徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2002年6月1日(土)    univ〜愛・おまたせっ〜開始
 秋葉原遠征。土曜日に行くなんて久しぶりですわ。昨日は久しぶりの金曜仕事だったので行けなかったんですよね。しかし、しかし、よもや「univ〜愛・おまたせっ〜」がメッセで売り切れとは思いませんでしたよ。ああっ倫子の美しいテレカが……(泣)。これはやっぱあれですか。前作の売り上げがあまりにナニだったので入荷量を絞ったということでしょうか。私はあんこうで買いましたけど、他にも売り切れている店もあったみたいです。あってもF&Cカード同梱版ではねぇ。
 
 ジェリーフィッシュの「Lovers〜恋に落ちたら…〜」が再延期。アナウンスによると夏予定に変更とか。まぁ、未定と見ておいた方がいいでしょうね。すでに当たり前のような延期なので驚いている人もいないでしょうけれども。個人的には大歓迎。他のソフトを喜んで買うですよ。でも、ねこねこソフトあたりは嫌な予感がひしひしとしているでしょうなぁ。次々に大作が後ろにズレて来てますし。なんか気の毒にも思えてきます。
 
 カスタムソフトウェアの「ゆ・う・え・ん・ち」の発売日が未定に。しばらく前から報じられてましたけど、すっかり取り上げるのを忘れてました。まぁ、それが偽らざる今の期待度の現れってことで。リストからも消しときます。
 
 ジャニスの「とらいあんぐるハート1・2・3DVD EDITION」のデモが公開。でも落としてません。96.7MBとは何事ですか。ウチの環境では推定5時間弱はかかるんですけど(汗)。店頭では見ましたし、発売までおとなしく待つことにしますわ。
 
 「univ〜愛・おまたせっ〜」。え〜、やはりと言うべきですかデータの引き継ぎはセーブデータが必要でした。手動で保存しておけるのは7個だけだというのに無茶な仕様です。私はティナのものしか残っていませんでしたよ。クリアフラグでの選択式にしてくれれば良かったのに。
 システムも微妙に変わってしまっていて、まだどうも慣れません。つーか、気のせいでなければメッセージスキップがないような気がするんですけど。
 あとはボイス周りに不満が。亀田と島津の声優が違うじゃないですか! 特に亀田の声の情けなさが気に入っていただけにショックも大きいです。代役がイマイチなだけに尚更。しかも二人は違う声優なのに妙に演技が似ているんですよね。まさか男の声にこれほどショックを受ける日が来ようとは。当然のようにボイスはオフ。脳内音源で補完中。
 ボイス音量は調整できますけど、微の声だけが妙に小さいので調整できる意味がほとんどありません。BGMにも多少そんなところがあります。
 どうも予想外の部分に障害が待ち受けていたような、そんな感じ。まさか前編後編ものでねぇ。

 2002年6月2日(日)    40000ヒット到達
 ありがたいことにこの週末くらいで40000ヒットに到達しました。いつもご来訪いただきかさねがさねありがとうございます。なんだか途中から急に加速したようで驚いてました。のどかなまったりサイトだけにねぇ。数字は増えているのに新コンテンツは用意が出来なくて情けないですが、なんとか頑張っていきたいと思います。
 
 仮面ライダー龍騎18話。またしても濃いお方が登場。なんだか主人公の影がどんどん薄くなっていくような。最終的にはテロップが必要かもしれません。「主人公はココ」みたいな。しかし、考えてみたらまだ13人のライダー認定が終わっていないのにすでに退場者がいるというのは寂しい感じ。
 
 「univ〜愛・おまたせっ〜」。恋編の時と同じくまったり進行。
 変わってしまったシステムにもどうにか慣れてきました。しかし、やはりメッセージスキップはないような気がします。1回目はいいけど、2回目以降は激しく困るような。
 デート後のHシーンはそれなりに好感触。相手を満足させられなくて相手が泣いてしまうのは大笑いすると同時に情けなさも大いに感じました。他人の話からヒントを得て、テクニックを学んでいくのもなにか中途半端にリアルな感じでいいかと。もちろん、ちょっと間抜けなところが。
 ネットショップのアイテムの中に「お米券」を見つけて大爆笑。実際に各ヒロインに渡して反応を楽しむこともできそう。美凪スピリッツを継承できる貴重なゲーム「univ〜愛・おまたせっ〜」。素敵です。

 2002年6月3日(月)    univ〜愛・おまたせっ〜1人目終了
 一人目は唯一、クリアデータが残っていたティナ。
 まさかいきなり問答無用で別れる展開とは思わず激しくショックを受ける。週末に表示される「現在の状況」のステディ欄が「いません」になっても、ティナに割り振ったスライダーを元に戻せない私は小心者。きっと問題ないだろうと思いますが。
 そんな訳で6月に強制イベントが発生するまで存分に放置プレイを堪能。ああっ、これも愛の形なのね、と激しく勘違いしてみる。というか、そうでも考えてないと他のキャラに声をかけてしまいそうだったんですよ。お金にも不自由していなかっただけに(嫌な大学生だな、おい)たいへん暇でしたし。
 しかし、もっと驚くべきはこの放置プレイイベント(違)がティナがステディでなくとも発生するということ。本人の時以上に訳わかりません。もし初回プレイだったなら「これだからメリケン娘の考えることは……」などという感想を持ったかも。
 で、そうしたことに関連してですが、スタート時にどうも知識を急ぎ足で植えつけ過ぎな気がします。玲奈と正義が姉弟であるとか、育の進路が変わったとか。恐らくは前作をプレイしていない方への配慮かと思いますが、これ本当に必要なんでしょうか。前作をプレイしていない人には意味のある情報とも思えませんし、プレイした人には今さら言うまでもないことです。フラグ的には恋編のルートを通ってきた、みたいな処理はしていないようですし。
 シナリオはまぁ、良かったんじゃないでしょうか。通常のまったりペースをあまり崩すことなくシナリオが進行してくれましたからエンディングもまぁまぁ。エピローグはいらないような気がしましたけど。そういや局所的に主人公の声が入っているのに笑いました。誰だコイツって感じでしたよ。
 昨日書かなかったことその1。
 恋編に比べて話題の賞味期限が短い。ほとんどの話題は30以下に設定されているので出現率の低いヒロインだと一度も使うことなく消滅というケースが珍しくありません。今回はほとんどどの話題でもそれ用のリアクションが用意されているだけにちともったいないように思います。
 昨日書かなかったことその2。
 恋編からの改良点。デートに誘っても翌日曜日にイベントがあると約束はキャンセルされていましたが、愛編は順延になってます。便利になりました。でも、駄目な時もあるようで。
 オープニングデモはイマイチパッとしません。なぜホームページで公開していたデモを使わなかったのか、非常に謎。あれの方がいいと思うんですけどねぇ。
 あと、メッセージスキップはありました。一安心。「AUTO」がそれでした。ただ不思議なことに「AUTO」をクリックしてからメッセージウインドウをクリックしなければ始まりません。どうしてでしょう。
 2周目はショップちゃんが「ラブになれるぞEX」(通称ラブにな)をくれるので(3周目から有料)それを使ってスタートから任意のヒロインとステディになれます。よって一応はセーブデータがなくとも大丈夫。金銭的にはわりと苦しいですけど。

 2002年6月4日(火)    univ〜愛・おまたせっ〜2人目終了
 2人目は氷室微。
 いきなりですが彼女のバスガイドさん姿は反則的に可愛いです。もう私にどうしろと、つー感じでいたら実に妄想チックなイベント進行。あまりにもナイス! 他ゲームよりも現実感が大きい分だけこういうイベントは実に破壊力があります。
 恋編を終えた時点での私的なヒロイン順位は微>育>一葉=玲奈(二人ともたとえエロシーンがない、あるいは見ていないであっても)>倫子=ティナ。そのせいか1周目には気付かなかったんですが、2周目に入ると微の言動に一喜一憂している自分を発見しました。他愛ない言葉のやりとりもそれが恋人であるならば楽しい、というあれです。いや、キャラに対する好感度が違えばこうも変わるものかと思いましたよ。すっかりやられてました。
 しかし、スライダーの設定が悪かったのか、1年目の12月から翌年の4月まで1度もデートもイベントも発生しないという異常事態が。ちなみにこの間の数少ない話題「クラブ、ゲーセン、大衆食堂、ボーリング、寿司屋半額」は全てあっさり流されました。マイラバーのストライクゾーンの狭さを改めて実感する羽目に(恋編のマニュアル漫画じゃありませんが、微はエロゲーを容認してくれそうにありませんな)。そんな訳でクリアは出来たものの、回想は穴あき状態。
 シナリオは全てを見た訳ではないので断言は出来ませんが、トレンディドラマ(死語?)のように主人公があっちフラフラこっちフラフラしていた方がいい感じ(イベント的にも)。
 私は称号が「一途な純情ボーイ」だったのに倫子との間で態度をはっきりしなかったなどという二股野郎に仕立て上げられてました。挙げ句に微さんは浮気に走るという悲しい目に。恋編の「見ているだけの友達では嫌」(うろ覚え)という告白が嘘のよう。つーか、くどいようですが称号通りの私生活だったので濡れ衣もいいところなんですが。それはそうと玲奈の啖呵はベタではありましたがなかなかに格好良かったです。
 でも修羅場にならなかったのは、まったりなこのゲームらしくていいと思います。そもそも微と倫子の二人では精神的に自立していることもあって、まず争いにはならないと思いますし。「下級生」や「君が望む永遠」の二人のように片方が片方を精神的に見下していて、のちに見下されている方がなんらかの形で下克上を起こさないと(例え一時的にでも)憎しみ合うのは難しいですからね。
 しかし、亀田も倫子も二人の仲に気付かないのはどうかしていると思います。愛編が始まった時から主人公の言う呼称はそれぞれ「斉藤さん」に「微(呼び捨て)」。かつては「氷室さん」だった訳だし、4人でいる時もこれなんですから気付かない方がおかしいです。
 それにしても愛編からだとスライダーが厳しいですな。特に恋編と違って長期休みに入ったら勉強値を下げてアルバイト値を上げるという作戦が使えませんからねぇ。このあたり恋編はリアルで好きだったんですけど。特に手間を惜しまないプレイ経験者の方が有利になるというあたりが。
 
