* * *台北ツアー* * *

          2010年4月16〜19日

  フリーデーのスケジュールがあるツアーに申込み、観光と友人訪問をした。
16日台北の桃園国際空港に1時間以上遅れて到着。乱気流が凄くてちょっと怖かった。ガイドさんは待ちくたびれたようすだった。さっそくホテルに案内してもらった。夜は自由行動。
 ホテルのフロントに聞いて士林観光夜市に行く事にした。台北駅まではタクシーに乗った。初乗りが70元。台北駅までは135元だった。日本円にすると400円くらい。相当安い。駅前には新光三越デパートがそそり立っていた。駅の構内はものすごく広くて、どこで切符を買うのか分からず、案内所へ行って、士林観光夜市に行きたいと言うと。「カンタン、カンタン」と地図を広げて、剣潭駅で下りればすぐと教えてくれた。だが、地下鉄(MRT)の乗り場にたどり着くのに、東京駅の横須賀線に乗るような遠さだった。やっと券売機の前に立った。20元を入れると、青いプラスティックのコインが出てきた。改札に行って、このコインをどうしたらいいのか分からないでいると、青年が青いコインを持って後にきた。どうぞお先にといいう振りをして、彼の行動を観察。コインを台にタッチして入って行った。その通りにして改札を抜け、電車にも無事乗ることができ、剣潭駅にたどり着いた。夜市はすぐそばだった。服飾とおみやげ物のお店が並んでいた。目新しいものは無かった。お腹がすいていたので、食べ物屋を探しに一つ向こうの通りへ行った。沢山飲食店が並んでいたが、6時頃なのに準備中のところが多かった。照明が明るそうなお店に入って、ビーフンと焼きそばと肉どんぶりと青菜の炒め物を食べた。薄味だった。周りを見るとみんな自分なりの味を加えていた。カウンターにソースや調味料が置いてあった。そうだったのか!
 店を出て物足りないねと友達と話していたら、若者がたむろしている店があった。そこで、ビールと水餃子を頼んだ。おいしかった。若者達がみんな食べているどす黒い物があった。羊羹のようで、黄粉をまぶしている。食べてみようということになって、小さいほうを頼んだ。パクチーを思いっきりまぶして、さらに黄粉をまぶしてくれた。それは、豚血羹と書いてあった。豚の血を何かで固めて外郎のように蒸したものだった。全部食べる事は出来なかった。私たちがホテルに戻る7時過ぎくらいから人出が多くなってきた。


地下鉄(MRT)のコイン

6時頃の夜市風景

店のおじさん
 

17日は 8時40分ホテル前に集合。21名がバスに乗り、主だった所を観光する。
最初は忠烈祠。日本の靖国神社のような所。兵士の交代イベントを見学する。門に立つ兵士は、容姿と身長で選ばれ、厳しい訓練を強いられるが給料はかわらないらしい。瞬きをせず、微動だにしない姿には驚く。


正門前で交代式を待つ見学者

先導役の指示に従って徐々に進む

一糸乱れず行進する
 

次に故宮博物館 蒋介石が敗北して逃げてきた時に持ってきた65万点の所蔵品を入れ替えて展示している。全部展示し終わるには20年かかる。館内は物凄い広さで90分の見学時間では、迷子になるだけ。主要なところをガイドが案内してくれた。翡翠の白菜と豚ポーローはちゃんと見てきた。この建物は1925年まで愛新覚羅溥儀が住んでいた。

 

続いて、お茶セミナーへ。お茶屋さんの講師がお茶をおいしく入れてくれて、高いお茶を買わされる羽目になる。私も35年物のプーアール茶(黒ウーロン)と美人茶を買ってしまった。 でもとてもおいしいことは間違いない。
 そして丸林という台湾料理のお店でランチ。11品もの料理が出てきて、美味しくて満腹で体が重くなった。地下が環境客用のフロアになっていた。市民の人にも人気らしく、一階のランチバイキングも満員だった。


