徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2009年11月1日(日)    ましろ色シンフォニー1回目終了
 DARKER THAN BLACK−流星の双子−4話。被写体を見ても心が動かない。スオウが契約者になってしまった事実を改めて感じさせられます。能力の対価はやはり折り紙で鶴を折ることのようです。
 結局、アシカラーメンに腹をくだした訳ではないのですかね。初潮が来ていたからということでいいのでしょうか。ちょっとわかりにくかったような。
 ペーチャが猫に追いかけられて悲鳴をあげる。この因果が報いるようなネタに笑うことができました。ということで10月28日水曜日に黒の契約者のBlu−rayボックスが到着。実に注文から17日です。どうにか時間を作って12話まで見られました。そうでなければこのネタには全く反応できなかったことでしょう。
 
 「ましろ色シンフォニー」。1人目は瀬名愛理。
 予想通り、というか予想を下回ってきましたね。筋書きを語るような物語はなきに等しく恋愛要素しかありません。それがまた奮わないものだから。総じて出来レースのような恋愛模様です。
 ヒロイン愛理に対するコメントは面倒くさいのひとこと。良い時でも悪い時でもひたすらに幼稚な彼女に振り回される。作りからして主人公に感情移入はさせてくれないので、必然的に第三者視点になりがち。そうなるとこのバカップルの態度に困らされてしまう。
 実際、クラスメイトから見てこのカップルは非常に傍迷惑だと思いますよ。うまくいっている時もいってない時も面倒を周囲に撒き散らしてきますからね。特に主人公はかつて空気を読める人間だっただけに、バカップル化によってそれがまるでできなくなると他者に与えるイメージはとても悪くなると思います。まぁ、それに関しては桜乃が言っていたように主人公は自分に気をつかっていただけなんですけどね。もし、知られてしまえばより厄介なことになりそう。
 愛理というわがままで子供なヒロインがシナリオにも悪影響を与えているんですよね。お嬢様が家を出た理由は母にも原因があるとはいえ、自分が揺れたくない、自分の思う通りにしたい、という露骨に自分本位なものですから。そこに頑固さが加わることによって独りよがりの姿勢がただただ人に迷惑をかけるものになっていくという。全て自分で招いた騒動なんですけどね。恋愛以外の物語はこのヒロインと母親の衝突です。これで内容があって面白くなればおかしいくらいでしょう。

 2009年11月2日(月)    ましろ色シンフォニー2〜3回目終了
 2人目は天羽みう。
 テキストは少しましになりました。全くなかった笑いが時折、苦笑するくらいには。その代わりと言ってはなんですが、一部のキャラが明らかに違っています。何かと言うと愛理が校舎裏にアンジェを呼び出そうとしたり、やたらとお節介になっていたりするなどノリが異なることがしばしば。複数ライター制が明らかとはいえ、文章の摺り合わせをするつもりはなさそうです。
 ヒロインも多少は魅力的に、と言いたいところですが、やはり微妙さは変わらず。ネタのつもりなのかわかりませんが、不用意に出した母親キャラが佐本二厘さんでやたらと強力です。遺伝子というものを感じさせるのはいいですが、完全にヒロインを食っています。誘惑にむしろ負けたくなる人が多いのではないでしょうか。
 みうのキャラ描写に若干の問題があって、中盤で伏線を張った割には全く回収をしないので奇妙な感じになっています。不可避の事態が待っているのかと思わせて、実際にはその兆候さえないという肩透かしぶり。本当にこれは予定通りなのか疑問に思いました。
 主人公が延々とサブキャラを無意識に攻略する過程が謎。客観的には勝手に惚れて勝手に振られるという構図なのですが、その後も含めてどうしてここまで詳細に書く必要があったのかさっぱりわかりません。そんな分量があるのなら、みうの魅力をもっと書くべきではないでしょうか。全体を通して何を考えているのかちょっとわかりにくいキャラになってしまっています。
 サブキャラに関連して思うのは節操なくヒロイン視点を使いすぎということ。必要とは思えないところまで視点を移行して書くので、わかりきった手続きじみた展開がなかなか前に進みません。率直に言えばダレます。
 シナリオの本筋であるペットに関する姿勢があまりにも子供っぽくてどうにも。みうはプロ市民レベルの人間って感じなのにペットに関する意識は独り暮らしのOLなみです。どうも噛み合わないものを感じます。
 Hシーンもななんだか意味不明です。初体験がうまくいかないというのに3度目(3日目)のチャレンジではなぜか手コキ×5。その後、勃たなくなったから今日もうまくいかない、って一体何を言っているのやらわかりません。そりゃどうあがいてもうまくいくはずないと思うのですが。頭が悪いんでしょうかね? ちなみに成功しても手コキは多用していて、回想シーンでは回数を水増ししているようにさえ見えます。
 3人目はアンジェリーナ・菜夏・シーウェル。
 愛理シナリオと同じライターなのでまた元通りに。もはや真面目に読む気も失せてすっかり斜め読みです。
 ま、そもそもですよ。野良メイドという単語に喜んでいるらしいところでつける薬はありません。メイドが自作自演を行うという時点ですでにアレなのに、これを共通シナリオで笑いに活用しておいて(少しも笑えませんでしたが)、いざ個別ルートに入ったらシリアスに活用してヒロインを糾弾するってどんなダブルスタンダードですか。軸がブレ過ぎていて説得力も何もありませんよ。
 それと本気なのか、ネタなのかわかりませんがメイドに関する認識がおかしいのでは。メイドというか職業人という意味ですけど。メイドは主人が雇うもので、メイドが雇わせるものじゃないでしょう。まぁ、ヘッドドレスが外れただけで暴れるイベントを何度も入れるところといい、ギャグとシリアスの線引きが上手くできていないんでしょうね。せめてギャグが笑えれば流せるような気がするんですけど。まー、とにかくメイド描写は疲労が溜まるほどにつまらない。公私混同が目立つのもため息もの。なんかライターの妄想日記っぽいんですよねぇ。
 ここまでの3シナリオで共通するのは恋仲になると主人公がキモくなること。半ば意識的に空気を読まなくなってバカップル化を助長するのは本気で勘弁して欲しい。どうしたって隼太や名もなきクラスメイトに感情移入してしまいますよ。