 ライアーソフトの「ピンクパンツァー〜ピンクの象〜」のサブキャラ、つーかサブヒロインが紹介されてました。
 しかし、どうみてもメインヒロインよりもキャラが立ってるなー、と思ったところで気付きました。これはつまり「ラブ・ネゴシエーター」と同じなんですね。そういやあれもエンディングのあるメインヒロインよりもエンディングのないサブヒロインの方がキャラが立ってました。ということは今回も「どうしてサブヒロインには個別エンディングがないんだろう」とか思うのでしょうか。うーむ。正直、購入の範囲内ではどんどん期待度が下がってるなぁ。

 2002年6月5日(水)    朝の来ない夜に抱かれて体験版
 Eログイン掲載のバージョンをプレイ。
 いや、期待半分不安半分だったんですけど(このためだけにEログ買ったということもあります)、かなり面白いです。キャラクターが予想以上にしっかりしてます。特に主人公。「Only You」の魔神勇二にも負けないほど個性的です。ボイス有りですが、違和感もありませんし。むしろ女性陣に負けないほどいい味出してます。ちょっと関俊彦似な感じの演技で。ただ視点変更で主人公視点になると喋らないんだよねぇ。ヒロインの美空は自分の視点でも喋るのに。
 ヒロインズは3人しか出ていないですが、メインである美空はなかなか可愛くていいかと。どっちかつーと苦手な絵なんですけど、照れた表情とかよく描けてます。ただ美空のポジションがかなり特別なわりに総ヒロイン数は多いですよね。ちょっとやそっとの理由じゃ裏切れませんよ。秘密もありそうだし。このあたりはきちんとシナリオに頑張ってもらわないと。
 残る二人はちびメガネにボディスーツ教師と個人的にはやや厳しいですが、客観的に見ればまぁ、よろしいんじゃないかと。キャラクター紹介ページから推測するなら残る二人も悪くないです。むしろ前述2人よりいいと思います。
 演技も申し分ないです。それだけのメンツが揃ってます。しかし、水都いずみさんに鳩野比奈さんの両名は個人的にすごーく久しぶりなんですけど。特に水都さんはサターン版の「Piaキャロ」以来かなぁ?
 通常のアドベンチャーシーンでムービー映像を数秒混ぜるといった感じの演出はなかなか巧いです。タイムラグなく続いているので自然に表現できてます。
 基本的に固定画面でも「動き」を感じさせる描写が多く、臨場感がうまく出ているんじゃないかと。特にスタート時。わりかし感心しました。シーンの重要度という意味ではもったいない気もしますが。
 曲もオリジナルティのある曲が揃っているんじゃないでしょうか。日常の曲が音使いとかなかなかいい感じ。ただHシーンの曲が妙に怪しい雰囲気なのが気になります。あと主人公の力が解放されるシーンの曲がいかにも洋風を意識した曲で、どうも今作の塗りでは盛り上がりにくいじゃないかと。全体的にはやはり厳かな雰囲気の方が似合うように思います。

 2002年6月6日(木)    univ〜愛・おまたせっ〜3人目終了
 3人目は箱入りお嬢さま島津一葉。
 一葉については何をおいてもまずはコレ。Hシーンは驚きの12月ですよ、奥さん。夏から秋くらいの間は進め方に失敗したかとびくびくしていました。そしてついにこの時がやってきましたよ。そう、我々は3年間待ったのだ!@エギーユ・デラーズ、つー感じの万感の想いだったんですが、シーンそのものは残念な出来でした。どうせなら三年間育んできた愛情の結果としてのHシーンが良かったですよ。こういうなし崩し的なのはよそのゲームで見飽きてますよ。一葉のキャラクターがいいだけにがっかりです。
 期間が短いこともあるとはいえ、ハイスピードでより積極的に、よりHになっていく一葉は良かったです。恋人冥利に尽きるといいますか。通常デート後のHも一葉の反応は多彩で飽きることがありませんでした。
 ただシナリオ的にはイマイチかなぁ。長いスパンを必要とする問題を抱えているわりに具体的にはほとんど何も起きない訳ですからねぇ。あの効果不明の戦闘シーンぐらいですか。
 CGモードは一体、何を考えての仕様なんですかね? 部分違いのCGは見れないし、回想シーンがあるのに一言だけ喋るし、サムネイル画面は一画面に6枚しか表示されないし、使い勝手は悪いし。そもそも登録されないCGが妙に多いですよ。特に一葉は初Hを始めとしてほとんど登録されません。もしかしてバグですか。それとも仕様ですか。
 
 アリスから会報が届きました。や、それで改めて思うのは「超昂天使エスカレイヤー」はエロいなぁ、ということ。おにぎりくん氏(妙な書き方だなぁ。おやっさんさんに匹敵するような)はかなり絵がうまくなりましたよね。「ダークロウズ」の頃に比べて顎のラインも緩やかになりましたし、絵そのものもあまり人を選ばなくなってきたのではないでしょうか。
 今回、カラーページに恐らくはパッケージだろうというイラストが載っているんですが、これがかーなーり可愛いです。しかもエロいと申し分ありません。
 ヒロインがメガネというのはかなりのネックですけど、変身時にかけていないこと、その姿が変身前とはかなりイメージが違うこと、変身した状態でのHシーン(戦闘での敗北以外の)があること、を理由に買おうかと思います。もちろんDVD版を。

 2002年6月7日(金)    家政婦が黙殺
 横浜のヨドバシにて「ピンクパンツァー」を買いました。悩みましたが結局は「うたかな」はスルー。やはり「気になるタイトル」に書いた6月分全てを買うのは経済的に苦しいので。頑張って5本プラスにポイントカードで1本というところでしょうか。
 そういや、先週仕事帰りに寄ったら品切れだった「univ〜愛・おまたせっ〜」が入荷していました。それも3面もスペースをとって。しかし、よく見ればF&Cカード付き。以前から思っていたんですけど、ヨドバシの発注担当者はあまり勉強していないのではないでしょうか。どうも時折、不思議な入荷があるような気がします。残念ですけど今回の発注も結果は失敗に終わるのではないかと。先週、売り切れたのは確かでしょうけど今週それが続くとは限りません。欲しい人はすでに秋葉で買っているでしょうし、仮に需要があってもF&Cカード付きではねぇ。
 
 みなさま、篠房六郎氏の初単行本「家政婦の黙殺」は買われましたでしょうか。ビブロスのカラフルコミックスキッズという凄まじく矛盾するようなところから出ております。掲載されていたのは主に休刊したカラフル萬福星だというのに。紛らわしいことこの上なし。
 ちなみに局所で好評を博した、極道版「ときメモ」とでも言うべき「男一発六尺魂」や「オトナ篇」のアワーズ掲載タイトルも収録されてます。嬉しいには嬉しいんですが、つーことは篠房六郎氏はもうアワーズでは描かないのかもしれませんね。
 ちなみにいくらビブロス刊とはいえ、2002年カラフルピュアガール2月号に掲載された「轟熱!!埼玉連合番外地」は収録されていません。たいへん残念ですが、恐らくは色々問題があるでしょうし、致し方ないところかと。まぁ、カラー漫画ってこともあるでしょうが。
 この素晴らしくマイナーな本は恐らく初回冊数がエライ少ないと思われますので見つけたら即保護することを推奨いたします。
 
