徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2011年9月4日(日)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中3
 仮面ライダーフォーゼ1話。40周年記念作品だそうで。見るまで全然気がつきませんでした。そのせいなのか変なところに力の入っている作品のように見えます。オープニングを見た時は冗談抜きで戦隊ものかと思いました。それぞれがスイッチを持ってそれに番号ってあたりが特に。実際、声優の起用からしてもゴウカイジャーを意識しているのは間違いないでしょうし。
 仮面ライダーというよりアストロノーツと言った方が良さそうで、うさん臭さ全開の学園ドラマっぽいあたり賛否両論ありそうですね。個人的には斜めに見て楽しめたらいいかなぁ、という感じ。
 しかし、なによりもインパクトがあったのはアンガールズの田中。期待に違わぬキモさがいい感じ。好きな相手であろう同僚をあっさり見捨てたところに痺れました。子供たちに馬鹿な役は受けますが果たして彼はどうでしょう。
 
 「RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜」。ランス君レベル30。アリスのヒント(あまり見ないようにしています)によるとどうやら中盤戦に入っているようです。
 遂に上杉謙信が登場しました。ほんとーに待ち焦がれていたので嬉しい限り。新規のCGが以前のものに勝るとも劣らず魅力的です。なんとも可愛い限り。気に入っていてなおかつ強い! というキャラはなかなかランス作品でいないんですよねぇ。その点なんとも彼女は頼もしい。オマケで付いてきた勝子と虎子も予想以上に愛らしい。特に虎子の弄られっぷりと白目のフェイスウインドウが素敵。以前はここまで笑えるキャラではなかったよ、キミタチは。2人一緒なら経験値2倍というスキルも頼もしいしね。
 香ちゃんもキャラとして出てきたんですけど……。フェイスウインドウの表情なんかは良いんですけど、ユニットとしてはねぇ。とにかく素早さが低すぎて順番がまわって来ない。槍を装備させたのがそもそもの間違いでしょうね(即行でセーブされてしまうゲームなので気付いた時にはスキルポイントの取りかえしがつかなかった)。対策を講じないことには使い物になりません。せっかく良さそうなスキルを持っているのになぁ。
 そういや山中子鹿が出てきて驚きました。ランスじゃないけど、最初は誰だっけ? とか本気で思ってしまいましたよ。他にいくらでもキャラはいるのにこういうチョイスはいかにもアリスらしいよなぁ。クエストの最後に存在を無視されているあたりがなんとも悲しい。
 これに関してはちょっと気になることも。クエスト画面やクエストに入ってからも特定の人物の名前が出て、本人が出るのかと思えば音沙汰なし、なんてケースがやけに多いような気がします。特にクエスト「八甲田山」では多くの名前が出ただけに期待だけさせられてガッカリでした。戦姫に会えると思ったのになー。ランスも何も言わないまま帰っちゃうし。
 人数が増えてきて育てるのが大変……、かと思ったのですが意外とそうでもないです。新しいキャラが出てきてそれを育てているとだいたい合わせるように才能限界に達するキャラが出てくるんですよ。相変わらず強化する方法は見つからないのでマックスになると基本は放置です。もう7人くらいが頭打ち状態。育成待ちのキャラは多いのでレベルが上がらないキャラを使う理由はありません。「Y」の時もそうでしたけど、世知辛い作品だよなぁ。いかに愛着があっても無理なものは無理っていう。

 2011年9月6日(火)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中4
 ランス君レベル32。
 最初から表示されていて使えないままだったランス城がようやく完成。しかし、これ1回選ぶと清掃中になって、再び入れるようになると毎回NEWマークがついているんですよねぇ。およそ全ての箇所に。嬉しいけれどきりがない気がしてしまうなぁ。どんなクエストでもクリアすれば城に入れるというのはいいのかなぁ、とか思ってしまうほど。毎回スキルポイントが1上がる訳ですから。
 JAPANに続いてリーザスが登場。しかし、やっぱり前回書いたのと同じ症状が起こってしょんぼり。何度も話題に上ったレイラさんは結局、出てきませんでした。ホント、本作はこのパターンが多すぎますて。期待してはガッカリしての繰り返し。切ないなぁ。そういやこのクエストでランスがかなみに仲間になれ、とか言っていたのにメンバーに加わっていませんね。どういうことなんでしょう。何らかの条件を満たしていないのか、それとも純粋にまだ仲間になるタイミングではないのか。
 イベント絡みでありましたが遂に自力でレベルをあげた上でのモルルン(呪い)によるレベルダウンが発生。もうこのイベントの謙信があまりに健気で。思わずじ〜んとさせられました。本当にランスにはもったいないというか、ヒロイン交代して欲しいと切に思いますわ。しかし、こうなるとレベルダウンを起こした時にイベントCGがあるのは限られたメンツになりそう。ましてアイテムの禁断才能を使わなくてはレベル35に届かないキャラではまずないでしょうね。というか、そもそもアイテムの目録で登場するキャラにHシーンがあるのだろうか。
 ここしばらく気になるのがお金。経験値は自分たちが強くなることで得られる量が減少しますが、お金も減ってくるのでしょうか。どうも同じクエストを何度もクリアしていると減ってくるような気がします。ただ、気のせいでなければクリアせずに「断念」を繰り返してクリア回数を増やさなければ減らないように感じます。良い稼ぎ場があったら無闇にクリア回数を増やさない方がいいかも。
 
