徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2010年10月2日(土)    巨乳魔女開始
 先日のことですが「キラリ☆南国小麦色〜潮吹きパラダイスへようこそ!〜」のゲーム感想をアップしました。どうにも言いたいことがよーわからんゲームでしたね。焦点がぼやけている気がしてなりませんでした。
 
 世紀末オカルト学院最終話。すごい綺麗にまとまっていてなんかこの作品ではないみたいです(失礼)。締めだから仕方ないですが、笑い成分が皆無なのは寂しいところ。まぁ、こずえのボケがあっただけで良しとしますか。
 しかし、オチはあまりにも切ない。タイムパラドックスが絡んでいるとはいえ、卵が先か鶏が先かの答えでは文明先生が切なすぎます。何のために来たのか、と思ってしまいますわ。それにしても、時空の震動が起きると宇宙人が攻めてくるというのはよーわからんなぁ。
 最後まで予想以上に楽しませてもらいました。スタッフの皆様お疲れさまです。
 
 「巨乳魔女」。2章まで。
 本当にシリーズものでびっくりしました。知らなくてもそれほど問題ないですが、プレイしていると小ネタなどがわかってニヤリとできます。未プレイだとちょっと置いてきぼり気味かもしれません。神聖魔族にこだわるあたりとかついていきにくそう。
 シナリオは今回も成り上がりもの。同じと言えば前作と同じなんでしょうけど、他に競合作がないので何の問題もありません。エロ以外には欲のない主人公がなんとも新鮮です。
 エロ度は相変わらずの高め安定。タイトルをけして裏切りません。見事なまでのおっぱい星人ぶり。まるで他には興味がないと言わんばかり。清々しいほどの割り切りぶりです。1人くらいは貧乳がいた方がバランスが……、なんて人は手を出さない方が賢明かも。全員半端ない巨乳です。

 2010年10月7日(木)    巨乳魔女終了
 仮面ライダーオーズ5話。今からラスボス感バリバリの鴻上グループが素敵。果たしてこれからどう没落していくのやら。もし本当に最後までラスボスを貫けたならちょっとすごいと思います。色々な意味で。それにしても70%はすごいですね。いくら技術に自信があるにしてもぼりすぎです。自販機バイクからだって回収するんでしょうから。
 グリードのコアメダルを獲得するとオーズのフォーム的にはいいんですけど、反面グリードのデザインがイマイチになるのが困りもの。そういう設定なのだから仕方ないとはいえ相手は幹部なだけにどうも威厳が。
 相変わらず設定のわかりやすさが素晴らしいです。3枚集めたら、なんてわざわざ引きを作ってまで教えてくれました。
 
 STARDRIVER輝きのタクト1話。取りあえず全くもって意味がわからない。ホームページなどの情報は必須ですか? しばらくは様子見しますが果たしてついていけるのかどうか。作中は美男美女揃いかと思うのですが、どうも見た目があまりそれっぽくないような。「コードギアス」の美形度に見慣れてしまったせいかなぁ。
 
 神のみぞ知るセカイ1話。予想よりもずっと良い出来で嬉しい誤算な感じ。期待して裏切られた時が辛いので「メジャー」ぐらいを想定していました。よって粗が少々あってもちぃとも気になりません。
 細かいところが予想以上に原作準拠で驚きました。桂馬が陸上少女のこだわりを語るところとかコケシみたいな姿が再現されてますけど、これぐらいのものって改変されやすいかと思っていただけに。
 次回以降のBMWなどがどうなるかが気になるところです。回数が少ないとはいえ、アレがないとちょっとなぁ。今回、気になったところとしてプレイ済みのゲームの2つの作品のうちどちらのルートであるかを探るセリフがなかったのがどうも。恐らくゲームがわからない人へのフォローかと思うのだけれど、こういうカットを続けるとらしさがどんどんなくなってしまうだけに。他にも歩美の記憶喪失ぶりの説明は原作通りの方が良かったような。自分から声をかけるなんて桂馬のスタンスにも反してるし。なんか色々と細かいこと書いてますけど、重箱の隅つつきレベルです。逆に言えばこれくらいしかないと。
 やはり、原作の60ページ超の1話を24分に収めるのはなかなか無理があったようで尺の部分では正直もったいない感があったように思います。頑張って色々と削ってますけどかなりきつきつです。次回以降は2.0「あくまでも妹です」2.5「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」というように2話(部)構成となるようです。今後も配分が肝になるんでしょうか。それと引きも気になるところかな。インターミッション的なエピソードもどうなるんでしょうかね。
 
