喜多方
喜多方市字寺町4753
0241-22-6268
喜多方
10/AAA
96.11.5
麺は朝日屋製麺製で、喜多方としてはややストレート気味の多加水偏平麺。コシもしっかりしていてスープの絡みもよい。スープはトンコツベースで魚系のかなり強いあっさりタイプ。タマネギなどの野菜からもだしをとっているようである。塩ラーメンだと、魚の生臭さが表面 に出てくるのでこれが苦手な人は塩を避けたほうが無難。チャーシューは脂の少ないばら肉でかなり薄味の煮ブタ。スープとの相性が抜群でバランスが非常に良い。店内にはラ博からの感謝状が置いてあり、ラ博店閉店が不本意な撤退ではなく、胸を張って故郷に戻ったことを感じさせる。96年12月には市内の別 の場所に移転する予定。
喜多方
横浜市港北区新横浜2-14-21
045-471-0943
新横浜 火曜
11/特AAA 閉店
94.8.8
ラーメン博物館の地方店の中では一番空いている。しかし、その実力はすばらしい。まず、なんと言っても麺がよい。喜多方のチェーン店は東京にも数多いが、これらをもって、喜多方ラーメンと思っていた私は、初めてここのラーメンを食べたときに非常に驚いた。そして、スープも程良くこの麺に絡み、いい味を出している。普通 の醤油味もいけるが、塩味がまた絶妙。チャーシューが薄味で、ラーメンの中で自己主張しないのも良い。ただ、周辺の個性の強い店に押されてしまい、博物館の中では十分にアピールできないでいる。東京で食べることのできる喜多方ラーメンの中では最高峰ということができるだろう。
横浜
十日市場
5/BAC
98.12.4
豚骨ベーストリガラブレンド醤油味の横浜ラーメン。おろしショウガが机の上に見あたらないので純粋な家系ではないのかも。スープは脂分が程良く乳化して、なかなか飲みごたえがある。「味濃いめ」指定だとかなりしょっぱくなるので注意が必要。麺は太めの家系タイプ。かなり固めだが、もともと太さがあるのでちょっと歯ごたえがありすぎる。スープの絡みは悪くない。チャーシューは家系のような非常にまずいものではないのだが、別
に誉めるほどのものでもない。まぁ、横浜ラーメンとしては標準以上ではあるが、わざわざ食べに行く価値があるかは疑問。
喜多方
喜多方市豊川町堂畑1200-1
0241-23-1695
喜多方 月曜
5/BAC
96.11.5
喜多方としてはやや珍しい味噌を出す店。麺は小西製麺のコシのある多加水麺だがスープの絡みは今ひとつ。スープはトンコツベースで和風だしを加えたもの。味噌味はだしが味噌の塩気に負けてしまっているが、いやみのない白味噌仕立てでそれはそれで十分においしい。チャーシューは硬めのばら肉の煮ブタだが、喜多方系にありがちのまずいもの。喜多方市の入り口にあるので「まずは一杯」といった感じか。
東京西部
地図はこちら
4/BBB
2002.10.23
麺はコシがなくて食感的にはソーメンみたい。スープの絡みは問題ないが、どうも満足感がない。スープはトンコツベースの醤油味で和風だしを強めにきかせたもの。いわゆる東京西部ラーメンだが、中華風という感じもする。あまり旨味が感じられず、トッピングのネギやカイワレぐらいでスープのバランスが崩れてしまう。チャーシューもまぁ、悪くないといったレベル。全体を見ても大きな欠点は見当たらないが、これなら神楽屋、こましょうといったお店の方がずっとお薦め。
横浜
鴨居
1/BCC
94.3.25
吉村家、六角家からのれんわけした店の一つ。しかしながら、麺も今一、スープは正直言ってまずい。評価できるものはほとんどなく、横浜ラーメンの名を汚すものである。一層の精進を望む。
3/BBC
2003.6.15
麺は太めで微妙によりの入ったほぼストレート麺。麺固め指定だった甲斐があったのか、腰はそこそこ。スープの絡みもまぁまぁ。美味しいといっても良いもの。スープは家系の標準的なスープで、個人的な好みはもうちょっと鶏がら寄りなんだけど、これはこれで悪くない。もうちょっと塩気が抑え目だと良いかな、と思うので、いまだかつて家系ではやったことがないけど、「味薄め」指定だと良いのかも。ま、なんにしても、このスープなら満足。チャーシューも家系の標準。つまり、まずい(^^; どの要素をとってみても、家系の標準を超えるものはないけど、家系の標準に達していないものもない。家系の標準レベルといったところだろう。
