ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。
2016年5月1日(日) |
ワガママハイスペック1回目終了 |
甲鉄城のカバネリ3話。今度は妊婦さんがカバネ化。時間経過をしっかり把握していないので詳しくはわかりませんが、こうなると誰も彼もみな怪しいという民衆のパニック心理は理解できます。3日間の隔離で済むことなのか、という気がしてきますね。カバネリの定義だけは少し明らかになった、と思ったら即座に説明にはない現象が。「ヴァルブレイヴ」の吸血現象のように見えますが、これではカバネとどこが違うんだ、と言われても何も言い返せない危険度。噛まれたらどうなるのか。そもそも、言い返すも何も正気を失ってますけど。 目的地が見えてきたのは良い傾向。何もわからないままだとさすがに展開に期待するものが見えなくてしんどいですからね。全てが明らかにならないのは緊張感維持のためでしょうか。 迷家-マヨイガ-4話。よっつんの川流れと言いながらまさかのよっつん完全スルー。下山組と残留組に分かれて二段展開。忙しい流れですが、キャラはあまり深まらないのでそれほど覚えられず。意外にいい人のメガネ男子の名前は美影ユラ。うーん。そんなでしたか。ひょっとしなくても自己紹介のとき以来、喋っても呼ばれてもいないですよね。 氷結さんは死んでしまったのでしょうか。どうも本作の基本はスルーではないか、という気がしてきました。戻る気はないにしても、地図を渡してきたこはるんを疑う動きが出ないのもなんだかしっくり来ない感じです。 「ワガママハイスペック」。1人目は鹿苑寺かおるこ。 予想したよりは悪くないシナリオでした。それなりに起承転結が感じられましたし、惹かれ合う過程を書こうとしているあたりは好感が持てました。しかし、憧れや尊敬と恋心は別なのだ、として仕切り直したのは良かったものの、重要なその後が失速してしまい結局、なんとなく理由ないままくっついてしまう、という展開が逆に肩すかしに繋がってしまっています。正直これなら仕切り直さなかった方が良かったような。どのみち、まぜこぜになってしまうのですから。主人公の方も途中がひどく冷静なのが浮いてしまっている感じですし。 あと頂けないのはかおるこシナリオに共通するすっ飛ばし制度。最初は「まぁ、いいか」、ぐらいで流してましたがあまりにも露骨にやるようになって、それどころかうまみ成分まで飛ばしてしまう始末でとても看過できません。例えば恋仲になった時、あれほど仲が良い生徒会の面々やクラスメイトにも報告しない。例えば初Hの時、主人公は連絡なく朝帰りだったようなのに妹の兎亜のリアクション皆無。例えばお世話になっている、何度も足を向けて寝られないと言っている担当の鷹司さんにも、勝手にしかくん先生に会うようになったことも、恋仲になったことも報告しない。というか、なぜこれらを全く描写しないのか、理解に苦しみます。まさにカップルいじりとして最適の場であったのに。それでいながら比較的どうでもいい感じのイベントに尺を取るのでバランスが悪いように見えます。 漫画原作と作画担当の恋としては見所に欠け残念な感じでした。そうなければならないシーンがほとんどなく、プレイヤーの方で色々と想像して楽しまないといけないくらいで。ラフ画とか使ったりして、もうちょっとらしさを演出してほしかったですね。正体発覚シーンが最もそれらしかったのではないか、というくらいで。他にも個別ルートに入るとお約束のように他のキャラがほとんど出なくなるのも残念でした。 最後にチャイナ服でのHを匂わせてシナリオは終了。シーン鑑賞でおまけHがありますよ、というアナウンス。「おお、わかっているな」と思って鑑賞モードを覗いてみれば確かにHシーンはあったものの、チャイナ服など影も形もなく。全然わかってないじゃないですか。まさか、こんなところでも肩すかしが待ち構えていようとは。スタッフに反省を求めたいですよ、ここは。プレイヤーからしたら「なんでやねん」ですわ。 |
2016年5月5日(木) |
ワガママハイスペック2回目終了 |
