しぇからしか

熊本

港北ニュータウン、近藤家のそば

仲町台

3/BBC

97.8.24

スープはとんこつベース塩味の九州系。あっさり、こってり、超こってりの3種類があるが、超こってりでも単独ではこってりしていると感じない。こってりと食べ比べて、「ああ、こってりしてるのかな」と感じる程度。トリガラがほとんど感じられず、薄味に感じられる。テーブルには揚げニンニク、紅ショウガ、コショウ、旨味汁などがあり、それなりに味の調節は可能。麺は熊本系としては細め。あまりコシが感じられず、こむらさき@ラ博やひごもんず@西荻窪に比べれば明らかに下。桂花と比べてもこっちの方が下だろう。熊本系にしては珍しく替玉もできる。チャーシューはまずい、までいかないまでもうまくはない。店はまだ不慣れな感じが強く、店として洗練されたものがない。あと1年もすればまともになるかもしれないが、今後の健闘次第。


しおの花

函館

渋谷(場所はここ

2/CBB

2004.4.21

麺は細めのほぼストレート。コシもそこそこだし、スープの絡みも悪くない。しかし、最悪なのはかん水臭が非常に強いこと。ラーメンを口に入れるたびに麺の異臭が口に入ってくる。これでは繊細な塩のスープは完全に破壊されてしまう。細い麺でコシを追求するとこの問題が出てくるのは良くあること。九州系のラーメンではスープの力強さであまり気にならないこともあるが、この店では致命的。スープは野菜と魚系のダシを中心にした塩味。スープの味は良いほうだが、食べてしばらくすると麺からの異臭がスープに移る。チャーシューはやや肉の質に不満があるが、味付けは悪くない。


信楽茶屋

東京

鶴見

2/CAC

2000.10.27

スープは豚骨ベース、鶏ガラブレンド。醤油、塩、味噌、辛子味噌と、一通り揃っているので何はともあれ醤油を食べてみた。野菜のダシなども感じられるが、そこそこに強めに魚系のダシも効いていて、結構いける。麺はやや細めの縮れ麺。コシが今一つで、スープの絡みも今一つ。さらに熟成が足りないのか、ちょっとかん水臭い。このあっさりスープにこの麺ではちょっと苦しい。チャーシューはかなり薄味で素材を活かし、かつスープにマッチングさせようとしているのがわかるが、如何せん、素材の材質が悪い。バランスは確かにきちんとしているが、もうちょっと高くなっても良いから、良い肉を使って欲しい。


0-2/C評価なしC

2000.10.31

今回は塩ラーメンに岩のりと煮たまごのトッピング。スープは多分豚骨ベースの塩味。野菜のダシなども感じられるが、もともとあまり強くないスープに岩のりを入れてしまったためにスープの特色が大きく損なわれてしまった。このトッピングにして失敗。麺は先日と同様、コシが今一つで、スープの絡みも今一つ。さらに熟成が足りないのか、ちょっとかん水臭いのも一緒。チャーシューは相変わらず今一、っていうか、こんな短期間に変わるわけがない(^^;。まぁ、岩のりを入れていなかったとしても、A評価のできるスープではなかったと思う。まだ味噌も残っているが、期待薄。

 


四十雀

東京

野沢温泉

1/BCC

96.1.8

どうといって特徴のない東京ラーメンタイプ。トリガラベースのスープに中細の縮れ麺。特にからむでもなく、味が濃いわけでもないので、ラーメンと呼べるレベルにはない。チャーシューも大したことはなく、一杯飲んだあとの仕上げ程度のものである。


四川飯店

中華

千代田区平河町2-5-5

03-3263-9371

永田町 無休

4/BB-

97.7.29

言わずと知れた料理の鉄人、陳建一の店。四川の店だからタンタンメンを食べてみたが、独特の酸味のあるラー油入りスープはなかなか。ゴマが強めに効いていて、他にもナッツのような豆類をすりこんでるかもしれない。麺は若干弱いが、ラーメン専門店ではないのだから仕方のないところ。タンタンメンとしてははしごにはかなわないと思うが、食べてみても決して損ではない。というか、わざわざ予約までしてこの店にタンタンメンだけを食べに行く人もいないだろうけど(^^;。ちなみに料理はデフォルトではそれ程辛くないものがかなりあるようなので、辛いのが苦手、という人でも問題ないと思う。