 Terra Lunarの「ロケットの夏」の発売日が9月13日に。長らく未定でしたが、ようやく日付が発表されました。残念ながら予定通り発売されても夏は終わってますが。ってありきたりなコメントですみません。

 2002年6月8日(土)    univ〜愛・おまたせっ〜4人目終了
 4人目は三好育。
 プレイも4周目に入ったので色々と試しながら進めてました。ま、有り体に言えば浮気していた訳ですが。結局のところ、どうして一葉以外の処女喪失イベントがあるのかと考えていましたが(まさか浮気のため「だけ」に用意されたとも思えないし)、つまるところ愛編からプレイした人のための展開な訳ですね。データがなくとも2周目からは例の「ラブにな」が用意されていたのですっかりと必要性を忘れてました。
 で、無事(?)浮気に成功するとステディはそのままなのですが、スライダーを浮気相手にも割かなければならなくなります。人気者はツライね(違)。まぁ、それはいいんですけど、驚くのはこのスライダーを規定値の20以下にしていた場合、好感度が際限なく落ちていくんですよ。友達の場合はプレゼントをあげたり遊びに誘わなくとも数値が下がることはないんですが、一度でも手を着けてしまうともうアウト。面倒をみないことには維持することが出来ません。ほっとくと態度が硬化し、言葉遣いまで素っ気なくなっていきます。ティナなんて会っただけで「Oh!」とか言いやがります。ずいぶん失礼だな、オイ。
 個人的にこの半端なリアリティには非常に好感が持てました。さすがにハーレムエンドとか刺されて終わりとかのエンディングはないでしょうけれども。
 肝心の育はあまり成長しない分、変わらずに可愛いです。女子大生が子供用ビニールプールでスクール水着!? って感じで。全体的にHシーンはマニアックでエロいものが多くて良かったです。
 ただクライマックスはどうもね。主人公が育と別れようとするんですが、その理由がなんと院生試験に落ちたから。しかも上への進学を当てにしていたので就職活動をしていないという間抜けさ。「就職が決まらないから」、こんな情けない理由で別れを必然のものと受け止める主人公は初めて見ましたよ。さんざんやっておいて自分の都合が悪くなったらポイですか。
 あーあと最終HのCGの1枚が恋編の使い回しというのもなんだかなぁって感じでした。これじゃホントに育が成長していないかのようです。
 相変わらず登録されないCGがあります。一体、どうなっているのでしょうね。

 2002年6月9日(日)    univ〜愛・おまたせっ〜5人目終了
 仮面ライダー龍騎19話。今週から役名だけでなく、ライダー名もオープニングに書かれるようになりました。まぁ、北岡秀一がゾルダですよ、って回はセリフ回しが少し妙でしたし、新しいライダーが出る度にそんなことしてられないっつーとこでしょう。
 で、占い師の手塚くんがライアで脱獄囚の彼が王蛇と。いきなり漢字で驚きました。なんて読むのかわかりませんが。今度はフリガナが必要です。スタッフのみなさま。
 これまでのライダーが一堂に会する(カニは除く)理由付けはなかなか自然に書かれていたのではないでしょうか。まぁ、頭の配線がズレたキャラクターはこういうときに非常に利便性があるというか。しかし、2話にわたって主役級の活躍が祟ったのか、あっさりと昇天。奇しくも「デビュー戦が大事だからね」という言葉は彼に向かって跳ね返ってきたのでした。せっかくライダー名もわかったのにねぇ(これで来週生きてたら驚きですが)。
 しかし、デザイン的にはだんだんと「Gガンダム」みたいになってきたなぁ。はっ!? ということはそのうちセーラー服タイプのライダーが出る?(出ません。っていうか出たらそれはセーラームーンなのでは)
 
 「univ〜愛・おまたせっ〜」。5人目は斉藤倫子。
 今回も恋編と同じ欠点を抱えてしまっています。生川ネットワークに関する話が終盤のメインになってしまっていて、倫子自身の話がほとんど書かれなくなってしまっているんですよ。回想シーンでも夏以降はなにも起きませんしね。他のキャラは軒並み重要なイベントが入っているというのに。
 個人的には倫子にあまり魅力を感じていないのもツライかと。日常会話が重要なゲームなので、ヒロインをどれだけ気に入っているかが全ての分かれ目なんですよねぇ。微や育、それに一葉ならば楽しい会話がそうでなくなるという。
 
 しばらく前からminoriがスタッフ募集を行ってます。「Wind−a breath of heart−」をプレイした人ならば恐らく「ああ、なるほど」と妙に感慨深く頷いてしまうのではないでしょうか。
 中でもシナリオライターの項。
 >例え優れた物語を紡げても、そこに他の意見を取り入れる勇気のない方は不向きです。
 この条件になにか深読みをしてしまうのは私だけでしょうか。似たようなことはよそのスタッフ募集でも書かれますけど、メインはやはり「常識のある方」が多いです。妙に具体的な気がするんですよね。

 2002年6月10日(月)    univ〜愛・おまたせっ〜終了
 最後は庶民派お嬢の佐伯玲奈。
 6人目ともあるとプレイもだいぶ、だれてきました。4年生の途中からはすっかり遊びのスライダーはゼロにして早送り状態。それでも出てきた時だけ相手をするという有り様。まぁ、それというのも話題の数、バリエーションとも恋編より減っているからなんですけれども。面倒くさいという意見があったのかもしれませんが、それでこの変更というなら悲しいです。
 しかし、どのように進行しても玲奈と育は姉妹になる訳ですが、まさか未来の妹にも手を出していたとは玲奈にはとても言えませんよ。将来は「君が望む永遠」並の修羅場がやってくるのでしょうか。
 シナリオはどうにも奇妙な感じでした。4年になってからやけにCGのないイベントが発生するな〜、とか思っていたんですがねぇ。よもやあんなしょうもない展開に繋げるためであったとは。かなり置いてきぼり度が高いエンディングでしたよ。エピローグCGはまぁ良かったですけれども。
 それにしても玲奈にだけ立ちCGの追加があったんですね。その出来は正直、イマイチというか怖いくらいなんですが。特に黒スーツの方の破壊力はかなりのもの。
 ゲーム感想は近日中にアップの予定。

 2002年6月12日(水)    Floralia1人目終了
 どうにかこうにか「univ〜愛・おまたせっ〜」のゲーム感想をアップしました。恋編からの変化を主題として書いたため、どうしても厳しめになっています。まぁ、本当に大事なところは良いままに残っているから許容できますけれども。それでも新しくなって良くなった箇所が極めて少ないのは悲しいことです。
 
 「Floralia」。1人目は白瀬憂。
 このゲーム、事前の予想よりも面白いです。誘惑vs純愛なんていう触れ込みでしたから倫理、道徳無視のトラビュランスゲーかと思ったんですが、さにあらず。誘惑の方もそれなりに頑張っていて、ヒロインが打算した上で誘惑してくるケースが見受けられるのでなかなか好印象。取りあえず、ただ発情している訳ではないだけでも評価できます。
 また純愛組はリアクションが二昔前の少女漫画のように反応がオーバーなので見ているだけでなかなか楽しいです。
 ex)ぼのぼののように両手を激しく上下させたりとか、目が点になったり、高飛車笑いをしたりなど。
 ただ、当然と言うか手放しで誉められる訳ではありません。基本的に両想いであるが互いにそれに気がついていない設定で始まる物語だけに、話が極めて短くなってます。選択肢も事態を好転させるために選ぶのではなく、悪化させるために選ぶ箇所が多いような気がします。
 シナリオの地の文は珍しいことに三人称スタイルで書かれます。これは視点がヒロインにも移るからだと思われます。慣れるまでは戸惑うこともありますが(一人称に近い三人称なので)、慣れれば地の文とキャラの漫才などがあって楽しめます。
 ちなみに「ピンクパンツァー」とどちらを先にプレイしようか迷いました。
 調べたところ、今回も修整ファイルが発売日に出されていて、それをあてた上でさらに強制終了のバグを抱えているらしいと知って放置プレイを決定。
 やっぱり2ライン制とはいえ、4ヶ月スパンというのは無理があったのではないでしょうか。掛け持ちしているスタッフも多い訳ですから。
 
 オーバーフローの「妹でいこう!」の発売日が8月2日に。そらまぁ、別にいいんですけど、「今度こそ本気ですっっっ!!!」つーのは一体どういう意味ですか。これまでのは冗談で「出せたらいいネ(はぁと)」くらいの勢いだった訳ですか? これまでは見切り発車であったと先日、公言したWitchといい、エロゲーメーカーというところは……。