横浜
横浜市中区長者町7-117
045-251-0855
関内 無休
2/BCB
97.7.14
麺はやや細めのストレート。ピカ一みたいな感じのルックスのものを中華鍋で丁寧に茹でている。麺の質自体はAがついてもおかしくないものだが、スープが薄いために絡みが悪く、評価を落としている。スープはトンコツベーストリガラブレンドの横浜タイプだが、野菜や魚の旨味も多少感じられる。ちなみに家系を食べなれている人間にはかなり薄めに感じる。チャーシューはまぁまぁ。全体的に薄味なので満足度は低い。デフォルトでも薬味のネギなどによってスープの味は死んでいるが、ニンニクラーメンにするとただのニンニクスープになる。酔っ払って味がわからなくなっていれば食べてみてもいいかも。飲んだ帰りにちょっともう一杯、という感じの店。
東京
東京都千代田区日本橋本石町
日本橋
1/BCC
96.8.20
麺は東京系にしてはめずらしい太平タイプ。若干こしがあるが、スープの絡みも悪く、特筆すべき点はない。スープはとりがらベース、豚骨いり、煮干しいりの東京系。かなり薄味でだしもいまいち。チャーシューは脂身の少ないタイプだが、教科書通 りで面白みにかける。全体的に見て、どうっていうことのないラーメン。いつも店の前にタクシーがならんでいるので隠れた名店かと思ったのだが・・・・・。
8/AAC
独自系(九州風)
表参道
1999.10.11
麺は加水率高めの平打ちタイプ。喜多方などで良く見かける系統。若干スープの絡みが甘い気がするが、スープが濃厚で味も濃く、それほど気にならない。コシは十分合格点。スープは牛骨がメインらしいが、豚骨との違いはそれほど明確でない。これはトリガラがかなり強めに効いていることによると思われる。タイプとしては天一などに近い濃厚タイプだが、それらに比較するとややあっさり目で、後味もすっきりしている。チャーシューは味付けは悪くないのだが、素材が悪くて今一。無化調を標榜する店の中では健闘している部類だと思う。しかし、一生懸命「無化調」を主張するなら、テーブルの上にあるおろしニンニクなどにも気を使って当たり前。ここら辺が出来てないところが「まだまだ」という感じ。
東京
新宿
2000.4.23
2/BCC
麺は中位の太さの縮れ麺。透明感のある、生麺インスタントラーメンを思わせる見た目だが、食べてみるとそんなに悪くない。コシがあるというよりはちょっと固い感じ。スープの絡みもまぁまぁ。スープは鶏ガラベース豚骨ブレンドの醤油味。野菜がかなり色々と入っているようで、その甘みが好みの分かれるところか。こってりとあっさりの2タイプが用意されているが、こってりを食べてみても油膜が張っているだけで、そんなにこってりしている感じではない。ただ、この油で味がぼけるので、恐らくあっさりの方が美味しいと思う(未食)。チャーシューはまずい。
東京
新宿区荒木町3-19
03-3359-4189
四谷三丁目 日祝
7/BAA
96.10.17
スープはとりがら主体トンコツブレンドでニンニク、タマネギなどの野菜を加え、おそらくはショウガでにおいを抑えたもの。醤油味は和風だしを加えているような味で好感が持てるが味噌はだしの味が殺されて今一。ダブルスープ(死語?)を用いているようで、客の顔色を見て配合を変えているふしがある。麺は醤油味は細麺縮れタイプでコシがあり、スープの絡みも良好。味噌味は太麺縮れタイプでこちらも独特の食感を味わえる。麺固めにすると細麺の方はだれるのを防ぐためかわざとスープをぬ るめにするようである。チャーシューも醤油と味噌で変えているようで、醤油味には硬め、脂少な目、味噌にはばら肉の脂多めタイプ。味噌味だとABC 5/13であり、絶対醤油がお薦め。一つ一つに細かい気配りがされており、その姿勢にも好感が持てる。
種類:九州
場所:駒沢大学【GPS情報】
