徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2011年6月1日(水)    カミカゼ☆エクスプローラー!3回目終了
 神のみぞ知るセカイU8話。ほとんど追加された部分がなく内容も見たまんまであるため、あまり書くことがありません。桂馬やエルシィのスタンスについてちょっと触れていますけど、これは未だに原作でも実を結んでいない問いかけですからねぇ。
 予告カットは竹井正樹氏。最初はクレジットを見逃したので誰だかわかりませんでした。今はこんな絵を描くんですねぇ。すっかりご無沙汰でしたよ。
 
 「カミカゼ☆エクスプローラー!」。3人目は妹の速瀬まなみ。
 恐らくは風花シナリオと同じライターが書いていると思われます。おかげで再び楽しんで読めるように。この落差はちょっと如何ともしがたいものがあるなぁ。キャラが違うということも問題ですけど、テキストが読むにはややツライというレベルなのが厳しいです。
 まなみはお兄ちゃんのために生きているという生態が面白いです。主人公のセリフにひたすらキュンキュンしまくり、殺し文句認定を出してばかり。妹属性のない私でも笑わせてもらいました。そのくせ偏執的な気持ち悪さを感じさせないのが良いですね。難易度低めです。人のことはズバズバと見破るのに自分のことはさっぱりなあたりも可愛らしいです。ちょっとわざとらしいかもですが。
 キャラ描写はともかく、シナリオはかなり弱いです。もともと本作はイベント数自体がそれほど多くなく、描写も全体的にあっさりで詳細な、と表現する機会がほとんどありません。それでいて少しは気になるような謎を用意してあるため、やや欲求不満になりやすいです。琴羽シナリオなんて本当に全然わからないですから。
 そのせいかはわかりませんが、主人公の描写も弱め。わざわざ恋愛スイッチなんて単語を出した割りにはあまりにもあっさりと入ってしまいます。「え、それだけで?」というくらいに。他のヒロインならともかく妹なのにねぇ。しかも、解釈が妹を好きなことは当たり前で、事情としては他のヒロインが阻止しなくてはならない的な言い回しがなんとも。これが属性がないということなのかなぁ。オチに関してもちょっと。実妹ですが周囲はもちろん、親に認められるかどうかもスルーですよ。ペネトレイターの特性に頼りすぎでは。「まなみの体がお兄ちゃんに愛されるためにあるのは生まれた時から決まっている」(うろ覚え)とかそういう方向では意味があったと思うんですが、逆に言えばそこにしかないという。しかも、それは実の兄妹に手を出す禁忌や葛藤という問題を無視する役に立ってしまっていますからねぇ。まぁ、作品自体が軽いものですから仕方ないのかもしれませんけど。
 まなみシナリオの風花や琴羽の様子を見ていて思うのですが、本作ならハーレムルートがあっても良かったんじゃですかねぇ。というか、主人公はそれぐらい惚れられているのでむしろ、責任をとるべきなのではないかと。主人公のメティスもまさにそれを示しているように思えてなりませんよ。
 残念なこと。「あまつみそらに!」では登録されていたアイキャッチが本作ではどうやら登録されないようです。自由に見ることができないものだけにより悲しく感じます。

 2011年6月3日(金)    カミカゼ☆エクスプローラー!4回目終了
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。9話。この作品は明かした設定を溜めることなくすぐに展開に繋げるんですね。もったいつけるなんてしない。ということで、めんまのお母さんの呪いを直に受け止めさせられる一行。これを笑顔に変えるなんてことができるのか。
 じんたんの言う「みんな」の定義はちょっと面白いですね。
 あなるの懺悔と告白。当然すぎるほどに重い。じんたんの言うように本当に見えているかいないかの分岐線が明暗を分けすぎている。死しためんまがどう思っているのか、じんたんだけが知っている。他の者は自らに課した重みで今にも潰れそうになっている。なんて特権。なんて不平等。
 じんたんのお父さんは実はめんまに関して何か感付いているのではないかなぁ。部屋に入った時の様子。変だよねぇ。息子はソファに寝ていてベッドはがら空き。でも、タオルケット(?)がかかっている。もしかしたら、浮いて見えるかもしれない。
 今になって明かした頭髪もこのタイミングで何もないなんて思えないよなぁ。ゆきあつのセリフからも未だ隠されている衝撃の事実とかありそうですよ。
 めんまの無言電話攻撃。前回のライトといい手段を選ばなくなってきたような気が。これは霊としてのレベルが上がっているのか、それとも単に考え方を変えただけなのか。そして、最後に直接的行動に出る。これで果たしてみんなは素直に受け入れてくれるのでしょうか。ゆきあつの声優が櫻井孝広さんなのってこういうキレた叫びのためだよなぁ。
 ところで、じんたんはめんまの弟を連れてきたとかではなかったんですかね。
 