 「巨乳魔女」。どうにか終了。
 予想よりもずっと小粒な作品でした。舞台が屋敷と学園くらいしかなく、そこを往復するだけ。当然、成り上がり度も低くエンディングを迎えてもあまり感慨はありませんでした。ヒロインが減っていることを考えてもなんだか機能を削ったマイナーチェンジ版という感じです。
 前作は展開に起伏があって楽しかったんですけどね〜。なかなかHできないヒロインがいたり、窮地に陥ったりして。ハーレムも良かったんですけど本作ではそもそも全員登場のハーレムがないですからねー。総勢4人しかいないのに。知った時には愕然としましたよ。それどころかヒロインの1人が行方不明のまま終わるルートがあるし。
 やっぱり、期待が高すぎたのかもしれません。どんだけ影響しているのかわかりませんけど、前作は10周年記念作品第2弾ですし。ゲーム感想は一昨日アップしました。 

 2010年10月15日(金)    ネタもなく……
 仮面ライダーオーズ6話。相変わらずこの作品の親切さには舌を巻きます。ホント、平成ライダーではダントツの丁寧さではなかろうか。今回なんて予告に続いて本編でもメダルコンボがいかに特別かをしっかりと解説。あまりにもアンクが頼もしい。富樫級と断じてもいいのではなかろうか。しかも、ツンデレ風味。
 鴻上ファウンデーションとの交渉もいい感じ。視聴者の期待を裏切ることなく、手玉にとられてしまうアンク。自販機バイクに関する言葉が完全にブラフであったことさえ披露してくれる。もしやこれはサービスなのか、というくらい。
 一方で親切さの代償なのか、前後編のドラマはちょいと薄っぺらい。他の主要パートの合間にこなしたという印象があります。戦闘の方に移っても自販機バイク役に立たなかったしなぁ。いかにもそれがないとダメっていうドラマ運びだったのに。
 
 STARDRIVER輝きのタクト2話。オーズとは対照的にぜーんぜんわからない。まぁ、極まるまでは本放送のみの情報取得でなんとかしたいと思います。基本的にはそれで理解できるのが筋だと思うし(本音は面倒くさいから)。
 演劇部とか宝塚的な要素があるせいか、どうも学園要素が空々しい。こう馬鹿馬鹿しいことを真面目にやっているにも係わらず笑えないのもツライ。というか痛々しい。多分に波長の問題が大きいのではないかと思いますが、合わない人はどうにもならないのかもしれない。
 あとバラエティ番組じゃなるまいしテロップはどうかと思います。しかも、バラエティほど適切で上手くはないので「は!?」とかしばらく感じてしまうのもなんだか。慣れれば変わってくるのかしら。
 そして、やっぱりヒロインが可愛く見えない。これも困ったことですな。
 