 2009年11月4日(水)    ましろ色シンフォニー終了
 最後は義妹の瓜生桜乃。
 うーん。4本の中ではましではありますが、それでもドングリの背比べに過ぎません。良いところがあっても、それを上回る悪いところが山積しております。
 まず一番の疑問というか、気になるところがシナリオ構成。本作は間違いなく萌えゲーだと思うのですが、それでいてなぜか兄妹の恋に対して世間的な風当たりをシナリオに盛り込んでいます。言うまでもないですが義理にしても兄妹がベタベタしながら日々を過ごし、当たり前のように好き合って恋仲になるなんてドリームもいいところです。実妹のいる人ならば妄想すらしないかもしれません。
 それでも敢えてシナリオにしているのになぜ、鬱要素になりかねないものを盛り込むのでしょうか。しかも、しっかりとやるならばいざ知らずほんの味付け程度。これでは誰が喜ぶのやらわかりません。一体どのあたりをターゲットに据えているのか。これでも好きな人はいるでしょうが、これだからこそ好きという人はなかなかいないのではないでしょうか。
 本シナリオで3人目のライターになりますが、やっぱり掛け合いは盛り上がりもしなければ、笑わせてもくれません。それでいて、手続き的な会話を重視するのでテンポが悪くなっています。場合によっては何のためのイベントなのかわからなくなることも。シナリオ終盤の告白前、愛理が目的を伝えずにみんなで出かけるシーンは何のためにあるのか、最初は本気でわかりませんでした。普段から具体性に乏しい会話をしているとこういう時に困惑させられますねー。
 この桜乃シナリオも含めてですが、お嬢様学園なのになんだかガラが悪いです。ホームルームで締め切った空間、担任と本人がいる状況で「妹に手を出す奴がいるからじゃないの」とか平然と言いだす。しかも、これを風の囁きとして扱うクラス。声を聞けば誰だかわかるでしょうに。日頃、学園長がいい女になるように、と訓示を出してもまるで身についていないかのような言動が名前もないサブキャラからしばしば飛び出します。世界観構築がうまくいっていないように見えますよ。
 桜乃はあまり表情が動かないヒロインのせいか、Hシーンはなんだか別人のようです。正直に言うと別人に見えます。それと、立ちCGの目の形が変わるカットは素直に気持ち悪いです。なんでこれだけ? というくらい違和感があります。というか、何を意味しているのかわからない表情なんですが。
 「ましろ色シンフォニー」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2009年11月7日(土)    巨乳ファンタジー開始
 君に届け5話。困難こそが友情や絆を育み、際立たせる。そんな言葉を地で行く展開です。ただ、原作を知らない人にはこれが誰の企みであるか一向にわからないあたりやきもきしそうな感じでもありますね。それにしても風早はいい男だなー。これじゃ好きになるな、という方が無理だよ。
 
 魔法少女リリカルなのはA’s5話。なんかこの作品って1話単位だと話があんまり進まなくて書くことないなー。って以前と逆なことを書いている。描写のないところは早く、あるところはじっくりというのが本作のスタイルのようですね。今回はほとんど新しい力のお披露目だけで終了。あんまり前編って感じがしません。タイトル的な内容はほとんど後編まかせみたいですね。
 
 「巨乳ファンタジー」。恐らくはもう終盤戦。
 某空間の評価が良かったので興味を持って購入。というか、購読している雑誌でほとんど取り上げられていないこともあってノーマークでしたね、この作品。他にも「果てしなく青い、この空の下で…。完全版」がありますけど真打ちは後回しってことでこちらから。
 閑話休題。
 評判通り、なかなか面白いです。騎士学校最下位の男がサキュバスと出会ったことで徐々に成り上がっていくストーリーがテンポ良く進みます。もちろん、主人公は理由があって最下位なのでものすごく無理がある、という形にはなっていません。それでも、成り上がり方が半端ないのでかなりご都合主義のお世話になっています。
 無茶はあれどもそれを受け入れやすいのは主人公のキャラクターにあると思います。巨乳に対する欲望は王国一と言っていいですが、それ以外に対する欲がまるでないため嫌味がありません。周囲が権力欲にとりつかれた人間ばかりなので、偏りのない視点を持てるというだけで特別さを出せています。
 そして、肝心のエロが素晴らしい。タイトルは伊達ではないとばかりに巨乳にこだわりまくり。本番よりもパイズリなどの方が遥かに多く用意されています。実際、描写的にも巨乳いじりはねちっこく、それ以外はあっさり気味です。パイズリがご褒美でもあり、折檻でもあるというのはこの作品ぐらいではないでしょうか。鏡裕之氏の独特のセンスが光っています。

 2009年11月8日(日)    巨乳ファンタジー終了
 忘れていましたが、数日前に「ましろ色シンフォニー」のゲーム感想をアップしました。体験版である程度、透けて見えていたとはいえ、買った以上は非常に残念な仕上がりでした。どうやら売り上げは良かったみたいですけど、この完成度に味をしめられたらぱれっと作品を買うことはなくなるでしょう。正直、見栄えだけ良くした退化にしか見えません。容量は増えているのにボリューム減というのもなぁ。
 
 DARKER THAN BLACK−流星の双子−5話。先週といい、急展開に驚かされるアニメです。いきなりマスターが昔語りを始めるから何のことかと思えば、スオウにぞっこんの彼は息子だわ、新登場の契約者はかーちゃんだわ、自分自身の姿も昔はまともだわ、で油断していればいるほど驚かされます。そういや前回の腹痛が実は、というのも彼が発端でしたな。おいしい料理も作れるし、侮れないキーパーソンです。
 能力で出現させた対戦車ライフルを自分で整備するスオウ。セリフ通り弾丸は再装填されているようですが、整備が必要というのは厄介です。それにしても、誰にそんな技術を教わったのでしょう。それと、整備が必要ということはいずれ使えなくなる、とか? そもそも他の銃器は呼び出せないんですかね。
 「黒の契約者」は順調に消化中で20話まで。ここまで全て前後編構成ということでエピソードの数自体は少ないとあって、世界観を語る厚みに欠けるという印象です。20話まで来てまだキャラ紹介的なエピソードをやっているくらいで、中でも銀にいたってはすでに焦点が当たったにも係わらずわからないことだらけです。エピソードによっては登場すらしないくらいで思わぬ形のストレスが溜まります。やはり、2クールしかない作品で前後編構成というのはリスクが高すぎるような。内容も1話完結オムニバスっぽいものを2話に分けているように見えますからね。
 