 2002年6月13日(木)    Floralia2〜3人目終了
 2人目は白瀬憂と対になっている麻生鈴音。
 鈴音は誘惑組の一人ですが、少しもったいないような気がします。というのも昨日も少し書きましたが、このゲーム良くできているんですよ。本当に想像以上に。だからこそ純愛組の心理描写がしっかりしているぶん、かなりあっさりしているシナリオがもったいなく感じてしまうんですよ。純愛組と同じようにしっかりと描くか、そうでなければ誘惑組の個別エンドは用意しない方が良かったのではないでしょうか。
 3人目は三ノ宮由佳里。
 いや、楽しいですよ、この生徒会長は。フェイスウインドウでうろたえまくる様子があまりにも可愛いです。
 プライドが高く能力も高いが、実のところ中身は普通の女の子。それを他人に知られることを極度に嫌がるが、なぜか主人公にだけはいつも見られたくない屈辱的な姿を見られてしまう。主人公は主人公で相手のそんな様子を好ましく思っていることを隠そうともしない。おかげで会話がすこぶる面白いです。
 上でも書いたようにフェイスウインドウが多彩で魅力的。特に目を点にして何かを止めようとする仕種が大層お気に入り。
 全体的にはイベントの少なさが不満ですかねぇ。CGはエロに費やしているのでエロゲーの本義からは外れていない訳ですが、この作品の楽しさはヒロインズとの会話(リアクション)にあると思うんですよね。Hシーンの数は多いですが、明らかにそちらより会話の方が印象に残りますし。正直、ヒロインが対になるという構図はそのままであとは普通のAVGにした方が良かったんじゃないですかね。
 
 気がつけばAQUAHOUSEの「出張♪しろがね学園メイド部!」の発売日が7月予定に。これで6月の購入予定ソフトに悩む必要がなくなりました。やはり、何だかんだと延期されるものですねぇ。
 まだ手をつけていない「心輝桜」の体験版が当たって非常に喜びながらもいつプレイすべぇか、と考えていたんですが無理にプレイしなくともいいかも。でも怖いからやっぱりプレイするんじゃないカナ、するんじゃないカナ。

 2002年6月14日(金)    Floralia終了
 「とらいあんぐるハート1・2・3DVD EDITION」を買いました。箱でかっ! てな感じでしたが今さらこんなので驚いてはいけないのかもしれません。
 このことからもわかる通り、結局は限定版を買ったんですけど、その最たる理由は通常版が見当たらなかった、というのが最大の理由。家に戻ってからDVDパッケージと知り、見つけられなかったのも納得。捜索範囲からは完全に外れてましたんで。
 んで、このパッケージなんですけど、限定版の同梱アイテムを知らない人(あんまりそういう人はいないと思いますけれども)は気付かないんじゃないですかね。このまるで金色のお菓子でも仕込んであるような仕舞われ方では。あまり引き抜くことを前提にしているようにも見えませんし。私もしばらくは(同梱アイテムの内容を忘れていたので)気づきませんでしたよ。思い出して不審に思ったから発見できたようなものです。
 
 「Floralia」。めでたく終わりました。
 なんつーか、やっぱり誘惑組へと主人公の気持ちが傾くあたりの描写は不自然極まりないですな。純愛組のシナリオを下敷きにしているので当然なんですが。そもそも、僕が好きなのは彼女だ、つって始まっている訳ですから。
 セールス的な面を考慮すると誘惑vs純愛という構図(要はHシーンが多いということですが)は必要だったのかもしれませんが、ソフトの中身だけ見るとあまり歯車が噛み合っていないように思えますね。まぁ、そんな風に書くのも純愛シナリオがかなり面白いからなんですけれども。
 そういや、加賀御文のエンディングには感心しました。さすがは北都南さんというべきですね。数年後のエピローグで子供っぽかった御文の声がしっかり成長していますよ。レベルが高い上に幅広い年齢層の役をこなせるなんて、ホント貴重な才能です。恐れ入りました。ゲーム感想は近日中になんとか。
 
 アリスソフトの「超昂天使エスカレイヤー」の発売日が8月23日に。会報では2日か23日あたりと書かれていたんですが、遅い方になったようです。ちょっと残念。特に通販価格7000円(送料込み)をすでに払い込んだ身としては。

 2002年6月16日(日)    とらハDVD EDITION開始
 仮面ライダー龍騎20話。やー、結構面白いんですけど話の進行や展開を手塚くんに頼り過ぎではないでしょうか。主人公はなんにでも疑問を呈するだけのお馬鹿さんだし。
 今週は久々のライダーの名前を呼ぶ回でしたなー。ガイなんて映像までついてましたからね。今後の出番なんてないのに。でも、説明過剰のおかげで仮面ライダー王蛇はやはり「おうじゃ」と読むのだと判明。ライダー同士がどうしてそれを知るのかは内緒ってことですか。
 しかし、北岡秀一は本当にいつでもいいところを持っていきますな。今回も一番の印象度ではないでしょうか。今後も要領よく活躍してくれるのでしょう。
 それにしても神崎兄は何を考えているのか。ペースが遅いって13人を未だ用意していない奴が言うことではないんじゃないかねぇ。
 騎士くんも何を考えているやら。そもそも直接ではないとはいえ、カニライダーを死に追いやったのは間違いなくアナタなんですけど……。何を今さらと言いますか。
 
 Bonbee!の「ALMA〜ずっとそばに…〜」のページに「本文抜粋」が追加。ぶっちゃけエロシーンのテキスト(CG付き)が少しって感じなんですけど、こんな風に小出しにしていたら、いざゲームが発売された時に新鮮味があんまり感じられなさそうだなぁ。こんな更新をするってあたり、まだまだ出ない証拠って気もしますし。今年の秋でもう3年っスよ、3年。一体、どうやって会社を維持しているのかなぁ。まぁ、テキストもCGも大変よろしいので買いますけれども。考えてみるとこんだけ延期されて一向に購入意欲が落ちないゲームって初めてかも。いくら延期を十二分に予想していたとはいえ。
 
 BasiLの「それは舞い散る桜のように」のDVD版の情報を見るために久しぶりにホームページを閲覧。はぁ〜、相変わらずため息をつくほどセンスのないホームページですな。なぜこうも細かくページを分けているのかねぇ。そもそも入り口から2回クリックしなければ「それは舞い散る桜のように」のページに入れない構成も謎。アイコンを始めとしたクリック箇所はほぼ全て小さいし。
 まぁ、それはそれとしてDVD版の仕様ですが……。なんとも不思議ですねぇ。一体なにを考えているのでしょう。
 1、特典が一切なし 2、DVD版トールケース 3、DVDの他にCD−DA用にCDが1枚付属 4、価格はそのまんま 5、発売日は未定だが、CD版より後なのは確実 6、CGのクオリティや音楽の収録レートもCD版と同じ
 これに一体、何のメリットがあるのでしょうか。ちょーっと理解できません。発売日が同じってんなら、まだわかるんですけどね。4と5の条件を同時に満たしているのが信じられないです。まぁ、中にはデカイ箱や特典はうざいからいらないという人もいるでしょうが、そんな理由でわざわざ後日を待つとは思えませんしねぇ。
 
 パプリカの「RE☆さいくりんぐDays」の発売日が6月28日に。あんだけ待たせて完成しました、とか言っておいて間際での延期。しかも、ホームページにはまるで他人事というか、責任転嫁のようなコメントが。君らはいったい何様ですか? つーか、パプリカはどうにもきな臭い感じ。ひょっとしてこれが遺作となるデスカ?
 
 「とらハDVD EDITION」始めました。
 おまけシナリオはぐっと我慢して旧作から。しかし、すごいインストール容量ですねぇ。1なんて旧版は300MBなのにDVD版は800MBオーバーですよ。同様に2は800MB→2GB、3は1.1GB→2.1GBという凄まじさ。おまけシナリオなんて2.2GB。3より多いのは一体全体どういうことなんでしょうね?
 ひとまず1、2、1、2、1……の順で交互にプレイしようかなぁ、と(3は1や2ほどには思い入れがないので)。懐かしさがこみ上げてくるデスヨ。インストールしてデモとかは全て見たんですけど、あんまりうまくないかな、というのが素直な感想。
 1はさすがに少し古くさいCGに画面効果だけが今風なので(差し込む光とか)、ちぐはぐな印象を受けました。特に唯子を背負うシーンはかなり妙。空のスクロールが速くてまるで真一郎がローラーダッシュしているかのように見えます。
 2は悪くはないんですけど、DVD EDITIONで初めてプレイする人のことは全く考えていないなぁ、って感じ。ただでさえ少ない2のイベントCGをこれでもかと繰り出してくるので楽しみが半減してしまいそう。特にメインである愛とゆうひは。
 3は高画質Ver.に差し替えという話だったのですが、イマイチです。あの美しい店頭デモではありません。フル画面で桜が舞ったり、キャラクターがアニメーションするところが良かったのに。私は店頭デモのCD持っているから溜飲も下げられますが、待ち望んでいた人には納得がいかないでしょう。内容も微妙に変わっちゃってますし。
 で、ひとまず野々村小鳥。やはりいいですにゃー。なんか溶けそうな感じですよ。他作品でこの声が聞けないのは残念な限り。
 それにしても試験のシーンでにゃも先生の気持ちを理解するとは。確かに昔はわかったんですけどねぇ。全然わかんにゃい。
 2はまだ途中まで。タイトル曲を聞くと心が震えます。素晴らしく良い曲って訳ではないんですけど、なんか「帰ってきた」って感じがするんですよね。でも、移植された曲は全体的に再限度がイマイチです。なぜぇ?
 評判悪かった例の管理人養成システムはなくなりました。つーても、あのグラフがなくなっただけですが。私自身は別にあのシステムに不満はないのでそのままでも構わないんですけど(本当に。そりゃ進化してくれるならそれに越したことはないですけど)、気に入っていた会話シーンはあるので問題ナッシング。依存度の高い(要は人をこき使う)キャラが出てきやすいところとか、その自然な日常会話(特に美緒関係)とか。