時代屋

東京西部

志木(場所はここ

4/BBB

2003.2.2

最近はやりの東京西部+多加水太め麺の組み合わせ。スープが今一つ麺に絡んでこないんだけど、「味濃いめ」が可能なようなので、これにすれば問題ないかも。麺はちゃんとコシがあってそこそこ美味しい。チャーシューもなかなか。ま、別 にどうでも良いんだけど、お店の外に「にぼしラーメンの素」の箱が置いてある。なるほど、この手の業務用のスープでもここまでの味が出るようになったんだなぁ。恐るべし。これなら誰でもそこそこに美味しいラーメンが作れちゃうよね。


七福

北海道

札幌市中央区北5条西4丁目

011-231-6366

札幌 無休

5/ABC

95.1.21

スープはトンコツ、トリガラ、タマネギ等でダシを取っている。よくあるタイプの札幌ラーメンで目新しさはない。麺は、かなりしっかりしており、十分なコシがある。隣の店が中華料理屋で西山麺を出しているのだが、ここはどうやら違うものらしい。中太の縮れ麺で、これもオーソドックスな札幌タイプである。チャーシューは脂身が多く今一つである全体的によくまとまってはいるが、この程度の戦闘力では札幌の顔にはなれない。まず、もう少しスープをリファインして欲しい。


知ったかぶりのブタ

東京とんこつ

白楽

1/CBC

99.2.21

麺はちょっと太めの縮れ麺。非常に柔らかく、一口食べて「もう沢山」という感じ。スープは豚骨ベースの醤油味で、背油が浮いているタイプ。そこそこダシがとれていて、及第点。これを生かすだけの麺でないのがなんとも残念。チャーシューはほとんど味のない煮豚で、まぁ、あたりさわりのない出来。


支那そば屋

東京

藤沢 火曜

7/B特AB

1997.8.1

とりがらベースのスープで、醤油味と塩味がある。がらにくわえて鳥まるごとからだしを取っており、その脂分によってこってり感がある。醤油味は魚介系の返しで味を整えているが、強すぎず、弱すぎずでそのバランス感覚は見事。一方、塩は塩分が前面に出過ぎている気がする。どちらかといえば醤油がお薦め。麺は国内産の小麦を利用しているそうで、ややコシに欠ける。店の側でもそれを判っており、卵を加えているそうだが、それでもカバーしきれていない。チャーシューは醤油にはやや固め、脂少な目タイプ、塩には脂多めのやわらかタイプが用意されている。こちらは塩のものがお薦め。店内はうるさい客はお断りだそうで、食べている最中は常に監視されているような圧迫感があるが、小声でしゃべるぶんには構わないらしい。あまり神経質になる必要もないか。塩だと評価はBAA7点。


支那そばや三軒茶屋店

三軒茶屋

東京

4/BBB

99.1.23

スープはそれだけなら「さすが支那そばや@藤沢の暖簾分け」という美味しさだが、「ラーメンのスープ」としては話が別。あっさりしすぎていて全く主張がなく、麺との一体感が感じられない。塩にすると、ネギが入ったおかげで味的には多少個性が感じられるが、もともと薄味なのでバランスが悪くなる。麺も素材にこだわってはいるようだが、店にも「伸びやすいので早く食べて」と書いてあるように、すぐにコシが失われてくる。チャーシューはまずまずだが、素材にこだわっている割にはインパクトがない。能書きを垂れたい人、蘊蓄を語りたい人(同じか(^^;?)には良いかもしれないが、「ラーメン屋」としてはとても誉められるレベルにないと思う。ちなみに、スープは最初に書いたようにとても美味しいので、多分ワンタンを食べれば、美味しいと思う。


支那そばやつくば店

東京(支那そばや系)

