そもそも従来型農業は、自然気象の条件下で作物栽培をしてきました。
従って、季節と天候まかせで収穫するまでは、その良否は全く予測がつきません。
安定した農業経営を行うためには、多様化している農業技術の中から、主目的とする作物を決め、周年栽培、施設で効率を上げ、高品質、高収益を計る事が重要である。
■作物生育の三要点。
1.作物の適正温度。
2.適度の水分。
3.太陽光(植物の成長に光合成が必要)
■作物育成に重要な温度管理。
日本ノーデン(株)は、農電製品開発製造元である筑波電器(株)と一致協力し農業技術に電気技術を活用、電気エネルギーを農業用に取り入れてクリーンで安全確実な加温方法を実用化し、近代施設園芸(農業)の技術振興に貢献しています。
このシステムは季節に影響されることが少なく、必要な時期に必要な作物の出荷が可能で、栽培目的により調整ができるという大きなメリットがあります。
作物が特に温度を必要とする時期は、播種から育苗、移植と接ぎ木など、また、花き園芸にも欠かせません。
■参考作物。
例(メロン・スイカ・イチゴ・トマト・ナス・キュウリ・花き園芸など)
■収穫の楽しみ。
農業は、必ず収穫という楽しみと、収益があるから面白い。努力して栽培した作物が市場に出る満足感こそ農業の面白さが倍増する。
=1997/02=