 9月展望。
 予算的に厳しくなってきているので2本か3本がいいところです。気になるタイトルページにあるNanaWindの「ユユカナ−under the Starlight−」にlightの「神咒神威神楽」の2本がほぼ確定で残り1本を戯画の「シュクレ」、Whirlpoolの「Lunaris Filia〜キスと契約と真紅の瞳〜」、エフォルダムソフトの「恋騎士PurelyKiss」の中から選ぶという感じかなぁ。いずれも決め手に欠けるというのがここまでの印象なのでやはり2本に落ち着くかも。まぁ、やっぱりどれも原画が最大の関心事で他にあまりないというあたりでしんどいよなぁ。五指に入るくらいお気に入りの作家というならともかく。

 2011年9月11日(日)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中5
 ランス君レベル38。
 しばらく前からバージョンが1.1になりました。攻撃のダメージ制限が緩和されたことは嬉しいかぎり。っていうか、前が低すぎたんですよねぇ。中盤に入る前からもう制限が始まってしまうくらいなんですから。スキルの回数が制限されている本作では死活問題です。レベルを上げていけば増えるとはいえ、レベル制限もある訳ですからそのあたりはかなり窮屈ですからね。
 攻撃強化や魔法強化のスキルが上向きに修正されたのも助かります。けど、これステータス画面の表示はパッチをあてる前から装備しているキャラは付けなおさないと数値が変わらないんですけど、効果としてはどうなんでしょう。見た目だけで実際はダメージが増えているのでしょうか。この疑問を持つ前に自分のデータのキャラは全部、直してしまったんですよねぇ。
 ようやく従魔のスキルを覚えることができました。女の子モンスターの捕獲が思ったよりも簡単なのでたまに意識を向けるだけで十分なのは嬉しいところ。昔はHP1にしないといけないとか大変でしたからねぇ。本作では全く減っていなくても成功することもあるみたいで。捕獲ロープにしても昔のアリスなら何度も使えるなんて仕様にしなかっただろうなぁ。
 予想よりも女の子モンスターは役に立ってくれます。ただ、メイドさんは回復対象が完全にランダムっぽいのでいまひとつですけど。女の子モンスターも戦闘の残り回数にカウントされるので、それが短いバトルでは各キャラのまわってくる回数が少なくなって困るかも。それを考えなければアールコートみたいに役立たせにくいキャラ(あくまでも私の主観ですが)もプラスの役割が生まれて使いやすくなりますね。
 ようやくゼスのメンツが出始めました。まぁ、ウィチタ・スケートは前からいましたけど目録での登場ですからねー。きっと順番は運ではないかと思いますし。そこへいくとマジックはしっかりしたイベントですからやはり嬉しさが違います。それも風邪をひいているとか、ランスの来た時にそのタイミングの悪さがいかにも彼女らしい。そういや、このクエストでロッキーを突き落とす(?)イベントがあってちょっと「闘神都市U」を思い出しました。あれは選択肢がありましたけど、今回はなかったですからね。まぁ、ロッキーだから、とかひでぇこと考えていたらよもやの才能限界アップで帰ってきて大層びっくりでした。それでももう、1軍にはついてこれないんですけどねー。切ない。
 