評価:5/ABC
2004.6.16
コメント:
麺は細めだが、九州系としては太い部類。コシ、スープの絡みは良好。九州系の麺にありがちなかん水臭さもない。スープは二種類が用意されているが、今日食べたのは通常のしょうゆ味タイプ。白濁したトンコツ白湯で、ややあっさりした感じ。ちょっと食べて「随分薄い味付けだな」と思ったが、ふと気がついて良く混ぜたらきちんとした味付けになった。「良くかき混ぜてから食べましょう」がこの店の隠れノウハウのようだ。チャーシューは九州系の標準的なもの。別にまずくはないが美味しくもないので、わざわざトッピングで追加する必要はないだろう。
ちなみにちょっとスープを飲ませてもらったにんとん(にんにくとんこつ)はノーマルよりこってりしていてにんにくがたっぷり入っていたが、ちょっとくどい感じ。ノーマルの方が個人的にはお勧め。
九州
藤岡
1/BCC
2002.2.24
麺は細めのストレート。スープの絡みは良いが、細麺なんだから当たり前。ちょっと軟らかめでコシが足りない。スープはトンコツ白湯タイプ。どうして藤岡で九州ラーメンなんだか不明だが、味自体は確かに九州風。ただ、味が薄くて旨味もない。トッピングが色々あればまだ調整可能なんだけど、そういうアイテムも不在。チャーシューはまずくはないけど美味しくもない。
東京
日本橋本町1-3-3
03-3241-4556
三越前
1/CBC
95.12.14
日本橋のまちなかにある中華料理屋。何故か有名。いたって普通の中華そばである。スープはトリガラ中心のどうといって特徴のないもの。麺はコシが弱く、水準が低い。チャーシューは昔なつかしいそとまわりが赤くなっている奴であるが、これもまずい。全体的に低いところで良くまとまっており、全くすすめられない。
大勝軒系(東京トンコツ?)
牛久
場所はここらへん
2004.5.14
9/AAB
麺は中位の太さの微妙にねじれているもの。固すぎず、柔らかすぎず、の食感が絶妙。スープの絡みも適度で、非常に完成度が高い。スープはトンコツベースの醤油味で、背脂が浮いている。分類すれば東京トンコツだが、大勝軒系といっておいて良いだろう。食べ始めた直後はややしょっぱ目ではあるが、非常に美味しく感じる。だんだん舌の感覚が麻痺してきて、物足りなくなってくるのだが、そのタイミングで豆板醤やお酢を入れるとまた違った楽しみ方が可能になる。これまた完成度が高い。チャーシューは普通の煮豚ではあるが、味付けはスープとのバランスが取れていて十分楽しめる。肉の質もそこそこで、ラーメン全体の質を下げたりするものではない。茨城県にはかなり沢山の大勝軒系の店があるが、今まで食べてきた中では一番レベルが高いと思う。
大勝軒系(?)
5/ABC
場所はここ
2003.4.28
麺は中位の太さで、加水率がやや高めっぽいもの。スープの絡みが抜群に良いのが好印象。スープはこってりしているように見せて、実はかなりあっさりしたもの。東京でこのスープを出したら水が悪くて全然ダメになりそうだけど、つくばなら大丈夫みたい。要は、ベースのトンコツがかなり抑えめなわけだが、そのせいか、魚系の酸味が非常に強く感じられる。もうちょっとトンコツ寄りにするだけで随分とまとまりが良くなると思うのだが。チャーシューは悪くないが、誉める程のものでもない。麺不毛の地かと思われたつくばにひとすじの光明を見る思い。
東京豚骨
牛久
牛久市岡見2109−1
6/BAB
2003.7.17
麺は縮れて平たいもの。佐野ラーメンっぽいような気もするけど、まぁ、普通の平打ち麺かな。スープの絡みはイマイチだけど、食感は良い。スープは豚骨ベースのしょうゆ味で、東京豚骨タイプ。東京豚骨としてはかなり強めに和風ダシが利いており、さらにゴマの風味も強い。ちょっと欲張りすぎといった感もあるが、豚骨ベースのスープが土台をきっちりと支えているので楽しめる。チャーシューはやや脂が多いのが気になるが、味はなかなか。
福岡
四谷三丁目
3/BBC
98.2.12