 仮面ライダーW9話。先週はおやすみということで週末は物足りない感がありました。特に私は8時になるまで放送がないことを知らなかったので落胆度も大きかったです。もはや、毎週楽しみにしている自分がいます。
 新エピソード突入と同時に休みを吹き飛ばすようなメイド大作戦発動。所長(?)の傍若無人なメイド力は萌えるどころの騒ぎではありません。もはや確実に主役を食いつつあります。異様にキャラの濃い園咲家の人間でさえ押され気味なくらいですからねぇ。よもやの幹部ミック様を一発撃沈。最強キャラ爆誕の予感じゃよ?
 今回わかった設定。各フォームは半身それぞれでしか行えないのですね。フィリップはフィリップの、翔太郎は翔太郎の持っているガイアメモリーのフォームにしかなれないと。ってホントにそうなのかな。全部腰に刺さっているだけにねぇ。
 
 「巨乳ファンタジー」。予想通り終了。
 とんとん拍子にうまくいくばかりでなく、終盤にちゃんと盛り上げどころを用意してくれて良かったです。「ましろ色シンフォニー」にもこれくらいのしっかりした緩急と起承転結があればねぇ。ロクサーヌの登場と使い方はとても微妙でしたが。ハーレムエンドでなければ一体なんのために? という感じでした。
 ラストのハーレムHの長さにたまげました。まさか、あれほどまでに長いとは予想だにせず。それまでの個別エンドがあっさりテイストだったものだからすっかり騙されましたよ。何はともあれ良いゲームでした。エロゲーとはこうあるべきという優れた見本だと思います。当たり前ですけどエロ重視だってシナリオを頑張っていいんです。ということでゲーム感想は近日中に。
 
 リンクに「仮面ライダーW」と「DARKER THAN BLACK−流星の双子−」を登録。ページで取り上げているものくらい張っておくべきだと今頃になって気付く。まぁ、その方が自分でも便利ですからね。取りあえず、この2本しかないということは他の番組はまだホームページを見たことがないということです。

 2009年11月12日(木)    果てしなく青い、この空の下で…。完全版・開始
 先日のことですが「巨乳ファンタジー」のゲーム感想をアップしました。噂に違わぬ良いゲームで満足度は高かったです。もっとこんな「エロゲー」が増えて欲しいですね。
 
 君に届け6話。先週の引きは非常に良いところだったと思います。微妙に原作と変えたところがより良い形になったのではないでしょうか。
 原作の時からそうでしたが泣けるエピソードです。今時ちょっとないくらいストレートで昔のドラマを彷彿とさせるような感じ。まぁ、昔のは男性俳優がメインですけど。
 個人的にちょっと残念だったのは龍のこだわりがなかったこと。意外と重要な指摘だと思うんだけどなぁ。
 
 「果てしなく青い、この空の下で…。完全版」。まだ始めたばかり。
 いきなり修正があるのがちょっと残念。それにデモがインストール後の最初の1回しか見られないというのはさすがにどうかと思います。せっかく雰囲気の出ている良いデモなのに。
 相変わらず、しおりが表示された画面でしみじみと曲に聞き入ってしまいます。ホント、この1曲だけで本作の音楽が優れていることが伝わってきます。実際、名曲揃いですしねぇ。
 一部グラフィックは改訂と言いながらも一番、最初のイベントCGはそのまんまなのだなぁ(悠夏が木に登っているCG)。個人的にはあれだけは差し換えた方がいいと思います。他の何を差し置いても。
 注目のボイスはちょっと合わないものを感じてます。全体的に微妙に脳内ボイスよりもズレているような感覚でしょうか。悠夏は最初はいいかと思ったんですが、聞けば聞くほど違和感が広がっていく感じです。英里子先生と文乃ちゃんくらいかなぁ。あとは正直、個別にオン/オフが可能なら切ってしまいたいくらいですわ。好きすぎるってのはこういう時、実に厄介です。イメージが固定されすぎてしまっているんですね。しかも、半ば理想だからタチが悪い、と。
 本作はかなり計算して作られた作品で、もともとの絵図面にボイスはなかった。演出にもそう感じるところが幾つかあります。
 例えば地蔵川の洞窟で丸い石を探すシーン。主人公がうっかり奥に入ろうとして文乃から警告を受けます。この時プレイヤーに衝撃を与えるようなSEを鳴らして驚かせます。
 これが旧版で完全版になると文乃のボイスを追加。もちろん、彼女には珍しい切羽詰まった口調です。で、このボイスとSEがほぼ同じタイミングで鳴っているんですよ。正直に言えば旧版はボイスがないからこそSEが入っている訳で、ボイスがあるのならSEはどうしても必要ではないんですよ。なにより本作のシンプルな演出の方向性に合わない。
 耳で聞いた時にどちらもプレイヤーに衝撃を与える音なのに被ってしまってはどっちつかずになってしまいます。二重に折り込む必要もないでしょう。けれど完全版の製作方針は追加であって、削除ではないのでSEを消す訳にもいかない。それでこういうスタイルになるのかな、と。

 2009年11月14日(土)    機動戦士ガンダム戦記再開
 魔法少女リリカルなのはA’s6話。ううむ。予想はしていましたけどそれ以上に前編とはまるで違う組み立てですな。むしろ、なんでこれで前後編と呼ぶのか、というくらい。全編ほぼはやて側のエピソードですよ。
 そして、真相解明編と言って良かったですが、これがまたなんとも都築真紀氏らしい真相でありました。「とらハ」シリーズをプレイしていれば思わず懐かしくなるような、既視感さえ感じる微笑ましさ。他の脚本家ではけしてありえないと言っても過言ではないでしょう。
 ところで、はやてには内緒のままで騎士たちは動いているのでしょうか。以前の会話からすると何かをしていることは知っているようですが、そのへんどうなんでしょうね。
 