キズナイーバー4話。さすがにドMさんがそのままは困ると思ったのか、予期せぬ痛みが今のブームである、というブレーキ弁が用意されていました。ま、実際そうでないと一歩も話が前へ進まないでしょうから、しごく真っ当な判断であったでしょう。しかし、あの誘拐された病院に一緒にいたという話はかなり強引なように思います。自己紹介の時にどうしたっておかしな流れになると思いますが。隠すにしてもあの場だけ隠す理由がまた謎。一緒に紹介してはならない理由がこの先に出てくるのでしょうか。どうもそんな気はしませんが。 マクロスΔ5話。なんというか「F」をなぞるかのような流れが多くてどうも素直に楽しめません。嫌味な先輩はミシェルの代わりでしょうか。しかし、やりとりにもう一歩、変化が見られないのでどうも既視感のようなイメージが付きまとってしまいます。主人公がむきになりやすい性格ということも絡んでいるように思います。 戦争になるから、ということで各自の意識調査な回。このへんも「F」のあたりから温くなっている感じですね。まぁ、あれは軍隊ではなかったせいもありますけど。のんびり選択できるあたりが本作もまた似た感じかと。 アイドルなのにスパイ疑惑というスキャンダルが目新しいですが悲しいポイント。わりと簡単に認められたように見えるのでこういう方向から攻めてきたのでしょうか。フレイヤはランカとは似ていてもしっかり差別化できていると感じます。それに引き換え、もうひとりのヒロインさんがねぇ……。天才マックスとエースのミリアの孫にしてはあまりにも地味でとてもではありませんがヒロインに見えません。実際、オープニング映像がなければ彼女が三角の頂点のひとつとは信じられませんから。しかも、目立つポイントがここまで主人公に嫌味を言う時だけではいかんともしがたいです。あとはじーちゃんとばーちゃんの若い時の絵面が最大の援護射撃だからなぁ。 誘惑に勝てずワルキューレのシングルを購入。今回もいい曲多いです。早く来ないかな~。 「ワガママハイスペック」。2人目は桜木・ルーフォレット・アーシェ。 複数ライター制の影響なのか、アーシェのキャラがちょっとおかしいですね。彼女はテストのための勉強をする必要がない、というスタンスなのですが、それでいながら全教科学年トップを目指していて、唯一それを果たせない現国の教科でトップである主人公を目の敵にしています。わざわざ勝負を挑もうとするくらいこだわっています。 しかし、彼女のスタンスからするとこれはおかしいのではないでしょうか。テストのための勉強をせずにテストで誰かに負けたとしてもそれはある意味、当たり前で自分で納得するべき内容のはず。少なくとも、両者を毎回成立させるには多分に運が重要ではないでしょうか。しかも、それでいて手を抜いたら承知しないわよ、と凄むのですからもはやどうしようもありません。まさに付ける薬がない厄介な御仁です。 そして、勝負をした時のアーシェは言動から察するにテストのための勉強をしているとしか思えないのですが、個別に入った彼女はそんなことは忘れたと言わんばかりのセリフの数々を吐いてきます。まぁ、似たようなことは主人公にも言えるのですが。これは果たしてどちらに問題があるのか、それとも単純にキャラ設定が甘いだけなのか。わりと目立つところだと思うんですけどねぇ。少なくとも、前日とかに2人とも全く別のことをして、当日に「よーし、勝負だぜ」というのは何か意味があるのでしょうかね? 初っぱなから長々と書きましたが、それ以外でアーシェのキャラはオーソドックスなツンデレでそれほど悪くありません。惹かれ合う過程をかおるこシナリオ同様に書こうとする姿勢はとても良いです。良い……、のですがちょっと気になることが。アーシェさんはいささかチョロ過ぎませんか? 最初に険悪なスタートのせいか、余計にチョロさが目立つような気がします。前述のキャラ性かと思うようなそれも下手したらチョロさのうちではないか、と思うくらいで。個人的にはあまりにあっさり主人公に傾きすぎて気の毒な心持ちになってしまいました。着替えを覗かれた日のアーシェさんにイベント予定表を見せたら卒倒してしまうのではないか。それぐらいのチョロさ加減です。 かなりシナリオが進行してから看病イベントが発生。嫌な予感とともにクリックしていたら予感は的中し、初Hへのコンボがあっさり繋がりました。昔のゲームを思い出す強引さですが、ひょっとして妹に突っ込まれるための処置でしょうか。