麺は細めのストレート。そこそこコシが強く、スープの絡みも良好だが灌水臭さが抜けないのが残念。スープはトンコツベースでほぼ塩味。まず一口食べて胡椒の風味が強く感じられる。トンコツのだしもそれなりにとれているが、こうしたスパイス中心の味調整にどうも違和感を感じる。チャーシューは九州風のまずいものなので、どうしても肉を食べたい人以外には勧められない。テーブル上にはゴマ、紅ショウガ、高菜などが置いてあり、味の調整幅はかなり広いので、それなりに満足感を得ることは出来る。替玉 がないのが残念。
東京
中央区銀座8-2-16
03-3572-0438
新橋
5/ABC
96.11.18
スープはトリガラベースのトンコツブレンドタイプ。かなり薄口だが、こってり系全盛の中においては貴重な存在。麺への絡みがやや弱いのが残念。化学調味料を容認しない人にはスープは今ひとつだろうが、実際問題として適量 の化学調味料でおいしくなっている。麺はやや多加水気味の縮れ麺で太さは中位。コシがあり、微妙なもちもち感が何ともいえず心地好い。色がかなり白く、東京系としてはちょっと変わったタイプである。チャーシューだけは今一。銀座の汚い狸小路にあるが、店の中は非常に清潔で食べていて気持ちが良い。点数以上においしく感じる店で、酒を飲んだ後などにはもってこいだろう。
久留米
久留米市通外町11-8
0942-33-6695
西鉄久留米
無休
5/BAC
98.1.30
麺はやや細めでコシが強く、なかなか楽しめるのだが、カンスイ臭さがぬけていないのが残念。スープはクリーミーだがあっさりしている、長浜タイプのもの。やや薄味ではあるが、なかなか美味しい。チャーシューは店が「上質のもも肉」と自称しているがそのわりにはかなりまずいのでチャーシューメンを頼むのはお金の無駄 。
横浜
市ヶ尾
4/BBB
96.7.19
麺は丸山の中太麺。ゆで加減に問題があるのか、ややこしが足りない。また、麺の表面 がふやけてしまって食感があまり良くない。スープは豚骨だししょうゆ味の横浜系だが、これも煮込みが足りず、家系としては不出来の部類。チャーシューだけは家系の中では良質の部類であるが特筆すべきものでもない。禁煙、トッピングの種類など、家系のおさえるところは押さえているのだが、麺のかたさ、油の量 などについて注文できるかどうかは不明(ま、多分できるんだろうけど、「お好みに」とはかいてない)。横濱家と同レベルで、わざわざ車で行くほどの店ではない。
中華
中央区日本橋1-12-10
03-3271-2464
日本橋 日曜祝日
0/CCC
97.11.26
日本橋にある洋食屋さんだが、何故かラーメンが有名。1130-1300以外は店内で食べられるが、昼時は傍らにある立ち食いスペースにまわされる不愉快なルール。で、肝心のラーメンだが、まず麺がふにゃふにゃでコシがない。スープの絡みも悪く、出来の良いインスタントラーメンの方がマシ。スープはトンコツトリガラブレンドで他に野菜などから煮出しているようだが、ダシが取りきれていないので旨味が少ない。さらにトリからと思われる脂が多めのため、味がぼけてしまっている。チャーシューは中華タイプの物だがまずい。ついでながら味付けの濃いメンマもラーメンのバランスをくずしていて減点対象。はっきり言って、いいところは皆無。店は他にシチューやオムライスなどを求めてくる客もいて、昼時は大行列。さらに、立ち食いスペースも行列ということで、なんじゃん桂認定。よっぽどのことがない限り、向かいのますたにを食べるべき。「たいめいけんは凄く旨い」という人は、僕とはラーメンに対する価値観も、ラーメン屋に対する思い入れも、味覚も、全てにわたって異なるので、もうこのホームページはみる必要がないと思う。
ここまで斬り捨てればおまけみたいなものだけど、アレ系指数2、ホイホイ指数3。
久留米
久留米インターそば
4/BBB
2001.12.6
麺は中くらいの太さ。黙っていてもそこそこにコシのある麺が出てくる。スープはきちんと絡む。スープはとんこつベースの白湯タイプ。久留米ラーメンとしてはあっさりしている部類だが、なかなか美味しい。チャーシューも意外にいける。
久留米
久留米市東町34-36
