サトラレ第3話。今週の話を見る限り、ドラマの設定の中ではサトラレはあまり人数がいないようですね。国家的に保護しているのですから物珍しさだけで来る人はあまりいないでしょうし。
対策委員が今後どう動くかがポイントになりそうですね。
この3話と2話の間に原作漫画を2巻まで読んだんですが予想通り面白いです。なるほどと唸らされました。これなら単行本1冊で映画化されるのもわかります。オダギリ・ジョー贔屓の私でも漫画版の方が面白いと思うくらいですから。
やはりこういった細やかな心理描写が重要な作品というのは漫画の方が優れていますね。微妙な表情の変化など伝えたい心理描写を的確に、かつ効果的に演出できますから。実写だと俳優に頼るところが大きい上に効果が今一つ弱いですし、語らせると漫画以上に不自然さが滲み出てしまいますから。
でもまぁ、そんなところも含めてドラマ版もこれはこれでいいんじゃないかと。私としてはオダギリ・ジョーのほのぼの演技が見られるだけで満足な訳で。
ドラマ版は二つのエピソードを合わせて作られたものなんですな。おかげでちょっと抜けた医師サトラレが誕生した訳ですが、個人的には小松の代わりが神田うのと鶴田真由で務まるかということなんですよねぇ。良いキャラだけにちょっと難しいと思います。ただでさえ、役割を分担してしまっているようですから。というより、対策委員でない人間をヒロインに据えた意味をどこまで表現できるかが勝負かと。
漫画版の方は何と言っても片桐りんがお気に入り。まぁ、設定に対する正統性はあんまりなくてアナザー的なお話ではあるんですが、その分だけ展開を好きにできるようで読んでいて一番楽しいです。他のエピソードとの絡め方も実にうまいです。読んでいる方をニヤリとさせるコツを掴んでいる感じがしますね。
PUSH!!9月号。
「Sultan」体験版。昨今では珍しい体験版のためだけの作り。しかし、やっていることはキャラ紹介のみといった感じで、ホームページの掲載データをプログラムにしただけ、といった印象を受けました。おまけにボイスが無いVer.なので全くと言っていいほど評価できません。わざわざ作ったという意味においてはちと印象が悪くなる出来ですねー。あまり本編とは関係ないといえ。
7月26日発売の中では実は少し気になっていただけに微妙なところです。ひとまずは見送りかなぁ。
「超昂天使エスカレイヤー」デモ。以前のものとは違っているんですが、イメージ的には全く一緒。感心するほどの変化はなし。時間はかかっているんでしょうけれども。
「夜が来る!」の時も同じレベルのアニメが付いていた訳ですが、思うことはあの時と同じかそれ以上ですね。つまり、そこそこアニメのレベルが高くとも(つーても「見れる」程度の出来ですが)、CGのレベルがそれを遥かに凌駕しているだけに逆効果ではないかと。
「LOVERS〜恋に落ちたら…〜」を引き合いに出すまでもなく、アニメとCGの差は少ない方が良いに決まっています。アリスは特にCGに自信を持っているメーカーなのですからこんなので満足しないで欲しいのですが。これが外注だとしても同じです(つーか、ユーザーにはそんなの関係ないし)。
「痕」デモ。あのCGを見てネット上で落とす気にはとてもなれなかったので今さら見ました。それでやっぱりアレですな。少しは見慣れた感もあるとはいえ、やっぱりキツイです。なんですか、あの腕の異常な長さは。見ていると震えてきそうです。そして極めつけはアンディ・フグのような首の太さを誇る梓のアップ。これはCGの暴力だと私は思いますです。もしこれが楓であったなら間違いなく気絶ものデスヨ。
色数自体は明らかに向上しているがゆえに余計に悲しくなります。書き直したというシナリオには興味ありますが、やはりスルーかと。よほど評判が良ければ試すかもってくらい。
今月号はKey特集で「CLANNAD」のインタビューもあったのですが、そこに気になる記述が。
>(前略)別ブランドのシナリオライター(魁氏)にヘルプを頼んでしまったのですが…(汗)。(後略)
以前からシナリオライター陣の中にBonbee!の魁氏と同じ名前があったので気になっていたのですが、どうも同一人物のようですね。同じホビボックス系列ですし。ヘルプの内容はキャラのアイデアということですが、そう言われるとあまりこれまでのKeyらしくないキャラがいるんでそのあたりでしょうか。
しかし、そんなことをしているから自分のとこのゲームが絶賛未完成中なのではないでしょうか。それとも出向は業務命令か?
そんで、「CLANNAD」の発売はどう考えても年末以降ではないかねぇ。総シナリオ量が「AIR」の2倍だというのに18禁かどうかもボイスが入るかどうかも未定だというのですから。
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