しかし、それならかおるこシナリオでもっと存分にやるべきではないかと思うんですけどねぇ。例えシナリオライターが違っても。 気になったのは終盤のシナリオでしょうか。別に悪い訳ではないのです。むしろ良い方の部類の入るでしょう。セリフを効果的に使ったり、〆にタイトルを想起させたりとベタながらも基本を十分に守っています。では何が気になるのか。それはかおるこシナリオよりも漫画原作と作画担当の2人のキャラを活用していること。この内容の後ではかおるこシナリオが不十分でもったいないように感じられてなりません。まぁ、確かに本人のシナリオは当然、かおるこ本人が主体ですから窮地からの脱出とかになると特技が活かしにくいかもしれませんけど、それにしても、ね。立つ瀬がないというか不憫に思えてしまいます。 |
2016年5月7日(土) |
ワガママハイスペック3回目終了 |
クロムクロ5話。侍転校生。もうラブコメ寸前のイベント構成に危うくため息が出そうになってました。いくら日常に魅力があってもさすがにやり過ぎの域に入りかけていましたからねぇ。同級生のキャラが広がるのはいいのですが、それがこの先に本当に必要なのかが問われると思います。特にヒロインに惚れているクラスメイトとか他がいいとか言い出す輩は必要ですかね。どうも賑やかし以上の意味はなさそうに感じますが。ヒロインの親友さえいれば用は足りそう。 ヒロインがムクロに乗らざるを得ない理屈付けはいいのですが、それがただそこにいたから、という理由だけでは今後が厳しいと思います。DNAか、転生か、適正か、何がしかがあった方がよろしいですが果たして。 甲鉄城のカバネリ4話。オチと展開の都合でお姫様があっさり指揮権を預けてしまうのは弱気になったとしても少し違和感がありました。そして、それがあまりにも早く悪い方向の解答が出るのも。 結局、カバネリには血が必要と判明。知っていて黙っているのだから未明さんは意地が悪いですね。あと主人公の方は超人的な動きができる訳でもないのでバッテリー切れのような状態になったりしないのでしょうか。 体制も固まっていよいよここからが本番でしょうかね。 「ワガママハイスペック」。3人目は宮瀬未尋。 どうも違和感がありました。未尋は恋仲になる前後だけ性格が変わったようになってしまいます。基本的には主人公を弄ることが生きがいと言っても過言ではないくらいなのに、中盤は完全に鳴りを潜めてしまいます。そして、驚きなのは共通パートからの恋を自覚するまでの主人公への絡みっぷりに一切の好意がないという事実。なんと迷惑な。それが妹の親友ってほとんど悪魔の域ですよ。小悪魔なんてレベルは超越してます。しかも、恋仲になったら復活するのでは何の意味もない。より遠慮がなくなっただけでタチが悪くなってます。 シナリオの方はちょいと工夫不足が目立ちます。誰が見てもオチが丸見えなのにそのまんま、うまくいくというのはさすがにどうでしょう。アーシェさんをまるで食通のように使うのはいいのですが、それを最後の手段とするのはさすがにもったいつけすぎでは。普通に最初から呼ぶべきでしょう。兎亜やかおるこをK.O.する前に。 主人公の方も肝である料理の修行と漫画原作という二刀流を同時進行できる根拠がゼロというのはさすがにどうかと思います。ここまでの3シナリオで最も何らかの理由が必要なように思うのですが。漫画原作をちょろっと休んだだけで困難扱いさえされていないのはちょっとねぇ。 かおるこシナリオに続いてわかっていないHシーン。あれだけ自分で煽っておいて裸エプロンがないとはどういうことなのでしょう。共通シナリオと個別シナリオで2回も伏線(?)が張られていたのにないとは普通に解せません。力説していたのになぁ……。 |
2016年5月9日(月) |
ワガママハイスペック4回目終了 |
