* * *大多喜城手作り甲冑会inHonolulu* * *

 3月11日(金) 
 
の日、19時45分に成田からホノルルへ経つ予定だった。余裕を持って行こうと、13時半ころ家を出て、歩いて駅まで。 カバンはもう成田へ送ってある。横浜駅に14時35分頃着いて、踊り子号の通過待ちをするとアナウンスがあった。

 電車の車体が何故か揺れる。そのうち気分が悪くなり、乗り物酔い状態・・・ホームへ出て風に当たろうと降りたら、ホームが波打つように揺れていた。アナウンスで、東北で大きな地震があり、電車は安全点検のため、しばらく動かないとのこと。18時近くになり、本日の運行は難しいとのこと。

 中央改札に降りて行くと、大きなブルーシートが床に敷かれ、疲れきった人たちが、どっと座り込んだ。携帯電話はつながらない。公衆電話に長蛇の列。私も並んで、母の所、娘たちの所、弟にと電話した。みんな横浜ほどの揺れはなかったようで安心した。

 そのうち、駅員がホテルの電話番号表を配布しだした。もう、家には帰れないと思い、ホテルに電話してもやっとつながっても満室・満室と断られた。駅の近くのホテルを歩いて聞いて回ることに。キャメロットホテルにたどり着き、そこは満室ではあったけれど、4階の披露宴会場を全部、臨時休憩所にしてくれていた。やっと座ることができた。関内に勤める娘夫婦が心配してずっといてくれた。

 横浜市営地下鉄が21時頃動いて、少し休憩所がすいてきた。テレビの報道をずっと見ていたが、3時頃少し仮眠をとった。5時のニュースでJRが7時から動くと言っていたので、駅に行ってみた。人海戦術でレールの点検をしているので、まだ点検が終わらず運行の見通しがつかない。

 動いていた相鉄線で湘南台まで行き、小田急に乗り換え、藤沢に出て、家にたどり着いたのが10時。ツアーは中止と思っていたのに、添乗員から電話。キャンセル待ちで決行とのこと。すぐ成田へ向かったが、JRがやっと乗れ、横浜からは、私鉄を乗り継ぎ・乗り継ぎで14時半に成田に着いた。

 そこから、夜のキャンセル待ち。22時50分にやっと搭乗できた。
               
   

 12日午前10時半やっとホノルル空港に着いた。早速展示会場のホノルルコンベンションセンターへ向かう。甲冑の展示を終え、午後2時間ほど観光をする。

    
 ホノルル空港はかなり古い  迎えの専用バスを待つ(30分くらい)  ホノルルコンベンションセンター

    
 
    台座に6体甲冑を着せた
  ホノルルフェスティバルは今年で17回目となる、日本とホノルルの文化芸術交流を図る大イベント

    
 この〜木何の木気になる木〜   黄金に輝くカメハメハ大王像   夜は親善の夕べ ビュッフェ形式の夕食

13日は展示と試着。夕方からはパレードに参加。試着は大人気で、休む暇なく希望者がやってきた。冥土の土産にしたいというおばあさんもいた。子どもも大人も大興奮。ハワイではNHKの大河ドラマが見れるので、時代物が好きな人が多いようだ。
    
 1〜17回開催の紹介パネル    トロリーバスで会場へ         私は 陣羽織姿で接客

    
  全員そろって記念写真       恰幅がいいと兜も似合うね      ポーズとっちゃって

    
 このおばあちゃんは冥土の土産と言っていたので写真を送りました

    

    
  親子です 全部で25人くらい試着しました  ミス・コナコーヒーとミセス大多喜   メイドカフェがあった

 示を2時で切り上げ、ホテルへ戻り、甲冑を身につけ、パレードのスタート地点まで徒歩で移動した。

    
  私の甲冑姿              フラダンスチームと          ねぷたチームと 

   
   パレードの順番は最後の方だったので、18時30分頃スタートゴールに着いたのは19時30分頃だった

 14日はフリーデー。みんなの希望で、潜水艦海底ツアーへ。
    
  
ワイキキビーチでタグボートに乗り込む  ダイヤモンドヘッド       潜水艦が浮上してきた

    
  潜水艦の中はこんなに狭い     深度が深くなる毎に彩度がなくなる ほとんど青しか見えなくなる

    
  13日の夕食の 踊り子     14日の夕食 田中オブ東京 私たちのコックさんはこの店で一番のコックさん

 15日の朝6時半ホテルを出発、9時半の搭乗で、16日の午後2時の成田に着いた。
 家に戻ったら、計画停電。ホノルルのホテルでは毎日日本のニュースを見ていた。あまりの光景に、涙が溢れた。CNNの映像は、災害に遭った人たちの中で撮影しているものが多く、日本のテレビ局の映像との差が大きかった。日本のテレビ局は映像を衝撃を与えないものを選んで放送しているのか?キャメロットホテルで見ていた時とは比較できないほどの衝撃的なものが、多かった。震災だけでなく、原発災害が加わって前代未聞の惨劇となった。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

 私たちはこれからまた、天災に遭うかもしれない。人災に遭うことが無いよう、これ以上原発を増やしてはいけないし、減らしていかなくてはいけないでしょう。テレビ局は放送時間を短縮したり、電気に頼る生活を見直して良かった昔にもどりましょう。


              
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