 神のみぞ知るセカイ2話。安定感はたいしたものでスタッフの実力を感じます。原作もので安心して見ていられるというのはすごいことだと思います。けれど、一方で安定感ゆえに気になるところも。アニメである以上は原作と絵が異なることは当然なんですけど、それが個人的にはちょっと気になります。メイン回りは問題ないんですけど、肝心のヒロインたちがどうも。エルシィはアニメテイストとして可愛く見えるのですが、オープニングやエンディングに本編を見た限りでは美生、かのん、栞がどうも可愛く見えません。杞憂に終わってくれればいいんですけども。
 BMWは入っていたので一安心……、と思いきやこのシーンのテキストが変更に。小さなことのようですが、これによって桂馬のこだわりで笑えなくなっているのが気になります。特にエルシィのリアクションがほぼスルーなのでただ痛いだけとなってしまっているのはどうかと。ボケにはやはりツッコミが入ってくれないと座りが悪いです。今後もゲームらしさを省くような改変はありそうだなー。一方でツンデレキャラに対する桂馬語録はほぼそのまんま。なんだか温度差を感じるのは私だけですか。こっちの方が一般人に対する意味わからん度は高いような気がするのだけど。
 ところで、もしかして、この作品1クール栞編までで終了なんでしょうか。原作消化率としては微妙なところですが(インターミッション的なエピソードの扱いもわかりませんし)、オープニングもエンディングもヒロインは4人しか出ていませんし。

 2010年10月22日(金)    イースT&Uクロニクルズ終了
 ネタがないだけでなく仕事が忙しめでなかなか更新できません……。
 
 仮面ライダーオーズ7話。どうしたって親切さが心に残る本作品。7話目まで来たせいかこれまでのまとめをわかりやすく振り返ってます。特に主人公のキャラ性を名セリフ(?)とともに紹介するのは見ていない人には良いフォローになるのでは。
 先週から出てきた女グリード人間体はやっぱ違和感あるなー。ただ一人だけ着ぐるみ状態では声が違うんだから当然ですけど、職業柄か張り出せる声が違うというのも大きな原因。正直、人間バージョンは声が聞き取りづらいです。せめて声が違っても年齢層くらいは合わせるべきだったのでは。控えめに見ても中学生と大学生くらいの差があるような。
 本編はアンクがメダルをカツアゲされるお話。このへんでもなんか親切さを感じます。本当にオーズがいないとアンクは駄目なんですねぇ。逃げることもできません。
 ところで、主人公とヒロインが世話になっているあの店は毎日のようにメニューが変わるのでしょうか。ある程度の期間だとしてもちょっと使いづらい店だよなー。携帯に登録しているくらいでないと。
 
 STARDRIVER輝きのタクト3話。人妻高校生でセレブ、しかも赤の他人と窓越しのキスとかする。仮に現実にいたらかなり敬遠されそうな感じですなー。少なくとも奇麗どころなら他にもいるし。どっちかというとお色気ムンムンよりも年増的な扱い方をされそう。
 個人の好みはともかくとして、ここまではどう見ても悪役サイドの方が製作陣に好かれている感じです。ヒロインはすっぴんっぽいところしか売りがないように思えます。キャラ的にも完全に負けてますしねぇ。
 作品全体に漂う空々しさは狙い通りなんだろうけど、燃えとは対極にあってどうも身を入れて視聴する気になれません。学園要素との絡みもなーんか茶番っぽさを感じてしまうし。キャラクターと同世代にとっても妄想題材としてはパワー不足のような。
 
 神のみぞ知るセカイ3話。このあたりから原作でも標準ページになってきているのでAパートが原作の1回という構成は随分と尺に余裕を感じます。こうなってくるとこれまで以上に原作以外の力、すなわちアニメスタッフの力量が問われてくるように。そのわりには先週までに見られたエルシィのアイキャッチなどは鳴りを潜めてしまってやや意外な感じです。それと原作は5回で攻略終了とか性急さが見られるので尺に余裕ができるとそのあたり目立ってきますなー。Aパートは登校シーンしかありませんよ。ザクのアレは問題なかったようですね。
 個人的な懸念であった絵に関しては今回の美生が可愛く見えてホッとしております。硬い表情の時はちょっと……でしたけど。
 桂馬語録は原作よりも意味不明度が増している感じ。「アルプスの少女ハイジ」を知らなければ本気で意味わからんような。声優の演技も悪のりしすぎでちょっと気持ち悪いです。どうもこのネタに対するスタッフのスタンスがよくわかりませんね。
 個人的に残念なのは美生がメイド姿のエルシィと桂馬の会話を意識するモノローグがなかったこと。あそこは表情がとても可愛いだけでなく、ツンデレキャラのデレ描写なので大事だと思っていただけに。
 予告イラストは空中幼彩氏。最初は誰だか本気でわかりませんでした。少なくとも私服とかだったら判別不可デスヨ。作者の肝入りだそうですが今後は果てさて。個人的に実現して嬉しいのは都築真紀氏とか門井亜矢氏あたりかなぁ。
 次回はなんと1話まるまる使ってインターミッション回。しかも、いきなり「いまそこにある聖戦」を投入。それだけでなくキャラCDは飛鳥空も出るんですよ! これは本気で栞編までで終了がありそうだなー。ま、正確にはこれの方が後ですけど。
 