 「機動戦士ガンダム戦記」。3週間ぶりに再開。「果てしなく青い、この空の下で…。完全版」とは平行して進めることに。
 何度やっても「水天の涙作戦」がうまくいきません。まるでこれまでのツケを払っているかのように何度プレイしてもクリアにはほど遠く。というかですね、連邦側でもありましたけど、装備やMSを没収されてパーツも全く使えないというのはしんどいですよ。そういうところこそ下手がどうにかするところだというのに。レベルくらいしか頑張るところがありません。で、そのレベルアップに飽きた、と。
 それとレーダーに映らないというナハトの性能がどうにも嘘くさい。壁の向こうからでも平然と直撃させてくるあたり、CPU各機の間でロックオン情報を共有しているように思えてなりません。プレイヤーサイドからすると視界の外に敵機が外れてしまうとロックオンは数秒ももたないんですけど、敵が同じ仕様とは考えられず。
 ま、一番の理由はこれまで飛び道具に頼ってきたんで、それができないナハトだと難しいミッションの場合は厳しいと。パーツが使えない分、装甲が弱いのもツライです。
 結局、フリーミッションに逃避しました。
 こちらでもジオン軍でスタート。なんかおかしいです。部下は見たことのあるメンツ。自分の顔だけがわからない。隊長なのに准尉。部下は少尉。レベルも上。パラメータも上。しかし、なぜか部下たちは旧ザクでプレイヤーはザクUをあてがわれています。不思議でなりません。この状況でどうしてプレイヤーが隊長なのでしょうか。
 シナリオモードのつもりでいると非常に痛い目に遭います。ザクの弱さを堪能できます。パン、と音がして一発昇天は当たり前。ちょっと調子に乗ると即、死にます。まさに紙の如き装甲です。こんなのに命を預けなくてはならないのだから不憫というしかありません。
 ま、それとなぜか序盤からジムのみなさんがキャノンを装備しているんですよね。そりゃ死にますわ。直撃しなくとも半死半生ですよ。こっちはパーツも何もなく105oマシンガンで健気に戦っているっていうのにねぇ。資本の差は偉大すぎます。
 ファミ通の読者の声でもあがっていましたが、ポイントがなかなか溜まりません。ミッションでは微々たる物しか手に入らず、景気がいいのは武装やMSが店に並んだよ♪ というアナウンスばかり。部下より能力値が低い隊長は甲斐性もないのか、ちっとも戦力を整えられず、指をくわえて見ているのみ。まるでトランペットを眺める黒人の子供のよう。でも、買ってくれる人は現れませんけどね。バズーカひとつ買うのもさんざん悩んでからですよ。
 そして、割り切りモードに突入してひたすらディスク破壊任務を繰り返す(これが一番、早く終わるミッションだから)。もうただひたすらに。余裕で100機以上のMSを倒し、ようやく隊長が部下と同じ階級になり、補充人員が加わり、店にもゲルググが並ぶようになりました。それでも、我が小隊が購入した(!)MSは2機のみで未だに4人目はザクUに載っております。ようやく旧ザクを卒業したばかりですよ。しかも、新規の機体がアッガイにゴッグだから装備は購入するが必要なかったという切ない裏事情もあったりします。自給自足の小隊って我に返ると泣きたくなってきますね。

 2009年11月16日(月)    機動戦士ガンダム戦記再開2
 DARKER THAN BLACK−流星の双子−6話。んーと、もしかしなくとも「黒の契約者」は2話構成が基本で「流星の双子」は3話構成が基本なんでしょうか。そうだとしたらちょっと間延びしすぎな気がするんで今後が心配です。5話くらいから急に緊張感とか色々なものがダウンしてしまったように見えます。「黒の契約者」の時もそうでしたけど、用意した尺に見合うだけの中身が足りていないんですよねぇ。余裕を持ちすぎというか。
 運搬物の正体は物体ではなくドール、それも銀でした。って全然わからーん。とか思っていたらDVD(Blu−ray)で外伝全4話が描かれるなんてすごい展開が。でも、スケジュールを見る限り外伝が完結するのはテレビ放送終了後のようでそうなるとちょっと遅きに失する感があるような。ま、それ以前にあの続きがいちゃいちゃモードってすげーな、という感情の方が強いですけど。
 ノリオのかーちゃんを殺したのも銀なんですかね。見ていてよくわからなかったのですが。
 スオウがいきなり黒のことを好きになっているっぽいというのも正直なところ違和感の方が強いです。しかも、嫉妬するほどってそこまで強い好意があるのでしょうか。流れを見ていてもなんでそこまで? と感じます。契約者だから感情の流れが不明瞭に見えるってことなんでしょうか。
 三号機関の面々はただ会話しているだけでもれなくカルシウム不足になりそうなところがいい感じ。弥生さんも大変だー。しかし、こうなると3人の女が黒を取り合うという構図になるのか。いや、それ以上になる可能性も?
 Blu−rayボックスはどうにかこの6話の前に見終わりました。なんか期待しすぎたのか最後の方はちょっと肩すかし気味でした。放火魔少女がラストに出てきて驚いたら予想をはるかに超える端役でさらに驚きましたよ。個人的には黄のエピソードが最も心に残りましたね。結局、最後まで損な役割なところがまた。
 
 仮面ライダーW10話。メイド後編。反省する所長というのはまるでオーパーツでも見ているようでした。や、ホントにもう見られないかもしれませんよ。
 探偵らしく関係者を一堂に集めての推理は視聴者の期待を裏切ることなく大ハズレ。もちろん、それが良いわけですよ。華麗な推理で犯人に罪を数えさせるなんて妄想の世界だけで十分です。ま、実際そこまで活躍してしまうと本気で主人公の立つ瀬がなくなってしまうんでマズいですしね。
 ところで、婿殿がとっても心配。まだ10話でこの有り様ではこの先どうなってしまうやら期待と不安で一杯です。離縁されてしまわないだろうか。
 