迷家-マヨイガ-5話。えーと、なんかあった人は脱落扱いなんですかね。みんな行方不明になっちゃってますけど。幻覚なのかなんなのか知りませんが、オカルト要素が強くなってくると緊張感が薄れていきます。それはつまり、なんでもあり、の合図になってしまいかねないので。もうちょっと自然に作中のルールみたいなのを教えてくれるとまた違うのかもしれませんけど。純粋に展開があまり面白くないのが一番の困りものでしょうか。 最も気になるのは地図が違ったのにそれを理由に誰もこはるんを疑わないこと。あの陰謀論の固まりのような美影ユラまで。どうしてなんでしょう。 ちょっとしんどいでしょうかね、ここまでは。 キズナイーバー5話。物理的な痛み以外も感じ取れるように。うーん。なんとも危険な兆候ですね。誰か鬱になったら集団感染して全滅しそうな匂いがしますけど。まぁ、実際のところ、そういうのはうまいこと回避するとは思いますけどね。ドMさんの最近の傾向と同じで。 キズナシステムを運用する側も一枚岩ではないのでしょうか。マスコットはお飾りのようにも聞こえますよね。 「ワガママハイスペック」。最後は鳴海兎亜。 なんか要所要所で納得感の薄いシナリオでした。筋書きが決まりすぎている上に唐突感が強いのも一因かと思います。 かおるこ先輩による妹講座は非常に面白かったので、主人公の言う「なんか違う」がよくわかりませんでした。実際、お笑いポイントとしていい感じなだけにそれをなんとなくで否定されても困惑するばかりで。単純に「兄は妹の下僕」がデフォルト過ぎるせいもあるかと思います。最も大きな否定要素ってこれじゃないかってくらいですから。真面目な顔で性癖の上下を語られてもよくわからないです。 未尋シナリオでも少し思いましたが、この兎亜シナリオではより強く感じました。未尋を本当に愛人枠にした方が良かったんじゃないでしょうか。その方がすごく自然な気がしますよ。兎亜の要望でもあるでしょうし。もしくは2つのシナリオを合体させるくらいでよろしいのでは。色々と分ける方が面倒というか、あとあと困ることも起きそうですから。未尋自身も本人シナリオよりもなんだか自然な形に見えるくらい。少なくともここに愛情が一切ないとは考えにくいです。まぁ、共通シナリオはまさにその「考えにくい」をそうだ、と言っているんですけど。 全体的に両親のことがざっとしか書かれていないこと、それに関して兎亜が感じている後ろめたさもわずかしか書かれていないので、ラストの展開も諸々に関して首肯しにくいです。主人公がこれまでのシナリオと比べて一番、あっさりと無茶をしているというのも違和感がありました。 テスト当日に本人がその事実に気付かず爆睡するくらい余裕なく追い込まれていながら周囲が誰も全く気付かないってどういうことなんでしょうねぇ。そこまでの異常さは他シナリオではなかったですよ。しかも、そこに至るまでの描写さえほとんどないっていう。もしこれを妹の監督不行届とするなら、この後に再び病院送りにしてしまうのはちょっとどころでなくどうなのか。駄目妹とかそんなレベルじゃないですよ(ついでに言えば生徒会の面々も同じですけど)。おかげで終盤は兎亜が何を語ろうともまるで同情できない雰囲気になっちゃってましたし。 これだけなんかスッキリしないシナリオでした。ちょっとライターが妹をこじらせているのではないか、そんな気がするくらい。 思ったよりは時間のかかった「ワガママハイスペック」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。 |
2016年5月13日(金) |
聖鍵遣いの命題体験版 |
先日どうにか「ワガママハイスペック」のゲーム感想をアップしました。久しぶりのせいか時間がかかってしまいました。もっとすんなり書ければいいのですがねー。事前の予想よりも良くできた作品でした。前作が合わなかったのは個人的な相性問題が強かったから、とも思いましたが割り引いても完成度はぐっと上がっています。原画もブランドの方向性を変えずに他の作家に変えられたのではないかと思います。期待しすぎは禁物でしょうが、次回作もチェックしたくなりました。 マクロスΔ6話。ようやく孫ヒロインにもスポットが当たってきましたがまだまだ弱さは否めず。終盤が逆方向になんとも印象的で、あれではどう頑張ってもフレイヤの嫉妬を呼ぶのは難しそうです。もし、そんな展開になったら困惑しそうですよ。そのフレイヤさんはいかにも熱血な髪色の人から裏切り者呼ばわり。どうもフレイヤの態度からしても乖離がありますね。彼が偏っているのかもしれませんが、あれではまるで国民総右寄りと言わんばかりの言いっぷりです。最後に被害者意識の源みたいな痕跡が出てきましたが果たして。しょうもない誤解の可能性もありそうですね。 