 2002年6月18日(火)    とらハDVD EDITION進行中
 神咲薫→千堂瞳(1)→椎名ゆうひの順にプレイ中。
 やー、今さら言うまでもないことなんですが、すこぶる面白いです。最近のゲームにはない心地よさを感じます。名作はいつやっても名作だと再確認。ここまで優しい世界観を持ったゲームはそうないんじゃないですかねぇ。
 2のエンディング。上記2名なので「Nameless Melodies〜だけどきみにおくるうた〜」だけの確認。なんか変わった処理はしているんですが、わざわざやるほどのものですかねぇ。個人的にはしんみりしたいエンディングでは、オリジナル版のようにただスクロールするだけの方がいいと思うんですけど。
 そういや2の2回目以降のプレイで出現した第2部からのスタートがありません。データをとっておかないとすごーく面倒。
 それと第3部に入ったあと、オリジナル版にはあった日付がいっさい表示されないような気がします。なんででしょう?
 まるで脈絡がありませんけど、3をプレイした誰もが気になるのは2の主人公、耕介が誰と結ばれたのか、ということ。3が発売された当時も考えましたが、今回もまたつらつらと考えてました。
 メインということで可能性が高いのは槙原愛。3にも立ちCGが登場していますし、他に決め手がなければやはり順当ということで。
 候補2人目は椎名ゆうひ。愛と同じく一応はメインですし、やはり3にも登場しています。明確な理由としては花見の席でフィアッセ(だったかな?)が「Nameless Melodies〜だけどきみにおくるうた〜」を歌っていたこと。ゆうひは耕介がおらずとも世界的シンガーにはなりそうですが、この曲は耕介と結ばれなければ生まれることはないように思うので。
 3人目は神咲薫。やはり3に登場していますが、会話の雰囲気から見るにとてもそんな感じではありません。3が出た当時はどう考えても違いそう、と思って候補から外したのですが、今回改めて2をプレイして気になったのは2のエンディング。耕介が薫のリボンをほどいて、こっちが可愛いとかなんとか……。そう考えると3の髪型がひとつの根拠になるような気がしないでもないです。 
 他のメンツは登場しないので判断不可。リスティは一応、登場しますがどう考えても苦しい感じ。一声だけしか喋らない仁村真雪も同様。
 まぁ、予想として一番怖いというか、悲しいのが誰とも結ばれていないケース。五月の雪はまさにそれでしたからねぇ。詰まるところ、誰と結ばれていてもおかしくない作りというのは誰とも結ばれていないように見えやすい、ということなんですよねぇ。

 2002年6月19日(水)    とらハDVD EDITION進行中2
 続けて綺堂さくら→千堂瞳(2)→井上ななかをクリア。
 久しぶりにやるとイメージというか、記憶が少しは違うもので。さくらなんてこんなにHシーンあったっけなぁ、とか。ヘアバンドVer.の方が好きなせいで耳付きの方は記憶が薄れていたのかもしれませんが。あと、昔は全然ゆうひと同じ声に聞こえなかったんですが、今回プレイしたら共通性も感じとれるようになってました。鳥居花音さんの声を他作品で数多く聞いたせいでしょうか。
 ここまで1、2の繰り返しで進めてきましたけど、そろそろきつくなってきました。やはり2の方が断然、好きなので。誘惑に勝てなくなってきました。もともとこだわる意味もない上に1のキャラは好きなのばかり率先して消化していましたからねぇ。
 それはそれとして、2の瞳シナリオは単体ではイマイチ。個人的にはななかルートで分岐するエンディングの方がお気に入りです。長い時間をかけてきた二人には、こういうドラマチックでは少しもない締めの方がいいような気がします。さり気にななかの存在が役に立っているあたりもナイスです。
 そういや井上ななかをクリアして「風に負けないハートのかたち」Ver.のエンディングを確認。やはりボーカルが異なるだけのよう。そして、キャラごとの選曲も同じと思われます。

 2002年6月20日(木)    とらハDVD EDITION進行中3
 ようやく「Floralia」のゲーム感想をアップしました。「とらハDVD」をプレイしているうちにすっかり忘れていたというのは秘密です。このゲームって人によって評価がかなり別れそうですよね。面白い、という評判を聞いてプレイした人は辛目の評価になりやすいんじゃないですかねぇ。私はお手軽ゲーム(ぶっちゃけ「Sweet Pleasure」)程度の期待しかしていなかったのでなかなか楽しめましたが。まぁ、それでもありのままに書いていくと、全体的な文章としては厳しめになってしまうのは仕方のないところでしょうか。取りあえずは次回作にも期待ですが。
 
 「とらハDVD EDITION」。十六夜シナリオ。初プレイは3年近くも前ですが、当時このシナリオに驚いたことを今でも覚えています。ヒロインの持つ剣霊と恋仲になれるゲームなんて今でも珍しいんじゃないですかねぇ。しかも、私は十六夜さんとHが出来るとはまるで思っていませんでしたから驚きも大きかったです。てっきりプラトニックな関係だとばかり。
 桜と十六夜さんのコントラストが当時から妙に気に入っていました。主人公の未来が多彩という2の特徴が遺憾なく発揮されてますよねぇ。あのラストは綺堂さくらシナリオ同様にお気に入りです。
 
 ライアーソフトから「行殺(はぁと)新選組ふらっしゅ」が7月26日発売。ってマジですか? 確かにリメイクするかもって話は会報にもありましたけど、よもやこんなに早いとは。でも予定通りなら「ピンクパンツァー」から一カ月半、「腐り姫」からでも五ヶ月と異常なペースでの発売。「ピンクパンツァー」の不具合加減を考えるとオリジナルに引けをとらない鬼バグの可能性が否定できません。他にもほとんど変わっていないじゃないか、とかね。ちなみに値段は6800円。これまた微妙ですな〜。

 2002年6月21日(金)    心輝桜&パニック!!けろけろ王国体験版
 「心輝桜」体験版。PUSH!!8月号を買ってきたら体験版が収録されていたので、なんとなく気まずくなって、しばらく前に抽選で当たった方を即インストールしました。気がつけば発売はもう来週なんですよね。
 3章までプレイ可能になっているようです。ちなみに1章は10分から15分くらい。1話程度と考えておけば間違いないんじゃないかと。ちなみに選択肢はありませんでした。
 で、プレイした感想は果てしなく微妙。いえ、ほんとーにそうとしか言いようがないんですよ。
 雑誌の記事を見てもわかるようにCGはあんまり塗りが綺麗ではありません。キツイこと言えばぬり絵レベルから先に進んでいないというか。中堅程度の同人誌に色を塗っただけのようで原画にもあまりこだわりが感じられません。そりゃ書き込めばいいってものじゃないですけど。立ちCGなんかはよく変わるだけにかえってツライことになっているような気もします。
 細かいことですが、トラックを持ち上げるCGの車の向きが逆だと思うのは私だけでしょうか。
 シナリオというかテキストは設定がかーなーり独り歩きしています。詰め込み教育のように次から次へと造語を繰り出されるのでついていくだけでも大変です。辞書に載っている言葉同様に日常会話で使うのもいいですけど、地の文ではもうちょい丁寧に書いて欲しいです。
 ついでにノリも同人誌風味。「痕」のギャグ系同人誌を思い浮かべればまず間違いないかと。ギャグが滑っているというほどではないけど、どこかで見たものを読まされている、そんな感じを強く受けました。
 他には「そんなに気負わないで」という言い回しはどうなのかと思ったり。気負いというのは責任やプレッシャーを感じるという意味ではないと思うのですが。
 後は回想シーンとはいえ主人公の凄まじい偽善者ぶりがどうにも気になりました。つーか、なんじゃそりゃってな勢いでしたよ。君らの倫理、道徳観はどこかおかしくないかい?
 音楽は通常クラスかな。可もなく不可もなく。ただSEのみで構成しているシーンもわりとあるようです。そういった時に安心していられないのが正直なところ。各要素の総合得点が高ければ、自然と作品に対する信頼が生まれるので不安になることもないんですけど。
 ボイスはないようです。いつもチェックするのを忘れてるんで、体験版で初めてその事実を知りました。デビュー作だし、内容から見てもいかにもなさそうではあるんですがね。
 そういや仕様なのかわかりませんが、章が終わったところでいきなり落ちることがあります(まぁ、違うでしょうけど)。3章が終わってからならいいんですけど、最初は2章が終わったところでいきなり終了したので自爆プログラムでも入っているのかと思いましたよ。エラーメッセージも出ないで強制終了するゲームなんて久しぶりなんで。
 結論としては買うのを躊躇いました。つーか買わないと思います。他に競合タイトルがなければ買ったかもしれませんが、628で勝負するのは苦しいんじゃないかと。
 