つくば市小田4687-1(場所はここら辺

6/BAB

2003.9.4

麺は細めのほぼストレート。スープの絡みは良好だが、これは細麺だからある意味当たり前。細い麺の真価が問われるのはコシだが、こちらは食べ始めは適度、食べ進むと緩くなる。また、かん水臭が時々感じられるのが気になる。これは麺を寝かせる時間が短いせいだと思うのだが、コシ、かん水臭と、細麺独特の欠点がそのまま出ている点はまだまだ改善の余地があると思う。スープは塩しかなかったが、鶏がらベースのスープにねぎや海老の風味を加えたもの。こちらの完成度はさすがに高く、文句なしのA評価。チャーシューは味付けは良いのだが、肉質に問題ありの印象。もうちょっと良い肉を使えないのかな、と残念に思うこと約10分。でもまぁ、味は良いからB評価でも良いか、の結論。しかし、なんで醤油はないんだろう・・・・


支那そばやラーメン博物館店

東京

新横浜

4/BBB

2000.11.11

麺は中ぐらいの太さの縮れ麺。黒小麦というのを使っているそうだが、今一つコシがなく、ラーメンとしてはやや物足りなさが残る。スープの絡みは良好。スープは豚骨ベースで塩が全面 に出たタイプ。鶏系の旨味があまり感じられず、脂がかなりきつめ。蘊蓄ラーメンの代表格的な存在だが、それぞれのダシがあまり感じられず、脂でぼやけたところに尖った塩味だけが取り残されている印象。チャーシューは薄味のスープにマッチしたもので、味もなかなか良い。


しばらく

福岡

福岡市早良区西新1-11-28

4/BBB

2002.10.26

麺は細めのストレート。デフォルトではやや茹で過ぎの感じでちょっと弱い。スープの絡みは良好。スープはトンコツベースの塩味でややこってりしているが「濃厚」というほどでもない。チャーシューもそこそこの味で全体のまとまりは良い。残念なのは辛子高菜がないこと。こってりしている分、味を濃いめに調整したいところなのだが、そのためにはゴマか紅ショウガ、うまみ汁での調整に限られてしまう。老舗中の老舗だが、10月28日に水天宮に日本橋店を開店するらしい。


渋谷山頭火

北海道

渋谷区渋谷3-13-7

03-3797-3500

渋谷

5/BBA

97.8.15

山頭火といえば都内では恵比須が超有名だが、そのお膝元、渋谷にある関連店。ただし直接の暖簾分けというほど密な関係ではないらしい。ラーメンのほうも恵比須に比べると若干スケールダウンした感じ。スープがぬるめだったり、麺が柔らかめだったりと、素材ではなく作りのほうに弱点が目につくが北海道系としてはまともな部類ではある。味噌はダシが死んでしまうのであまり薦められない。塩はトウモロコシのような甘みと風味が感じられる点が一連の山頭火系列と共通。恵比須店では限定の塩がこちらではフルタイムで食べれる点は評価できる。チャーシューは脂がやや多目だが味は良い。個人的には恵比須の山頭火のほうが上だと思う。


沖縄

飯田橋

千代田区富士見2-4-7

03-3261-0206

2000.3.13

6/BAB

麺は平たくてかなり太く、うどんみたいな感じ。ぷつぷつ切れる感じがラーメンとしては今一だが、もともとこれはラーメンではなく、沖縄そばだから仕方なし。スープの絡みは良い。スープは豚骨鶏ガラブレンドに鰹系のダシを効かせた薄目の醤油味。あっさりしている中にちゃんと旨味があって美味しい。チャーシューというよりは煮豚が乗ってくるが、これもなかなか美味しい。


しゃーしか軒

福岡

高井戸から環8を瀬田方面へ少しいったところ。外回り側。

0/CCC 見た目指数1 アレ系指数5

97.10.4

麺は細めのストレート。歯ごたえはあるが、コシがあるのとはちょっと違う。表現は難しいが、そうめんとか、ビーフンみたいな感じで、ラーメンとしてはいまいち。スープはトンコツダシの九州系。かなりあっさりしている、というかダシが取りきれておらず、まずい。チャーシューも九州系独特のまずいもの。どれをとっても良いところはない。見た目もまずそうな店構えでアレ系指数も満点。