 「機動戦士ガンダム戦記」。相変わらずフリーミッションで逃避街道まっしぐら。
 と思っていたんですが、こちらでも見事に陥穽にはまっておりました。ジャングルの陽動作戦は二度とやりたくありません。もう何度ゲームオーバーを食らったことやら数えるのを止めてしまったくらいです。
 最初の3回まではなぜゲームオーバーなのかさえわかりませんでした。ま、3回食らうことでようやく小隊全機が指定エリアにいなければならないのだろうと察しがついたのですが、そこから先がとてもとても長かったです。
 自分でも呆れるほどにレベルを上げ、それでも駄目なのでこのミッション用にMS(ドム)を購入し、それでも駄目なのでパーツも一から見直して、それでも駄目なので指令パレットを吟味して選択し、それでも駄目なので補給という概念を捨てました。そしたらまぁなんとかクリア。本当にぽんこつにはしんどすぎるゲームですよ。
 かかった回数の10分の1くらいで敵の出現場所を完全に把握するようになってました。それでもどうにもならないのは部下がポイントだからなんですよねー。とにかくいくら指令を出してもその通りに動いてくれない。隊長の指令よりもちょっと離れたところにいる敵の方に興味津々なのであと数歩というところでゲームオーバーなんてことがいくらでもありました。おまけに指定エリアが狭いもんだから陣形を組んでも隊長機の場所が悪ければ入らないなんてケースもあったりします。
 取りあえず、彼らは作戦指令書を読んでいないと思います。もしくはミーティングで話を聞いていないか。
 で、こんな感じで激しくレベルアップを繰り返してもお金は全然たまりません。今までで一番持っていた時が38万ポイントくらいなのでゲルググイェーガーやザメルの値段を聞いた時には座りながら立ちくらみする思いでした。90万とか120万ってなによそれ……。しかも、MSだけですからね。機体に見合った武装込みならさらに高額のお金が必要という。
 現在、我が小隊で最も高価な機体はドムトローペンです。けれど、これもレーダー基地破壊任務を繰り返すことで5個集めたパーツでドムを改修したものですからねぇ。日々、お金のやりくりに頭を悩ませています。あ、小中学生とかが本作をプレイすればお金の大事さがよくわかるかもしれませんね。
 戯れ言はともかくとして、今の悩みは次のミッションがいよいよ海であること。小隊には水陸両用MSが2体しかないので(水中戦装備もない)また計画を変更して3体目を買わなくてはいけないのです。あああ、貯金がたまらない。こなさなくてはならないミッションがあるのに必要な機体を自前で用意するまで挑めないってすごいことだよなぁ。サイド3からは死ねって言われているのではなかろうか。

 2009年11月18日(水)    紫電〜円環の絆〜体験版
 君に届け7話。なんというかシリーズもののボーナス的なエピソードですね。漫画ならそれほどでもないけどアニメだと1話あたりが重いためにそんな風に見えます。丹念に見ていけば必要なエピソードなんだけど流しで見ているとあんまり必要とも思えないように見えると。まぁ、キャラ紹介自体を意外と重視していない作品だからというのもあると思いますが。
 
 「紫電〜円環の絆〜」体験版TGバージョン。「W.L.O世界恋愛機構−LOVE LOVE SHOW−」に入っていたものより長くなっているそうですが、それでも2時間かかりません。
 これ、すでに予約済みのタイトルなんですけど……、もしかしたら踏んだかもしれません。こういう表現を当サイトでするのは珍しいのですが。まぁ、まだ買った訳ではないですけど。
 こういう伝奇もの(?)って世界観の一翼ですらあるテキストが重要なんですけど、これがちょっと鼻につきます。なんというか、センスを問う前にライターが酔っている感が見え見えです。や、他の作品を例に出すまでもなくライターが己の作り上げた世界観に酔うくらいでないと結局は中途半端になってしまうとは思います。けれど、本作は酩酊してさらに陶酔しているのではないか、という危うさも感じられるんですよ。酔いつつもどこかでそんな自分を客観的に見ているもう一人の自分が必要だと思うんですけど、本作に限ってはそんなものはなさそうです。
 主人公にしても自分だけがまともで頭いいという無言の主張が見えすぎ。ヒロインとか悪友とかモノローグで馬鹿にしまくりですよ。また見せ方にしても社会的ルールを守らない俺カッコイイ(町内会のゴミ捨てルールなんて知ったこっちゃねぇ)、な感じなのでどうにも残念な気配が漂っています。しかも、そんな主人公にツンデレらしいヒロインが体験版の時点で早くもデレ始めているという事実。えーと、これ過去に会っているとかそういう設定があるんでしょうか。いくらなんでも脈絡なさすぎでは。
 重要な悪役があんまり魅力的に見えないのもとても気になるところ。現状では明らかにボイスに助けられています。果たして巻き返しがあるのでしょうか。
 システムに絡めた点でも気になるところはあって、ゲームのウインドウで一行が何文字になるかを明らかに考えていません。3文字くらいが次に残っている、なんてのが短い体験版の範囲で幾度もありました。それとルビを振った方がいいのでは、というくらいにテキストとボイスの読みが異なるところがあります。
 全体的に読み手のことをあまり考えていないのではないか、という疑惑が強いです。
 効果音が次のシーンにいっても鳴り続けるというバグが何度となく発生。同一シーンでもう必要ない、となってからも同様のケースがありました。こんなのテストプレイすれば気付かないはずはないので特定の環境だけなんでしょうか。
 原画が良いだけに非常に惜しいと感じます。おまけのHシーンもそれなりにエロかっただけにもったいないとならなければいいのですけど。
 