 「カミカゼ☆エクスプローラー!」。4人目は祐天寺美汐。
 琴羽シナリオ同様にまたちょっと怪しい感じに。主人公の気持ち悪さがアレほどではなかったのでまだましでしたが。しかしながら、シナリオそのものはだいぶ酷いです。設定その他が完全にHシーンのためのある、とでも言うような構成になっています。よって緊張感はまるでなく、登場人物が謎の行動に走ったと思ったら次はHシーンという感じ。アルゴノートの活動中に美汐のお付きである菜緒がわざわざ仕組んでHのお膳立て。謎の水没ビルの調査に来たのにそこで初Hって一体どういうセンスなのか。理解に苦しみます。以降のHシーンもそんなです。
 このシナリオは全体的に見ても疑問に思うケースが多いです。設定が他のシナリオと違うのでは? と思わされることが度々あります。中でもアイギスの設定は最も気になりました。光には効果がない、ってそれでは絶対防御でもなんでもないのでは。しかも、光で盾そのものが消えるってことはプロミネンスはもちろん、銃器など攻撃も防げないのでは。何らかの光を放つ攻撃手段はいくらでもあるような。まして、メティスともなれば。他にも菜緒が心当たりがあるというエリの探し物の件はどこに行ったのか。なかなかいい加減です。
 ヒロインの美汐は悪くはないものの声優の青山ゆかりさんやお付きの2人に助けられている感が強いです。この2つの要素がなければ、と考えると……。お嬢さまなのに家の事情は一切、絡んで来ないのもどこか物足りなく感じます。見境のないヤキモチというのも琴羽と被ってしまっていますからねぇ。ラストで主人公の実家に行くのも風花と被っていますし、どうも彼女だけの強みに乏しい感じです。

 2011年6月5日(日)    カミカゼ☆エクスプローラー!終了
 DOG DAYS10話。現れた祟り神にあっさりやられてしまうレオンミシェリ。これが意外と大きな問題を生んでしまいます。つまり、星詠みの本人がいないと予言がどうなったのか解説する人がいないんですよ。「男塾」だって富樫がいないと困る訳で。優勢だろうが劣勢だろうがどうもすっきりしない。今回のを最後まで見ても予言が外れたのかどうか、ねぇ。シンクは星詠みの映像と重なる部分がほとんどないし。
 突き刺さっていた剣は鎖で抜けないようにされていました。つまり、これはそうした相手がいるということなのではないでしょうか。
 当然のように姫が脱衣。今回ほどシリアスであっても避けられないんですねぇ。呑気すぎるように見えてしまってどうも個人的に受け付けません。
 
 仮面ライダーオーズ37話。なんだか真木博士がリーダーっぽい感じになってきました。方針から作戦まで主導しています。おかげで伊達さんのスカウトまでするように。提案に乗ってしまう伊達さん。これではもうどんな望みであったとしても引き返せません。いよいよカウントダウンが始まってしまったということでしょうか。次回は弟子との戦いです。でも、後藤さんはヘタレだからなぁ。
 
 「カミカゼ☆エクスプローラー!」。最後は宇佐美沙織。
 なみいる巨乳ヒロインたちの中にあって唯一の残念おっぱい(作中表現)なさおぴょん。結構、多くの人が予想したかもしれませんが、担当ライターはJ・さいろー氏でした(恐らく)。よってねちっこい描写が目立ちます。記憶に新しいところでは「のーぶる☆わーくすNOBLE WORKS」の正宗静流を思い出していただければだいたい間違いないです。風紀委員というのももちろん、「振り」ですよ。芸人に対するネタ振りと同義です。風紀委員なのに○○、というのが狙いです。
 やっぱりというか下半身重視なところも同じです。しかし、エロいのはいいですが基本パターンが同じなのでそのうち飽きてしまいそうな危険がありますね。せめてヒロインの特徴だけでもあまり被らせなければいいのに。まぁ、ライターの嗜好だったらそうもいかないのかもしれませんが。
 シナリオで気になったのは一部のキャラが異なる点。もはや本作では珍しくないんですけど、今回のは違和感が大きいものだったので。菜緒が沙織を本気で泣かすまでセクハラするとか、智が本当にしないまでも覗きをすることにえらい肯定的だったり、乱暴な言葉を使ったりと短いシーンながらちょっと奇異に映りました。
 他にはシナリオの展開。新たな事態が起こっては長持ちせず、すぐに鎮静化というテキスト構成なのでどうも盛り上がりません。私のように5周目ともなればあっさり目でもいいかもしれませんが、1〜2周目でこれだと残念なイメージが強くなりそうです。しかも、エリのことに関してはいきなり感が強いですからねぇ。
 思った以上に時間がかかった「カミカゼ☆エクスプローラー!」もようやく終了。ゲーム感想は近日中に。

 2011年6月8日(水)    Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−開始
 昨日になってどうにか「カミカゼ☆エクスプローラー!」のゲーム感想をアップしました。不満はあれどもそれなりに良いゲームだったと思います。ただ、やっぱり萌えゲーだけに終わってしまうと記憶から段々と抜け落ちていくんですよねぇ。そのあたりが改善されるのかが次回作以降に気になるところです。
 
