* * *フォレストクラブ忘年会で* * *
タンザニアのお話

   2008年12月23日(火) 

 フォレストクラブは、尾瀬を春・秋歩いたりその周辺の山を登ったり、また、冬には有志でスキーもしている熟年ぞろいの趣味の会。私は5、6年前から参加している。

 毎年の忘年会には朝から準備して、出し物も趣向を凝らして、11時頃から夕方4時頃まで飲み通しで行う。昨年は南極越冬隊員だった方を招いてお話をしてもらったり手品があったり。
 今年は、4月にヒマラヤトレッキングをした、仲間の野口さんのお話と共に、私のタンザニアでのソーラークッカーのお話をさせてもらうことができた。

 現地で手に入る材料で作った段ボールクッカーはご飯を炊くことができ、村人は感激してもっと作りたいと言ってくれたこと。私たちの価値観では想像できない生活の中で、恵まれた太陽のパワーを利用できるということに目覚めたようだという話をした。

 ソーラークッカーを作る事を仕事とする人が現れたらその人にとって収入の道が開ける。作ってもらった人もソーラークッカー購入代金を薪代を削減した分から払える。
キトゥロ国立公園に来る観光客にソーラークッキングしたものを提供すれば、付加価値がつく。いい循環になってくれればと思う。

 話が終わって「みんなちゃんと聞いてたよ。よかったよ。」と言われ、ほっとした。忘年会でお話しても聞いてくれるかなと心配だった。知らない世界を知るきっかけになって興味を持ってくれたようだ。
    

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