 しばらく前の話題ですがSQUEEZの新作が発表されてましたね。タイトルは「炎の孕ませ俺の嫁 おっぱい乳双+」。正直、予想もしていなかったファンディスク。それも「同級生」と「おっぱい身体測定」から2人をクローズアップというある意味のすごさ。前者は20人で、後者でも14人もヒロインがいたというのにそこから2人ですからねー。驚きです。その栄えある対象者は人気投票第1位のお二人。遠山明日香と慶光院雪姫。キャラ的にも納得する人は多いんじゃないですかね。この2人は例え人気がなかったとしても存在感がありましたから。
 同シリーズのファンディスクは今までなかったということもあって基本的には期待しています。空色月色氏が再び原画を描いてくれるのも歓迎です。ただ、ブランドの前作が前作だけに不安もありますね。露骨にキャラが違うなんてことにならなければいいのですが。
 発売日は11月18日。価格は6800円。これが高いという中身にならないことを祈ります。

 2011年9月19日(月)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中6
 一週間以上のご無沙汰で申し訳ありません。ネタがあまりなかったということもありますが、先週は絶賛へこみ中になるイベントがあってちょっと更新するのは無理でした。まぁ、引っ張ってもしょうがないのでサラッと書きますと、買って1年半未満のブルーレイレコーダーが何の前触れもなく壊れた、ただそれだけなんですよ(泣)。また、絶妙なタイミングで壊れやがりますね。保証期間が過ぎてから数ヶ月。しかも、各番組のクライマックス直前の週が始まった途端、ですよ。
 まぁ、まだしも良かったのは今の期にはそれほど好きな作品がなかったことですかね。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」とかにぶつかっていたら泣いてましたよ、本当に。あとレコーダーをヨドバシで買っていたため、恐らくは修理費に実費を必要としなくて済みそうなことですか。アフターサービスポイントなんてものがあったなんてすっかり忘れてました。
 この書き方からわかる通り、まだ治って帰って来た訳ではないんですけどね。ということでハードディスクの中身がどうなるかも不透明なまま。一時期、タイトル数が上限の500を越えてしまったこともあって、だいぶブルーレイに移してはいたんですけど、それでもコピーワンスのスカパーの番組=ゲームセンターCXが大量に残っていただけにとても心配です。っていうか、お金がかかっている番組がまさにそれだけですからねー。
 ああ、どんな審判が下るのやら。
 
 「RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜」。ランス君レベル42。
 ようやくリセットも登場して終盤戦に入ったようです。しかしながら、ここしばらく良くない症状が起きています。
 以前も書いたようにキャラたちはレベル35を越える領域に入ってきました。つまり、ランスとHが可能になったということであり、その後は誰しも基本能力が上がってレベル1に戻ります。となると当然、再び育てなくてはなりません。幸い、その気になれば弱い仲間を守りやすい措置が色々とあるのでそれほど苦労せず近いレベルまで引っ張りあげられます。それ用のクエストも用意されていますからね。
 しかし、です。キャラクターはランス以外はほとんどが女性キャラ。要するにほとんどが対象であるということ。レベルが上げにくくなるとはいえ、繰り返すほど強くなっていきます。この強くしてはHしてレベル1に戻すという流れが次第に止まらなくなってくるんですよ。遂に才能限界を上げるアイテムも出現したので以前に放置した仲間もレベル35まで上げることができるようになりました。相変わらず、新規の仲間は増え続けています。ほとんどループ状態です
 なまじ、戦闘継続に限りがあるシステムなだけにあまり大胆に育てないメンツを作る訳にもいきません。クエスト「続ゴキブリ騒動」などでもそのへんは痛感しましたし。思わず、おまえらはシャヘル@「イレブンソウル」か、と言いたくなりました。
 閑話休題。
 ということでキャラ強化が楽しくなってしまい、進行度自体はそれほど前進していません。それに伴って以前に書いた今月の展望に変化が起きそう。ぶっちゃけ今月の発売日までにどう考えても本作が終わらないので保留になるかもしれません。発売日を大きく過ぎてまでプレイしたいかと言われると微妙なので。
 Hシーンについて補足しておくと以前も心配した通り、メインキャラ以外にはHシーンが用意されていません。あるのは誰にでも(?)使用可能な胴体のみのカットインだけ。テキストも全くと言っていいほどありません。まぁ、Hがゲームシステムに組み込まれている時点で必然なんでしょうけど。目録キャラは会話も少ないし、ホント切ないなー。

 2011年9月23日(金)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中7
 今週のお買い物は予定通りに「ユユカナ−under the Starlight−」を買いました。先日あんな事を書きましたが、その状況に変化が出たのでまぁ取りあえず。しばらくは塩漬けになるという意味では以前と変わっていませんけど。それにしても、近頃は色紙が流行ってきているんですかね。今年だけでもう3枚目ですわ。
 
