2019余所自作39『アナル調教』

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 日頃の排泄物よりも明らかに大きな玉の端が今まさに露出しかけている窄まりはまるで卑猥な道具を排出する事を惜しむ様にぷっくりと膨らみ、それはまるで愛おしく吸い付いている様だった。色素沈着もない初々しい窄まりと姿を現しつつある赤いアナルビーズの色の対比の淫猥さに男は口の端を歪める。
「いやぁっ、見ないでっ!お願い見ないでぇっ!」
 少女の裏返った声での哀願に男は引き抜きかけたアナルビーズをほんの僅かに戻し、びっしりと汗を掻いている尻肉の緊張が少しだけ解れるのを見、そして再びぐいと引き戻す。弛みかけていた力にアナルビーズの球が先刻よりも更に姿を現し半球状より盛り上がった窄まりは限界まで広がっているのか薄く白い肌の様に張り詰めきっていた。少女の華奢な背が仰け反り、うううううっ!と獣の様な唸り声が迸る…それは処女の身体を愛撫する時の可憐な鳴き声とは異なり、爛熟した牝の貪婪な喘ぎの様であった。
「ずっと挿れっぱなしじゃいられないだろう?」
 男の声に机に手を突き腰を突き出している少女の肩がびくっと揺れる。何度も唸る様な深呼吸を全身で繰り返して背後の男を肩越しに見る少女の清楚な美貌は汗と涙と唾液に濡れきっていた。肛虐への抵抗はまだ強いのであろう羞恥に染まった顔は耳まで赤いが、その瞳は追い詰められきりながらどこか淫らな色が浮かんでいる。
「見ないで…抜いてくれる……?」
「見ないみない」
 冷静に聞けば嘘だと判る適当な返事に安心したのか覚悟を決めたのか、少女は上半身を机に伏せて、そして腰をほんの少しだけ男へと突き出し、可愛らしく左右に振った。
「お願いは?」
「お…お尻に……入ってる物を、抜いてください……」恥ずかしさに震えている小さな声での哀願にアナルビーズをくいくいと軽く引き戻して遊ぶ男に、少女の全身がびくびくと震え、いやらしい甘い汗の匂いがふわりと周囲に籠もる。「お尻を…おしりをおかしてる…い、いやらしい大きなたまを、ずぽっとぬいてください……っ」
「よく出来ました」
 淫らな哀願は悲痛さよりも被虐の欲情の色が強く、男は敢えてゆっくりとアナルビーズの柄にかけた指を引く。少女の窄まりの抵抗の強さが指に伝わり、軽く引いた程度では最も大きな玉は窄まりを抜ける事はない。切れる寸前のゴムの様に引き伸ばされた窄まりは四センチ強の玉に貼りつく薄い膜の様であり、常の奥ゆかしい窄まりからは想像がつかない程にぷっくりと膨れていた。苦しいのか先刻の唸り声が少女の唇から再び漏れ、机に突っ伏している全身が強張り、そして無意識に機械的な痙攣を繰り返す。この玉を易々と受け入れられる様になれば男とのアナルセックスが出来るのだとそれだけを救いに今まで様々な行為を受け入れてきた少女だが、最後の一線に近いこのサイズは中々クリア出来ないらしい。
 恥ずかしさからすぐに抜いて欲しいのだろうが急いて裂けるのもまた防がねばならない、それが判っているのかいないのか、最大の玉を僅かに引いては戻す男の目に少女の濡れたパンティが映る。窄まりの辺りだけを端に寄せているそれは下腹部の丘を中途半端に包んでいるが、全身を汗でびっしょりと濡らす少女のその中心の辺りの濡れ方は汗だけではなかった。単なる汗ではない光沢のある粘液、それは男をまだ迎え入れていない処女地からの愛液である。
 限界まで広がった次の瞬間、ぬぽりと玉が抜けた。
 強張っていた少女の全身から力が抜け、ぷっくりと膨らんでいた窄まりは玉の形に合わせて縮まっていくが、再びそこを抜けようとする先刻よりも僅かに小さいだけの玉にまた膨らみ引き伸ばされていく。だが、それはあくまでも先刻より小さい。
 唸り声が、変わる。
 悲痛なものでなく僅かに余裕のあるものへ、そしてそれは妖しい羞恥と淫らな慣れを帯びたものだった。玉が小さくなればなる程サイズ的な余裕は淫蕩な艶を帯びていく。
 アナルビーズより先に注入しておいた大量のローションがアナルビーズと共にどろどろと窄まりから溢れて滴り、放心したかの様な蕩けた表情の少女の口の端から唾液が垂れる。
 ふと、玉と玉の連結部に付いていた小さな汚れに男の口の端が歪む。
「まだ出し切れていないらしい」
「やぁ……っ、あらって…ぇ……っ、おしりのあな…きれいに…してぇ……っ」
「浣腸であんなに泣いたのに?」
「よごすの…やあ……っ」
 アナルビーズを引き抜ききるだけで羞恥と苦痛と被虐に蕩けたのかまるで幼子の様に無防備に哀願する少女の顔のすぐ横に汚れのある卑猥な道具を置き、男は顔を赤くして荒い呼吸を全身で繰り返すその項に、軽く口付けた。

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