労働運動研究12月号目次(2009年12月発行 復刊24号通巻408号)
焦点 アフガン戦争を止めよ!
特集 財政危機と山積する難問−鳩山新政権の闘いの活路
「東アジア共同体」創造を掲げた鳩山政権
−カギは日中協調と対米関係の見直し− ジャーナリスト 蜂谷 隆
「女性差別大国」日本−国連、迅速な女性差別の解消・撤廃迫る
−国連・女性差別撤廃委員会(CEDAW)の勧告−
解説 日本EU学会会員 柴山恵美子
アフガンの平和は武力ではつくれない
−6年がかりで完成したマルワリード用水路建設の教訓−
PMS(ぺシャワール会医療サービス) 総院長 中村 哲
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アジア・太平洋戦争の戦争体験の継承と記録
−『日本戦没学生の思想』(2009年7月刊)の発刊に寄せて−
日本戦没学生記念会元理事長 岡田裕之
現地中国農民から見た「満州開拓」
−被害と加害−
文芸評論家 植民地文化学会代表 西田 勝
愛大事件のこと−『学問の自由』のために闘った本間学長の学問的見識
名古屋経済大学名誉教授 鈴木 正
ドイツにおける保守中道連立への政権交代とその背景
−連邦・州段階の深部で進行する政治的再編成の動き−
工学院大学 小野 一
ベルリンの壁崩壊以後 ヌーヴエル・オプセルバトール誌ジャン・ダニエル
−私の戦後史−(1)
ヒロシマの爆心地被爆の地獄からの生還 京都 米澤鐵志
『中国便り』4・(安徽省)
民族対立くすぶるウルムチ 在・安徽省 日本語教員 大畑龍次
畏友 佐藤一さんを悼む 労働運動研究所 福田玲三
[書評]
近藤宏子/津田道夫著『君は日本国憲法を知っているか?』
(清文堂 2009年7月刊 定価1200円+税)
志保田 行/西田 勝編/田岡嶺雲『女子解放論』
(法政大学出版局刊、2300円+税)