ひとことで言えば優等生的な作品でしょうか。問題に対処するために集められた異色のメンバーがほぼ平等に活躍。模範的な隠し要素を備えている。ノーチラス号を筆頭にメカデザインはなかなかの格好よさ。アクションシーンもそれぞれに見所をしっかりと用意している。こうして挙げていくと欠点が見当たらないのではないかと思うほど良く出来ています。

　しかし、優等生すぎるゆえか突き抜けた何かが感じられないのも確か。敵役にあまり魅力を感じないという残念な点も。安易に続編を作りかねないラストもどうかと。