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上海ヌードル

中華

東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-3

03-3796-1265

代々木

4/BBB

97.6.26

麺は中位の太さの多加水系縮れ麺。喜多方の麺をちょっと丸くした感じ。コシもまぁまぁだし、スープの絡みも悪くない。ただ、多加水系のせいか、ややだれるのが早い感じ。スープはトンコツトリガラブレンドの醤油味。透明感のあるニンニク、焦がしネギで香味をつけたものでくじら軒的な味わいだが、それよりは深みがなく、「絶品」と言うほどではない。チャーシューもニンニク風味の一風変わったもので味付け自体は非常に好感が持てるが、薄いのと、肉の質が今ひとつ味に負けているのが残念。プリンが美味しいし、一般料理のメニューも美味しそうなのが並んでいるので、四谷のこうやのように、食事を楽しみにしていくべき店だと思う。


じゅういち(川崎市へ移転)

北海道

白楽

5/ABC

98.11.17

麺は中位の太さの縮れ麺。かなり白っぽくて、素材的には九州系のようにも見える。コシがあって、スープの絡みも申し分ない。スープは豚骨ベース。脂が表面を覆っていて、スープ自体はかなり熱い。これはすみれを彷彿させるのだが、味的にはすみれに比較すると豚骨、グルタミン酸系の味わいがかなり全面に出ていて下品。もちろん、これはこれで個性的で面白いと思うが、好みは分かれるだろう。僕は結構好き。チャーシューはまずい。


重慶飯店

中華

関内

4/BA-

96.5.17

中華街の東門近くにある四川料理屋。その本館の料理長に無理して頼むと坦々麺が食べられるときがある。正式なメニューには載っておらず、材料があるときにだけ食べれるようだ。麺は中細の縮れ麺でやや腰が弱く、今一つ。スープはトウバンジャンやオイスターソースあたりを使って挽き肉、モヤシ、カシューナッツの砕いたものなどを炒めたもののようである。ただ、詳細は不明。スープの味ははしごに近いが、中華街の特別料理だと思うとおいしく感じるから不思議。おそらくは厨房料理なんだろうが、「私は料理歴50年だが、はじめのうちは坦々麺ばかり作っていたからすごくおいしい」と自慢するだけのことはある。


十八番

中華

神田

1/BCC

95.9.6

まぁ、普通の中華料理屋の、普通のラーメン。麺は中細。コシがあると言うよりは硬いと言った方がいい。スープはトリガラ中心でとっているが、これと言って何の取り柄もない。チャーハンやほいこーろーがおいしいのでわざわざおいしくもないラーメンを食べる必要はないだろう。


十六

独自

要町

8/BA特A

2003.3.25

非常に太い、うどんのような麺はコシが十分。しかし、茹でるのに時間がかかるため、麺の表面 はかなりとろけている。こういうのが好きな人も恐らく沢山いるんだろうし、わざとやっているんだろうけど、ラーメンとしてはどうなんだろう。僕の主観では「これはうどんではないのだから」とやや評価を落とさざるを得ない。スープは大勝軒などのつけ麺屋さんに良くあるタイプのトンコツベース和風だしやや強めのもの。味は非常に良く、全体のバランスも良い。チャーシューもどんぶりの中で全く浮くことがなく、それでいて品質も高い。うどんタイプの麺が好きだったらほとんど死角はないと思う。味とは関係ないところでコメントさせてもらえば、店が小さいのに茹でるのに時間がかかる麺を使っていて、不自然に行列が長くなってしまうのが非常に残念。


順基

東京とんこつ

駒沢大学

5/BBA

94.1.31

ラーメン銀座ともいわれる上馬地域のど真ん中、交差点近くの環7沿いにある。豚骨ダシの醤油味スープだが、味噌味もある。麺、スープともに十分なクオリティーであるが今一つオリジナリティーにかける印象を受ける。しかし、この地区では十分競争力のある店であろう。難点としては、水のかわりにジャスミンティーが出されるのだが、これが私の口に合わないことだろう。


純連(じゅんれん)