ワルキューレのデビューシングルが届きました。3曲入っていてそれは良かったのですが、中を読んでちょっとした驚きがありました。歌詞のどこを誰が歌っているのか、わかるようになっているのですが、レイナとマキナの2人はほぼバックコーラスみたいな扱いですよ! みんなが歌っているところを一緒に歌っているくらい。単独で歌う箇所があるのは「一度だけの恋なら」のそれぞれ1行だけ。マキナにいたっては「君史上」の6文字だけですよ。これフレイヤが来るまでは実質、美雲とカナメのデュオみたいなものだったのでは。 クロムクロ6話。尺に余裕があるのか、それとも製作陣のスケジュールに優しくするためなのか、まるで往時の「ドラゴンボール」を彷彿とさせる見事な前回の続きからでした。あらすじからやらないのがせめてもの、でしょうか。ガウスの出撃シーンとか3Dの作業量がすげーことになってそうですからねぇ。かと言ってそんなに格好良い訳でもないという。ガウスの見た目通りのいささか地味な感じでした。正直、性能を考えると十分に大仰すぎるレベルのものだと思います。 黄色いカニさんはまるでシェンロンガンダムのような腕を装備してました。絵や動きとしては格好良いのですが、刀との相性がもうひとつですごさの反面、ハンデにもなっているように見えました。近接すると片腕がない状態のようにもなってましたからねぇ。そして、日本語を話す人が乗ってました。すごく似ていると思っていましたがやはり同じ技術体系の存在なのですね。あのロボたちは。 次回以降パイロットスーツ導入のためと思われる会話に苦笑。や、別にそこまで根回し的なのなくても構わないんじゃないですかね。状況を知りたがったのが母親というあたりもなんだかねぇ。原則に忠実だなぁ。 ブルーレイのCMを見る限り本作は1クールなんでしょうか。そうならばやけにのんびりし過ぎではないでしょうか。もう今回で半分終わっちゃいましたけど。仮に13話だとしてもあと7話しかないですよ。分割2クールとかかなぁ。 甲鉄城のカバネリ5話。未明さんの秘密に迫りそうな展開。とてもありがちなのですが、それだけにわかりやすさは半端ないものがありました。 こうして困難を乗り越えながら目的地を目指す感じでしょうか。世界観としてはまだまだ謎が多いですね。 「聖鍵遣いの命題」体験版。 タイトルからしてラノベ臭がものすごいですが、中身もやっぱりそんなでした。主人公が厨二病気質となっていますけど、これ「気質」ではなく普通に本物なんじゃないですか。最初から人間じゃないみたいな扱いをされてますし、普通の人間にはできないことができるみたいですし。でも、それだと諸々が当たり前になってしまうのですがそのあたりどうなんでしょう。 内容は当たり前のようにパーティーを組んで遺跡を探索するのに説明がすごく少なくて戸惑います。設定そのものもですが、状況に対する説明が不親切なくらい少ないという二重苦状態。そして、主人公はワガママ。ヒロインも似たようなもの。どうもシナリオライターだけわかっている感が出ていますね。事前に設定を理解しておいて、というような。ついていけない、というほどではありませんが、そこまで魅力ある設定でもないだけに理解するのにいささか努力が必要なのはしんどいです。まぁ、ラノベっぽい作風が売り(?)なのでそこまで深く理解しなくてもいいのかもしれませんけど。 赤い髪のヒロインがすごい殴ってきて、そのためのCGも用意されているんですけど、これが微妙に手抜きっぽいカットなのが困りもの。一発屋の芸人くらい繰り返し殴ってきて、その度に使われるのに出来がイマイチなので、もやもやとした気持ちになってしまいます。きっと無理でしょうが直してほしいなぁ。 CGは魅力あると思うのですが、どうにもテキストや物語にはそれを感じられず厳しいです。発売は今月ですし、見送りになりそう。 |
2016年5月17日(火) |
5月展望 |
