熱帯夜の中、見てまいりました。さすがに大作映画が勢ぞろいとあって、レイトショーもかなりの人気で、チケット完売が数多くのタイトルと時間帯で出ていました。
始まる前は約3時間20分という上映時間に戦々恐々としていましたが、始まってしまえばそんなこともなく、しっかりと楽しんでました。動きがとれなくて足の関節だけは少し痛かったですが。
肝心の内容ですが、事前情報などあまり良くないイメージを持っていたということもありますが、想像していたよりずっと面白かったです。
映画全体の構成が良かったので、見ていて「だれる」ということがありませんでした。体感時間は2時間半くらい。
主人公は二人の軍人なんですが、このどちらに感情移入して見るかで若干、評価が分かれそう。ラストはしばらく前から読めてしまうんですが、それでもなかなかハラハラしました。このあたり、少しだけ「アイアン・ジャイアント」に通じるものがあります。
映像に関しては前評判以上。凄いのひとこと。ただただ、圧倒され目を奪われる時間が続きます。これはまさに映画館のスクリーンならではの衝撃でしょう。
気になるのは劇中の日本人の配役。配給版は声優さんが声をあてているんですが、全米公開版はどうだったんでしょうか。なんか、それを確認するためだけにDVDが欲しくなるような。
この声優さんに関しては楽しめる人が多いのではないかと。なんといっても一人はガトー少佐ですから。これで燃えなければ嘘というものです。
「少佐、行ってください。パールハーバー、いえ真珠湾へ」
「パールハーバー(ソロモン)よ、私はやって(帰って)きた!」
とか見ている間中、妄想が炸裂していました。
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