北海道

札幌市南区澄川4条1丁目

011-842-2844

澄川 日祝

11/特AAA

96.2.1

普通の札幌ラーメンはフライパンに入れただし汁の中にモヤシやタマネギなどの野菜を投げ込み、炒めた上で野菜を取り除いてスープとするが、ここは野菜を油で炒めたあとにトンコツ中心でダシをとったスープを加えているそうだ。スープの上層には5mmはあろうかという油の層があり、ラーメンからは湯気が全くでていない。しかし、麺をスープから取り出すと、もうもうと湯気が発生。下層のスープは非常に高温に保たれている。しかし、その高温の中にあっても、森住の麺は全くコシを失わず、最後の最後までラーメンを満喫できる。チャーシューはラーメンがでてきたらすぐにスープの下に沈めて、柔らかくなったのを見計らって食べると絶品。総合的にはすみれの方がにんにくが利いていて好みだが、こちらももちろん一級品である。


純連東京店

高田馬場

北海道

9/AAB

2003.8.3

麺は中くらいの太さの縮れ麺。こんなに透き通っていたっけ、と、色だけ見ると違和感があるんだけど、食べてみればいつもの森住のゴム麺。例の、高温スープでも全く問題なし。スープは豚骨をベースにしたスープでたまねぎなどの野菜やひき肉などを炒めて、そのうまみをそのまま丼に入れたような濃厚スープ。真夏に食べるのはちょっと、と思わないではないが、夏だろうが冬だろうが、美味しいものは美味しい。チャーシューは2種類のタイプが混ぜてあるものだが、どちらもそれなりに美味しい。ただ、これは北海道で食べたものに比べるとやや見劣りがする。このほか、テーブルの一味唐辛子がやや粗めに削ったもので辛味がうまく引き出されない点がちょっと気になるのだが、ま、これは付帯情報。これだけの味噌ラーメンが東京で食べられるのは幸せ以外のなにものでもない。北海道の澄川店に比べるとやや落ちるとは思うが、とにかくこれで、札幌に行っても純連以外の店に行く事ができる。(屈折した言い方)


上州藤岡ラーメン

藤岡ラーメン(?)

上信越自動車道藤岡ハイウェイオアシス

1/BCC

2001.1.28

麺はやや加水率の高い太平麺。コシもスープの絡みもそこそこ。スープは鶏ガラベースの醤油味。取り立てて評価するほどのものでもない。チャーシューはまずい。「姫ラーメン」なる味噌ラーメンもあって、こちらは海老などの海産物を豊富に使ったスープらしいが、味の方はそれほど美味しいものでもなかった。


上々

種類:横浜
場所:麹町
評価:1/BCC
2004.12.22
コメント:麺はやや細めで微妙に縮れたもの。コシはイマイチだがスープの絡みは良好。特に臭みもなく、割と良品。

スープは豚骨ベース、トリガラブレンドの醤油味。和風だしの返しで、東京西部系のような気もするが、和風だしはそれほど主張していないので、とりあえず横浜ラーメンに分類。スープには最近ありがちなゆずが入っているが、これは完全にミスマッチ。

チャーシューが最も横浜ラーメンっぽい。まぁ、ひとことで言えばまずい。


笑楽

種類:東京トンコツ(?)
場所:久屋大通【GPS情報】
評価:7/ABA
2004.10.25
コメント:麺は中位の太さでややよりが入っているタイプ。きちんとコシがあって、スープも良く絡む。

スープはトンコツベースの醤油味。タイプ的には東京トンコツに近いが、背脂は目立たない。花月のような単調さもあるが、味は花月より大分良い。ニンニクを希望の量だけ投入可能で、今回は半分入れてみたが、これもなかなかの味。