迷家-マヨイガ-6話。回想シーンの連打に続いて幻覚作用がどこまでも。こんな矢継ぎ早では感情移入なんてできませんし、群像劇としての面白さもちょっとみつけるのが難しい感じになってます。なにより悲劇があってもかわいそうとは思えない人材ばかりというのはある意味でよろしくないのでは。どんな目に遭ったところで心が動かないので。 キズナイーバー6話。法ちゃん呼びが既成事実化していますね。その反動というか、帳尻合わせなのか軽蔑されてしまいました。どうも運用側も手探りなところがあるようです。もちろん、普通に隠しごともしているのでしょうが。 マクロスΔ7話。あっさり敵地潜入。この展開の何が良かったってワルキューレの(ここまでは)みそっかすのような2人にスポットが当たって、メインを任される曲が用意されたこと。正直、デビューシングルを買って居たたまれない気分になりましたからねぇ。2人のことを考えると。最初からの予定にしても実際に出ないことにはね。まぁ、作品内世界とリアルの展開で矛盾が生じるのは仕方がないところでしょうが。 大規模破壊兵器の使用の有無に対する互いの主張が異なる。まぁ、よくある話ですね。どちらかが嘘をついているのは明らかですが、色々と都合良く考えて大衆には伝えているのでしょうから。 5月展望。 今月はMOONSTONEの「サクラノモリ†ドリーマーズ」とPULL TOPの「見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS」の2本になりそうです。やはり、どうも「これ!」というタイトルに乏しい感じは続いていますね。前者は新作なのでともかく、後者はすごく良かった訳でもない作品のファンディスクですからね。当然、上限は買う前から見えていると言っても過言ではありません。 しかも、どうもPULL TOP作品との相性が良くないのか、気に入った作品であってもファンディスクでスポットが当たるのは私が気に入ったヒロインではなく、昇格を望むサブキャラクターでもないんですよねぇ。というか、ここのチームですけど。 個人的には断然ひかりの先輩、加納紀ちゃんが良かったです。次点で鳴枝ちゃんかしら、という具合のユーザーですから。あんま報われない訳デスヨ。先生はさぁ、なんか知らない方が良かった、みたいなのがさらに出てきそうな気がするんですよねぇ。それに他のヒロインたちの視線に耐えるのが大変そうです。「私ではなくアレなの?」的な。ひなみんはまぁ、いいと思いますけど。 |
2016年5月21日(土) |
オトメ*ドメイン体験版 |
クロムクロ7話。あれ? ヒロインに懸想するクラスメイトと動画を撮ったツレはお亡くなりになってしまったんですか? 確かに大した爆発でしたけど。さすがにあれで死亡はちょっとあんまりな扱いなのでそのうち出てきそう。 中に人が乗っていたかどうかで大騒ぎ。気持ちはわからないでもないですが、どうも本作は細やかな部分のピントがズレているような気がします。通常時が非常に呑気なのもこれと同じラインで語れることだと思います。どうも緊急事態に対して誰も彼も徹底的に危機感が薄く見えて仕方ありません。今回の襲撃を撃退できたのが日本だけなのに悲壮感っぽいものは全くどこにもない。そもそも衛星軌道上から砲撃される、というような想定は全くしないのかなぁ。不思議でなりません。 ヒロインにしても考える時間はこれまでいくらでもあっただろうに人、もしくは宇宙人的な何かが操縦しているとは思わなかったんでしょうか。鬼という言葉を鵜呑みにしてもそれは生物ではないの? なにより自分たちの境遇を考えれば相手もそうかもしれない、というのはしごく当たり前の想像ではないでしょうか。どうも今さら感が拭えません。 お父さんの話題に関しても似たようなことが言えます。確かに一度に情報を出しすぎてしまえば視聴者の混乱を招くかもしれませんが、それにしてもいきなり過ぎる反応に見えます。お父さんの話題自体はこれまでもあった訳ですから余計に唐突さを感じやすいような。それにかこつけて母子がうまくいっていないことをやるのもなんだかね。せわしくなく見えてしまいますよ。 甲鉄城のカバネリ6話。絵に描いたような独断専行をすんなり認めるあたりがなんだか新鮮でした。この作品は主人公のデザインが面白いですね。変に格好つけることもなくとても素直。できることはできる、できないことはできないとはっきり主張する。見ていて気持ちいいです。 カバネの融合体、ですか。この先も便利な体が色々と出てきそうな感じですね。 「オトメ*ドメイン」体験版。第1弾&2弾をプレイ。両方合わせてもそれほど時間はかかりません。4時間程度。 