昨日になってどうにか「桜花センゴク!〜信長ちゃんの恋して野望!?〜」のゲーム感想をアップしました。危うく怠け癖が発動しかかりまして、そのせいで遅くなりました。「ゆにばる!PARANOMAL GIRLS STRIKE!!」の出来もあってそれほど大きな期待を抱いていなかったということもありますが、それにしても良い作品だったと思います。ApRicoTのゲームがこのまま上昇気流に乗ってくれることを願います。
STARDRIVER輝きのタクト6話。タウバーンらが出現せず肉弾戦なお話。気のせいかこっちの方が全体の構成がすっきりしますね。普通のロボットものに比べて見せ物的な要素が強すぎるのかもしれません。儀礼っぽさが多くを占めていると言いますか。
しかし、皆さん生身でもあんなに強かったんですねぇ。地面に叩きつけられて蜘蛛の巣状にヒビが入ったりしてすっかりドラゴンボールな気持ちですよ。そのうち東方先生のように生身でタウバーンと戦う人が出てきそうだ。あ、設定的にそれは難しいのかな。
神のみぞ知るセカイ6話。本当に「ワタシ平凡?」を1話かけてやるあたり恐れ入ります。昔から削る方向の作品が多い中でここまでやるのは実に貴重です。まぁ、さすがに基本的な筋書きを変えずに膨らますのは限界があるので4コマのネタを本編に使ったり、前回の「UP TO BOY」のネタをアレンジして使ったりしています。
アニメはエルシィが人気あるんで使い勝手がいいですね。アイキャッチもきっととても効果的なんでしょう。原作でこんなことしたら恐らくはアンケートが心配な感じに。
予告カットは甘露樹氏。リーフから2人目です。となるとカワタヒサシ氏あたりの出番もあったりするのでしょうか。それにしてもさすがとしかいいようのない可愛らしさです。入れ込み度によるでしょうけど、人のキャラを描く時にもその人の実力が出るよなぁ。
「恋と選挙とチョコレート」。1人目は住吉千里。
思ったよりも出来は良いです。プレイしていて楽しいという大事な点をしっかりクリアしてくれています。正直に言って設定は(意図的かもしれませんが)ツッコミどころが多数なんですけど、そこから一応は主人公が成長して初期の時点よりも視野が広くなることで問題点をクリアしています。
実際のところ、初期の段階では無茶な点が多すぎますからね。ちっとも同情する気になれないショッケンの実態。予算でお菓子を貪って部室までもらってだべるだけが活動内容。しかも、やおい棒(うまい棒の作品世界での名)は御曹司がいるから食い放題。さらに相手の公約を潰すためだけに会長選に立候補。もし当選したとしても自堕落なショッケンの活動に戻れない(会長以外にも役員を出すことになるだろうし)ことに誰も気付かない。部室にビールサーバーがあって夕方前に顧問が仕事が終わったとか言ってジョッキで飲んでいるとかね。これ描写はないけど、部員は飲んでいないと言ったところで外部の人間は誰が信じるでしょう。
主人公もビールサーバーの持ち主を含めて、18歳という年齢ですでに4人の年上の女性からキスされているという謎の前科の持ち主だったりします。しかも、この詳細が明かされる相手はヒロインでもないというのに。なんか「この青空に約束を−」の主人公と似た匂いがしますよ。
ヒロインの千里も立ち位置としては微妙なものがあります。ポジションは典型的な幼なじみなのに中身というかキャラはツインテールのツンデレさんなんですよ。当然のように主人公を所有物扱い。これじゃ主人公が色々と気付かなくても無理ないです。そこを越えても今度は弟君の設定がねぇ。タイトル名にかけている割には弱いネタかなぁ。主人公の誓いも初手からブレブレだし、それでいいのかと聞きたくなるような理由でタブーをクリアしてしまうし。結局なんでもいいんじゃあ? とか感じてしまいます。
個人的には1周目が千里ルート固定というのも痛かったです。かなり初期の時点で1周目は青海さんと決めていたこともあって。パッケージイラストを見た時にこの1枚では最も興味を引かれない彼女を一番最初にしようと思ったんですよ。そしたらあれよあれよという間に青海さんはとても魅力的な姿を見せてくれるようになって。そして、1周目は千里一択であると気付かされて。私にはなんだか青海さんが出汁に使われたようにしか見えなかったんですよ。全くもって不運というほかないですけど。
賑やかな会話が楽しく、部活を守るためにメンバーが動く、そして終盤はどこか尻すぼみ。独特のCGが美しく、音楽も舞台によく合っている。レベルは違いますけど、なんだか「水平線まで何マイル?−Deep Blue Sky&Pure White Wings−」を思い出す作品です。起動ディスクが必要なところは一致しませんけど。
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