0942-36-0466
西鉄久留米
月曜
5/ABC
98.1.29
麺は中位の太さのほぼストレート。長浜系と久留米系の一番の違いはこの麺か。コシが強く、やや加水率を抑えたものでなかなかのもの。スープはかなり豚臭く、非常に期待したのだが、実際に食べてみると非常にあっさりしている。トンコツ中心のスープなので仕方ないこともあるが、もうちょっとこくがあって欲しい。B評価はかなり甘め。チャーシューは非常にまずい。いわゆるチャーシューのまずい九州系ラーメンのお手本。
八戸(らしい)
新横浜
5/BBA
2002.12.4
麺は中くらいの太さの平たいタイプ。スープの絡みはまぁまぁだが、 コシがほとんどない。佐野実氏のプロデュースとのことなので、彼の方針が色濃く出ているのだろう。スープはトンコツ鶏ガラブレンドの醤油味。やや高めの温度で煮出しているようだが、やや旨味にかける印象なのは無化調蘊蓄系にありがちな味。これも佐野さんの色が濃い印象。チャーシューは色々な種類のものが入っていて、それぞれがそれなりに美味しい。しかし、このチャーシューメンが入場料込みで1750円というのは如何なものか。ま、コストは僕の評価には無関係なんだけど。
種類:中華
場所:名古屋【GPS情報】
評価:4/BB-
2004.10.26
コメント:屋台感覚のラーメン屋。見るからに期待できない感じなのだが、それはそれで楽しめるから不思議。
麺はやや細めの縮れ麺。インスタントラーメンっぽいものだが、意外とちゃんとコシがある。スープは今ひとつ絡んでこないのだが、まぁまぁ。
スープはトリガラベースのピリカラ。赤くないタンタンメンといった感じで、ひき肉がごろごろ入っている。このスープもこってり感とか、深みとか、そういったものは全然ないのだが、味付けだけできちんと食べさせるから不思議。
今回はチャーシューメンを頼まなかったので、チャーシューは未評価。絶品です、とは言わないけれど、また食べに行こうかな、と思ってしまう。
東京
田園都市線市ヶ尾駅から南西に坂を下ったところ
045-971-7089
市ヶ尾
4/BBB
97.8.24
とりがらベースに和風だしの返し、かなり蕎麦に近い風味だが、一応東京系か。味が薄いためちょっと物足りないが、調味料としておいてあるのがコショウのため、調整する気にならない。多分七味のほうがマッチすると思う。麺は手打ちの太平麺で、かなり堅め。歯ごたえを楽しめる、という点ではなかなかだと思うが、コシが強い、というよりは堅い、といった感じ。チャーシューはほとんど味付けをしていない煮豚。薄味のラーメンには調和しているし、悪くない味だが、絶賛するほどのものでもない。職人気質の親父さんも好感が持てるのだが、わざわざ食べに行くほどのこともないと思う。
久留米
千代田区飯田橋3-11-30
03-3239-5274
飯田橋 日祝
6/ABB
94.6.30
だしはトンコツ中心でとっているようだが、醤油味というよりは塩味である。いわゆる久留米ラーメン。この手のラーメンは東京では数少なく、貴重な存在である。ぎとぎとしたトンコツラーメンはちょっと、という女性客が多い。スープはかなりあっさりしていて薄口であるが、小口ネギが乗っているあたりで九州を感じさせる。難をいえば、麺が時間がたつとともに柔らかくなってしまい、コシがなくなってしまうこと。コシのある麺が好きな人は「麺堅め」での注文が必須だろう。営業時間は1130〜1400、1700〜2100だが、夜は麺がなくなり次第しまってしまう。2000には行っておきたい。
九州
飯田橋(地図)
4/BBB
2002.5.20
麺は中細の縮れ麺。九州系のスープには今ひとつマッチしない感じで、コシも今ひとつ。スープは良く絡む。スープは豚骨ベースの塩味。表面 の脂で食べている最中は気がつかないが、口の中にいつまでも味が残ってしまうくらいに味が濃い。チャーシューは味付けは良いのだが、肉の質が今一歩。まぁ、九州系なら及第点か。前に食べたときに比べると麺は質が落ちて、スープは質が上がった感じ。
大勝軒系
つくば
1/BCC
2004.4.9