シナリオがNYAON氏である時点で購入確定だったので試さなくても良かったのですが、4月は1本しか購入していない関係で時間があったということもあり、試してみました。 第1弾は雰囲気掴みのキャラ紹介編といったところ。印象的なイベントを各ヒロインひとつずつ用意してあります。これはホントにあっという間に終わります。 第2弾は世間的な意味で普通の体験版。導入部からきちんと始まって全ヒロインとの出会いをこなしてイベントを少し、くらいの内容。他にタイトルから別枠でHシーンもひとりひとつずつあります。ただし、一部を抜粋、くらいですが。 企画としてはわりとありがちな、華奢な主人公が女装して女子校に通う、というもの。当初はヒロインは憧れの君、くらいの扱いが基本で主人公もそれに肩を並べるくらいの魅力の持ち主でしたが、近年ではヒロインたちが総じて見た目に反して女子力皆無で男の主人公の圧勝、という図式がスタンダードになりつつあるようです。ギャップ萌えにしてもそれはどうなの? という領域に入りつつあるように思います。 今回もヒロインのひとりは部屋の片づけができない汚ギャルと呼ばれそうな娘さんですが、背景は比較的まともでしたし、主人公は生ゴミはないということを懸命にアピールしていました。ユーザーはそこが分水嶺だというのがメーカー、もしくはライターの考えなんでしょうか。個人的には現実では限りなく厳しいですね。ゲームだからまぁ、流せる、というところでしょうか。 色々なお約束が詰められていますが、あまり細かいことは気にせずに楽しめる作品になっていると思います。いつもたいがい主人公に強いクセを付加するNYAON氏ですが、今回は誰しもが織り込み済みのクセであるため、問題は少ないと思います。単純にジャンルの好き嫌いと言っていいでしょうから。 しかし、今回はミドルプライスということもあってヒロインは3人ですし、ボリュームもあまり期待できないでしょう。Hシーンにも同様のことは言えそうです。主人公もヒロインのひとりだよ! と本気で言えないと満足度においてはほどほどになりそうな気がします。 もうしばらく前ですがSQUEEZの新作が発表されました。タイトルは「炎の孕ませおっぱい☆エロアプリ学園」。原画家変更、ライターも変更でしかも、6人制。でも、企画はいつもと同じ。どう考えても前作「「炎の孕ませもっと! 発育っ! 身体測定2」の売上や中身が色々とアレだったからでしょうか。 もう少し前からそうですけど、「炎の孕ませ」シリーズ以外は出せない空気になってしまっているように見えますね。「どっぷり中出し学園戦争」なんて最初はシリーズものの予定だったのに。 どうもここ数年、SQUEEZは良くなってくると調子に乗りすぎるのか、ユーザーのニーズと大きく離れたものを出してしまってまたやり直し、というサイクルを繰り返しているように感じます。前回は東京都の問題もあったとはいえ、「Let’s怪盗! ヌすみ系!?」なんかがそれでした。次の「炎の孕ませ」シリーズのファンディスクみたいなのもやや微妙でしたが、その次の気合いの入った「炎の孕ませおっぱい乳同級生」で持ち直し、「炎の孕ませ乳(パイ)ドルマイ☆スター学園」まで粗はあれども良い流れだったのですが、前作でまたやってしまった感じです。 個人的にはゆいび氏がとても良い感じで成長していただけに次回作で捲土重来して欲しいところ。 閑話休題。 原画のでらうえあ氏はエロ漫画家さんのようです。ちょっと特徴ある胸のラインを描かれる方なので好悪が分かれるかもしれません。キャラクターはメイン12人にサブ18人で合計30人ということでシリーズのデビュー作に近い雰囲気になるのかも。 発売はまだ2016年としか書かれていないので早くても夏以降でしょうか。その場合でも前作から1年半があくことになりSQUEEZにしてはかなり長いですね。期待半分不安半分で待とうと思います。 |
2016年5月27日(金) |
テックジャイアン7月号 |