 「機動戦士ガンダム戦記」。遂に宇宙に行けるように。
 HLV破壊ミッションなどに挑めるようになったのはいいことですが、別の問題も浮上してきています。先日の日記からこっち、ハイゴッグを買ってどうにか小隊構成の最低機数だけ水陸両用MSが揃いました。それで喜んでいたのがいけなかった訳でもないのでしょうが、戦力的に厳しくなってきたようです。未だに最も高額な機体はドムトローペンということもあってか、目に見えて苦戦するようになってきました。
 隊長の愛機はゴッグで、これにパーツを惜しみなく投入することで戦ってきました。けれど、それもそろそろ辛くなってきています。パワードジムやシムコマンドあたりまではどうにかなるのですが、ガンキャノンや本作オリジナルのMSあたりになると対抗するのは難しいです(個人的にはガンキャノンよりも陸戦型ガンダムの方が楽な相手というのはなんか納得いかない気がしますけど。っていうかサーベル装備してるし)。
 この事態を受けて我が小隊も一念発起。なんと信じがたいことに夢の機体であるゲルググを買うことが出来ました。まぁ、ライフルとビームナギナタ、シールドを同時購入したので貯金はほぼゼロになりましたが。あっと言う間に貧乏小隊に逆戻りです。
 しかし、ゲルググは強いことは強いのですが、ドムとは違ってホバーがないだけに微妙な退化に感じられてしまうのが残念なところ。実際、ディスク破壊ミッションではあんまり楽にならないしなぁ。なんか気のせいかブースト消費が早いような。
 そして、不幸はまだ先に待っていました。オーガスタ基地攻略ミッションで手に入れてしまったブツがある意味、間違いの元でした。ゲルググを砂漠用にするパーツ……。これを好奇心で使ったりしなければ。いえ、副武装も搭載されているので地上では良い機体なんですけどね。改造してセーブしてしまった直後に宇宙に行かなくてはならなくなるというタイミングの悪さ。小隊内の他の機体を見回してみても宇宙適性は最低の機体ばかり。どうしたもんだか。まさか今さらザクUに乗る訳にもいかないし。
 補充人員も3人増えてこれでフルメンバーなのかな? しかし、全員シナリオモードのメンツしかいないってどうなのかなぁ。なんか使い回し感が強くてぐんにょりですよ。これなら隊長も同じで良かったのでは、なんて思ってしまいます。それと補充3人目もザクUしかまわしてもらえないって酷い話だよなぁ。ドムくらい寄越してくれても……。

 2009年11月20日(金)    忍流体験版
 魔法少女リリカルなのはA’s7話。なんだか今までにないエロさを感じるエピソードでした。演出の担当が変わったのか、と思わせるくらいに。魔法少女(正確には騎士ですが)に触手というのは違う傾向の作品なら定番ですけど「なのは」ではねぇ。いくら深夜帯の放送とはいえ。
 前回のエピソードによって両サイドへ感情移入できるようになったのはやはりうまいと感じます。というか、実力で上回りつつある2人の魔法少女の方がセリフや使う魔法も相まってなんだか悪者っぽくなってきたようにさえ見えます。や、基本として触手に絡まれる方は善でしょ、っていう。
 
 「忍流」体験版。30ターン限定なのでセーブ&ロードが出来ません。そこそこは時間がかかるのでプレイする際は要注意。
 忍者の里を運営していくのが今回の作品の基幹であるようです。それほど広くない範囲ですが様々な施設を自由に設置して里を復興させていきます。収入を得るものや侵入者に対する備えなど内容は色々とあります。
 一方で主人公の手足となって働く人材の育成も重要。この数が多ければ多いほど1ターンで多くのことが出来る、つまりは里の地力もあるということなので。忍者ひとりひとりが実行可能な依頼を受けてこなしていく、これが本作の基本。人材を増やすのもイベントを除けば依頼によってです。
 依頼をこなすあたりは「真昼に踊る犯罪者」を彷彿とさせます。イメージは同じといっていいでしょう。
 30ターンしかないのでイメージ程度でありますが、いつものソフトハウスキャラ節が随所に感じられます。無名キャラによる施設などに対するつぶやきのような掛け合いも健在です。これがなくてはキャラではないという人もいそう。主人公像もいつもと同じというのは賛否ありそうです。いい加減ワンパターンな気もしますしね。ベッド無双なところも変わりないですから。
 気になるのはゲームシステムが受動的なところでしょうか。目的は全国制覇となっているんですけど、他国への動きをイベントによってしか行えない感じなんですよね。条件を満たすと依頼が出現。これを成功させるとイベント発生という流れのようなので。
 あと周回要素があるのかどうかも気になるところ。あったとしてどういう形なのかも。レベルとか人材とか引き継がせ方がバランス的に難しそうですからねぇ。
 個人的には問題なく買いそうです。気になる部分もあえて言えば、ってぐらいのことですからね。キャラクターデザインも佐々木珠流氏という枠の中で好みの部類です。
 関係ないですけどソフトハウスキャラって本当に青山ゆかりさんが好きなんですねぇ。出演していない作品ってあるのかしら。
 
 「機動戦士ガンダム戦記」。ようやくシナリオモードジオン編クリア。
 フリーミッションで揉まれたのが良かったのか、何度やってもクリアできなかったのにレベルを2〜3上げただけで越えられました。で、そのままの勢いで最後までクリア。
 えーと、結局タチアナ・デーアってジオン編をプレイしていると顔さえよく分かりませんでしたね。主人公の肉親というのもあまりうまく機能していなかったように思います。シナリオはやっぱり残念な感じでした。
 ミッションとしては宇宙は連邦編の方が難しかったように感じました。シューティングもなかったですし。ラストバトルも砲台が味方であることもあってなんなくクリア。けれど、やっぱり負けることに変わりはないんですな。「アドバンスド大戦略−ドイツ電撃作戦−」を思い出しました。

 2009年11月22日(日)    STARDUST SQUADRON〜星空に一番近い場所〜1話
 DARKER THAN BLACK−流星の双子−7話。ちょっと予想と違う流れです。銀関連のことはしばらく放っておくのでしょうか。ドール繋がりってことでもないと思いますが、今回はジュライがクローズアップ。なるほど、ドールだから(?)誰に声をかけられてもついて行ってしまうのですね。以前、黒の言葉に素直に従ったのもそのためですか。
 スオウの活躍の甲斐あってかジュライも少しは感情を素直に口にするように。これがこの先どんな意味を生んでいくのか。なんか不吉な予感しかしないんですけどね。スオウの今回の入れ込みようもそうですが、なんだか契約者になってから希薄になっていた感情が再び契約者になる前に戻りつつあるように見えます。
 弥生さんは今回も順調にストレス値を蓄積させている模様。ホント、部下に恵まれすぎですよ。いつか爆発するのではないかと心配なような楽しみなような。
 ロシアチームが再登場。死んだと思われていたスオウパパとシオンも絡んできな臭い匂いしかしてきません。ターニャと再会した時スオウはどうなってしまうのか。今回の逃がし屋に対する冷酷モードを見てもただでは済みそうにありません。能力を使っていないのにトランス状態のようだったからなぁ。
 
