* * *ジュレーラダック スタディツアー・・・* * *

 12月11・12日(土・・日) 
 
ダック出身のスカルマさんが代表をつとめる団体ジュレーラダックが主催の、国内スタディツアーに参加した。

 11日黒田原駅に昼に集合し、13名の参加で、まず、非電化工房へ向かう。

非電化工房エントランス
古民具の収集が趣味とか
非電化冷蔵庫 ムーミンハウスの内部
敷物まで全てがキットに含まれて
130万円(フィンランド製)
グリーンハウス(温室)
潜熱築熱材で昼夜の
温度差をなくす
 籾殻ハウス
床・壁・屋根裏に20cm厚の
籾殻を入れている
籾殻ハウスの天窓から
換気用のファンを動かす
風車が見える

 この他、建設中のストローベイルハウスやバイオトイレ、太陽熱パッシブソーラー風呂、モンゴルのゲル、工作治具があるアトリエ等を見学、約2時間半かかった。

 陽が暮れかかって肌寒くなった。母屋へ入り、藤村先生からお話を伺った。不自由を感じている人に、快適に暮らす発明をすることが彼の使命という。色んなアイディアが生れて、楽しいんでいる感じが、伝わってくる。
 この後、那須温泉郷 那須山へ行き、体を温めて、宿泊先の豊穣庵へ向かった。着いたのは19時半。豊穣庵の畑の恵みたっぷりの食卓で、お酒もどっさり差し入れで、夜中まで語らって床に就いた。参加者が多かったため、私は持参の寝袋で寝た。
 翌朝は、奥さんの朝ごはんの手伝いをしようと6時に起床。でも、奥さんが起きて来ない。ご主人のお爺様が住職をしていらしたお堂を見学行った。戻ってきたら、丁度台所に入って来ていたので、お手伝い。
 味噌汁を作る・ご飯を炊くカマドの番・豆乳作り・山芋摺りと、手伝う事は山ほどある。
 予定を過ぎて、朝ごはん。自家製納豆や絞りたて豆乳が美味しい。ソーラークッカーに持参のさつま芋をセット、ソーラードライヤーに誰かが青森から持ってきたリンゴのスライスをセット。そして、森林の牧場へと見学に行った。

 お昼過ぎに豊穣庵に戻ると、餅つきの準備をしてあった。お昼ごはんは、この餅のようだ。私はかるぴかとサニークッカーにホットケーキをセットした。お餅もつきあがり、絡み餅や、黄粉餅、あんこ餅がどっさり出来た。 ホットケーキもさつま芋も出来てみんなに食べてもらった。森林の牧場でもらった、巨大椎茸も蒸し焼きにして醤油をたらしただけだが、絶品の味だった。
                         

豊穣庵を出て、帰路の途中で、ペンションSARAでラダックのDVD上映があり、その後意見交換をした。
とても雰囲気のよいペンションで、非電化工房の藤村先生らと、アースデイ那須を運営しているそうだ。那須のローカリゼーションの高まりが押し寄せている。
      SARAのロビーには奥さんと小さな息子さんの作品が並ぶ。

 豊穣庵:東京のアースガーデンに出展したり、大学生と畑を通じて交流している有機農家。渡辺珊瑚夫妻。

 森林の牧場:田中優さんもお勧めの環境にやさしい企業の株式会社アミタが運営している牧場。森林に放牧されているジャージー牛の牛乳は美味。カフェでホットミルクと濃厚プリンをいただいた。

 SARA:都会から那須へ越して来て、自然と共生する持続型生活をしてペンションを家族で経営している。

 今回もとても素晴らしい出会いがあった。また会いに行きたい人達と出会えて、感謝します。

  たくさんのいい写真が、CDの読み込みエラーで吹っ飛んでしまった。辛うじて残っているものを載せた。
  ホントにガッカリして、なかなかHPを更新できなかった。

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