降りしきる雨の中、見てまいりました。
今作は事前情報がほとんどないままで見たので、ストーリーがどこへ進むかわからず、なかなか楽しめました。
日テレのニュース番組でロバート・デ・ニーロが途中で死ぬことはあらかじめ知っていて、そのときはおいおい、と思いましたが実際にはそれほど影響はありませんでした。というのも死の気配が出まくってるんですよ。特に日本のアニメをよく見られる人ならば、即座にわかってしまうことでしょう。
このタイトルが原作と同じかどうかは知りませんが、イマイチわかりにくいです。これなら劇中の報道番組名にすれば良かったと思うのだけれど。
それにしても見る側になかなかストレスというか、プレッシャーを与える映画です。正義が常に勝つなどとは誰も信じてはいないだろうけれども、それでも少しばかりしんどいです。人間描写が秀逸すぎて。
犯人側があまりにもあざといんですよね。正直、スカッとしたい人にはあまりお薦めできません。見る側に色々と考えさせる内容ではあるんですが。
登場人物の異なる思惑というのは、かなりうまく表現されていると感じました。
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