ヴァイオリン・フェイズ
Violin Phase (1968)


□ 編成:4つのヴァイオリン/一つのライヴ演奏+3つのテープ
□ 演奏時間:15分

楽器によるフェイズ・シフティング(位相変異プロセス)の最初の実践だった
『ピアノ・フェイズ』に継ぐ作品。4人のヴァイオリンのライヴでも演奏でき
るが、3つのパートをテープに録音しておいてもよい。この録音に重ねる生演
奏という形態から、はるか後の「カウンターポイント」シリーズのフォアラン
ナー的側面を持つ作品と言える。
なおズレによって生じる聴覚上の響きを実際に演奏して強調することも行われ
ている。(「音楽語法」の「副音形」の項参照)


□ 収録ディスク

Player(s): Steve Reich and Musicians and Shem Guibbory (vl)
Disk Title: "Octet/Music for a Large Ensemble/Violin Phase"
Label・Year: ECM,1980
Other Contents: "Octet" "Music for a Large Ensemble" Notes:





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