* * *アースデイ2008in代々木公園* * *

   2008年4月20日 非電化工房の藤村先生が講演
 
20日の午後4時からソーラーエネルギーカー(キシムラインダストリー)を使ったグリーントークステージで藤村先生の「非電化」のお話があったので行ってきました
 

 藤村先生の出番の前には、ビッグ・イシュー編集の東京スタッフによるトークがありました
その中で、今年12月に、ホームレスサッカーワールドカップ2008を東京で開催したいと思っていて、支援やボランティアスタッフを募集していると話していた

 それが終わって、司会の鈴木さんが舞台から降りると、前の方へ歩み寄る人がいた
後のブースで出展している鴨川自然王国の加藤登紀子さんだった

 いよいよ、藤村先生のお話。
昨年、那須にお邪魔して聞いたときと内容が違ったのはセネガルのプロジェクト。
1000メートルの山の中腹を1平方キロに渡って黒くし、麓から頂上までの溝を掘り、ガラスで蓋をして、トンネル状にする。そこに風車を取り付ければ、昼は温度上昇で風車がまわり、夜は放射冷却で風車が回る。休みなくまわる事になり、首都ダカールの電気がまかなえるという。

 それから、モンゴルでの起業家を育てる話、ナイジェリアでもバッテリーの起業家が成功していて、アフリカ各国から、引き合いが来ているが、ナイジェリアでの成功をもう少しみてからでも遅くはないと、待ってもらっている状態だそうだ。それにしても藤村先生はみんなが幸せになれる仕組みを作ろうとしてくれる、幸せをふりまく人だなあ!!

  

 タンザニアでもそういうことが出来ればいいだろうなあと思ってしまった。この間ケニアのマサイ族(タンザニアにもマサイ族がいます)がやっているお店は何の店?というクイズがあったが、その答えは「バッテリーで携帯電話を充電する店」だった。私はすぐにわかった。麓から車で4時間もかかる山の上でも、携帯電話をもっている人がいて、わざわざ麓へ降りなくても用事が済む様になって、進歩したと村人が言っていたから。

 そして、非電化冷蔵庫を是非作りたいと思いがつのりました。乾季の寒暖の差は、非電化冷蔵庫にぴったりだと思う。牛乳を搾っても腐らせてしまっては現金収入もなくなってしまう。

 キトゥロ国立公園に観光客が来るようになったら、食事も肉料理を出すようになるだろうし、電気が来ていない村には一番ほしいものだろう そして照明も。

    

  
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