2009年12月13日(日)
東京都と太陽光発電所ネットワーク主催の「広げよう太陽エネルギー」利用者集会に参加した。
基調講演は東工大 黒川浩助教授。「太陽エネルギーの新たな展望」と題して2050年25%CO2削減に向けての可能性について講演した。
次に衛星テレビ電話でCOP15のコペンハーゲン会場とつなぎ、気候ネットワークの田浦さんと会場の様子をライブで現地報告をしてもらった。
その後、PV-Net事務局長都筑さんより、市民の力で太陽エネルギー普及を進める行動を提案し、一般設置者3名が我が家の取組を報告した。
休憩をはさんで、第2部は、東京都の取組を報告。太陽光発電のメンテナンスについて産総研の加藤さんとPV-Netの本多さんが報告した。
閉会の挨拶をPV-Net代表の藤井石根先生がされたが、私は藤井先生に会いに、この集会に参加したようなものだ。
黒川先生の講演 藤井先生の閉会挨拶
そのあと、交流サロンと題してテーマごとに別れ、それぞれの意見を出しあう場が設けられた。私は「太陽光発電全量買取制度」のグループに参加した。全量買取は企業などにグリーンな電力を扱いやすくする制度で、一般家庭には現行の余剰電力買取制度の方が、省エネや節電の意識が残り、いいのではないか。全量買取制度では、環境価値を全て手放してしまうことになる。
私が今日あるのは、16年前、藤井先生が直径130cmのパラボラ型ソーラークッカーを作られ、それをソフトエネルギープロジェクトに下さって、私が担当者になったのが始まりなのだ。その時、ソーラークッカーに出会っていなかったら、太陽の恵みの半分もありがたく思っていなかったかも知れない。
|