麺は太めのうどんのようなタイプ。いわゆる大勝軒系のもので、何かマイナス要素があるわけではないが、プラス要素も特にない。スープはトンコツベースのしょうゆ味。つくば界隈には大勝軒系の店が非常に多いが、この店は味に深みがなく、かなり薄っぺらい印象。チャーシューは素材を生かしたものだが、まぁ悪くないといった程度。全体としてのまとまりはあると思うが、この周囲にはもうちょっと出来の良い大勝軒系の店があるので、この調子だと苦戦もやむなしといったところか。
一二三系
横浜市港北区新横浜2-14-21
045-471-4679
新横浜 火曜
6/ABB
97.3.28
麺は中細のほぼストレート。そば粉をいれているそうだが確かにそば的な風味と食感。食べ始めはさっくりしたコシがあるのだがだんだんと切れ味が悪くなる。スープの絡みはまずまずだが、AかBか、非常に迷うところ。スープはトンコツベースのややこってりしたもの。鳥などもかなりこだわっているそうだがめんめんと同様、こだわりが空回りしている感じを受ける。合成調味料をいれてないために旨味がなく、好みが別 れるところ。僕は物足りない。チャーシューはかなりスパイスの効いたタイプで、嫌味になるぎりぎりのところ。スープが薄口のため、ラーメンの中では浮いてしまっている。全体として素材同士が喧嘩してしまい、薄味のスープがそれを包みきれていない印象。とにかくあのチャーシューメンで1200円はいくらなんでも高額(^^;。
東京
八王子市中町4-2
0426-42-5450
八王子 水曜 第三木曜
1/BCC
97.10.30
麺は中位の太さの縮れ麺。自動麺茹で機による調理にはかなりの不安を感じるが、まぁ、許せる程度の質。スープはトリガラベース、トンコツブレンドのダシに魚系の返しによる東京風。ダシが薄く、麺にも絡まない。チャーシューは非常にまずい。ほぼ風林火山認定。アレ系指数2、ホイホイ指数1。
種類:東京西部
場所:東久留米
評価:3/CAB
2004.11.8
コメント:麺は中位の太さで弱めによりが入っているタイプ。スープは良く絡むのだが、とにかく茹ですぎ。丁寧に作っているのは良くわかるのだが、丁寧すぎて時間がかかってしまっている様子。もうちょっと手際よくやらないと全てが無駄になってしまう。惜しい。麺固めの注文が可能なので、次回は麺固めで頼むことにしようと思う。
スープは白濁系のトンコツ醤油味。魚系のダシが強めに効いている。正直、もうちょっと動物系のダシが前面に出てくれたほうが好みだが、こういうタイプが好きな人も多いのかもしれない。やや薄味に感じる。
チャーシューは普通に美味しい。
この店、ネギ、メンマ、卵といった脇役達がなかなかハイレベル。特にメンマは久しぶりに美味しいメンマを食べた。メンマといえば石川町の奇珍楼が有名だが、そのメンマとは対極。奇珍楼はとにかく柔らかいメンマだが、この店のメンマは適度な歯応えがある。ということで、点数自体はあまり高くないのだが、個人的には今後に期待できる店だと思う。
東京
千代田区神田錦町1-4
03-3292-0046
神保町 土日祝
4/BBB
92.9.26
普通のラーメン屋だが結構うまい。ピカ一のすぐそばなのでそっちが休みの時はこっちで食べるとよい。
東京
横浜
0/CCC
96.6.3
横浜駅西口ダイヤモンド地下街の中にある「角のラーメン屋」。なにかのはずみで行列していたので食べてみたがもう食べない。スープは東京ラーメンタイプ。どうといって特徴はなし。麺はだまになってる縮れ麺。チャーシューも特筆すべき点はなし。ま、すぐそばに勝烈庵(ただし豚カツ屋)があるので、個人的にはこちらがおすすめ。
東京とんこつ
新座
2/CBB
2000.12.19
麺はやや細めのよりが入ったタイプ。かなり柔らかめで、コシが感じられないのが残念。スープは豚骨ベースの醤油味。あっさりタイプとこってりタイプがあるが、店のお薦めのこってりにすると大量 の背脂が入ってくる。味の方はきちんとダシがとれていてそこそこに美味しい。チャーシューは超厚切りで角煮っぽいもの。脂がかなり多く、好みが別 れるところだが、味はなかなか良い。