 ジャニスの新作「A10」は驚きのタッグ、都築真紀氏&CARNELIANN氏! いや、本当に驚きました。よもやの組み合わせ。
 私が夢見たCARNELIANN氏の絵で「とらハ」のような、らぶらぶモノが見られるかも。育成モノらしいんで微妙な線ですが、やはり期待せずにはいられません。
 絵的なキャラデザはどうもCARNELIANN氏が行っている模様。結果的に企画補助みたいなこともしているようです。
 未だCARNELIANN氏の絵で真の成功作はないと思っている私ですが、これがそうなることを切に願います。
 気になる発売日は未定のようで、やっぱ来年とかですかねぇ。
 
 ぱじゃまソフトの「パニック!!けろけろ王国」体験版をちと触ってみたんですが、私にはどうにも無理っぽいです。今さら落ちゲーに情熱を持てないってーのもあるんですが、今作に限ってみてもあんまり私には向いていない感じです。
 今でも「コラムス」や「ぷよぷよ」で連鎖を組むのが楽しいという方にはなんの問題もないんでしょうが、私は当時から苦手でしたからねぇ。もともと多くの原画家が参加というのに魅力を感じませんし、恐らくは見送ると思います。かんなぎれい氏のファンとしては残念ですけど、やっぱ20分の1では苦しいです。

 2002年6月23日(日)    とらハDVD EDITION進行中4
 仮面ライダー龍騎21話。相変わらず手塚くん大活躍で誰が主役なのやらって感じです。バックボーンのない主人公では他のメンツに対抗しようもないですからねぇ。これから心理的外傷となるイベントでも発生させるしかないですか。
 今年も特撮シリーズ2本が映画化されるようです。それはいいんですけど、コメントが意味不明です。なんでも「シリーズ最終話をテレビ放映終了前に劇場版で公開する異例の試み」とのこと。…………。すいません。やっぱり私には意味がよくわからないのですが。
 公開してからしばらくは見んなっ! つーことですか。まぁ、それはいいとしても公開は8月17日です。テレビ放映は8月一杯くらいで終わるのですか? しかし、その後も続くとか続かないとか。要はアレですか。第一部完というか、「さぁ、戦いはこれからだっ!」っていうジャンプなやつですか?
 
 サーカスの「D.C.〜ダ・カーポ〜」のデモが公開。軽いミラーを探してどうにかダウンロード。内容はなんともフツーというか、無難すぎる感じですね。3分10秒は内容から考えると無駄に長いような気がします。導入部が微妙に「水夏」と被っているのもなんだかなぁ。
 曲はやたらと卒業を連呼していて、曲調から考えてもエンディングの方がピッタリくるような気がします。
 しかし、このタイトルはどこまでのものなんですかねぇ。購入に値するくらいは間違いないとは思いますが、期待すると危険な気がしないでもないです。今、「とらハDVD EDITION」をプレイしているせいですかね。素直に期待できないというのは。類似性(雰囲気だけでなくて声優も)を感じた上でそれ以上とは思えないというか。
 
 Terra Lunarの「ロケットの夏」の情報が公開。よーやく、です。個人的には待ちに待ったという感じ。まだ線画とCGが少しくらいですが、これで9月発売に少しは信憑性が出てきました。いずれはデモなどが追加されていくでしょうから楽しみです。
 
 「とらハDVD EDITION」。仁村知佳シナリオ。なんつーか違いますね。「妹」が流行りとなる前に作られたものだからか、それとも都築真紀氏のシナリオだからか、自然体の良さにあふれてますな。重要なシーンも当たり障りのないシーンも強く心に残りますよ。
 このタイトルもそれなりに進んできましたけど、ゲーム感想はどうしますかねぇ。個別に書きたい気もするんですけど、一応は1本のソフトですから1項目でとらえるのが筋だとは思うんですけど、そうするとえらい長文&まとまりのなさになりそうですしねぇ(あらすじなんて何本書けばいいのやら)。悩むところです。

 2002年6月24日(月)    とらハDVD EDITION進行中5
 フィアッセ・クリステラシナリオ。たいへん苦戦いたしました。第二部も終盤に入ってから実に嫌な予感がしたのでセーブ。ロード画面を確認するといつの間にやら第三部。そこにあった名前はまさかのメガネシスターこと美由希。
 さすがに、場所選択で一度も選んでいないキャラのルートに進行すると、軽いパニックになります。すかさず途中データからやり直しますが、結果は同じ。
 この迷走ぶりはわかっている方には不思議でならない光景でしょう。そう、1年半の間に私はすっかりと忘れていたのです。フィアッセのシナリオだけは美由希のシナリオをクリアしてからでないと進めないということを。
 往生際の悪い私はすかさずオールオンデータを使ってみますが、無駄な足掻きでした。埋まるのは鑑賞モードのみ。フラグは無反応でした。
 思えばオリジナル版プレイ時もきつかったですよ。ただでさえメガネ。私の目には一家の中にあって違う意味で燦然と輝いていましたよ。ただ、それだけならばまだ、まだ良かったんです。問題はシナリオというか、選択肢。
 まるでこちらの神経を逆撫でするかのように何度となく聞いてきます。こちらの道(妹コース)でいいのか、と。本音を言えば良い訳ありません。とはいえ、選ばなければならない選択肢はわかり過ぎるほどわかってますし、否の選択肢を選べるはずもありません。にもかかわらず激しく葛藤していましたよ。実際、このあとはかなりの苦行でしたよ。Hシーンとか特に。
 閑話休題。
 久しぶりの3な訳ですけど、イメージは変わりませんねぇ。終盤に進むに連れてさらに寡黙になっていく主人公。恋人同士の会話もそっけないことこの上なし。日常会話も約束とかの確認ばかりに費やされているような気がするんですよねぇ。やはり2に比べると「会話」の弱さは如何ともしがたいものがあります。明らかに時間が足りていない感じだよなぁ。
 皆に冷やかされることもロクになければ「くぁーっ、むずがゆいっ!」とか巨乳メガネ巫女が暴れるような会話もなく、ただただ感慨の残らぬHシーンが並ぶ……。うーん、ですね。しかもフィアッセシナリオは他に比べればまだしもましだからなぁ。
 CGが綺麗になったり、声優さんの平均値が上がったりしているだけに、かえって目立ってしまうんですよねぇ。
 次はいよいよおまけシナリオに進もうかと。

 2002年6月25日(火)    とらハDVD EDITION進行中6
 まずはとらハ1のおまけシナリオ「The Days After ナツノカケラ」から。
 立ちCG、曲、背景とほぼ全て書き下ろしとなっているのでほとんど新しいゲームみたいです。しかし、「五月の雪」でもそうでしたが、1のメンツと知佳やみなみが同じ画面内にいるのはどうにも違和感を感じずにはいられません。それに目をつぶるとしても全員集合というのはやはりどうにも不自然な気がします。特に弓華が普通にそこにいるのはねぇ。
 立ちCGは、1から約半年、2(のスタート時)から2年とちょっとと考えるとすこーし微妙かなー。まぁ、恐らくは2や3の時のように都築真紀氏のキャラクターデザイン画がある訳じゃないでしょうからねー。
 個人的には小鳥と瞳がちと妙な気も。それ以外はまぁ、なんとか。でも知佳とみなみの未発達ぶりには涙で前が見えなくなりそうデス。特に水着姿。○校3年生なのに……。あと真一郎とみなみはクローン人間並みに似ています。やっぱり立ちCGに関しては「五月の雪」Ver.の方が良いと思います。
 アナウンス通り、真一郎にはボイスがついてます。それがなかなか良いです。特にこれのために声優を選んだと言わんばかりの温泉で囮大作戦がGood。さすがは春野日和センセー、完璧です。Hシーンもうざく感じることなどありませんとも。
 それにしても火影兄さまの声がどう聞いても「おまえを殺す」な某メジャー声優に聞こえるのですが。私だけ?
 シナリオはやはり中途半端なところがありますな。全員を揃えて動かすことと、七瀬orさくらとのメインとなる話が一本で繋がりませんからね。ぶっちゃけ全員を揃える意味も意義もどこにも見当たらないんですよ。どのみち、Hシーンがある人間が限られている以上、不公平感は拭えないんですから。
 メインは基本的に本編の補完に等しいですかね。ついでに言えば軽く3の補完にもなっているようです。七瀬、さくらとも本編では非常に味のあるエンディングなので中途の話というのはなにか物足りない感じがします。
 「マナツノユメ」。いわゆる隠しシナリオな訳ですけど、CGモードがないとすぐにはちょっと気がつきそうにありません。発生条件もよく分かりませんし。「恋人いない」状態でもエンディングを迎えないといけないんですかね?
 しかし、よもやの3Pがっ!! とか思って喜んだのも束の間、やはり夢でしたか。そうだよねぇ。「とらハ」だもんねぇ。
 個人的にはこういう組み合わせなら可能かどうかはともかく、薫と十六夜さんとか、ゆうひとフィアッセとかがいいなぁ(無茶言うな)。
 
