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☆予定日を2週間過ぎそうだった人はどうなったの?という問い合わせが二、三あってびっくり。けっこう見てる人いるんだね。ゲストのお部屋の12月3日生れの吉田さんです。41週6日で陣痛は来てくれたのですが、あまり先に進みそうもなく、3泊目は厳しいかな....と病院に相談に行った所、陣痛時心音が落ちてきているということで緊急帝王切開になってしまいました。 当日は午前中は手術の日だったので、午後3時頃診察を受けることにして、昼は散歩したり、陣痛が強くなるよう針を打ったり、カレーを食べたり(陣痛が強くなるおまじない食)いろいろやりました。病院に向かう車の中でも赤ちゃんはよく動いていました。病院に着いても結構待ちましたが、目の前のつわりの人が気の毒だななんて呑気なことを考えながら待っていました。病院に着いて3時間位で手術になりました。吉田さん夫婦もびっくりしたでしょうが、「赤ちゃんを助けるため」納得して望むことになりました。生まれた赤ちゃんはとても元気で、助産婦さんの好意で一緒に計測させてもらい、新米パパも息子のぬくもりに涙していました。手術後3日で退院できることになり、助産院の新しい車(はじめてのお客様)で迎えに行き、あとの5日間は小さな乳首と出過ぎるおっぱいと格闘してすごしました。いろんな人に心配してもらい手をかけてもらったM君の誕生でした。 (齋藤弓子) |
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☆今月は8人の赤ちゃんが生まれた。心配していた初産の人たちもスムーズに生まれた。あと一人、あと2日で42週になる初産婦さんがいる。「42週になったら湘南鎌倉総合病院に行って診てもらうヨ」とけしかけているのだが、なかなか肝心のもの(陣痛)が来ない。予定日近くに内診して子宮口ほとんど閉じていた。41週で5ミリ程開いて来た。今日は1.5センチ開いてきている。羊水もたっぷりあるし本人もパワフルなんだけどね。「スクワットダンスしてるよ、ホラ!」と踊ってみせてくれた。かわいいね。早く赤ちゃん抱っこしているところ見たいヨ。「出て来いよ!!」と内診した。 (齋藤弓子) |
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☆里山公園(助産院のすぐ近くが神奈川県立茅ヶ崎里山公園だ)でレインボーフェスティバル、リサイクルで出店。ちょっと寒かったけど大きなテントが借りられ、ゆっくり出来て良かった。私自身は入院の方が1名いらしたので、「お昼」を届けたり、グルーッと回って見たりしただけだがけっこう楽しめた。何人ものおっぱいのお客さんやお産のお客様に会えた。入院のお客様も夕方には帰られたのでスタッフや子供達が集まってワイワイ。例によってお風呂に入って(ほとんど遊び)帰った。 (齋藤弓子) |
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☆「お産カーニバル---いいお産の日in湘南」の日。 実行委員の方やその家族、茅ヶ崎助産婦会のメンメン、齋藤助産院の助産婦やその家族のいろんな協力で何とか今年も無事終了。私自身はあまり役割もなく、「琴子ちゃん」や「はなちゃん」のお守りで終わった感じ。井上先生が最近行ったフランスの出産事情をスライドを見ながら話してくれた。その帰りがけ「齋藤さん、ラマーズもルボワイエも中年期になってからだよ。この分野を改革するにはそれなりの年輪が必要なんだろうね。」......たぶん「頑張ろうね」っていうことかな? もう一人の講演者、絵本作家の長野さんは日付けが変わって0時過ぎ、「今日はとても楽しかったです」とメールを下さった。会場に息子さん夫婦も見え、先生は足を捻挫して苦しかったはずなのに「素」の公演を聞いたり(中村サトコとは知り合い)参加して下さった。すごい元気だ。恐るべし中年パワー!実行委員は長野さんの話をじっくり聞けなかった人が多く、「ゆっくり聞きたい」という意見が出た。 (齋藤弓子) |
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☆助産院中「お産カーニバル(10月24日)」の準備や11月のリサイクルにむけての沢山の集まった品物でごった返している。お産の入院がある度に荷物をあっちこっち移動させて大変である。「お産カーニバル」は毎年実行委員を募り、いろいろアイデアを出してもらって開催しているが、会場を決めたり資金は茅ヶ崎助産婦会が捻出したり集めたりしている。リサイクルはその大事な資金源。「母乳相談」のお客様や「お産」に見えた方が無料で提供してくれたものを100円200円と売って一年かけてたくわえている。大変な仕事だが会員はリサイクル好き(?)が多くてけっこう楽しみながらやっている。それにしてもすごい。金の山か、ゴミの山か........トホホ。 (齋藤弓子) |
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☆海老名の片桐助産院が片桐さんの病気のため、一時閉めることになり、妊婦さんを一人紹介したいということで連絡があった。病気はかなり深刻らしい。まだ水中出産を見たこともなかった頃、おじゃまして見学させてもらった。温泉場のように広いきれいな温水プールで小鳥の鳴き声がきこえ、お塩をいっぱい入れ「パワーの石?」というのを持って出産する。私が見学させてもらった時は産婦さんの御主人もプールに入り、片桐さんも水着を着て入って介助していた。自然のお産に「+α」を加えてすごいなあと思った。その後有名になりすごく忙しくて人の何倍も働いたことだろう。私などよりずっと若いけれど、助産婦としては充実した日々を送ったのではないだろうか。 (齋藤弓子) |
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☆1日に初産3人が生まれた。しかも3人とも、すごくスムーズなお産だった。井本さんが調べたところ、これまで初産3人が同日に生まれたことは無かったらしい。2週間も入院のない時もあれば、こんな時もある......いろいろだね。 (齋藤弓子) |
