Photo Diary : Sense of Wander -夢幻放浪記- 08 Topへ戻る 前へ 次へ |
新しいカメラは濡らしたくないが、写真は撮りたい。 被写体豊かで撮影可能な場所はアーケードの多い浅草と、屋内施設の多いお台場だった。しかし、撮影結果は従来機ほどは安定しない。いつもここに貼り付けたような絵が撮れればよかったのだが・・・ |
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Fine Pix F700 03/9/21 17:38 |
昭和風レトロテーマパークのような飲み屋街がある。 | |
Fine Pix F700 03/9/16 22:54 |
そういう時は、大体意識がカメラの性能そのものの方に向いて入る時である。富士フイルムのF700だが、メーカーが言うようには、4倍のダイナミックレンジを達成できているわけではない。大体、第三世代のF601やMZ3と同等。その代わりに、抜群の操作性とS/N比の高い高感度撮影が可能である。特に、そのISO400の画質はコンパクト系最強と言ってよいだろう。 派手な色彩と細かな細工の描写力が問われ、手ぶれ補正機以外では苦戦の連続であった日没後の関帝廟だが、PCで画像を開いた時には、あまりのクリアさに絶句した。実解像度が何百万画素かと問われると、設定によりころころ変わるので返答に苦しむが、最強にして極上の300万画素機と言う分には何ら問題ないはずである。秋葉原で5万円弱の購入価格で、3M機としてはかなり割高感があるが、他の機種との差額分は解像感やダイナミックレンジではなく、感度に対する付加価値と考えるべきであろう。
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Fine Pix F700 03/9/15 18:06 |
東京ばかり撮り歩いた後、ふと横浜を訪れると、何を撮ってよいのか分からなくなる。豊かなバリエーションに満ちた絵になる被写体の群れ。しかし、生活との接点がつかめないと、断片をつなぐ糸が見えてこない。ひょっとして、私が求めているのは写真そのものではないのかもしれない。 |
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C-2100UZ 03/9/15 16:23 |
風景を生かすのは、空の色一つなのだが、夕空を生かすのは前景しだいである。鮮やかな夕空が見られるときには、どこか別のスカイラインや建物を配してみたくなるのだが、どのような手段であれ、その場所に移動するころには、空の色はあらかた失われている。夕空との出会いは、同時にその場所との出会い、一期一会なのである。 | |
Fine Pix F601 03/9/13 18:03 |
日暮里駅から徒歩三分のエリア、夕焼けだんだんや、谷中銀座の右側は実は西日暮里であり、荒川区に属し、左側が文京区谷中になる。
その夕焼けだんだん脇の猫たちだが、彼らの定位置だった鉄線で囲まれた空き地が、駐車場になったため、落ち着かない状態になっている。少し下にある空き地にとりあえず逃げ込んだものの、この場所もやがては建物がたてられることになるだろう。そのとき、彼らは一体どこへ行くのだろうか?
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C-2100UZ 03/9/11 17:33 |
地球を離れて、宇宙に飛び出したくなることがある。 もちろん被写体の話だ。 中1の時に100倍の天体望遠鏡を買ったことがあるのに、何でこんな画角で満足しているのだろう。そろそろ、宇宙にもレパートリーを広げる時がきたかなと思う今日この頃である。
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C-2100UZ 03/9/9 18:46 |
いったん下町に出ると、今度は夜景を撮りたくなる。 せっかくここまで出たんだからと、荒川線で王子に出て、そこから南北線に乗り換え、後楽園に。無尽蔵に見えた東京の夜景&下町資源もあたりをつけたところはほとんど訪れ、後はその隙間を埋めるのみなのだが、時間がないときには歩きなれないマイナーな場所は避け、結局確実なスポット数ヶ所をぐるぐる回ることとなる。 完全なマンネリ状態。ホームページの作業容量確保と合わせて、そろそろ次のテーマを見つけなければいけないと真剣に思う。 |
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C-2100UZ 03/9/6 20:28 |
No.88: 7,September,2003 <逃避行> 南千住
仕事がないわけではなく、実はものすごい忙しいのであるが、そういうときに限って、ぶらり下町に出かけ、写真を撮りたくなる。結局は、さらに追い詰められて仕事をする羽目になるのだが、その分、つかの間の息抜きのテンションは高いものがある。半面左脳による完全な時間支配を我が物とし、「先憂後楽」をなしとげている人の生活パターンは羨望を禁じえないのだが、これが私である。このまま、死ぬまで付き合ってゆくしかなかろう。 |
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C-2100UZ 03/9/6 17:16 |
丸の内には、牛がいる。
有楽町にも牛がいる。 丸ビルの周りにも、東京国際フォーラムの周りにも、ミレナリオの行われるあの通りにも、何頭かの牛がいる。全部で何頭かは、数えたことがないけれど、色々な姿勢とペイントされた模様、色々な色の牛がいる。 何のためかは分からない、ただ道行く人は足をとめ、
企画者が見たら、きっと成功の微笑を浮かべたことだろう。
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C-2100UZ 03/9/5 21:51 |
からりと雨は上がったものと思ったが、山頭火でラーメンを食った後、ファーストキッチンでかき氷を食べている最中に、再び降り出した。今度の雨はすぐに小降りになったが、落雷の影響で山手線も京浜東北線も止まったままだった。歩いて正解の一日だった。 |
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C-2100UZ 03/9/3 19:22 |
秋葉原駅前のべローチェで、画像整理を行ううちに日は暮れ、雲行きはあやしくなり、蔵前通りの交差点に達するころには、激しい雷が執拗なまでに空を照らし、やがてものすごい雨が降り出した。ちょうどガード下に雨宿りをすることができたのでずぶ濡れになることはなかったが、もう五分遅れていたらアウトだった。生身は雨に強くても、PCや書類はそうはゆかないのである。 |
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C-2100UZ 03/9/3 18:22 |