 仮面ライダーW11話。今回は脚本家が異なるせいかどうもノリがもう一歩のような気がします。所長も出番はあるのに存在感はそれほどでもないあたり、ライター間の差が出ているような気がしないでもないです。
 もしかして初の1話完結か、と思いきやそんなことはなく。まぁ、あからさまに怪しかったですけどね、カレ。
 婿殿ご活躍! こちらは間違いなくお初。幹部らしく活躍したのは初めて、しかもライダーの必殺技をいなすとは。これまでの三枚目ダメ入り婿像からは想像もつきませんよ。まさかとは思いますけど、これも脚本家が違うからなんてことは……。
 
 「STARDUST SQUADRON〜星空に一番近い場所〜」1話。テックジャイアンの連載コンテンツ。シナリオfoca氏、原画たかみち氏とあってはプレイしない訳にはいきません。
 早速プレイしてみたのですが驚くほど短いです。正確な時間は計りませんでしたけど1時間あったかどうか。以前の作品でももうちょっとボリュームがあったような気がします。全何話の予定かは知りませんけどもうちょっと1話あたりのボリュームをお願いしたいところ。正直、今の段階では楽しみとかそうでないとか、具体的な感想を述べるところまで至っていません。今時、無料配布の体験版、それも最短クラスでもこれより長いのではないでしょうか。
 実際、ゲーム内容よりも本誌の見開きページの方が見所と重要な情報が載っているくらいですよ。つーか、ネタバレしてるのに本編でそれが明かされるのが2話以降ってどうなのよ、と。
 ということでまともなコメントを書くことは無理。システムは最低限。ボイスなし、イベントCG3枚、立ちCG悪くない、ってくらいですか。ああ、笑いとかは望めなさそうです。次回はもう少しましになってくれるといいのですが。
 
 テックジャイアン1月号。
 「色に出でにけり わが恋は」ういんどみる:もう新作です。「はぴねす!」→「祝福のカンパネラ」の間のことを考えれば随分と早く出るのではないでしょうか。まぁ、売り上げと評判を考えれば時間をかければいいってものではない、という結論に達したとしても不思議ではありませんけど。一応、ユーザーの要望ってことになってますが学園ものであるのもそんなことを感じさせます。ついでに言えばこ〜ちゃ氏を鳴海ゆう氏という新鋭作家と組ませている点も。
 シナリオは平内太兵衛氏。基本的にドラマCD畑の人のようです。まともな意味でのエロゲーライターは初? サブはカンパネラのサイトウケンジ氏のようだし、あんまり期待しない方が無難かもしれません。そも、ういんどみるがよかれと連れてきたであろう(?)ライターがサイトウケンジ氏だからなぁ。2010年春発売予定。あ、ついでに「祝福のカンパネラ」のファンディスクも出るようです。発売日は未定。ひょっとしなくても新作の方が先に出そうですね。
 
 「OKIBA(仮)」あかべぇそふとつぅ:最近、金のなる木でも植えたんですか? というくらいにプロジェクトを発足させまくっているあかべぇそふとつぅから今度はロボットものがリリースだそうです。しかも、シナリオが健速氏に原画が有葉氏、加えて主題歌が福山芳樹氏だというのだから力の入れようが窺えるというものです。
 全体的にエロゲーとロボットの組み合わせはあんまり相性が良くないと思っているのでそのイメージを払拭してくれることを期待しています。2010年春発売予定。
 
 「催眠生活〜校則だから仕方ない!?」C:Drive:ただ一人だけ催眠術にかからない意中の幼なじみに迫るために、まわりの娘全員に催眠術をかけるという、奇天烈な方法で外堀埋めるぜ作戦な設定が面白いです。どう見ても馬鹿ゲー。突き抜けてくれれば笑えてエロい作品になりそうです。
 ふささか式部氏の原画も可愛くてエロい系でかなりよろしい感じ。記事は原画とシナリオが間違ってますね。反対です。2010年2月26日発売予定。
 
 「soranica」light:異能力バトルもの、らしいです。どうもどういう作品なのかうまく伝わってきませんね。なんか耽美っぽくも見えるのですが。まぁ、なにより気になるのは原画の泉まひる氏の絵柄。またなんというか変えてきましたねぇ。業界でもこれほど原画買いを誘発しない作家は珍しいんじゃないですかね。2010年発売予定。
 
 「星空のメモリア〜Eternal Heart〜」FAVORITE:タイトルだけではわかりにくいですがファンディスク。本編でクローズアップされて当然の筈が思わぬ薄さ(エロも含めて)に全日本を愕然とさせた両名がメインのようです。あと飛鳥未来の妹も今度は姿付きで登場するとか。もうどんな絡みだったか朧げにしか覚えていませんが。2010年1月29日発売予定。

 2009年11月27日(金)    機動戦士ガンダム戦記再中断
 君に届け8話。うーん。くるみのナチュラルな悪魔っぷりが素晴らしい。神のような俯瞰的視点で見ているはずの視聴者でさえ上手いと思ってしまう。こんだけ自然だとなかなか露見しないよなー。普通はもうちょっとどこかで感情が顔に出てしまいそうな気がするだけに。
 ただ、策を弄するとはいえ基本は「鳴くまで待とうホトトギス」タイプであるだけに今回のような爽やか君の無意識の仕打ちは痛い。話を聞いているようで聞いていない。そして、視線の先には歯牙にもかけてないはずの娘の姿が。誤解しようがないだけにもどかしさもひとしおでしょう。爽子の生い立ちを知らなければ後から来た図々しい泥棒猫にしか見えないよなぁ。きっと長期計画では順調だったんだろうし。
 
 魔法少女リリカルなのはA’s8話。えっと、もうすっかり騎士たちは正義サイドのようです。まぁ、都築作品はだいたい純粋な悪役というのはいないんですけど、それにしても彼女たちはねぇ。なまじ最初が強そうだっただけに現在の状況はなんとも。ヒロイン側はリンカーコアを抜き取られてもなんてことないというのがまた。
 