 「RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜」。ランス君レベル45。
 遂にというか、早くもというかラストクエストが出てしまいました(これが最後と書いてある)。これまでの序盤、中盤、終盤というアリスの提唱する区切りで考えていたらあまりにも早すぎる終わりです。中盤はあんなに長かったのになぁ。しかも、ただ終わってしまうというだけでなく、多くのヒロインたちがまだ才能限界に遠いというのが問題です。おかげでラストクエストが出現したというのに未だこなしていないそれ用のクエストが6つくらいありましたから。
 残りは迷宮くらいしかなさそうで、才能限界まで待つのはとても苦しそうです。というか、その先がないのだから限界まで上げてHするとさらに上限が3上がるというのもあまり気にしなくていいんですよね。やり込みプレイでそこまでプレイするつもりであるのならともかく。
 ということで一区切りが見えてきたので「ユユカナ−under the Starlight−」を買いました。と言ってもあくまで見込みなので実際にいつ終わるのかはわかりませんけど。
 およそ1ヶ月ほどプレイしてきましたが、シナリオ的な充実は物足りない感じです。基本的に面白いからこそ、このシナリオのコンパクトさが残念です。確かに「世界は救わないRPG」という触れ込みでしたけど、まさかシナリオボリュームまでそんな感じであったとは。「ランスY」と「戦国ランス」がそのあたりたっぷりあっただけに余計に少なく感じてしまうのでしょうね。ああ、もったいない。こうなるとキャラクターがそれなりに登場するのもむしろ、切ない方に繋がってしまいます。だってせっかく登場してもシナリオ的に特に何かがあるわけでもないないんですから。ウルザとの会話がその一端を示していると思います。「今度はどんなことに巻き込まれているんですか(うろ覚え)」。で、それに対するランスの答えが今回は特に何もない、というあたり。
 まぁ、まだ終わったわけではないので総括っぽいのはまた今度。
 それにしても、ウルザを仲間にする条件がちと酷いです。「アイスフレームメンバーで冒険していれば会えるかも」でありながらランスだけでなく、プリマ、メガデス、セスナといったあたりが関係ないメンツとして扱われているのですから。マジックやカロリアが入っているというのに、ですよ。正直、この限定の仕方はヒントがなければわかりませんよ。実際、上のメンツにロッキーでうろうろしていましたけど一向に出ませんでしたから。

 2011年9月26日(月)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜終了
 週末の予想よりは早く終わりました。ランス君レベル46。
 ラストダンジョンが時間かかりそうだなー、と思ったんですけど中抜き装置なんてものがあったおかげでさほど苦労することなくクリアできてしまいました。加えて大きいのは戦闘で敗北してもロードしてやり直しにならないことですね。TADA氏が書いていましたけど、かけた時間が無駄にならない作りなので。お金が半分にもならなければ経験値が減ったりもしない。唯一あるのはアイテムが手に入らないくらいですから。
 まぁ、それでも最終決戦はなかなか苦労しました。っていうか、最も活躍したのがカオルさんになるとは思いもせず。初戦の時にまだ先があるかな、と思ってエース級を温存して望んだのが逆に幸いしました。背負い投げが別次元の効果を上げてびっくり。他のメンツがせいぜい300くらいしかダメージを与えられないのにカオルさんだけが900〜1000ダメージを食らわすという鬼神ぶり。みんなレベルは同じくらいなのに、ですよ。エース級で望んだ二戦目も同じでした。主力はカオルさんよりも4〜6レベルくらい上なのに与えるダメージは700程度。実のところ、うちのパーティーでは他に背負い投げを使える有力者がおらず(いても戦闘不能に陥っていた)、よってカオルさん最強伝説みたいになってしまいました。
 あとは地道にあてな2号を育てておいたのが効きましたね。パーティー内のパラメータの選りすぐりをあてなの前に配置して英才教育。1人ガス欠知らずなのでバベルの塔では左下が彼女の指定席でした。3ターンしかもたないのが唯一の欠点ですけど、おかげで柚実なんて存在意義が疑われてしまうほど。たいして意味を成さないパラメータしか勝っているものがないという。
 エンディングはちょっと……、な感じでした。軽く考えたような各キャラのその後。しかも、全員分は出ないという。最終メンバー以外はランダムってなぁ。この作品が最後ならまだわかりますけど、先がある作品なのになぁ。ちょっと違和感を感じました。もしかして、このまま出ないキャラもいるかもしれないから、とか? それにしてもなぁ。このあたりでも「Y」や「戦国」と差を感じてしまうのももったいないです。
 結局のところ、本作はゲーム性のある低価格作品をボリュームアップした作品なんでしょうね。「4.1」や「4.2」、あるいは「5D」あたりをフルプライスにしたような。役割としても「9」への繋ぎというか種まきな感じ。ただ、問題はインパクトが弱めなので次への期間次第ではほとんど記憶から抜け落ちてしまいそうということ。リセットのイメージは強烈ですけど、おかげでそれ以外がねぇ。まともなエピローグがないことも関係しているでしょうね。サチコとかクルックーとかほとんど何もないまま終わってしまったからなぁ。もったいないですわ。

