ふぇいの大ドイツ奇行紀行 その1

 

9月5日(水)飛行機

 

 今現在ミラノの空港にいます。成田から11時間半の空の旅はただひたすらに退屈。映画でスターリングラードがやっていたが日本語が無いので内容ぜんぜん判らず(何とかせい、アリタリア航空)。そして、空港で2時間30分待ち…退屈で死ぬ〜。

 しかし、この後ケルンについたらホテルまでたどり着けるかという大問題が存在している…大丈夫かな?それは神の味噌汁神のみぞ知る。

 

 その後、出発が30分遅れたせいで結局3時間待ち…退屈で人を殺す気でしょうか…ようやく飛行機まで客を乗せるバスが到着。空港の中はさまざまな飛行機がある。大型のジェットの脇をを通り抜け、小型ジェット機がたくさん並んでいる所に来た。見たところ全ての飛行機が結構新しいので最新型に乗れるかもと期待が膨らむ…

 が、小型ジェット機の駐機場も通り過ぎる、その先に見えるのは

 

 

 

 

 

 

 

 

プロペラ機だ

…21世紀になってレシプロ機でアルプス越えるとは思わなかった…A席で窓際ラッキーと思ったが、それも当たり前

3列しかねえもん、座席

第2次大戦中の爆撃機じゃないんだから

勘弁してよ、全く。

 しかも、夜間発着でアルプスの山々全く見えませんでした。

 夜の11時(日本時間6日朝6時)ホテルに到着…22時間かけた移動終了。寝まくってたので眠れません…時差ボケが心配

 

 

9月6日(金) ケルン

 

 初日から大トラブル発生…ホテルの予約確認票をフロントに置き忘れた。独語も英語も全然ダメなので当然話は通じず。昔アメリカに卒業旅行に行った時は身振り手振りと単語の羅列と根性で何とかなったものだが、

ドイツではそれは無理な事が判明した

当たり前ですね。そもそも単語を知らないわけですから…

結局、国際電話でツアー会社に電話して何とかなった。ありがとう、ユーラシア旅行者の喜多見さん。

 その後、ボンに行こうと思い切符を買って列車に乗ろうとしたら…雨のため?かダイヤが乱れて30分以上待ち。ドイツはダイヤが正確だという前評判、いきなり裏切られる。

 ベートーベンハウスは、まあ、こんな物かという感じ。資料館になっていて直筆の楽譜とかが現存しているのはやっぱり凄いと思う。それを見て思ったのだがベートーベンの直筆楽譜は割と綺麗。どこかの作曲家はあまりに汚くて楽譜の解釈が何通りにも分かれるという話だが、ベートーベンにはそれは無いでしょう。ただ、此処に稀代の作曲家が住んでたのか、と思うと何だか感慨深い物がある。

 それよりもボンは町並みが綺麗。こう、なんかヨーロッパだなあという感じがする(ケルンは外国だなあという感じしかしない)。どうも、こういった小さい、古い都市のほうが趣味に合うらしい。ボンに泊まれば良かったと後悔しきり。

そしてケルンに戻って大聖堂に行く。これが凄い。

荘厳

の一言に尽きる。ここでミサを開かれた日には無宗教の私がキリスト教に転んでしまいそう。外から見ると凄い建物としか感じないが、中は本当に威厳がある美しさに満ちている。ドイツ来て良かった(放心)。

 表に出たら、ますます雨は強くなっている。洗濯しなければいけないので今日の観光はおしまい。5時間歩きづめで疲れたし…

ところで、まだドイツのレストランで飯を食う度胸がありません(言葉の問題)。晩飯どうしよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

バッチリ時差ボケです。

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