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☆今日で私は○○歳。開業助産婦として届けを出して丁度20年! スタッフや、その子供たちに、お花をいっぱいもらい、かなり派手にお祝をしてもらった。 ........いっぱい、いっぱい、いろんなことがあった20年だった。 (齋藤弓子) |
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☆今日で連続8日間、毎日一人ずつ生まれた。齋藤助産院の記録!初産が3人(しかも長かった)だったので、けっこう気合いを入れて、皆でガンバった。新開さんが居てくれて本当に助かった。(伊能さんの友人の助産婦さん、今夏手伝ってくれてる。)吉本さんの友人の助産婦の池本さんも子連れでお泊まり見学に来ていて、山ほどのお洗濯等をやってくれた。ありがと。 (齋藤弓子) |
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☆大潮のせいか、朝から続々入院、お部屋が3ついっぱいになってしまった。助産婦の井本さんが、カルフォルニアでデューラーと自宅出産をしているキャンディーさんという人を連れてきた。ちょうど、イスラエル人の御主人と日本人の奥さんというカップルがおり、英語をしゃべれる妊婦さんがいたりして、田舎の隠れ助産院は急に国際交流の場と化した。キャンディーさんはパワフルな体でよく英語をしゃべりまくり、スタッフ全員「気分は外人!」。そんな中で夕方、赤ちゃん誕生。キャンディーさんも自分をアピールして立ち会わせてもらい、大満足で帰った。 ☆「生まれたらみんなに抱っこしてもらいたい」と希望していた別の産婦さんは、赤ちゃんがおでこから出て来てしまい(回旋異常)急拠、真夜中、湘南鎌倉病院での分娩になってしまい、別のスタッフ(お医者さんや病院の助産婦さん)に抱っこしてもらうことになった。すごくデコペンになったので、パパやママはびっくりしていたが、翌日助産院に戻ってきた時は、だいぶ消えていた。 (齋藤弓子) |
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☆今年もむし暑い日々がやってきました。助産院の小さなスタッフたちは、出勤すると「アイス」「アイス!」の連続です。もう少ししたらプールも用意しなくちゃね。子供との日々はとても忙しく大変ですが、楽しいことがいっぱいで、つい、年をわすれてしまいそうです。 (齋藤弓子) |
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☆トイレの壁紙がちょっとはがれていたので、壁紙の張り替えをお願いしたところ、話が意外な展開になり、あっという間に、ごちゃごちゃの齋藤さん家が、珪藻土(けいそうど)のおしゃれな壁に変わり、台所など「エッ!エッ!」というほど、こじゃれたパブ仕様になってしまいました。さてさて、大荷物はどこにかたずけましょう? (齋藤弓子) |
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☆なぜか突然、旅をするなら今しかない、という気分になりました。場所はどこでも良かったのですが、むかーし、むかーしに、夫と行った湯ヶ島に宿をとりました。後で、大潮の日だと思い、「止めようかな?」と思ったけれど、行くことになりました。赤ちゃんは、やっぱり、生まれました。留守番の岡橋さん、井本さんがとりあげてくれました。ありがと。でも、こういう経験もありかな、と思うことにしました。朽ち果てた温泉街、それでも圧倒的に美しい自然、それから季節はずれの可憐で美しい桜、気持ちのこもった「つるし雛」......うちの初節句の二人の女の子たちに、おみやげも買ってきました。小さな、楽しい旅でした。 (齋藤弓子) |
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☆暮れから正月へ「あっちのお産」「こっちのお産」と、余裕なく過ごしているうちに2003年は終わってしまいました。あけましておめでとうございます。おかげでおせちは何と1月1日の1時半から作りました。ラジオ深夜便を聞きながら、少しお酒を飲みながらです。去年もいろんなお産におつきあいさせていただきました。いろんな人がいて、いろんな夫婦があり、いろんな生活をしていて、そして赤ちゃんを産んでいる。その「いろいろ」に付き合わせていただくのは、本当に助産婦妙利につきます。今年もがんばります。いっぱい年賀状をいただきましたが、なかなかお返事が出来ないでいます。という訳で、皆さま、本年もよろしく。 ☆ところで、広田千悦子さんという、前に自宅出産をした方が、夫婦で「湘南ちゃぶ台ライフ」という本を出しました。パパは写真家で、とってもほのぼのとした、いい写真をとる方です。助産院にも何冊かありますが、お金があってもなくても、生活が楽しくなるような、本です。ヒマな時、パラパラとながめても写真がきれいだし、千悦子さんのていねいな生き方は、日々のくらしの参考になるでしょう。立ち読みじゃなくて買って下さいネ。千悦子さんの出産の際、パパに「赤ちゃんの頭が見えてきたよ」と見せたら、「ホントダー、赤ちゃんの頭ってネズミの頭くらい小さいんだねー」と妙なリアクションをされビックリ?千悦子さんは半ベソで「ネズミ!ソンナワキャナイダろ」私はつい笑ってしまいました。それ以来、頭の出具合を「豆つぶ位」「ネズミの頭」「こみかん」「ネコの頭」「夏みかん」と表現させていただいています。ちょうど、逗子が花火のころで、ミニバイクに乗って藤沢から海岸線を走って、赤ちゃんのお風呂や産後のお世話に通いました。本の写真の風景をながめながら、楽しい思い出です。 (齋藤弓子) |
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