 「イースT&Uクロニクルズ」。
 なんと去年の7月以来です。あの時はサルモンの神殿まで進んでマップも覚えつつあったのですが、当然この期間で完璧に忘れてしまいました。覚え直しってのは意外としんどいですな。反復行動を繰り返してなんとか覚えました。
 Uという作品はやっぱり私にとって特別です。これがまだ3度目のプレイということもあって新鮮さのようなものさえ感じてプレイしておりました。もう全てが嬉しいといってもいいくらいで。私の中では白眉と言ってもいい作品のひとつです。
 さすがeasyというべきなのかラスボスとひとつ前は楽勝でした。ほとんど無敵レベルと言っていいほど。その代わりにふたつ前のボスにすんげー苦労しました。最初は倒し方さえよくわからなかったくらいで。レベルも関係あるのでしょうがそれにしても強さに差がありすぎたような。
 やはり、1年数ヶ月ぶりに継続プレイということで感動はちょっと薄かったように思います。無理せず最初からやり直せば良かったですな。それでも、間を置いてプレイしたくなるゲームなのでその時を待つのもいいかな。それと後ろのシリーズ作品はまだプレイしたことがないのでこれを機会にプレイするのもいいかも。

 2010年10月24日(日)    俺の彼女はヒトでなし体験版
 TGバージョン。わりと長くて5〜6時間ぐらい。途中からは全然ボイスを聞いていないので全て聞くともっとかかるでしょう。見た感じ体験版の範囲が共通シナリオっぽいです。
 う〜ん。どうも引き込まれるものがないですね。タイトルが示す通りヒロインたちは人外ぞろいで基本めーわくな人たちです。これが結構なポイントだと思います。印象がマイナスからスタートなのに日常でそれを取り返してくれないんですよねぇ。ひたすらめーわくなところをアピールし続けるのでなかなか愛着が持てません。プレイ開始前から気に入っていないと厳しいものがあると思います。
 掛け合いもどうも面白くなりそうでならない中途半端さが目立ちます。笑いがあまりなく、ネタが基本的にワンパターンです。その内容も非生産的で実りを感じられません。虚しいというかどこか不毛です。目安箱のイベントも意味がよくわからないし、執拗に学食のお姉さんにつきまとわれるのは本気でライターの意図がわかりません。
 普通ではないプロフィール(=人外)を持ったキャラクターが送る日常。恐らくはこれを書いて面白く読ませようとしているのでしょうが色々な面で未到達な感じです。「ToHeart」や「とらハ」シリーズ(特に2)がお手本になるかと思いますが、そも日常がうまく書けていません。異常な人々の異常な日々では落差がないため、なかなか面白さが生まれませんし、地に足をついた様子が出ません。ひたすら理不尽に感じやすいです。また、全体的に設定を知っていることを前提にしている節が感じられます。スタートからして唐突な始まりで、すぐにしばらく前に戻って解説が入るのかと思えば、そこでもよくわからない描写が目立ちます。どうもまだ独り立ちさせるのは早いような気がしますよ。
 個人的にはどうもヒロインに魅力を感じられません。むしろ、サブキャラの小暮憂陽の方がよほど攻略したくなるくらいで。まぁ、相性を確認するには良い体験版だと思います。個別ルートがどうかはわかりませんけど。残念ですが、恐らく私は買わないと思います。
 ああ、チュートリアルだけは面白かったですよ。とっても。松風が素晴らしい風を吹き込んでくれていましたよ。掛け合いも十分に面白かったです。ただねぇ、このテキストを書いたのって師匠なんじゃないですかねぇ。仮に本人が書いたとしても面白いのが本編でなくてチュートリアルでは悩みは深いです。
 