 神のみぞ知るセカイU9話。長瀬純編開始。いきなり提供の「オー」から笑ってしまいました。ここで早くも主導権を握られてしまった感じです。変更点はほとんど見当たりませんでしたがそれでも十分に良い仕上がりになっていたと思います。この純編は全体的に原作の段階での完成度が高いのであまりいじる必要がないのでしょうね。まぁ、ジャンボ鶴田ネタ自体が一番、心配なところでした。
 声優の頑張りも光っていますね。先生キャラだけど、後輩キャラでもあるという純の特性をうまく演じているのではないでしょうか。桂馬との掛け合い自体が見どころになるヒロインはなかなかいないのでその意味でも貴重です。
 サンデー漫画の紹介CMがようやく他のものに変わりました。正直なぜそこまで「國崎出雲の事情」を推しているのかわからなかったですからね。まぁ、予算の問題かなぁ、と思っていたんですけども。
 今CMにするなら間違いなく「マギ」だろうと思っていたので驚きはありません。ただ、この作品って文章で魅力を伝えるのが難しいのだなぁ、と改めて思いました。マギという響きも知らない人には何も伝わらないし、他の説明も魅力の何分の一も伝えられていない感じ。イラストがあってどうにかというレベル。どれくらいの人が興味を持ってくれるでしょうか。
 
 「Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−」。現在World's endUの途中まで。
 う〜ん。色々と難しいゲームですね。意欲的なシナリオにしようという気概は伝わってくるんですけどねぇ。どうも追いついていない点が多いような感じです。
 そもそも気になるのは複数主人公という点。それだけならば問題は少ないんですけど、ヒロインがどの主人公の担当なのかわかりにくいということ。これは感情移入においてとても大事なことです。しかも、非常に近しい仲を書いているので、見当がつくまでは油断も隙もないという。中でも、重要なのは主人公の一人である八代拓海の妹がヒロインであるという危うさ。当然、お兄ちゃん大好きっ娘なんですけど、なんと担当は他の主人公であるという。私は妹属性がないのであまり気にしませんけど、そうでない人にとってこれは寝とられにはならないんでしょうか? こういうところが本作のあまり高いとは言えない信頼度に繋がっていると思います。
 妹に関連したイベントなんてお兄ちゃんの立つ瀬なさすぎですよ。そばにいたのに知らないうちに終わっている可能性もあったという酷さ。まぁ、言ってみれば妹キャラとしてはあまり魅力がないんですよね。この先、会えるかどうかもわからないのに兄とサラッと別れられる妹はエロゲーでなくともちょっとどうかと思ってしまいます。
 World's endシナリオで気になるのはリアリティの欠如。確かに夜が明けないとなったら動揺するのはわかりますけど、丸一日も経たないうちに「もう世界は終わる」みたいな見解が普通になっている、というのはどうなんでしょう。みんなもっと日常に未練ってものがあるんじゃないですかねぇ。みんながみんな世界が終わることを前提にしていて、誰一人として日常通りに動こうとしないのは不自然なのでは。明けない夜の始まった午前中とかでもうこれなんですよ? ちょっと投げやりになるのが早すぎるのでは。

 2011年6月10日(金)    Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−終了
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。9話。みんなが無事にめんまのことが信じてくれたのでLet'sポルターガイストタイム。じんたんが何もせずとも動きが見えているようでみんなは条件反射のように怖がります。
 ゆきあつがめんまの父親に土下座をすることで花火を作れるように。めんまを成仏させたいのはじんたんに独り占めさせておきたくないからのようで。どうやらじんたんの腕を見て勘違いしているっぽい。しまいには目の前でいちゃつかれて軽く壊れてしまいます。
 めんまが見えないのに見える。あなるの言葉が印象的です。じんたんをずっと見ていたからこそそれがわかる。それだけに切ない。ところが、怪我の功名とばかりにゆきあつとの仲が近くなる。そこにちょうどやってきて家政婦状態のつるこ。
 橋、水、めんま。トラウマに導かれるように自らの内側から答えを引きずり出されるじんたん。いなくなって欲しいはずがない。けれど……。
 ところで、じんたんのTシャツに描いてあるのは夏と思わせるダミーなんでしょうか。百又?
 
 「Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−」。
 なんでしょう、これは。終わってしまった、というのが正直な感想。正確なプレイ時間はわかりませんけど、それなりに時間はかかった訳で。それを考えるとなんとも時間を無駄にしてしまったようにさえ感じられます。まぁ、好みの問題ではあるのでしょうけど、こうやってWorldsとWorld's endの2つの世界を書いておきながら結局、難民のように夜の世界に追いやられた連中は誰一人として戻れないというオチ。もともと理由も見えなければ目的も見えないだけにまるですっきりしません。
 3人の主人公というシステムもあまり機能していなかったように思います。なんか無理矢理さが感じられてしまうんですよね。それぞれのラストも強引でスタッフロールを迎えても何の感慨もわかない。教団関係なんて呆れるほかありませんでした。
 Hシーンは前作に比べればましですが、まさにそこにあるだけというツライ内容。何か言われたから用意しました、くらいのテキトーさを感じます。エロさとは無縁ですし、各1回というのもそこから義務感すら感じられるほど。特にサブキャラのとか意味がわからないレベル。これは一体、誰が得をするのでしょう。ないよりいいのかもしれませんが、あればいいってものでもないという良い見本です。半脱ぎなどこだわりが一切、感じられないのも困りもの。まぁ、売れるものならここは全年齢で作りたいんじゃないですかねぇ。よほどの企画でない限り次回作はスルーだと思います。
 「Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。
 
