労働運動研究通巻411号復刊27号 2010年12月発行
12月号目次
焦点 日中両国の緊張激化で利益を得る者は誰か? 柴山健太郎
特集 アジアにおいて日本が果たすべき役割
問われる菅政権の外交ドクトリン 政治ジャーナリスト 蜂谷 隆
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小田急線騒音訴訟東京地裁判決の歴史的意義と限界
―「立体高架複々線事業」の「公害被害」概念の革新―
小田急騒音等複合汚染阻止訴訟弁護団団長 弁護士 斉藤 驍
[ドイツ訪問記] 左翼の新しいアイデンティティとは何か?
−左翼党、「連帯的近代のための機構」、ヘッセン社民党幹部との対話−
工学院大学 小野 一
[声明] ギリシャ金融危機の芽はいたるところにある
ドイツ「連帯的近代のための機構」 訳・解説 労研国際部
金融不況下、EUの新たな挑戦―産後・育児父親休暇の権利確立へ
日本EU学会会員 元名古屋市立女子短大教授 柴山恵美子
常東農民運動に関する覚書(上)
―『立命館大学言語文化研究』誌の研究報告『戦後の農民運動と農村の変容』シリーズの提起した諸問題に寄せて― 労働運動研究所 柴山健太郎
―私の戦後史―(4)
淀川製綱のレッドパージ反対闘争(上)
元総評全国金属大阪地本委員長 巣張秀夫
不破哲三「マルクス未来社会論」の批判(下の3) 社会主義研究家 中野徹三
武井昭夫さんを偲んで 労働運動研究者 山中 明
[書評]
来栖宗孝/会澤 清・加藤哲郎・日山紀彦編著『危機の時代を観る―現状・歴史・思想』(社会評論社 2010年6月刊)
川口 章/川人博著『過労死・過労自殺大国ニッポン 人間の尊厳を求めて』(編書房刊)
長瀬 隆/石井保男著『わが青春の国際学連』(社会評論社 10年6月刊)