 テックジャイアン12月号。
 「恋色空模様after happiness and extra hearts」すたじお緑茶:どうやら出るようで取りあえずはなにより。シナリオは本編の70%と密度は高そうです。ただ、サブキャラのヒロイン昇格はいいんですけど、本編みたいに変なことしないといいんですけどね。しかし、風紀委員からメガネを取って巫女服を着せるってそれもう完全に別人でしょ。属性が違いすぎるよ。まぁ、ゆっきーに期待しておきます。2011年春発売予定。
 
 「CURE GIRL」Noesis:イノセントグレイの姉妹ブランドの初フルプライス作品。原画とCGはすごくいいんですけどね。設定とシナリオがどうなのかしら、っていう。2011年発売予定。

 2010年10月28日(木)    前日になって10月展望
 仮面ライダーオーズ8話。ツチノコ呼ばわりされて子供たちに弄ばれるアンク(腕のみ)があまりにもラブリーで萌え。しかも、それによって元の体に戻るしかないというあたりがまた。この苦労性体質はなんともいとおしいです。
 アンクがメダルを奪われたことでグリードの見た目が変化(というか前に戻っただけ?)。やっぱりこれくらいでないと幹部らしさを感じられませんな。
 後藤さんは余裕がありそうに見えて実は全然そんなことなかったんですなー。なんだか急に影山さんっぽく見えてきたような。
 今回も親切なこの作品。メダルによる変身の効果には属性というか特殊効果もあるようで。今回のはさしずめ太陽のたてがみ、ってところでしょうか。
 
 STARDRIVER輝きのタクト4話。2人だけの世界というありがちなアイデアでヒロインをクローズアップ。それによってすこーしだけましになりましたが、まだまだ地味であることに変わりはなく。どうも中心にいる存在として弱すぎますな。まぁ、魚さんのキャラが強すぎるということもあるのでしょうけど。
 今回は戦闘がなかったということで、その意味でも地味さは避けられない感じ。
 これを見終わって気がついたわりと恐ろしいこと。まだ4話しかやっていないんですね。もう8話ぐらい見た気になっていましたよ。あんまり好ましくない意味で濃いよなぁ。
 
 神のみぞ知るセカイ4話。ああ、本当に1話まるまる使って「今ここにある聖戦」をやってますよ。実際に見るまではちょっと信じがたいものがありました。作者のおかーさんに「今までで一番わからない」(うろ覚え)と言わしめたこのエピソード。アニメ版も尺が長くなったとはいえ本質的には何も変わっていません。少なくともゲームプレイしない人に対するフォロー精神なんて全くというほど感じられませんでしたね。まぁ、深夜アニメだし個人的には必要ないと思いますけど。
 しかし、多少のプラスがあるとはいえ2倍の尺がありながらほとんど追加されたようには感じませんでしたなー。というか、Bパートは手抜きだと言われないか心配になるくらいループしておりましたよ。アレ全て声優が吹き込んでいたら魂を感じるってもんですけど、残念ながらそうだとしても私には聞き分けられないだろうなぁ。それはそうと挿入歌とエンディングテーマはあんまり上手くないですね。まぁ、ゲームのことを考えるとこれぐらいでちょうどいいのかもしれません。ホントにそういう風に歌っている可能性もあるかもだし。
 脚本は橋龍也氏で予告カットはみつみ美里氏。このゴールデンコンビを結成させられたのはエロゲーメーカーとは直接関係のない作者だからでしょうか。っていうか、本当にアニメのスタッフの1人というくらい関わっているよなぁ。素直に脱帽ですわ。
 ただ、せっかくの橋龍也氏も原作付きではほとんど意味がないよなぁ。尊重度が高くて原作とは間違い探しレベルと言っていいくらいだし。予告のテキストも今回は氏なんですかねぇ? そうであればここが一番のポイントなんですけど。
 予告カットは「To Heart2」をプレイしている桂馬とそれを眺めるハクアという構図がなんとも可愛い。ただ、アニメしか見ない人は次週以降いつまでも出ないキャラにやきもきしそう。そして、これをBDの初回特典でポスター化って商売がうまいなぁ。このアイデアまで作者ならホントに感心しますよ。
 来週は1話かけてかのん編の導入部「IDOL BOMB!!」をやるようです。CDの発売スケジュールといい、どうやら本当に本気のようですね。「神以上、人間未満」とかどうするんですかねぇ。やらないと1クールはもたなさそうだけど。
 