 なんだか今月は目星をつけていた作品が派手に延期しています。何を買うか取捨選択をしたばかりだというのに軒並み延期してしまい、ほとんど選択肢がなくなってしまいました。どうしたものかな。「恋色空模様」は通常版も延期するのでしょうか。

 2011年6月13日(月)    大帝国再開
 昨日どうにか「Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−」のゲーム感想をアップしました。デビュー作がそこそ良かったので期待したんですけど……。どうも問題山積な感じでした。特典の妄想実現テレカプレゼントに応募する気がまるで起きないというあたり苦しいものがあると思います。
 
 DOG DAYS11話。なんとも全体的にあっさりな後日談。先週の盛り上がりが最高潮とか表現するほどではなかっただけにどうも拍子抜けです。どうやら予言は完全回避ということで問題なかったみたいですし。勇者ほとんど関係なかったなぁ。
 見どころは魔剣の封印のシーンくらい。なんだか不思議なのはユキカゼの方がメインっぽく見えたこと。確かにとどめではないんですけど、尺を使ってセリフが多いのはユキカゼの方なんですよねぇ。
 親衛隊長いつの間にかえらいデレてました。しかも、好意を認めるのにやぶさかではないっぽい。
 そういやこの作品って1クールなのかしら。
 
 仮面ライダーオーズ38話。すんごく引っ張ったのに伊達さんの1億ためるぜ宣言は自分の治療費のためでした。………………。まぁ、確かに自分の命は大事でしょうけど、控えめに言ってもカッコ良さとは縁遠いなぁ。お人好しの後藤さんでなくても誤解しますよ。あんだけ気炎を上げていた訳ですから。
 伊達さんの解答に呆れたからでもないのでしょうが、どこかキレ気味に後藤さんが変身。元来、小心者なせいかいきなりフルパーツで吶喊。アンクを呆れさせることに成功。後藤さんの欲望はどこへ向かうのでしょうか。
 
 「大帝国」。1周目支配星域15。およそ1ヶ月ぶりに再開しました。
 相変わらず楽しいです。少しずつ、少しずつ強くなっていくのを実感できます。ひとつ星域をとるごとに何かしら必要になってそれを調達する。この繰り返しとイベントの数々がなんともいいバランスです。特に最初は何もわからないので何を選んだらいいか、さっぱりですからね。悩みながら選んで一喜一憂しています。
 取りあえずまだ1周目なので、イタリン、ドクツと三国同盟を結びましたが当然のように助けられず。その後、デーニッツの提案を許可することで無事にレーティアを救出。ここまでのプレイで最も喜んだところかもしれません。実際、優秀なキャラで助かります。まぁ、もっと高望みしていたのも確かですけど。
 そして、ガメリカ、ソビエト、エイリスの3か国を敵にしてひとまずエイリスを責めることに。なぜか隣接していてもガメリカは強力な部隊を送って来ないので放置気味で。ソビエトも似たようなものですが、こちらはちょっとは強い敵が来ることがある上に気象の極寒があるので気が抜けません。でも、最大のライバルはセーブを忘れる自分なんですよねぇ。本作は毎ターンの自動セーブがないんですよ。これがあればホント楽なのに。結構、間違えやすいんですよ。部隊の配置とか。やり直しがあんまりできないのが本作のちょっぴり困った操作性です。

 2011年6月17日(金)    大帝国継続中
 神のみぞ知るセカイU11話。自宅での朝の風景。原作ではなかなかないお色気要素がさらに純の魅力を高めています。生活感を出すのは諸刃の剣ではありますけど、ひとまずうまくいっていますね。二階堂先生の胸の谷間(というか着こなし)はちとやりすぎな気もしますけど。
 ニカイドウロボは果たして本作のリアル世代に通じるのでしょうか。
 互いにうまくいかないという今回の攻略は結構おもしろいです。まぁ、そのせいで桂馬が対象から目を離すという本来ならミスを犯している訳ですけど。
 予告カットはINO氏。あまり氏らしさを感じないカットでしたね。
 本日原作13巻が発売されたばかりですが早くも次巻の限定版の内容が判明。なんとOVAとか。内容はコミックス6巻の「4人とアイドル」、「HELP!」の2本。加えてオープニングはかのんの新曲と新作映像。ってえらい豪華ですな。価格はいくらになるんでしょう。
 これが3期への布石ならいいのですが果たしてどうなるのやら。
 