 2011年9月29日(木)    ユユカナ−under the Starlight−難航
 どうにか「RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜」の感想をアップしました。ゲーム感想が久しぶりなことに加えてゲーム性のある作品であること、キャラ人数も多いとあって大変でしたがどうにか書き上げました。
 なんだか無駄に損した作品という感じでしたね。中盤まではホントに楽しかったのに。もうちょっと終盤のボリュームと各キャラへのフォローがあればなぁ。もったいない。それでも一ヶ月の間、熱中できたことに変わりありませんけどね。
 
 「ユユカナ−under the Starlight−」。
 始めて数時間ですが、いきなり困ってます。ちょっとくらいは予想しないでもなかったですけど、切実につまらないです。正直に言って読み進めるのが苦痛なレベル。そして、それがこの先も解消される目処が立ちません。
 まず掛け合いが驚くほど淡々としております。起伏が少なく、テキスト自体にまるで面白味が感じられません。笑いは要素自体が少なく、その内容も使い古されたジョジョやアニメネタで新鮮味はまるでなし。それ以外の内容は良くない意味のテンプレートが主体。加えてなくてもいいような事務的な会話も多く含まれています。
 キャラの立たせ方にも疑問です。ヒロインにけったいな個性、それも主に欠点に類するようなものを半ば無理矢理に用意して立たせようとしているので痛々しささえ感じてしまいます。恋のライバルをお札で殺害しようとしたり、やらせのようなわざとらしいツンデレでお茶を濁してみたり。主人公は軟体動物なみに鈍く、大岡裁きの如くヒロインに取り合われても、悪友になぜお前ばかりがモテるのだと糾弾されても、まるで気付かない。それでいてヒロインの厚意(と主人公だけが思っている)に自分だけが甘えることを当然のこととして疑問にも思わない。
 読んでいてとても疲れます。描写自体にも細かい矛盾が山積みでため息に事欠かない有り様です。独り暮らしがうまくいかないからとなぜお金持ちのお嬢さまが(当時は)家事がうまいわけでもないのに世話しに来てくれるのか。朝は起こしてくれて朝食を用意。一緒に登校して昼食を用意してくれることも珍しくない。放課後は食材その他の買い物を庶民的にしてくれる(もしかして、主人公はお金を払っていない?)。しかも、これがずっと続いて常態化しているという。主人公の心情を含めてなぜ説明しないでいられるのが不思議です。ちなみにこれが主人公の感じているヒロインの厚意。どんな恩を売ればこれを自然なこととして享受できるのでしょう。
 他には生徒会長のヒロインも謎。会長モードなるものを持っていて本人をよく知らない生徒たちからはすごく慕われているらしいのにその理由が見えて来ない。勉強ができるわけでもなく(むしろ悪い方?)、スポーツはあまり得意ではないっぽい。見た目に関しても特に賞賛される描写はない。クラスでもごく普通の扱いをされている。目立った生徒会の実績があるわけでもない。なぜ、これでカリスマがつきそうなほど持ち上げられているのか。とても不思議です。
 全体的に目立つのは圧倒的な描写不足。書くべきことを書かずにどうでもいいことを繰り返し書いています。主人公よりも悪友の生態の方が詳細な描写があるくらい。なんだか出来の良くない昔のゲームという印象を受けます。例えるならテキストのつまらない「秋桜の空に」というところ。立ちCGの演出とかちょっと面白いこともしているんですけどね。まぁ、やり過ぎっぽく感じることもありますけど。
 プレイ続行はかなり微妙な情勢です。進めても進めても「楽しくない」という感情が一向に払拭されないので。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。