはないかな、と。劉さんは文句のつけようもないほどイメージ通り。
 で、個人的に最大の問題であるのが末莉。サンプルですでにわかっていた訳ですが、あまりにもイメージと違い過ぎて悲しいです。やっぱり頭悪そうというか、トロそうに聞こえるのはどうかと。末莉は思考も理路整然としているし、実際に頭もいいはずなのにねぇ。
 ある意味、それ以上に違和感を感じたのが末莉という名の呼び方。もしかしたらそう感じるのは私くらいなのかもしれませんが、アクセントの位置がどうもね。私は「ま」の位置にだと思っていたのですが、実際には「つ」の位置なようで。わかりやすく言えば「彼氏」を普通に彼氏と読むか、頭悪げに「カレシ」と読むかの違いな訳です。もちろん後者がゲームでの呼び方。実は以前にも「Canvas〜セピア色のモチーフ〜」において「天音」という名前で同じことがありました。こういう意味でイメージと違うのはきついなー。
 
 今年もあと1日になりました。昨年同様、個人的エロゲーランキングでも書こうと思います。とは言っても去年に比べて小粒な作品ばかりなので実のところ、あまり気乗りしないのですが。

 2002年12月31日(火)    個人的2002年エロゲーランキング
 去年と同じく1位からいきます。
 
第1位「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」(戯画)
 どこのサイトや個人に聞いても同じ答えは帰って来ないような気がします。正直なところ今年はレベルが低く、順位付けにもほとんど意味はありません。それでもあえてつけるならって程度のものです。
 今作を1位とした理由は簡単。今年1年で最も気に入ったヒロイン「加藤あおい」の存在にほかなりません。日向裕羅さんの演技も素晴らしいものがありました。はぁ、復帰してくれないですかねぇ。
 
第2位「真昼に踊る犯罪者」(ソフトハウスキャラ)
 ここにも今年の寂しさが出ています。昨年同様、あくまでこのランキングは2002年に私がプレイしたゲームなのでこういう結果も充分にあり得る訳です。あまつさえ同ブランドの今年発売ゲームを差し置いて。
 純粋にプレイしていて楽しかった。それが理由でしょうか。エロゲーでは遊べるゲームというのは本当に貴重ですからね。加えて他に類似したゲームがないのも高ポイント。独特の世界観が楽しさを倍増させています。他の作品とはひと味違うドライな主人公も良かったです。
 
第3位「うたわれるもの」(リーフ)
 ようやくまともな意味での本命系が。これも2位と同じく遊べることが最大の良さ。ただし、低い難易度と1度で終わってしまうことが印象をかなり薄めています。特にシミュレーションでは簡単なことが心に残らない原因になりやすいです。
 シナリオも悪くなかったんですが、クーヤの件を筆頭に納得のいかないことが多かったのでやや減点。個人的には「BE−YOND」と比べてしまうとキツイかな、と。ただリーフもやれば出来ないこともない、ということを証明したのでは?
 
第4位「腐り姫」(ライアーソフト)
 総合完成度では間違いなくこれかな、というタイトルではあります(もちろんムービーが入っていないなど各種不具合を除いての話)。世界観、原画、シナリオ、音楽と全て揃っているようなものなのですが一点、ただ一点のために個人的お気に入り度が激しく下がっています。それはオチ。高めに高めた期待が儚く崩れるに充分でありました。ああ、蔵女篇があんなでなければなぁ……。それまでのものが全て滲んでしまいましたよ。
 
第5位「それは舞い散る桜のように」(BasiL)
 キャラクター同士の掛け合いは非常に面白かったです。特に雪村小町のガトリングトークは最高。ただ、個別ルートよりも共通ルートの方が総じて会話が充実しているのが難点。投げっぱなしのような結末も厳しいかと。
 
 ランキングは「とらいあんぐるハート1・2・3DVD EDITION」や「行殺(はぁと)新選組ふれっしゅ」、「家族計画〜絆箱〜」といったリニューアル系のゲームは除いています。それを含めると意味がなくなってしまいますからね。
 今年は優秀な作品がはっきりと少なかったです。それ以前に及第点に到達していないゲームが多かったように思います。数多くのゲームが2003年にズレ込んだこととどれだけ関係があるのかわかりませんが。
 もうひとつの今年の特徴は体験版が当てにならない、ということでしょうか。去年の「君が望む永遠」の影響で大型サイズの体験版が増えましたが、大事な本体の作り込みが甘い、というケースが多かったようです。
 来年は1本でも多く、心に残るゲームが発売されることを祈ります。

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