お茶セミナー

セミナーの先生

ランチを食べた丸林 台湾料理店
 

午後一の見学は行天宮。道教のお寺。お金持ちのお寺なのでお線香は只。ボランティアの人たちがお線香を配ってくれる。お賽銭もいらない。


右がガイドのシンさん

特徴のある反り返った屋根
 
 

行天宮のそばの地下道にある占い横丁。占ってもらったら86歳まで生きると。大金は持てないが、お金に苦労しないと出た。産毛取りのおばあさんが付いてきてついに産毛取りをしてもらうことに。一本の糸でよりをかけ、毛を挟んで抜く。時々痛い時がある。200元


地下の占い横丁

産毛取りは こ〜んな感じ
 
 

続いて、保安宮へ。丁度お祭の山車が出て行くところだった。ここでも信仰深い信者が沢山お経を読んでいた。屋根瓦は磁器で作られているので、その鮮やかな色は退色しない。
この後、足つぼマッサージのお店に行く。30分で700元。痛いところがあると、そこに効く薬を進める。値段を聞くと12000円位する。丁重に断る。


きらびやかな山車が出て行く

先端は空へと突き出している

何時までも鮮やかな色
 

その後、台湾民主記念館。蒋介石没後に完成し、蒋介石の銅像が祀られている。

民芸店に寄り、お土産や翡翠、珊瑚など装飾品など鑑賞。その後DFSへ移動。私にはDFSは無縁です。

 

夜は外で食べるのは止めて、セブンイレブンでおでんと台湾製の日本酒を買って帰る。おでんは、出しで煮てある訳ではなく、茹でただけのような味だった。台湾の人はホントに薄味好みなのかな?それと、日本から持ってきたおかきをつまみに日本酒を空けた。粽一個を三人で分けて食べた。夜中にお腹がすいた。

 

18日は一番のメインエベント。友人を訪問する日だ。11時に迎えに来てくれる。昼食は友人宅の傍の刀削麺のお店へ。そこのお勧めはトマト麺。トマトが入っていてさっぱりしている。


店はいつも満員だそうだ

小刀で削って湯の中へ
 
そのあと、スーパーめぐりをして、お土産調達。湯葉の旨煮缶詰、肉ご飯の肉の缶詰、酸ラータン。何にでも使える旨味ソース。どんどん重たくなっていく。

籠の中がドンドン重くなっていく

薄味でカスカスのリンゴのようなもの
電撃蚊取りラケットも購入
大多喜で役立つぞ
マンションへ戻ってお茶にすることに。(マンションからアメスクと日本人学校が見わたせる) この時間にソーラークッカーのお話をさせてもらう。持参した「ききょう」を使ってクッキングの注意と、婦人之友に掲載の、西川式の作り方を説明。ソーラークッカー普及活動もしたという事で、記念写真を一枚。

クッカーの説明を終えて記念写真

左:アメリカンS  右:日本人学校
 
夕食の前に市場を見学させてもらった。乾物の通り、お茶の通り、生地問屋など、見てまわるのも面白い。現地に住んでいる人が案内してくれるので安心して見れる。
 いよいよ、有名な行列の出来る小龍包のお店(ディン・タイ・フォン)へ。いくつも注文した中で私のお気に入りは辛海老餃子。チャーハンは抜群のおいしさ。〆に胡麻蒸し饅頭を一人で一個食べてしまった。さっぱりした餡がいい。人に分けたくないくらい。事実、分けずに食べてしまった。

  お店のマスコット

観光客もたくさん来る有名店
私たちの後ろの席ににキム兄がいた

私が気に入った辛海老餃子
 
空港行きのバスのお迎えまで3時間ある。ホテルの傍に公園があり、健康遊具がたくさんあった。運動不足解消に挑戦。広い方では女の人がダンスを踊っていた。しばらく一緒に踊らせてもらった。
 街角のあちこちに屋台が出ていて、朝食を買って食べる人がたくさんいた。
充分観光気分も味わえ、友人と食事を共にし、満足なツアーだった。

体の柔軟性が求められる

台湾は太極拳でなくダンスなんだあ

立ち食い朝食

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