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。10話。なんだか付き合っている風なあなるとゆきあつ。これ互いにスタンスが違いそうですよね。あなるはそんなつもりはないけど、ゆきあつは自分が言ったことを律儀に守っているっていう。実際のところ、弱音を口に出してくれるあなるはありがたい存在には違いないです。つるこはそういう弱音には厳しいのでこの流れは自然といえば自然。ただ、ゆきあつは口で言うほど自分が女にモテることに自覚的ではないので自然にこれができているのでしょう。よってあの酷い頼みごともすんなりできてしまう、と。そして、あなるもまずいと思いながら流されて協力してしまう。
 あの日の再現。恐ろしいほどに不謹慎です。それでも、めんまへの想いを口にするじんたん。無意識なのか、あの時と同様に逃げようとまでしてしまう。それを止めたのは余興に乗っかったはずのぽっぽでした。
 このシーン誰が一番、成長したのかわかりますね。ぽっぽは実に頼もしい。海外経験は伊達じゃないですな。自分のためだけにめんまを成仏させようなんてちっさな人間とは違いますよ。
 これで最後だとばかりのじんたんとめんまのいちゃいちゃ。お嫁さんにしてくれる発言は状況が状況だけにしんどいですなー。失われた未来をこれ以上ない形で実感させてくれる。じんたんが弱音を吐いてもめんまが軽やかにかわすのは、じんたんのお母さんとの会話があったから。ただ、翌朝の透けている手からすると、いたくても残りわずかしかいられないのかもしれません。しかし、誘蛾灯から落ちる蛾の映像が恐ろしい。一体どんな残酷な示唆なのか。
 遂に花火は上がる。けれども、無邪気に喜ぶめんま。って成仏してません。夢と起きた後のめんまの独白、それにつるこの思い出した言葉があったから私は驚きませんでしたけど、本人は驚いています。てっきり「お願い」が花火ではないことに気付いたのかと思いましたが違ったのでしょうか。恐らくじんたんのお母さんがめんまに何かお願いしたので、それではないかと思いますが……。
 来週はいよいよ最終回。楽しみです。
 
 「大帝国」。1周目支配星域20。
 なかなか進みませんね。ここへ来て問題になっているのは1ターンの移動距離。エイリスを攻めている都合上、支配星域は横長になってしまいます。防衛と侵攻の大まかな2つの部隊分けはできているのですが、たまに登場する大怪獣などの災害が困りもの。放置すると被害が大きいし、倒すのは難しく、できたとしても時間と資源がかかる。主力がいない間の前線の維持も意外と大変です。
 それでも、イベントなどは意外とこなせるのでなんだかいいのかな、という気になってしまいます。今までは侵攻とイベントが同じくらいのバランスだったので。どうも貧乏性かもしれませんが、自分のプレイが呑気に感じられて心配になってしまうんですよ。なにせ、アリスソフトのゲームですからね。後半に何が待ち構えているやらわかりません。もちろん、ネタバレは避けてプレイしております。
 今のところ気になっているのは提督のレベルです。もしかしなくても、10が最高なんでしょうか。アリスソフトはやり込み要素を入れる割りにはしばしばレベルの上限に制限を欠けますけど、それにしても低すぎるような。
 他には提督同士の繋がりかなぁ。例えばドクツの提督が時間を置いて再び揃っても何の反応もないのはさすがにちょいと寂しいです。今のところあるのはデーニッツとレーティアくらいのものでゲッベルスとデーニッツすらないからなぁ。もったいない。どうせパートボイスなのだからこのあたりはもっとこだわって欲しかったですね。

 2011年6月20日(月)    大帝国継続中2
 DOG DAYS12話。先週からコンサートが引き続いていたおかげで私にも違和感が気のせいではないと確信できました。姫さまの顔が変ですよ。逆に言えば、これまではそれだけ安定していたということなんでしょうね。美人ではあるかもしれないけど、姫さまじゃないよ。シーンが変わってからは替え玉状態から復帰してとても安心してしまいました。やはり、童顔でこそ姫さまだよなぁ。
 物語は締めに向けて動きだすも流れ的にはまだまだ戦後処理な感じ。勇者さま、ひとまずさよなら展開も含めてどうも盛り上がりが足りないですね。山も谷も起伏が足りずにあまり記憶に残らなさそう。まぁ、そのへんは2期があるかどうかにもよりそうですけども。
 非常に今更ですけど、ユキカゼはわりと偉い存在だったのですね。そりゃ、封印儀式での存在感も大きい訳ですよ。
 
 「大帝国」。1周目支配星域35。
 残り後わずかまで来ました。しかし、ゆっくりプレイしすぎたせいなのか、マニュアルでできれば頼らないように、と言われていた明石大佐が勝手に登場。うーむ、これは君は頼りにならない、と言われたも同然なのでしょうか。まぁ、確かにアリスソフトにしてはぬるいなぁ、とか思ってのんびりしすぎたよなぁ。色々と選り好みしておりました。好みの提督が遠隔地から戻るまで侵攻を控えたり、とかね。「戦国ランス」の時みたいにデータ的に1周目がほぼ無駄に、なんてならないといいけど……。
 ガメリカに攻め込んでしばし、アリスソフトのシミュレーション恒例の(?)後半の新興勢力が出現。これは厄介だろうなぁ、と反射的な心理状態で望んだら意外と弱くて驚き。というか、実際にはエイリスを滅亡させたら出てきたので、それならと思ってエイリスの1星域だけ残して進撃したら手順は違えどやっぱり出てきたっていう。もしかして、「戦国ランス」の魔軍のような存在ではないのでしょうか。でも、勝手に星域を取られたりするあたりはそれっぽいんですけどねぇ。エイリス滅亡時にもうひとつ出てきた勢力もあるんですけど、そっちもなんだかねぇ。あっさりと消滅してしまったし。
 災害をなんとかできるようになって楽しいのが攻略後に入手できる記念艦。見た目と能力をちょっと真似したような艦は当たり外れがありますが、それだけに倒す意欲が湧いてきます。ただ、一方で記念艦がないものもあるんですよねぇ。もしかして、宇宙怪獣には何もないのでしょうか。だいたいこっちの方が強いんですけどねぇ。ソビエトのなんてえらい苦労したのになぁ。
 前回に書いた提督同士の繋がりはその後、多少は確認できましたがほとんど最低限。しかも、選択イベントを起こさないことにはひとことも発生しないというのはやはり残念です。マンシュタインなんてイベントを選ばなければレーティアには存在さえ知らされないっていう。それはさすがにどうかと思います。相変わらずデーニッツやゲッベルスとの絡みはゼロだしね。