迷家-マヨイガ-7話。主人公を囮にして諸悪の根源を誘い出す。ってなんかえらい傾き具合ですね。いつの間にか残ったメンバーはマインドコントロールされた、くらいの強引さにびっくりです。しかも、見ている側の実感としては登場人物の頭の悪さの方向ばかり強調されているように見えてどうしようもないような感じ。やはり、人数が多すぎるのではないでしょうか。もう途中退場した人間のことは完全スルーですもんねぇ。扱いきれていないようにしか見えないですよ。 キズナイーバー7話。なんとも脚本家の実績を思い出すようなエピソードでした。途中の1話としてはほぼ同じでしたよね。最重要テーマではないので続きはないですけど。当然ながら細かい部分はわからないので感情移入はちょいと難しいものになってます。 胸の痛みは磯臭い、ってな感じで標語のようになってどうにか消化。シリアスを吹き飛ばすにはやはり笑いですね。 マクロスΔ8話。これまで数話に渡って溜めてきたフレイヤの覚悟と想いが問われるエピソード。何のために歌うのか、マクロスにおいては非常に重要な要素です。みんなその答えを出してきました。フレイヤはやはりハヤテがいなければ化学反応が起きないのか、色々と吹っ切るのが難しいご様子。これは揺れる出来事があると今後も続いてしまうのでしょうか。 しかし、やはり得心がいかないのがフレイヤと空中騎士団の断絶っぷり。あまりにも基本的な思想が違いすぎます。空中騎士団が普通ならどうやってフレイヤは今の感性でいられたのでしょうねぇ。そのうち説明が出てくるのでしょうか。 死神さんはすでにヴァール化が進行していてすでに限界も近い? ワルキューレの歌が効かない理由があるのでしょうか。 クロムクロ8話。あっさりクラスメイトは無事でした。まぁ、そうでないと色々とね。 ヒロインの家出がとてもわかりやすくて好印象。日常芝居の良さで立場の違いを語るのもうまかったと思います。課題の呑気さが活きてしまっている感じなのでやはり狙っている部分が多いのでしょうね。家出第2弾の城跡探索がメチャメチャ気合いの入ったフィールドワークの格好で面白かったです。やはり、子供の頃、お父さんに鍛えられたのでしょうか。 甲鉄城のカバネリ7話。癒しのようなエピソード。七夕で短冊にみんなの夢を語って、と次以降が恐ろしくなるフラグを積み重ねていきます。そこへ噂の兄様が登場、と。うーん。嫌な予感しかしません。 今週のお買い物は予定通りに「サクラノモリ†ドリーマーズ」と「見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS」の2本。まぁ、ヨドバシで予約しているので追加はあっても欠けるはずはないんですけど。全額払ってますからね。 まだインストールのみですが、ちょいと不穏な現象も。前者はウインドウズ7だと「セーブはできない」、みたいなコメントが最初にいきなり出て怯んだり(結局、問題なくできましたが)、後者は同ブランドではすっかりおなじみになりつつあるアペンドパッチ(ひなみんルート)の開始が6月24日予定だったり。しかし、これは開発の遅れなんでしょうか。よく調べていなかった私からしたら驚きで、これって人によっては5月は買い控えるんじゃないですかね。少なくとも、予算的に他に欲しいものがあるならそっちを優先した方が、というぐらいの条件ですよ。そそくさとクリアしてしまえば1ヶ月待たされるわけですから。個人的にもこれによって「サクラノモリ†ドリーマーズ」から始めよう、と思いましたし。 ついでに来月のお買い物も予約してきました。「オトメ*ドメイン」と「プラネットドラゴン」の2本。珍しく他に迷っているものもありますが、この2本は取りあえず確定ということで。 テックジャイアン7月号。 「スキとスキでサンカク恋愛」ASa Project:ちょっと前作の出来からして心配になるASa Projectの新作。タイトル通り三角関係、それも2つものがテーマなようです。しかし、今回はシナリオだけではなく、CG面もやや不安な仕上がりを感じさせます。どうも地味なキャラデザが過去にないほど特徴に乏しいように見えて普通に心配です。冬発売予定。 「はるるみなもに!」クロシェット:しんたろー氏が原画を務める新作。今度は神さまものだそうで。それはともかく、相変わらずの美しいCGには恐れ入るばかりですが、前作の「プリズム◇リコレクション!」から最低でも3年半以上。すでにオリンピックレベルの発売間隔になりそうです。どうやら3人目の導入はそういうことのようですが、こだわりはわかりますけど、さすがに時間をかけ過ぎでは。冬発売予定。 |