 お次はとらハ2おまけシナリオ「美緒のデンタルパニック」。
 んー。やっぱ駄目。無理。却下。不可能。断る。耐えられません。とゆー訳で耕介のボイスはちょっと聞いてあえなくオフに。いえ、別に演技は取り立てて問題ないと思います。ただ、個人的に真一郎や恭也と違って耕介は主人公=プレイヤーとしてとらえているので、例え誰であろうとボイスはキツイのです。つーか、立ちCGも不許可としたいのですが。
 このあたりコンフィグ設定がどうもなー。できればキャラひとりひとりでオンオフの設定ができたら良かったんですが。そうしたら遠慮なく特定のキャラをオフにするのに。望とか望とか望とか。
 ボイスは美緒がどうにも。本当に本人ですか? と聞きたくなるほど変わってしまってます。あと十六夜さんも微妙に違和感あり。残るメンツはほぼ問題なし。
 シナリオはまぁ、そんな感じ、とこれで通じそうなほどタイトル通り。一日で全員の関わる話にしようとしているから素晴らしくスカスカしてます。だって目当てのキャラを選んでも嬉しくなるような反応なんてちーともないんですよ。
 1ほどではないですけど、やっぱこういう全員集合シナリオは苦しいと思います。もしどうしてもやりたいなら2のお花見イベントみたいなのにすればいいと思うのですが。
 このシナリオは個人的には真雪さんに尽きるかと。最もよく動いているし、リアクションも楽しいです。本筋にはまるで絡まない実家の話も出てきましたしね。「消防士」には大笑いしましたよ。
 知佳の友人理恵に、薫のいとこ楓。彼女らの存在意義はゼロに等しいと思います。おかげでレギュラーの出番も薄くなっている訳ですから。特に楓はねぇ。どうせ出すなら葉弓さんにすればいいのに。イラストとかあるんだから。
 マニュアルにはこの2外伝の数ヶ月後が1外伝とあるんですが、これは明らかに間違ってます。だって1外伝ではみなみは受験生なのに、2外伝では大学生。どちらが先か、考えるまでもありません。
 実際には2のスタートからカウントすると最低3年は経過しているようです。みなみが大学生なので(つまり、1外伝から最低でも1年近くはあと)。薫も大学生なので想定範囲は3年から5年以内ということになります(大学院に行っていなければ)。
 ちなみに耕介は「五月の雪」同様、独り身街道まっしぐらの模様。真一郎との待遇の差はなんなのでしょう。
 
 そういや修整ファイルが公開されてました。これで2も第二部からのプレイが可能になります。セーブデータもそのまま使えるのは大助かり。ジャニスですからねー。余裕で使えないというケースもありありですから。

 2002年6月26日(水)    とらハDVD EDITION進行中7
 とらハ3おまけシナリオ「お正月だよ全員集合」。
 なんつーか、これで終わりですか? って感じのエンディング。フィアッセがようやく出てきたと思ったらいきなりブツリ、と。本当に全員集合以外にはなにもありませんな。それこそ1や2のおまけシナリオ以上に。
 時期的には本編から数年となってますが、立ちCGがそのままであることを考えると1年半か2年半後ではないでしょうか。恭也たちは風芽丘を卒業しているようですし。
 それにしても美沙斗が1のメンツと高町家一同を面通しさせようとした時はさすがに引きました。全登場人物顔見知り化計画が発動したのかと。いくらなんでもやり過ぎですって。現状でも充分、そんな感があるのですから。
 耕介同様、恭也も独り身なのですが、寂しげな雰囲気は一切ありません。この違いはどこから来るのでしょう。なんか恋人いない状態にしては妙に那美といい感じですし。
 イベントCGは恭也が撮ったスナップ写真という設定なので正直、面白味に欠けます。棒立ちみたいなカットが多いですからね。
 そういや3のおまけシナリオを終えたらスタッフロールが流れました。私は順番にプレイしたのでわかりませんが、恐らくはおまけシナリオを全て終わらせると流れるのではないかと。
 おまけシナリオも終了したことですし、そろそろゲーム感想を書こうかと思います。628も迫っていますしね。

 2002年6月27日(木)    とらハDVD EDITION取りあえず終了
 いつもと違った感じではありますが「とらいあんぐるハート1・2・3DVD EDITION」のゲーム感想をアップしました。結局、オリジナルとの相違点とおまけシナリオに特化する方向で仕上げました。「とらハ」未体験者には申し訳ありません。いずれオリジナル版のゲーム感想も上げたいと思います。
 
 「とらハDVD EDITION」。鳳蓮飛シナリオ。
 久しぶりにプレイしてもなかなかぐっと来るシナリオなんですが、主人公が主人公たるに相応しい約割を担っていないのがやはりどうにもネック。「守りたいもの、ありますか」というテーマにもうまく合致していませんし。そりゃヒロインがいる以上はないはずもないですけどね。そういう問題じゃない、と。
 要はこれってレンと晶のいわば外伝的なシナリオってことなんですよねぇ。本伝はあくまで恭也とレンのシナリオのはずですから。感動するシーンで主人公が蚊帳の外っていうのはねぇ。そのおかげでこの前に連続で発生するHシーンもかなり虚しいんですよ。それしか役に立たない自分(恭也)が不甲斐ないというかね。

 2002年6月28日(金)    それは舞い散る桜のように開始
 今日は今年二度目の大激戦の日でした。私は秋葉には行かずに横浜のヨドバシに向かったんですが、開店前からいつになく人が集まっていましたよ。
 それにしても相変わらずここの仕入れには疑問を感じるなぁ。最も用意されていたのが「とらかぷっ!」と「淫内感染」の麻雀ですからねぇ。さすがにちょっとどうかと思いましたよ。
 ざっと購入者ウォッチングをしてみたところ、2本くらいの人が多かったようです。2本の基本ラインはやはり「それは舞い散る桜のように」と「D.C.〜ダ・カーポ〜」。2本のどちらも手にしていない人はなかなかに珍しかったです。ちなみにその2本のスペースはいずれもワンフェイスのみ。見る間に山は小さくなっていきましたとさ。まぁ、望んだだけの入荷数があったとは限らないのですけど。特に「D.C.〜ダ・カーポ〜」はその可能性がありそうなタイトルだし。
 それにしても今日のラインナップでわざわざ朝一で光栄の新作や「淫内感染」の麻雀だけを買いに来た人は見所があり過ぎると思います。大学が2コマ目からで後には来れないとかでない限り。
 ちなみに私は予定通りの「それは舞い散る桜のように」と「朝の来ない夜に抱かれて」の2本。危うくF&Cカード付きを買いそうになるところでしたが。
 
 かなり迷った末に「それは舞い散る桜のように」から始めることに。期待度は本当に紙一重くらいなんですが、雪村小町ひとりのパワーでこちらに軍配。小町は私の嫁さんですから、とかいう趣旨の発言をするためには最低1万人を敵に回す覚悟が必要だと思われ。
 そんな訳で「それは舞い散る桜のように」ですが、パッケージはまた独自のセンス炸裂やねぇ。不自然に大きく薄っぺらい。中には2冊の本が入っている。1冊は絵本のような装丁に中身は同人誌を彷彿とさせるようなゲスト本。もう1冊は開くと剥き出しのCDが。この止め金の部分が脆い感じで数回、着脱を繰り返したら壊れそうでちと怖いです。結果論ではありますが、これなら特に特典はいらなかったかな、と。
 本編はまだようやく体験版の範囲が終わったくらい。ガクランの袖をぶった切ったような夏服に戦々恐々としております。一体、どういうセンスなのか。そういやまだオープニングがありません。
 個人的に気になるのは、やるのかどうかも知りませんがキャラの人気投票。学園のプリンセスが惨敗すると踏んでいるのですが、どうか。なんつーか、勉強も出来る志保こと八重樫つばさと、生まれ変わったポンコツにして人間重機関砲こと雪村小町の両名はあまりにも高くそびえ立つ壁ではないかと。プリンセスはあの目つきがどうにもマイナスイメージを無闇に膨らませているような気がします。
 ま、こと人気投票の類に関して私の言うことほど当てにならないものはないんですけど。それにあくまで6月当初までプレイした感触からの判断ですからね。
 