 2011年6月23日(木)    大帝国継続中3
 神のみぞ知るセカイU11話。長瀬純編最終話。テンポ良くまとめるためにプロレス観戦へと至るくだりは原作でも大胆にはしょってました。アニメではそれでも、なんとか頑張ってチケット偽造の部分だけでも描写してました。これはいい追加要素だと思います。まぁ、攻略という過程においてどうしてプロレス観戦に行くとわかったのか、という部分を普段なら描くんでしょうけど、前半部分にページを多く割いてしまったために省くしかなかったんでしょうかね。
 プロレス部分は想像よりもまともに描写を入れていてちょっと驚きました。ここだけ見たら何のアニメやら、というくらいにしっかりと用意されてましたからね。2人の席の隣の人にきちんと不快そうな表情をさせるとか、細かいところまで描いていて感心。
 ラストへの流れはアニメということもあって、エンディングテーマに合わせることでより演出効果が高まってました。綺麗にまとまっていてほとんど文句のつけようがありません。手紙に歩美やちひろへの言及がなかったくらいですからね。あえて言うなら鼻水はやっぱりハードルが高かったか、というくらい。
 全体的にこの長瀬純編は原作以上に仕上がったと思います。なにより溌剌とした純は「オー」の演技が加わったこともあってかなーりパワーアップしていました。声優の熱演の力も大きいですね。原作よりも好きになったという人もいるのではないでしょうか。個人的にはこの純編が第2期で最も期待していたので満足度は高いです。
 予告カットはうるし原智志氏。過去のパターンから考えれば氏にしては全然エロくなかったと思います。コンシューマー作品で描いているものの方がもっとエロかったですね。
 最終回は「サマーウォーズ」のようです。このあたりからも第3期が未定であろうことが窺えます。それにしても、もう第2期も来週で最終回だというのに未だに第1期のブルーレイが揃っていないあたり、ちょい疑問ですな。
 
 「大帝国」。ようやく1周目終了。娘エンドでした。
 予想とは違って、いつものイベントを選ぶのと同じ感覚でエンディングでした。つまり、敵対勢力がいなくなってもゲームを続けることはできるのですね。エンディングが存外あっさりだったこともあってそのまましばらく続けてみましたが、やっぱりというか緊張感がかけらもなくて止めてしまいました。せっかく成長してもそれを活かす相手がいないのでは意味がないということで。
 この段階で鑑賞モードは穴だらけです。それでも、2周目をすぐにやろう、という気にいまひとつなれないのが正直なところです。それが「戦国ランス」との違いなのかなー、とか考えました。
 しかし、それでもと2周目を始めてみると私の態度は一変しました。序盤の選択肢を1周目とは変えてみることで想像以上にイベントが変わるんですよ。見たことのなかったキャラが次から次へと現れます。たったそれだけでテンションが異様に上がりましたよ。我ながら単純です。引き継ぎ要素はサカナだけ(?)ということでそのあたりはちょいと不満がないではないですけど。クリア特典も1周目は1人を贔屓するだけですからね。今後もう少し何か増えてくれないとちょっとさみしいです。
 「戦国ランス」でいうところの全国編はないのでしょうか。各国ごとに艦船が異なるので期待していたんですけども。代わりにとあるモードが追加されますけど、これは歯応えこそありそうなんですが、どうもプレイしようというモチベーションが生まれません。エンディング迎えてもちっとも嬉しくなさそう。

 2011年6月25日(土)    Hyper→Highspeed→Genius開始
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。最終話。最後までぶれることなく悲劇と向かい合い、立ち直る姿を描ききったことを賞賛したいです。泥臭いからこそ真摯さが伝わる、そんな良さがあったと思います。正直ちょっと泣かされました。10代だったらどうかわかりませんけど。
 ネタがネタだけにぽっぽのことを最後まで伏せていたのは止むを得ないですけど、そのせいでキャラ立ちがイマイチであったのはもったいないところです。同じことはつるこにも言えますね。あなるをうらやましく思っていたってそんなのさすがにわかんないよ。幼少時のつるこが喋ったのってほとんど今回が初めてじゃん。さすがに無茶ですよ。
 昔の少女漫画みたいにエピローグで生まれ代わりを示唆したり、みたいな甘やかしは一切ありませんでしたね。それをやってしまってはきっとこの作品は変容してしまうんでしょう。ちょっと古いたとえですけど「アルジェントソーマ」なんかと同じで。受け入れることで次に進めるようになるっていう。
 1クールとは思えないくらい楽しませてもらいました。スタッフの皆様に感謝を贈りたいと思います。ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
 
