久しぶりにニコラス・ケイジ主演の映画を見てきました。ここ数年、当たりがなかったので挽回してくれることを期待して。しかし、映画の内容を考えればそうした期待はあまりに無謀でした。
画期的な暗号を操るナバホ族の通信兵を守る一兵士。これでは狂ったような(ほめ言葉)引き込まれる演技が見られるはずもありません。
なんというか、見たまんまのすごく普通の映画という印象です。ここに書くことにも困るような。CMを見て予想できる範囲のことしか起こらないというか。際立った長所も短所も見当たらないんですよ。この手にありがちな激しく間違った日本観もありません。「情報を守る」という言葉の意味は聞いた瞬間に誰でも見当がつきそうですし。
ジョン・ウー映画としても、二丁拳銃や横撃ちが見られないのは当然とわかっていても、やはり寂しさは否めません。カメラワークはかなりいい感じですけれど。
そういえばニコラス・ケイジが日本語を話すシーンがあるんですけど、私はSANKYOのCMを思い出して笑いそうになってしまいました。
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