4月3日(日) 日本ソーラークッキング協会が NPO法人ICT救助隊(在宅難病患者のコミュニケーション支援を行っているNPO)の依頼で、3331アーツ千代田の会場で、ソーラークッキングのお湯でハーブティーを提供するというお手伝いをすることになりました。
ICTが支援をしている人たちには在宅呼吸器をつけているALSや筋ジスの人たちが多く、今回の停電は死活問題になっています。また、被災地の方でも安全な水や熱消毒の問題に直面してます。
震災義援金を集めて、在宅医療関係の寄付金にしたいとのこと。
10:00に機材の搬入。思いのほか、早く着いてしまった。
南向きのウッドデッキは全部使ってもいいそうだ。でも、今日は朝から厚い雲。
クッキングは、諦めた方が良さそうだ。でも、展示はしっかりやらなくては。
13時の開演時点では、椅子の空きが目立ったが、15時のチャリティーコンサートの頃には、満席になっていた。
コンサートの前に、難病患者さんで被災している人たちからの生の映像と声で、現在の様子が語られた。来場者の中にも非難してきた3名の難病患者さんもいて、お互い近況を伝え合っていた。
奥さんが、患者さんのだんなさんに50音を言っていき、選んだ言葉をつないで、言葉にして、通訳ですね、大変なことだなあと、聞いていました。ある人は、パソコンに50音が出ていて、タッチパネルになっているのか、それを選んで会話するらしい。体に管が入っている人もいる。
吸引やなにかで、電気がないと駄目な人もいる。停電になったら命にかかわる。避難場所で。そういう方たちの器具や薬が手に入らない。そういうものも、呼びかけで持ち込んでもらっていた。
歩ける、話せる、食べれる、普通のことができることに感謝しなくてはいけない、普通は普通ではなく、普通はありがたいことなんだ。
私は、タンザニアで作ったテルケス型の反射板-ダンボールにアルミ箔を貼るワークショップをやることにした。災害のときの水の殺菌に使えるし、普段アルミ箔はどこの家庭にもある。子どもたちはとても楽しそうにアルミ箔貼りを体験していた。
また、太陽光パネルとバッテリーを用意して、携帯電話の充電コーナーを作った。私はdocomoのプラグしか持っていなかったので、ソフトバンクのを充電したいという人のニーズに応えられなかった。次にやるときは、他のプラグも用意しよう。
厚い雲で、お湯を沸かせなかったけれど、そんな時のために、事前にソーラークッキングラスクを200個作って持ってきた。ハーブティーを電気で沸かして、来場者に提供する時に、一緒に配ってもらった。とてもおいしかったと言ってもらえた。
JSCAのメンバー3名とその知り合い3名、ソーラークッキングのメーリングリストを見て来てくれた人1名、ソラエネの人1名、合計8名が参加したソーラークッキング無しの、ちょっぴり残念な応援だった。
展示風景
ソーラー充電コーナー アルミ箔貼りWSの準備
簡単!きれいに貼れました
鳥居会長 挨拶
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