 今週のお買い物は「雪鬼屋温泉記」と表題作の2本。2本目を買うかどうかはすごく迷ったんですけどねー。結局、現物を見たら買ってしまいました。
 
 「Hyper→Highspeed→Genius」。皐月学園編4話まで。
 実のところ、購入前にインタビュー記事を読んでしまうという例によって例の如くな嫌なジンクスを今回も踏んでしまっております。まぁ、微妙ではありますけど、「カミカゼ☆エクスプローラー!」はどうにかジンクスを回避できたと言っても良かったんじゃないかなぁ、と。これが買う前までの気持ちですた。
 んー。やっぱり芳しくないですねー。取りあえず、いらんところで損しているのは否めないです。「カミカゼ☆エクスプローラー!」と基本設定が被っているというのが経験済みのプレイヤーには地味に響いてきます。ハッキリ言えばそれだけでプレイ間隔は少しでも開けた方がいいんじゃないでしょうか。やっぱり、良いところよりも悪いところの方が印象に残りやすいですし。
 メティスとギフトという異能力は似たようなものなんですが、ここまで見ている限りでは本作の方が演出に頼らないというか、使うことのないハッタリ的な能力が多いです。唯一、使っていると言っていい主人公は実はギフトではないという奇妙さ。用語辞典代わりでもあるライブラリーもなんか内容がへぼいですねぇ。ほとんど読む意味がないあたりどうかと思ってしまいます。
 以前も書きましたが設定は明らかに「コードギアス」のパクリ感が強いです。それでもそれだけならまだ良かったんですけど、テキストにおいてもなんともそれっぽいんデスヨ。主人公に契約を持ちかけた光理を相手に「この悪魔め」とか言ったりして模倣が目立ちます。同人や二次創作といった感覚を強く受けますね。けれど、「Only you−世紀末のジュリエットたち−」などのようにネタ元よりも面白くという気概も感じない。また、サイトウケンジ氏がメインなので主人公持ち上げは基本です。そして、テキストはあんまり面白くありません。まぁ、想定通りといえば想定通りなんでしょうね。

 2011年6月26日(日)    Hyper→Highspeed→Genius1〜3回目終了
 DOG DAYS最終話。うーん。なんとも無難な最終回でした。非常におとなしいというか、実験作のようにも見える作品ですね。これがある程度の売り上げが見込めるのであればいくらでも幅を広げるだけの仕込みはしましたって感じの。サンデーなんかの短期連載→人気を得ての本連載なんてパターンにも通じるものがあるような。果たして、どんな展開をするのでしょうね、本作は。
 サラッと出てきたシンクの師匠に納得。都築さんであればこうであろうって感じの人物でした。
 
 仮面ライダーオーズ39話。後藤さんモデルチェンジ。バースに正式に採用になったからなのでしょうか。付け焼き刃感が半端ないです。思わず死亡フラグかと一瞬、思ってしまうくらいに。そして、相方つまりはかつての自分のポジションは有能な会長秘書が務めることに。後藤さんの気苦労は永遠って気がしますね。実際、休憩中はセンサー止めてるし。ある意味、正しいサラリーマンの姿ですね。
 
 「Hyper→Highspeed→Genius」。1人目は葉月翠名。
 なんだこりゃ。どうやら昨日の時点での私の見通しはまだまだ甘かったようです。あれでもかなり低かったのですが。シナリオ量は見通しよりもさらに少なく、内容は見通しよりもさらにさらに駄目駄目でした。もはやつける薬がないとか言っても過言ではないです。
 シナリオの構築自体に問題ありまくり。選挙活動にせよ、新聞製作にせよ、学園祭にせよ、具体的な描写が全くと言うほどありません。本番でそうなのですから準備に至ってはあるはずもなく。抽象的な描写には確たるものがなく、いつまでたっても地に足がつかないまま。
 筋書きにも大きな穴が開いています。主人公が未来予測と言ってもいい翠名のギフト論理回路で自分を見られることを一切、考慮していない。策を練るタイプで世界を壊す野望の持ち主とは思えない間抜けさです。そして、破滅してその破滅させた相手を違和感なく好きになるという困った性癖を持っています。変態と言っていいと思います。
 その翠名にしても論理破綻が甚だしく、能力を嫌っていると言いながらその実、周囲の人間に使いまくり。未来が見えないから不審人物で確定とか酷い言い種です。しかも、それでいて未来が見えない相手を探していた、なんてもうどこから突っ込んでいいやらわかりません。加えて見えない相手イコール好きになる相手みたいにも見ているんですよ。もう全方位に向かって失礼な感じの娘さんです。
 Hシーンも謎です。なぜか翠名主導で終始、進んでラウンド延長も翠名が決定。初めてとはとても思えないほど余裕綽々な態度。これはビッチキャラであるという表明なんでしょうか? よく分かりません。
 2人目は光明寺夢子。3人目は春秋詩子。
 本筋から外れるため、さらにあっさり終了。まぁ、その本筋がどのみちたいしたことないので逆にそこまで差は感じません。両者の関係性は「77〜And,two stars meet again〜」を思い出してもらえればそれほど間違いないと思います。
 本作は話数形式を採っているんですけど、その1話1話がすごく短いです(そもそもプロローグに第○話とか必要かなぁ)。それ自体は構わないんですけど、おかげで1話終了ごとに発生する「セーブしますか」の確認がすごくうざったいです。特に2周目以降は顕著に感じるようになります。コンフィグで消すこともできないし、もうちょっと考えて欲しかったですね。

