やこの黄金週間。

黄金週間とかいて、ゴールデンウィークと読む。本当は映画を観に行くのが礼儀?だとかなんとか
聞いたが、我が家では久しぶりの家族旅行となった。何年振りなんだろうかのお〜。
両親はもちろん、私がTDLで働いてるため、休みがない。今回は母のリクエストで鎌倉に旅行が
決まった。これが今年の2月くらい。この早い時期に計画が立ったおかげで、私もGWの稼ぎ時に
休みをもらえたのだった。ビバ!母の行動力!

さて、5月5日の金曜日。私は前夜しっかり働いてて、かなりお疲れモード。だけど元気!
両親に会うのは今年初めて(ごめんね)だったし、旅行も何年振りかのことだったんで、
かなり楽しみだったりしたのだった。待ち合わせは横浜のSホテル。私から見たら、「高級」な
イメージ。もうそれだけでもうれしい♪で、時間通りに着いて、ロビーを探す。一発で見つけてしまい、
ちょっと拍子抜け。広いロビーをどすどす走り抜け、感動の再会をはたす。
そこで従姉妹家族と合流し、早速中華街へ。これは父のリクエストだった。やはり、ちょっと
気になるのかしら。本場の味ってやつが?私も行った事無かったんで、わっくわく♪

イメージではドラの音が「ぼわわわわ〜〜〜ん」だったのだが。

よく「横浜ガイド」に出てくる中華街。私が思ってた、「一歩入ればそこは中国」ってのとは
まったく違うのねん。観光地ってのは、こんなもんなのかしら。京都の感じと似てるかな。

ここで、父の紹介をしておこう。この人の性格は一言で言うと「せっかち」さんである。
とにかく、目的があるとそこしか見えないのだ。どんなに中華街には楽しいものや、
美味しいもの、珍しいものがあろうともわき目も振らずに直進するのだ。
私が見たかった雑貨屋さんも、美味しそうな肉まん屋さんも全て無視し、ひたすら歩く。
後ろに子供を連れた従姉妹がいることも忘れて。^^;

で、従姉妹の旦那に薦められた店に入店。飲茶がいいか、料理がいいかと聞かれ、
私が間髪を入れず「料理!」と言った。だって、せっかく贅沢できる面子なんだからさ〜。
飲茶待ちのお客を尻目に、すぐに座敷に座る。おお!回転テーブルじゃん!!
いいね、いいね〜。やっぱ、中華料理は回してなんぼでしょう!!従姉妹の子供に
テーブルが回ることを教え、ただでさえ興奮状態の子供心に火をつけてみた。わはは。

その日の料理。うかつにも、写真撮るのを忘れた。(-_-;)

前菜(チャーシュー・チキンの照り焼き・山くらげ、大根、レンコンの酢の物)。
ふかひれのスープ。牛肉のみそだれ煮込み。たらのねぎ油漬け。鶏肉のチリソース。
野菜(正体不明)の炒め物。たけのことちんげんさいの炒め物。海鮮チャーハン。
デザートはタピオカミルク。(大不評)

まあ、はっきり言ってうろ覚えだ!味はね〜、まあまあ?(笑)いや、美味しかったんだけど、
父と顔を見合わせて、目で「うちの方が美味しいね」って会話を何度もしてしまった。
なんだろ。味が薄いのかなあ?まあ腹いっぱい食べておいてなんなんだけどさ。

で、満足して会計の時。係の人が言うの。「4万8千円です」だと!!なんですと?
なんで大人5人で、一人5千円コース食べてそんなになるねん!!そりゃ、ビールとか
サービス料はあるだろうが、ぼったくりかい!!…っていう事で、父が猛攻撃。関西人をなめたらあかん!
そしたらあわてて「3万2千円でした」と訂正。嘘はいかんぞ、嘘は。

皆様、中華街のあこぎな商売には気をつけたほうがいいっすよ。

この後、山下公園に散歩しに行く。海だ〜。観覧車が見える〜〜。ああ、横浜だわ。
カップルもうようよ。ここかあ、のぞきのスポットは。(笑)納得納得。父は子供を連れて
火を吹くストリートパフォーマーに熱中。母と私は観覧車が見える所まで歩いてみた。
なんだか知らないけど、みょ〜〜に母はあのヨットの帆の形をしたホテル(なんて名前?)が
お気に召したようで、もっと近くで見たいとダダをこねた。が、却下。なは。

私は壁際のベッド。足元に母が寝ていた。

横浜の駅で従姉妹達と別れ、ホテルに戻る。まだ18時くらい。普通ならどっかに行くのだろうが、
遠出はしたくない。隣接してるデパートに入り、アイスを食べた。でもやっぱりやることがない。
仕方ないので部屋に帰り、お風呂に入ってTVを観てた。父は緊張のためか、
中華街であんまり食べなかったので、お腹がすいたらしい。私に持ってきてくれた地元みやげを
ばりばりと食べた。ルームサービスが高いんだもん。お茶漬けに2000円!ひょえ〜〜。

お風呂はきれいだったよ〜。笑うくらい広い。無駄に広い。意味も無く広い。
コスメセットも充実。もちろん全部お持ちかえり。友達への土産となる。(せこい)

そして、やることもなく、ナイターを観た後「ザ・シークレットサービス」を観て早々と就寝。まだ11時半…。
掛け布団がないぞ!と騒ぐ父を無視してさっさと寝たが、なかなか眠れなかった。
その理由は母の名誉のため、言えません…。

こうして、旅行1日目が終わったのである。