なんかすごい映画でした。好き勝手ぶりが只事ではなく、見ている私がいいんだろうか、コレと心配になるところも多々あって。作っている方もそれはわかっているのか、「本作はフィクションです〜」という定型句がスタッフロールの後に浮かび上がるようにして出てくるのが印象的でした。
トータルすればいつものハリウッド映画、という評価が相応しい内容であったと思います。全体的に荒唐無稽でツッコミどころが満載というあたり特に。空力学の知識のない私ですが、マッハ1で飛行している時に翼を可動させても問題はないんでしょうか。しかも、飛行方向に向かって。
展開はオーソドックスそのものかな、と思っていただけにやや変化球気味の筋書きはそこそこ楽しめました。ただ、序盤のパーティーのシーンであるとか無駄に感じられる箇所が見られたのと中途で路線変更したかのような強引な切り替えが見られるのは残念なところ。
期待しすぎなければそこそこ楽しめるのではないかと思います。
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