 2011年6月28日(火)    Hyper→Highspeed→Genius4〜6回目終了
 神のみぞ知るセカイU12話。よっきゅんが出ていないのに「サマーウォーズ」をやるのか、と思ったらAパートで一気によっきゅんのお披露目。何度見てもすごいデザインです。シナリオさえ良ければ原画は関係ないという神にーさまはすごいなぁ。少なくとも私はなんでもいい訳ではないですね。しかし、良いゲームは長くプレイしていたい、というのは同意ですけど神にーさまの場合、普段が普段なだけになんかすんなり首肯できませんね。
 1期最終回ではなかったヒロインのやや強引な総登場。引き続いては未登場のヒロインたちも顔見せ。この構成が3期が決まっていないことを如実に感じさせます。あるとしても実現までは時間がかかりそうですね。スタッフのスケジュールが一番の問題だろうからなぁ。
 スタッフの皆様お疲れさまでした。
 
 「Hyper→Highspeed→Genius」。4人目はサクラ・ウインザー。
 今度は聖ジュライ学園編。まぁ、皐月学園編よりはましなものの、基本的な作りが変わる訳でもないので大差ありません。ハッキリ言えば面白くないです。バトル展開はあったものの非常に稚拙。そもそも見せ場の作り方というものをわかっておりません。なにより、参謀である主人公がほとんど頭を使わない時点で推して知るべし。
 また、ギフトの能力がしょうもないものばかり。動的な演出の必要ないこと、これをポイントに考えたかのような能力内容なんですよ、みんな。よって演出は使用中のCGが1枚あるかどうか。しかも、ポーズをとっている以外に特徴らしい特徴もない。おかげでとても地味なことになってます。それでも、テキストによるフォローがあれば随分とましになるんですけど、そのレベルまではほど遠いですね。
 光理のウイッチライブラリーなんて検索という言葉からキーワードを用いる能力の特定の方法、能力名がタイトルとなって本という状態で出てくるなど徹頭徹尾「仮面ライダーW」のフィリップの検索そのまんま。両手を広げるというポーズまでほぼ一緒。ないのは動的な演出の本棚が動くところくらい。さすがにこれはどうかと思います。
 5人目はアイリス・ウインザー。6人目は雪見カエデ。
 お付きの2人のシナリオが短く、テキトーなのは皐月学園と一緒です。1人30分という数字から色々と窺えると思います。

 2011年6月30日(木)    Hyper→Highspeed→Genius終了
 7人目は時雨里姫乃。
 皐月、聖ジュライ学園と比べれば読める内容です。選択肢によって展開がきちんと変わるのはこの水無月学園編だけです。ただ、そのせいで初Hが2回という(全2回なのに)奇妙な構成になってしまっていますが。
 しかし、全体的に出来が悪いのは変わりません。戦闘シーンのパターンが聖ジュライ学園編と全く同じなのは閉口もの。同じライターならば芸がなさ過ぎますし、異なるライターならばディレクターかプロデューサーの責任。正直、唖然としました。ただでさえ、聖ジュライ学園編の時には水無月学園編のお付き2人に苦戦させられたのに、次に水無月学園編では頼もしいはずのお付き2人がまるで使えなくなる。よくもまぁ、ここまでストレスの溜まる構成を考えるものです。そして、主人公無能説がどんどん説得力を持ってくる。しかも、参謀が策を用いないことで窮地に陥るってホントにいらない存在ってことになってます。なんか逆転して喜んでますけど、マイナスがゼロに戻っただけってわかってなさすぎでとてもめでたいですよ。主人公は頭が悪いと思います。取りあえず、相手のギフトを知ろうともしない段階でもうね……。
 姫乃の設定にしてもこれがありならもう何でもいいってことになるような。それにカエデさんが不思議がりもしないのはどうしてでしょう。聖ジュライ学園編とは違ってガンガン会話していたような気がするんですけど。
 8人目は刀条院京香。9人目はパトリシア・ランカスター。
 姫乃シナリオに力を割いたせいなのか、すごくいい加減な内容。まともに読む必要があるのかどうかというくらいのレベル。特に後者は力が抜ける出来。
 ラストは明智光理。
 3つの学園編を終えると自動的にスタート。っていうか、京香、パトリシアシナリオを終わらす前に始まっちゃいましたよ、このシナリオ。これじゃ、構成の段階でお付きの計6人のシナリオはどうでもいいと言っているようなものですよ。まぁ、実際のところそんな仕上がりなんですけども。
 シナリオもツッコミどころが多くて困りもの。そもそもアナとノアが同じものなのかどうかがよくわからないんですけど。いつの間にか、それが当たり前で話が進んでいるような?
 なによりギフト関連が意味不明。なぜ9つのギフトしか持っていないのか。あらゆる意味でもっと多くのギフトを持っていていいはず。さらに未来形でしか獲得していない姫乃のギフトをなぜ所持しているのか。それがおかしくないのなら、なぜ自分が目をつけたハイパーハイスピードのギフトを持っていないのか。設定のロジックがおかしいと思います。
 「Hyper→Highspeed→Genius」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。