ぼて娘描き方《理論編》

(暫定バージョンです)

(1)前提条件

1.同志であること(当然ですね)

まず、煩悩がなきゃ始まりませんフツーのキャラが描きたい人は、こんなコーナー読む必要ありません

2.女のコの顔が描けること

ここでは、普通のキャラと共通である「顔」は説明してありません
どーしてもという人は、コラージュ(ほかの絵からの貼り付け)でも構いませんが
版権がうるさいので、「マンガの描き方」とかを参照にして、なんとか描けるようになっておいてください

(2)確認

ここでレクチャーするのは、あくまで“Alわーるど”の「ぼて」です。妊娠やガス・液体などによって、“まぁるく”膨らまされた女のコです。異物挿入や人体改造で、あれこれボコボコと追加された娘を書きたい人には参考になりません。ご注意ください

(3)理論(と、ゆーほどのものではないケド)

膨腹には、「子宮膨腹」と「浣腸膨腹」がありますが、Alは外見的には区別していません

※昨今の鬼畜系HPでは浣腸系が主流ですが、
 Alは「ぼて娘」の基本は“子宮”妊娠および子宮膨腹が
 基本と思っています (あくまで個人的意見です)

1.「ぼて」は“追加”ではなく“拡張”

よく「爆乳」を描く時のデッサンで、胸のところに球体を着けるように描く事があります。
比較的人体の中で独立したパーツである「胸」ならばそれでもいいのですが、
「ぼて」の真髄である「腹」は胴体と一体化しています。
膨腹は、あくまで胴体の一部である「腹」が膨らむのです
「オナカが風船の様に膨らむ」であって「オナカに風船をくっつける」ではありません
次章の説明とかぶってしまいますが、子宮も腸も胴体内では、かなり奥(背骨寄り)のパーツなのです。

コレは極端だけど・・・→

2.膨腹の位置

子宮の位置ってご存知でしょうか?胴体内のかなり下の方に有るんですよ腸の位置だって、意外と低いです。鳩尾からヘソの間は胃が占めています。
つまり、ポイントは「下腹部から膨らむ」という事です。
この基本を忘れて描かれたキャラは、「ぼて」ではなく「でぶ」になってしまいます (太鼓腹ってヤツですね)
もう一度いうなら、「ぼて娘の腹は、ヘソより下側が膨らむということとです。
あと、海外のHP(Inflatと言うらしい)で見られる手足がなくなって全身が球体の様になった絵がありますが、これでは、皮膚の下に空気を入れているようなもの、これは「ぼて」とは言えません (ラバースーツで、そーゆーのがあるそうですが・・・)

3.骨格を忘れない

「ぼて」初心者(笑)によくあることですが、オナカを巨大に描いたはいいが、その分胴体が長くなってしまったというケースが意外と多くみられます。
これは、骨格のことを考えずに描いてしまった事による現象です。
実際、アニメ絵・マンガ絵では、少々の骨格無視はディフォルメとして当たり前ですが、これがあまり極端だと、“へんな体形”になってしまいます。
「ぼて絵」で注意する骨は「背骨」「肋骨」「骨盤」の3つだけですが、3つのうちの「肋骨」「骨盤」の2つは、参考程度にしておいてください。(Alも厳密にやってません)

・背骨
 胴体の長さを決定する骨です。これだけは、無視してはいけません。
 単刀直入に言うと、ポイントは2つ
 @背骨は伸びない
 A背中側は膨らまない

 この2点に注意すれば大丈夫です。

・肋骨&骨盤
 胴体内では背骨の上下にあり、膨腹の元を挟んで支えています
 この2つは、多少変形(ディフォルメ)させても、無視しなければ良い程度でしょう
 Alも「超ぼて」を描く時には、ほとんど無視しています。

注意点としては、
 肋骨:鳩尾より上は膨らまない
 骨盤:尻など、後側は膨らまない(尻自体が膨腹とは別に大きくなるのは構わない)

