2019余所自作19『無理矢理パイズリをさせられたあとの女の子』

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 自ら手で左右から寄せさせている乳房に挟まれていた男子生徒のモノが激しく突き上げる様な動きの後、その先端から勢いよく精液を迸らせ、乃愛の顔に熱く生臭い飛礫が何度も弾けた。びくっびくっと脈動する男子生徒のモノを挟み込んでいる乳房の谷間には、乃愛の額から下をどろどろと穢している精液が伝った小さな池が出来ている。同級生全員が一回ずつ射精した精液は流石に量が多く、はぁっと吐息を漏らす乃愛の可憐な唇は僅かに開いたその間に粘り気の強い精液が幾筋も糸を引き、絶望に溢れる涙が伝う頬もまるで白濁液が塗り込められている様に覆っていた。
「乃愛ちゃんお疲れ様ー」
 体育の授業の後、昼休みの教室で同級生全員のモノを乳房で奉仕させられていた乃愛はぺたりと尻餅をついて項垂れる。
 体育の授業の間は屈伸運動の補助として身体を押されたり抑えられたり以外は触られていない。今も、誰も乃愛の身体に触れてはいない…ただ性器を突き出し、腰を振り、そして射精しただけだった。あの日の教師の様に乃愛の頭を抑える事すらなかった。もしも誰かが頭を抑えたら悲鳴をあげられたかもしれない。だが、結果的には乃愛自身が自ら乳房で挟み込み、長さが届く場合は舌で舐め、吸い付き、そして射精を促しただけだった。
 ――まるで、乃愛自身が同級生全員を乳房で犯した様な、自分が悪い状態に思えるのは何故だろうか……。
 尻餅をついている腰が、熱く、冷たい。濡れている。体育の授業の時から、直接穿いている極薄のブルマーが濡れてしまっているのは感じていたが、今は太腿どころか膝まで愛液が伝っているのが判る。何故なのだろう。ただ乳房を、口を犯されただけで誰も自分に触れていないのに頭の芯がぼおっとして男性器の感触が乳房と唇に染み付いて抜けない。乳房の上で小さな池を作っていた精液がどろっと腹部を伝っていくのを感じながら、それを拭う事も思い浮かばず乃愛は熱い吐息を零して放心し続ける。三十人以上の、精液。三十人以上の、それ。赤黒いもの、それぞれの形、臭い……。
 ぞくっと、乃愛の腰の奥から四肢の隅々までを妖しい疼きが広がっていく。
 触れたら、どんな感触なのだろう。

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