 「機動戦士ガンダム戦記」。そろそろ厳しくなって参りました。
 かつて深海のミッションに挑むにあたって水陸両用MSが3体揃うまでじっと待ちましたが、宇宙に戦場が広がったことに際しては耐えきれませんでした。宇宙用装備が3つ獲得できたこともあってあっさりと進出。
 しかし、いずれもパーツなしの状態では4段階で最低の適応力しか持たない機体ばかり(砂漠用ゲルググ、ドムトローペン、カスタムグフor水陸両用MSたち)。それがひとつ上がっても鈍重さは大差なく。シナリオモードの時に比べると(あの時は適応度は最高でした)ふわふわとして少し扱いづらく、加えて連邦側はG3ガンダムが出てきたとあって、ちょっとでも油断すると瞬殺とまではいかないまでもボロボロにされてしまうことがしばしば起こるように。
 で、この状況からも薄々わかるかと思いますが、ちっともお金が溜まらないんですよ。もうこなせるミッションには飽きてしまった訳で。未だに小隊には資金に余裕を持って購入した機体が1体もないという恐るべき事実。せめてケンプファーが買えるまでは頑張ろうと思っていましたがそれも限界に到達した訳で。またいつの日にか気が向いたらやるかもしれませんが自由時間もけして多くはないし難しそうです。
 なんというかプレイ時間に比例して不満が蓄積するゲームでしたね。感覚として長いプレイ時間が報われたと感じる瞬間が限りなく少ない。実際、何十時間とプレイしているのにちっともシステム的に自由にならない。友人に見せようとしても大したものは見せられないという泣ける実態。ステージ数は限られ、ミッションは似たりよったり、シナリオモードとまるで代わり映えしない部下たち。色々と事情はあるのでしょうが、ちょっと閉塞感が強すぎるような気がします。もうちょっとユーザーフレンドリーでもいいんじゃないかなぁ、と。

 2009年11月29日(日)    アトリの空と真鍮の月開始
 DARKER THAN BLACK−流星の双子−8話。先週の予告ですでに暗示的でありましたが、悲しくてやりきれない結末でした。契約者となったターニャの苦しみのようなものが書かれていただけにその終着はあまりに無情。これを青春の儚い残り火のように書かれるのはちょっと辛すぎるように思います。
 ロシアの指揮官の描写を見るにやはり、この作品は人間の生きざまを書くことを主題としているのですかね。どうも物語主体で考えた場合に必要ないところにこだわっているケースが多いような気がします。
 シオンの能力はスオウと同じなのでしょうか。それともあの流星核ゆえにスオウこそがシオンと同じなのでしょうか。あと以前1話でシオンは自ら立っていましたが再び立てなくなったということは、やはりあれが能力と考えていいのか。けれど、ずっと車椅子だったことと能力の釣り合いがとれていないような。スオウは鶴を折るだけなのに。
 来週は遂に、いよいよお待たせの迷探偵が再登場! いやぁ、必ず出ると思っていましたよ。恐らくはこの作品でただ2人だけ無敵フラグが立っているキャラでしょうから。場違い? いやいや前作の時点ですでにそうですから。今さらですよ?
 
 仮面ライダーW12話。えーと、これがミステリー小説なら怒られそうなオチです。容疑者がいない→もともとの被害者こそが犯人。ここまではいいとしても、それを実現するための諸々がさすがに強引すぎるように思います。子供はついていけないんじゃないかなぁ。というか、基本は子供向けなんだから婚約者がドーパントという王道で良かったんじゃないかと。それとあの婚約者がシロでも立ち位置が違うだけで結局はクロのようで印象が変わらないあたりがどうもお話の構成としてうまくない感じです。どのみちすっきりしないあたり。
 全体的にも物語をこなすことに精一杯で余裕が感じられないあたりちょっと気になります。セリフの切れなんてどこにも見当たらないというのも痛いなぁ。三条陸氏の存在の大きさを感じます。
 
 「アトリの空と真鍮の月」。まだ春も終わっていません。
 インストール前からわかっていることですが、本作には不安が一杯です。それは言うまでもなく前作が名作で、加えて私が好きすぎるというところに起因しています。開始からわずか数時間で不安は的中しています(現在進行形)。
 言っても詮ないこと、と考えながらも愚痴のように言わざるを得ないのは、エロゲーってやっぱり原画が大事だよね、ということ。いや、前作ファンはほぼ100%そう考えていると思いますけど、なにゆえたかみち氏を起用しないのかなぁ。完全新作ならいいけど続編という位置づけの作品なのに。そのたかみち氏はテックジャイアンでギャラの安そうな企画ものなんてやっている訳で、とても適材適所とは思えなくて泣けてきます。いっそシナリオが鷹取兵馬氏でなければ買わずに済んだのですけどね。
 実際、ここまで読んだテキストはそれほど悪くはないんですけど、原画のために普通の域を出ていないように感じられます。これがたかみち氏の原画であったなら相乗効果で私のテンションは比較にならないことになっていたでしょう。
 ま、いつまでも嘆いても仕方ないので次にいきます。
 舞台が変わったためか気になることもちらほら。前作の安曇村が「ど」がつきそうな田舎だったのに対して、本作の芦日村は町に近づきつつある村なのでイメージにも変化が起きています。背景のアスファルトがなんだか新鮮です。
 そのせいか音楽もかなり曲調が異なります。比較する以前に単純に田舎らしさをそれほど感じられないのが気になるところ。前作はしおり画面の曲を数秒聞いただけで、その良さと同時に作品全体のクオリティを確信できましたが本作はとてもそこまでのものはありません。
 キャラデザは素朴さが薄れてあざとさのようなものが見えてきたように思います。効果的かどうかは別にして。尊大で誰に対しても上から目線の自称、主人公の婚約者。先輩という存在を得ること自体に喜びを感じる後輩ヒロイン。盲目のクセしてメガネをかけているヒロイン(理由はあるのでしょうが、そのことを初見の主人公さえ気にしない)。職業・猟師見習い(?)の野生少女。ヒロイン6人(?)に対して男は主人公1人しかいない(フォローがないせいか前作よりも不自然に感じます)。個性という意味ではいいのでしょうが、どうもシナリオ重視のゲームには不似合いのような。
 心配は他にもあります。前作ヒロインの八車文乃の存在というか扱いですよ。まさか本作の主人公とHシーンがあったりするなんてことは……。「同級生2」の悪夢再びなんてことにならないといいのですけど。

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