 明日は予定通り「桜花センゴク〜信長ちゃんの恋して野望!?〜」と「恋と選挙とチョコレート」の2本を購入予定ですが、いずれも決断が遅かったのか予約できなかったのがちと気になるところ。まぁ、買えずとも他の物を買う可能性はないと思いますけど。

 2010年10月29日(金)    桜花センゴク!〜信長ちゃんの恋して野望!?〜開始
 本日のお買い物は昨日も書いた2本に落ち着きました。無事に買えたのは良かったんですけど、予約ができなかったツケか「桜花センゴク!」の方は予約キャンペーン特典が手に入らずしょんぼり。こういうのって手に入ると特に何も感じないケースが多いんですけど、そうでないとなると途端に悔しくなるんですよねぇ。せっかく早めに買いに行けただけに残念です。
 ところで、最近は割引後でも価格が高く困りものです。特に「恋と選挙とチョコレート」は8680円もしてたいそう驚いたのですが定価が9800円だったのですね。それにしても高い気はするけど。
 
 「桜花センゴク!〜信長ちゃんの恋して野望!?〜」。
 さして悩むことなくこちらから。現在3話まで。
 ここまではなかなか悪くないです。どうやら体験版が1話だったようですね。内容としては2話目がうまく後編のようになっているので体験版はここまで欲しかったかな、と。ここまでならヒロイン勢もちゃんと全員登場しますし。どうやら以降は1話につき1人ずつヒロインをクローズアップする構成になりそうです。3話目が武田信玄ちゃんで4話目が恐らく上杉謙信ちゃん。
 ドタバタ劇はやや人を選びそうですが、まぁ悪くないです。ここの過去作品が大丈夫なら問題ないでしょう。
 戰国学園に集う転生武将たちが覇を競うってのはなんだかスケールダウンしてしまっているようでちょいと残念。全国の武将がひとつの学園に、ですからね。6人のヒロイン武将以外はサブキャラってことですから。アリスソフトの「大番長」みたいにゲームシステム的なところでも個性を持たせられれば良かったんですけどねぇ。まぁ、そうしてしまうと「戦国ランス」というゲームがあるだけにアレですけど。
 ヒロインたちは思った以上に魅力があります。体験版では実質2人いなかったのでもうひとつに感じたのですが、残る武田信玄ちゃんと伊達政宗ちゃんが予想以上に良いキャラだったので全体としても良いイメージに仕上がっています。特に武田信玄ちゃんは大波こなみさんのいつも以上の頑張りで良い味を出しています。上杉謙信ちゃんとの微妙な関係も優れたアクセントになっているのではないでしょうか。新たな格言も良かったです。ややウケくらいでしたけど。
 ここまでがいいだけに、そして前作が前作だけに個別が心配です。姫武将たちが目立つ今の展開はいいんですけど、個別になると果たしてそれがどうなるか。楽しみでもあり心配でもあり。
 CGは十分に合格点をあげられそうです。複数原画家はほぼ違和感なく馴染んでいますし、立ちCGもとても豊富でそれぞれがとても可愛く描けています。武田信玄ちゃんのフルフェイスメットで照れる様子などはアイデア賞ものかと。ヒロインの顔が見えないのに可愛いという。一方でSDカットはインパクトに欠ける嫌いがあります。立ちCGで十分なほど可愛いと言いますか、かつての存在が大きすぎると言いますか。なぜ鳥取砂丘氏を起用しなくなってしまったのか……。