 クラウドの「終わりなきメイドたちの夜」のデモが公開。ぶっちゃけ私はメイド属性はないんであんまり興味はないんですけど、原画のみずのまこと氏の絵はエロくて可愛いなぁ、と。それだけでちょっと欲しいくらい。
 デモ自体は極めて無難な出来なので無理して落とすこともないと思いますが。オルガン(?)を使っているのが少し珍しいくらいかな。
 
 Terra Lunarの「ロケットの夏」のデモ・特報Ver.が公開。凄まじく重いので少し時間を置いてからがよろしいかと。
 ちなみに私はダウンロードの裏で「朝の来ない夜に抱かれて」のインストールしていたんですけど、終了直後に立ち上げチェックを敢行。無事成功した私はなにを思ったか、バージョン情報をクリック。見事フリーズしました。私の精神では「ザ・ワールド」が発動。いえ、止まっていたのはほかならぬ私自身ですが。枕に向かって呻いてからリトライ。結果、5時間近くもダウンロードに時間を費やしましたとさ。
 デモはまさに特報と言うしかない仕上がり。曲がこれから盛り上がるのかな、というところで無理矢理終了している感じ。とはいえ、期待は充分に高まりましたけれども。
 27MBもあるのに時間にしてわずか1分。それだけに画像はかなり綺麗です。

 2002年6月29日(土)    それは舞い散る桜のように1人目終了
 1人目は生まれ変わったポンコツさんこと雪村小町。
 私はだいたい初回プレイは第一印象で2番目か3番目くらいのキャラを選ぶことが多いんですが、今回は我慢しきれずに好感度トップを選択。まぁ、体験版をプレイしているんでいつもとは事情が異なるんですが。
 ながーいながい1周目をようやく終えての感想。もっと小町とイチャイチャさせてください! これに尽きます。飛び飛びとはいえ、プレイ期間が1年もあるのにあれでは明らかに物足りないですよ。つーか、個別シナリオに入ってからの方がむしろ出番が減っているような気さえします。そりゃ、結ばれてからは別ですけれど。
 シナリオ構成がどうにもアレでストレスがたまりやすいんですよねぇ。ヒロインの居場所を選ぶゲームじゃないんで、ただでさえ不安が募りやすいっていうのに、節操なく他のキャラが出てくるんですよ。しかも、それが小町と何の関係もないイベントばかり。もしかしたら、これも共通イベントなのかもしれませんが、それにしても多すぎます。ちょっぴり話が進んだかな? と思ったらまるで関係ないイベントがつらつらと続くのでテンションが下がりやすいです。
 あとはやっぱり1周目ではよくわからない「桜の木の下」の話。これがどんな真相であろうと小町本人に何の関係もないというのは痛すぎます。それにしちゃ話に関わってき過ぎなんですよ(正確には横槍って感じですが)。たぶん、他のヒロインでも同じでしょうし。
 以前、よそのページでバジルの過去作品の感想を読んだ時に幾つか共通して印象に残ったのが「余計な要素はいらないから普通の学園モノを書いて欲しい」というものでした。今回もなんだかそんな感じです。
 どんなに秀逸なシナリオの核があったとしても、それがキャラの魅力と結びつかないようでは無意味なんですよ。せっかくこれだけキャラが立っているっていうのに。
 シナリオ的にはあんだけ何かあるぞ何かあるぞ、と進めてきたのにそれでもいざ事が起こった時に唐突さが拭えないってのはどうかと思います。この唐突さは真相が明らかになれば納得できるのかなぁ(なんか無理っぽいですが)。
 そういや今さらなことですが、主人公の名字を変えられないのはあまりにも悔しいです。可能なら多くの人が「旋風寺」に変更すると確信しているんですけど。ライバル(悪友)の声優もそんな感じですし。

 2002年6月30日(日)    それは舞い散る桜のように2人目終了
 仮面ライダー龍騎22話。似合わぬ大活躍した奴は死ぬ。富野イズムはこんなところでも脈々と根付いていたのかもしれません。今週はまだセーフですがもはや秒読みに入ったような気がします。例のクラスチェンジカード(?)をナイトくんに渡したらもう終わりのような気がします。ぶるぶる。手塚くんは気に入っているのでどうか、それこそ彼の言うままに運命は変わって欲しいものです。唯一の常識人がいなくなってしまうしね。
 それはそれとして手錠プレイとはマニアックですなぁ(違)。その姿を見たら北岡秀一もたいへんなことになりそうデス(この人のうろたえた演技が大好きなんですよ)。しかし、結果的に朝倉は放置プレイの真っ最中ではなかろうか。ガイくんと違って脅迫しても誰も相手にしてくれない。さびしいことです。
 
 「それは舞い散る桜のように」。2人目は学園プリンセスこと星崎希望。
 やー、よろしいです。好感度上がりましたとも。キャラなら小町が圧倒的ですが、シナリオは逆に希望が一歩も二歩もリードしてます。つーか、恥ずかしいシーン満載ってことですが。
 でも好感度が上がったその最たる理由はスキップにあるんですよ。予想通り、共通シナリオの多いこと多いこと。1度目のスタッフロール以降でもあるとは思いませんでしたよ。ていうか、変えてくださいよ。盛り上がったところでスキップじゃ、かなりしおしおな気分ですよ。
 話を元に戻すと、昨日も書いた事の真相に関わる「桜の木の下」関連の会話。これが飛ばせることがかなりの重要ポイント。テンションが下がることなくプレイを継続できます。
 ここまでの感触だとやっぱり無駄な贅肉に見えてしょうがない。そもそも「秋桜の空に」の方が伏線や展開及びオチもうまいってのはね。青葉ちゃん風に言えばてやんでぇ、ですよ。
 告白シーンはメンツも多くて(実のところ、このゲームらしくなくて)良かったです。なにより翌日のつばさとの短い会話が非常に印象的で良かったです。ストーカーちっくなイベントなど、小町に比べてキャラに則したイベントが実に巧み。カップル成立が早い時期なのもプラスに働いてます。
 あー、あと小町スキーとしては階段でかわされる会話があまりにも痛いです。なんて罪深い奴なんでしょう、私(主人公)は。このイベントだけで小町シナリオをあとにしておけばと思うことしきりでした。また私(主人公)が大事なことばかり気付かない奴だから……。
 
 ライアーソフトの「行殺(はぁと)新選組ふれっしゅ」の主題歌はみなみおねいさん。しかもフルコーラスだそうです。ってあの曲でフルと言われてもよくわかりませんが。
 フルではないようですがボイスも入ります。ラインはライアーもご用達のロックンバナナ組ですが、イメージ通りかはかなり微妙な気がします。キャラが良いゲームほど難しいですからねー。
 やはりというか、局長と伊藤甲子の声優が同じなのはどうも気になります。つーことは例の懐柔シーンは一人芝居デスヨ。リスティとフィリスの会話並だ。声優さんの仕事は大変です。
 おまちちゃんがおねいさんというのも微妙。レベルは心配ありませんがイメージに合致してくれるかどうか。個人的におまちちゃんは「それは舞い散る桜のように」をプレイ中ということもあって九条信乃さん(どうせ今回のみの名前でしょう。早い話が雪村小町)を推したいところです。勢いあるトークにはピッタリだと思うんですが。
 新キャラは藤堂平助こと藤堂平。てっきり小説版のキャラ(名前知らない)かと思ってたんで意外です。
 お馴染みの隊士のシナリオもちょっぴりパワーアップしているようです。CGも。まぁ、そこはかとなく期待しておく程度がよろしいかと。
 ちなみに本タイトルは焼き直しのせいか、第8弾ではないらしいです。その次の新作「キャノンボール〜ねこねこマシーン猛レース!〜」が本当の第8弾。
 それにしても7月はどうしましょー。よもや6月以上とは思いませなんだ。絶対延びると思っていた「knot〜絆の魔法〜」もどうやら出そうですし……。どう考えても減らすしかないんですが、うーん。どれも期待度が同じくらいってのが難しいところなんですよねー。なにがあっても買うってのは「アルフレッド学園魔物大隊」くらい。うぬぬ。
 
 アリスソフトの「超昂天使エスカレイヤー」DVD版の発売日が8月2日に。どうも情報が錯綜していたようで8月23日はCD版だったようです。個人的には喜んでおります。これでもし買っても「妹でいこう!」は後回しにすることが決定。

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