種類:東京トンコツ
場所:和光市【GPS情報】
評価:3/BBC
2004.6.30
コメント:外環道和光北ICからすぐの、畑の真ん中にある。スープはトンコツベースの醤油味で、微妙に和風ダシが効いている。東京トンコツ、東京西部、横浜のどれにも通じるところがあるが、東京トンコツが最も近い感じ。方向性やこってり具合には特に文句がないが、やや塩味が強すぎる印象。麺はやや細めのよりが入ったタイプ。ちょっとコシの点で心もとなさが残るが、大きな欠点という感じではない。チャーシューは肉の質がイマイチ。ノーマルのラーメンの他にこってり、和風が用意されているので、機会があればこちらも試してみようと思う。
九州
神奈川新町(ばしょはここ)
6/BAB
2003.8.6
麺は極細のストレート。良くある九州系の麺と思ってもらって間違いない。麺固めで頼めば腰があってなかなか楽しめる。ただ、理由はわからないけどスープの絡みは今ひとつ。スープはとんこつベースの九州系しょうゆ味だけど、他のところとの差別化は鶏のダシが濃いこと。九州系だと「とんこつ100%」を売りにするところが多い昨今、ここまで鶏を前面に出したスープは珍しい。そして、差別化だけではなく、きちんとまとめて美味しく仕上げているところが好感。チャーシューは普通に美味しいが、わざわざトッピングするほどのこともないと思う。
北海道
札幌市中央区南3条東1丁目
011-251-8224
大通 木曜
3/BBC
96.1.11
スープはトリガラベースの東京系。かなりあっさりしている。醤油味は薄口でやや弱いが味噌味だと何故か美味しい。普通 こういうスープだと味噌汁のようになってしまいがちだが、この店の場合醤油より味噌の方が美味しい。麺は中位 の太さの縮れ麺。こちらもややコシが弱く、スープのからみも今一。チャーシューはどうといって特徴のない煮豚で、別 にうまくもない。味噌味だとスープはA評価で得点は5点だが、まぁ、全体として3点ぐらいの評価が妥当だろう。
福岡
国道18号沿い、藤岡と安中の間。
8/B特AA
麺はやや細めの縮れ麺。スープの絡みは良好だが、コシはかなり劣る。麺固めのオーダーが必須。カンスイ臭さが残るのもマイナスポイントで、B評価は若干甘い気もする。スープは4種類も用意されているが、今のところトンコツベースの達磨ラーメン、達磨ラーメンパート2を既食。達磨ラーメンはさらにこってり、あっさりがあり、こってりしか食べてないが確かにこってりしている。長浜系のトンコツ白湯スープに背脂がどっちゃり。恐らくこの背油でこってりとあっさりを演出しているのだろう。替え玉 にもびくともしないこってり具合は日本でもほとんど食べることが出来ないクオリティではないか。ただ、スープの味は薄くなるので、替え玉 の時は旨味汁、高菜などで調節することが必須。パート2のスープはデフォルトでかなり塩気(醤油味)が強いので、この点も安心。チャーシューはかなり味が濃いものだが、かなり高品質。達磨ラーメンに入れるとバランスを崩すが、パート2なら全然大丈夫。全体として濃い味付けになるが、パート2にチャーシュー、麺固め指定というのがお薦めのパターン。全国的レベルの九州系と判断する。
東京
港区南青山5-9-5
03-3499-6295
表参道
4/BBB
97.12.25
おそらくトリガラベーストンコツブレンドで和風だしのかえしの東京系。さっぱり味で、今の時代の主流とはいいがたいが、味はなかなか。麺は中位 の太さの多加水系縮れ麺。コシが強いのは好感だが、スープの絡みが悪い。スープがあっさり味なので、この点はいただけない。チャーシューは別 皿で提供されるが、場所によって味にムラがあるのが難点。よい場所だと「!」と感じないこともないが、悪い場所だと「(^^;」という感じ。全体として、良い感じでまとまっている。店構えもおしゃれだし、場所も良いし、ラーメンのほかのメニューも充実しているので女性を連れて飲みに行くのであればなかなか使えそう。しかしながら、ラーメンだけで勝負するには少し力不足。
新潟(東京とんこつ?)