4.重力は、ディフォルメ対象

液体や胎児で膨らんでいる場合、当然そこには“重さ”があります
オナカは当然まん丸の球体ではなく、下膨れの涙滴形もしくはタマゴ形になります
もっとも空気などの場合は重さはありませんが、それらしいのでAlはやや下膨れにしています
ただ、ガス膨腹の場合で風船の様に浮かばせたりする場合は浮力を考慮してますが
しかし、ちょっと待ってください。リアルなだけが良い絵なのでしょうか?
人体の比重は、ほぼ1です(水に浮くのは肺の中の空気のためです)
1リットルで1kg、寸法にして10cm×10cm×10cm、10cmのサイコロ大で1kgです。
実際にちょっとオナカが大き目の妊婦さんで体重は10kg近く増えます
ましてや、煩悩の詰まった“超ぼて”となると・・・・

重さの実感のわかない人のために、ひとつ実験を提案します。
@ゴム風船を用意します(大き目が良い)
A自分をキャラに見立てて、煩悩に合う大きさまで膨らまします。 この大きさを覚えておいてください
B一旦、空気を抜いて風呂場(濡れても良い場所)に行きましょう
C先ほど(A)の大きさまで、水(ぬるま湯)を入れてみてください
 この時、自分のオナカの辺りに抱えたまま膨らますともっと良いでしょう。

・・・さぁ、重さはどうでした?
 多分、目的の大きさまで膨らむ前に、破裂してしまった人もいる事と思います(笑)
イラストの様な「ぼて娘」は、リアル指向を厳密にやると、立つ事はおろか、存在する事もできないのです。
ここはひとつ、腹の重量はディフォルメと割り切ってしまいましょう
胸は重量感たっぷりでも良いですが、オナカの重量はちょっとウソついてしまいましょう。
まぁ、どーしてもって言うんなら、リアルに垂れ下がりまくりのを描いてもいいんですが・・・(かわいくないよー)

5.制限の多い「ぼて娘」

爆乳とかも含め、“身体拡張”系のディフォルメをされたキャラには、イラストにする上での致命的な欠点をもっています。
それは、構図に制限がかかる という事です。ある程度以上の「ぼて娘」は、

・・・・・等々、不自由な問題点が出てきますが、18禁イラストを描く場合、
一番の問題点は、
局部と顔の同居が難しい 事でしょう
顔が見える角度ですと、基本的に局部は(よほど上付きでもないかぎり)オナカ等に隠れてしまいます。
かといって、少し下から呷るようなアングルとなると、今度は顔が隠れてしまいます。
顔と局部、両方を表現できる構図は、おのずと決まってしまいます。
これでは、すぐにワンパターン化してしまいますね
もっともAlは「局部なんて見え無くても可」なのですが、(あるイミでアブナいかも・・・)
一般的には、まだまだ「局部」にこだわる人が数多く、無視するわけにもいきません。
なんか良い方法無いですかね?(ちと消極的)

6.表現と煩悩の兼ね合い<参考までに>

ある程度以上のサイズの「ぼて娘」は、まったくといって良いほど“想像上の産物”です。 (実在するなら、ぜひともお会いしたい!)
ですから、設定では胎児だガスだと言ってはみても、実際の中身は描き手の煩悩 なのです。
煩悩の量に比例してサイズも増大し、どんどん膨らんでいきます・・・ん〜萌え〜(笑)
しかし、ちょっと待ってください。
煩悩をたっぷりと注ぎ込んだ後の「はぁ〜、スッキリ」の状態で、キャラを見てください。
冷静になってから見ると、「なんじゃこりゃあ!人間の原型とどめてないじゃん!」ってなコトに・・・
自分専用のオカズ絵(爆)ならまだしも、同志とは言え第三者の見るイラストがコレではいかんわな・・・って、コレは、Alのコトだったっけ(苦笑)
・・・ま、さておき、「ぼてフェチ」の同志であるのなら、ペッタンコよりは大きいほうがイイとゆーのは、当然の話だからと言って、人間に見えないものでは“本末転倒”です。
“煩悩”と“らしさ”の兼ね合いが難しいところですね・・・・
まだ、こうすれば良いという答は見つかっておりません
これは、各人に課せられた課題のようなものだと思います。
もし、“らしさ”を失わない“ウルトラ超ぼて娘”が描けたならぜひともAlにも見せてくださいね!

最後に


細かい事は気にするな!理屈は後からついてくる!シチュエーションは大切だ!
画力もデッサンも、煩悩にはかなわない!破裂するまで注ぎ込め!
思いっきり描け! 遠慮は厳禁だ!!
・・・・・「破裂寸前の美学」を共に

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