宮ヶ瀬湖・ヤビツ峠走行
inマウンテンバイクのススメ


2000年 9月 2日 土曜日 晴れ(超暑い)
 仕事にもそこそこ慣れ久々に走ってみたくなり、軽い気持ちで走り出したのですが...
 時間は全部かなりアバウトです。


本文中の表現では詳しい地理や道筋などはわからないと思います。ここにMapionへのリンクを張っておきますので、参照しながら本文を読んでいただくと、より 臨場感を感じながら読んでいただけると思います。
   
Mapion(宮ヶ瀬湖周辺地図)    

各コースの見所、道筋など詳しいことを知りたい方は作者までメールを頂ければ、出来る限り、メール等で回答させていただきます


本文中の写真について
突然気まぐれの走行のため写真はありません。あしからず。


走行記

13:00
 
 馬鹿が付くほどのいい天気。しかも暑い。明日はゆっくりしたいので出かけるのなら今日だなぁ。それに自転車のペダル(フラットペダルにした。マグネシウムで軽い!)とブレーキ(カンチをVブレーキに)を新しくしたので試し乗りしたいし。ということで午後1時出発。目的地は宮ヶ瀬湖。行ければヤビツ峠。
 自転車はなかなかいい感じ。ブレーキは軽い力でよく利くし、鳴りもない。ペダルも大きくて踏みやすく、食いつきもいい。ただペダルを早くもぶつけてしまい、かなり痛んでしまった。まあ、消耗品だからしょうがないけどね。

13:30
 まずは相模川に出て、国道129で厚木に行く。途中、国道246と412(国道)を経由して小鮎川という川沿いの道に出る。この道をずーっといけば宮ヶ瀬に出るはずだ。この辺まではほぼ平坦で車も少なく走りやすい。左手には山があり畑が広がっている。すがすがしい。ちょっとあついけどね。

13:50
 かるく登り坂になってきた。ここまで気合いを入れて漕いできたのでちょっと疲れた。それにものすごい暑い!! うだるような暑さだ。頭がくらくらしてきたのでコンビニに入ってアイスを買った。水分補給だ。なんでこんな暑い日に出てきたのかとちょっと後悔する。

14:00
 清川村に入りいよいよ本格的に坂がきつくなってきた。それでもまだ村の中だし、何とかなる。村を抜けると、つづら折りのきつい坂が姿を現した。これはきつい! 今まで飛ばしてきたつけが出てきた。ギアを落としても足が持たない。不本意だけど、途中で足をついてしまった。それにしても暑い。宮ヶ瀬湖はまだかなぁ。


14:30
 歩き始めて一つ目のヘアピンカーブを抜けると、もう坂は終わりだった。なんだ、だったらもう少しがんばれば...道はほぼ平坦になり、ここからはずっと湖の左岸を走っている。途中展望台のようなところがあったのでそこで一休みした。ふう。さすがに坂を上るのはきつかったけど、登り切って景色が開けるとこんなに気持ちよいことはない。充実感を感じるひととき。

14:40
 湖沿いの道をしばらく行くと橋が架かっていて湖をまたいでいる。まっすぐ行けば津久井湖方面だ。どうしようか迷ったけど、やっぱり橋は渡るためにあるんだからね。渡りました。はい。
 橋を渡って、すぐ左方向には公園のような場所がある。結構観光客も多いみたいだ。道は左右に分かれていて、左が津久井湖方面。右が丹沢の間をぬってヤビツ峠を抜けて秦野市に続く道だ。以前友達とヤビツ峠からこっちに抜けてきたことがある。車で。なかなかいい感じの道だった。結構ほそくて林道って言う雰囲気。峠からの眺めも良かったし。そちらへ行くことへ決定。確か結構坂がきつかったけど、まだ時間も早いしだいじょうぶだろう。

15:40
 どこが大丈夫だ!! ぜんぜん大丈夫じゃないぞ。いつになったら着くんだ? 延々と登りが続くじゃないか。くっそ〜。
 もうへとへと、暑いし、のどは渇くし、途中川におりて少し休んだけど、どうにもならん。いい加減足が痛くなってきた。もう歩くのと対して変わらない早さで進む。カーブ一つごとに「このカーブを抜ければ峠が見える」っていう気持ちだった。気力で走っていたと思う。
 どの辺かよくわからないけど、途中に湧き水が出ているところがあって、みんなでっかいポリバケツ何個にも水を詰めている。車で来ていて、何台も道に止まってじゃまだ。ここの湧き水は有名らしくて、遠くからもやってくるらしい。俺も、水筒に詰めて飲んだけど、今の状態だったら、どんな水でもおいしく感じるだろうな。

17:30
  急に周りに何もなくなって、坂が急になってきた。こういうのはもうっちょっとで峠のてっぺんですよ。という印だ。もう少しだがんばろう。案の定、やたらきつい坂を登り切ると、ヤビツ峠の休憩所だった。ここまで秦野側からバスが来ている。ここがちょうど登山口にもなっているのだ。といっても、公衆トイレと、ちゃちな売店しかないけどね。それでもとりあえず着いて一安心。ジュースを飲んで休んだ。でも、ここは何の眺めもない。とりあえず、展望台までもう少し。
17:40
 売店のところから少しアップダウンをくり返すと、ヤビツ峠の展望台に着く。ここは最高に眺めがよい。秦野市が一望だ。何とか、この峠も走りきったなとホッとする。もう暗くなり始める頃だったけど、結構観光客が居た。カップルも多い。何となく1人だといづらいな。しばらくボーっと景色を眺めて、落ち着いてから、帰ることにする。
 帰りは元来た道ではなく、秦野市方面へ。展望台からすぐに急な下り坂で、一気に下まで降りる。危なくない程度に急坂を飛ばす。これが気持ちいいんだ。ほんとに。一度は体験するべきだね。この爽快感。遅い軽トラを途中ぶち抜いて一気にしたまで降りた。あとはR246でまっすぐ寮まで帰るだけだ。

19:30
 すっかり日が落ちた中、面白みのない246を他の自転車と勝手に競争しながら帰ってきた。それにしても暑い日だった。こんなに暑くなければもうちょっと楽に走れただろうな。



今回のコースの見所

(詳しい場所などが知りたい方はメールか掲示板で知らせていただければお教えします)


   ○宮ヶ瀬湖○

 登りは少しきついけど、なかなか良い感じです。公園に駐車場もあるので車で上っきて湖の周囲を走るも良いでしょう


○宮ヶ瀬からヤビツ峠までの林道○

 多少体力のある人限定ですが、峠までずっと山の中で林道の雰囲気を味わえます。ただちょっと車が多いので注意


○ヤビツ峠(展望台)○

 自転車で来るかどうかは別として、秦野市が一望にできます。晴れていれば相模湾や富士山等も見えるでしょう。当たり前ですがカップルが多いです。


今回の反省点

 とにかく暑い日だったので、体力をむだに消耗した。涼しい朝のうちに出発すべきだったけど、まあ、いつものことか。


マウンテンバイクのススメへもどる

メールはこちらへ、
ご意見ご感想をお待ちしております
togawach@yk.netlaputa.ne.jp

HPへもどる