新潟→地図はこちら
2/CBB
2002.5.27
麺はやや太め。かなり柔らかめだけど、スープの絡みはほぼ標準レベル。別にまずくはない。スープは豚骨ベースのしょうゆ味で背脂が浮いている。東京とんこつといっても良いと思うのだが、新潟ラーメンを自称するのは魚系の和風だしが強めに効いている点か。ま、東京で同じ味で出していれば普通 に東京とんこつと認識されることは間違いない。和風だし独特の酸味が気にならないわけではないが、ま、そこそこに食べさせる。チャーシューは滅茶苦茶美味しいというわけでもないし、もの凄く個性的というわけでもないのだが、まぁ、美味しい部類。新潟県内でこれがどの程度評価されているのかはわからないけど、少なくとも東京からわざわざ食べに行くレベルではない。
福岡
大泉学園前 月曜
6/ABB
97.5.12
スープはとんこつダシの九州タイプ。きちんとした味付けで美味しい部類であるが九州系としては薄い。麺は博多系の細めんストレート。絶品と言うほどではないがそれなりにコシもあるしスープの絡みも悪くない。ぎりぎりでA。チャーシューは九州系としてはマシな部類。全体として「そこそこ」な印象だが、何と言ってもスープが弱い。初めの一杯なら問題ないが替玉
以降はみるかげもない。にもかかわらず置いてある薬味は紅ショウガとごまと業務用ニンニクだけ。高菜も旨味汁もなく、味を調整しようとすると業務用の保存剤入りのおろしニンニクをいれざるをえない点が最悪。替玉
を前提とした博多系のラーメンを看板に掲げる以上、この点が改善されなければ凡百の九州系ラーメンと差別
化は難しい。赤のれんと同じ問題を抱える店といえる。
東京
杉並区浜田山3-31-4
浜田山
03-3329-4061 火曜日
8/AAC
98.3.29
トンコツ、トリガラブレンドに強めの和風だしの返しの醤油味スープ。西東京に多くみられる典型的な東京ラーメンである。スープはもうちょっとグルタミン酸イオンの味があるとさらに美味しくなる気がするのだが、それでも高品質。ただ、煮干し・鰹節のダシの強めのスープに慣れてない向きにはちょっと抵抗があるかも。A評価は若干甘めの気もするが、かといってBでは厳しすぎる気がする。麺はやや細めの縮れ麺。食べてる最中に若干心許なくなってくるが、それでもコシが楽しめるし、スープの絡みも良い。チャーシューは食紅で色をつけた昔ながらの支那そば風で、食べる場所によってはなかなか美味しいのだが、そうでない部分も少なくない。わざわざチャーシューメンを頼むほどのレベルではない。ちなみにエビワンタンがなかなか美味しいのだが、エビワンタンメンをオーダーすると、ワンタンに含まれる水分でスープがかなり薄まってしまい、スープの味を損ねる。こうした商品を提供するのであれば、返しを濃い目にするなどの工夫が必要であろう。初めて食べる人はもちろんだが、この店で本気でラーメンの味を楽しみたいと思うなら「支那そば」を注文すべき。別 皿でワンタンが頼めるのであれば良いのだが。
千代田区三崎町2-15-10
水道橋
土曜
4/BBB
98.4.27
麺はやや細めの縮れ麺。やや加水率が高めで雰囲気としては喜多方の麺を細めにしたような印象。コシはそこそこ、スープの絡みもそこそこで好印象。スープは辛味があるのでよく判らないのだが、トリガラベースで豚骨ブレンドの塩味スープが下地か。これに四川風の味付けをしている。若干ダシが死んでしまっているが、タンタンメンとしては上出来の部類。チャーシューはなかなか美味しいのだが、ほとんど味のない煮豚のため、丼の中で生きてこない。四川風でなく、普通 の喜多方風としてラーメンを出せばそこそこのレベルかもしれない。ちなみにはしご@銀座とか、赤坂四川飯店のタンタンメンと比較すると全然勝負にならない。