 2010年10月31日(日)    桜花センゴク!〜信長ちゃんの恋して野望!?〜1回目終了
 仮面ライダーオーズ9話。連続爆弾魔を追っていたらそれよりも遥かに怪しい男が出現。しかし、その男は鴻上コーポレーションの誇る技術者だった。どうやらレギュラーキャラっぽい感じですね。腕に人形を乗せているなど存在感抜群で、そのせいかわかりませんが後藤さんの出番はありませんでした。
 一方で借金返済(?)のために黄色のメダルコンボ発動。グリードがいきなり2人来襲もコンボの力は苛烈で、触れることすらせずにメズールのコアメダルを4枚を奪取してしまう。青のメダルは初めてですな。当然、海の生き物シリーズになるでしょうが、果たしてどんなラインナップでしょう。
 
 「桜花センゴク!〜信長ちゃんの恋して野望!?〜」。1人目は織田信長ちゃん。
 もしかすると1周目は特定のヒロインルートしか行けなかったりするのでしょうか。詳細はよくわかりませんが7話でいきなりバッドエンドになってビックリしました。選択肢の内容を考えても唐突に来るタイプとは思えなかったので。やり直しでは一転して信長ちゃん寄りの選択肢を選んでいくとバッドエンドはすんなりと回避できました。
 現在は2周目をプレイ中なんですが、どうやら本作は共通から個別に入る前に「甲」と「乙」の2つのルートに分かれるようです。恐らくは前者が織田信長ちゃんのほか木ノ下藤吉郎ちゃん、伊達政宗ちゃんのルートに入ることができ、後者が上杉謙信ちゃん、武田信玄ちゃん、毛利輝元ちゃんのルートに入ることができるのだと思います。
 シナリオは思ったより良かったです。会長の正体はわかりやすかったと思いますが一方で主人公の扱いはなかなかうまかったのではないかと。ただ、こういうネタは露見した後が混乱しやすいのが欠点ですな。どちらの名前であってもなかなかしっくりこないし。
 しかし、一方で欠点もなかなか多いです。先程、個別前にルートが分かれると書きましたが、まさかそのせいではないでしょうけど、ルートに入れない「乙」ルートの三武将はまるで出番がありません。個別どころか共通の自分の出番(上杉謙信ちゃんなら第4話、というような)が終わってしまうと本当にぱったりと出現しなくなります。いっそ不自然なほどに。付け加えるなら伊達政宗ちゃんも、です。本作のコンセプトを考えるとこういうのはどうかと思います。
 他にも戦闘シーンの盛り上がらなさもちょっと問題です。音楽とSE、それに演出でかなりカバーしていますが、テキストがどうにも弱く、展開の問題もあるとはいえ燃えるものがありません。このあたりは「AYAKASHI」からあんまり進歩がないですねぇ。各武将間の強ささえあまりうまく表現できていないような気がします。
 シナリオは「MapleClolors2」や「ゆにばる!PARANOMAL GIRLS STRIKE!!」に準拠した構成になっています。メインと呼べるシナリオが終わるとHを主体としたシナリオになる、と。事前にスタッフロールが流れますし、「セーブしてタイトルに戻る」なんて選択肢が出るくらいですから事実上のエピローグやおまけシナリオなんでしょう。このあたりは賛否が分かれそう。
 ヒロインの織田信長ちゃんは何かというと「打ち首じゃ」と言っているワンパターンなキャラなので事前にかなり気に入っていないと苦しいものがあると思います。当然、この特性は他のシナリオでも発揮されて、恐ろしい勢いのお邪魔キャラになるであろうことは想像に難くないだけに。余計に損をしそうです。人気投票とかやったらかなり厳しそうですからねー。

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