チャーシューも美味しい。

店の見た目は全然美味しそうじゃないのだが、意外と美味しかった。


初代

北海道

11/特AAA

小樽

98.4.4

豚骨ベースのスープに魚系和風だしの返しがベース。塩はプレーンな豚骨スープでダシの旨味が楽しめるがやや押しが弱い。スープを楽しみたい通な人向けか。醤油は魚系の返しがかなり強く、多少食べ手を選ぶものの、つぼにはまれば病みつきになる可能性大。味噌も適度な主張が感じられ、非常にまとまりが良い。味噌ラーメンでも勝負が出来る数少ないラーメン屋の一つ。麺はやや太目でやや固め。粘り、コシが強いというよりは固い感じがするが、スープの絡みも良く、品質は高い。チャーシューもスープにマッチしていてなかなか旨い。味噌、醤油、塩、それぞれに楽しむことができるという点が非常に好感。


しらいし

横浜

センター北

6/ABB

97.4.30

屋号に「家」はついていないが家系の流れを汲む。麺は丸山製麺の太麺。家系の他店に比較しても茹で具合、歯ごたえ、スープの絡みとも見劣りしないもの。スープはトンコツベース、鳥ガラブレンド、醤油味の家系標準タイプ。若干鳥ガラの比率が低いか、もしくは煮込みがやや甘いようで、家系の中ではすっきりした味わい。好みは別れるだろうが、僕は従来の家系風まったりタイプのほうが好き。チャーシューは口の中にいれるととろけて崩れてしまうがんこラーメンタイプで、他の家系にはない食感。これは非常に好感が持てるのだが味のほうは今ひとつ。かなりのものになるポテンシャルは秘めていると思う。


しるそばたか

京都

京都

6/BAB

98.11.1

麺はやや細目の縮れ麺。やや柔らかめだが、コシはそこそこ楽しめる。スープの絡みはよい。スープは3種類あるが、醤油味、塩味は平板。白湯が最もおすすめだが、これは豚骨ベーストリガラブレンドの醤油味で、あまり「白湯」という感じではないのがやや謎なところ(^^;。ま、それはともかく、上に書いたようにいわゆる横浜系のスープなのだが、それに比較しても濃厚で、九州系、あるいは天一にも似た濃厚スープである。これはかなりトリガラから濃厚にダシを取っているためと考えられる。まぁ、この手の味の店は横浜に来れば腐るほどあるのも事実だが、それらに比べても遜色ないし、また没個性的というわけでもない。チャーシューはそこそこの味だが、絶賛には程遠いレベル。


二郎鶴見店

東京とんこつ

鶴見

6/ABB

2000.9.19

麺は太めでかなりの食べ応え。スープの絡み、コシともになかなかの良品。スープは豚骨ベースの醤油味で、かなり調味料に頼った感じ。これは好みが別 れるところだが、個人的にはこの下品さが結構好き。チャーシューは普通に美味しかった。



城山公園横の屋台

朝霞

1/BCC

1999.8.5

スープが「札幌の味噌」「喜多方の醤油」「九州の塩」と三種類ある。これだけで、「ダメだ」という所だが、ま、食べてみないと判らないのも確かだから、食べてみた。ちなみに一番あらが目立つであろう九州ラーメンを食べた。

麺は九州系とうたっているのに何故か喜多方風の平打ち麺。まぁ、コシもそこそこ、スープの絡みもそこそこだが、インスタントラーメンのような臭みがある。スープはきちんんと豚骨を煮出したとは思えない白湯スープ。この程度ならカップラーメンでも十分再現可能。チャーシューはまずい。まぁ、一度ぐらいは食べてみても良いかな、というレベルだが、「喜多方はどうなんだろう」「北海道はどうなんだろう」という気には全くならない。


東京とんこつ

新大久保

3/BBC

96.1.17

新東京ラーメンとうたっているがトンコツダシのホープ軒系が一番近い。塩味だと背脂ラーメンでそこそこ美味しいが、醤油味になると魚系のダシが中途半端に利いてしまい、何かアンバランスなものになる。麺はホープ軒系としてはかなり細い部類であるがコシもあり、食感は楽しめる。しかし、スープのからみが悪くただでさえ薄味のスープの陰を薄くしている。チャーシューはこれといって不もなく可もないものである。注文としては醤油、味噌味よりも塩ラーメンにバターを入れるのが良いだろう。テーブルの上のにんにくを加えてしまうと味が全く死んでしまうので、絶対に加えてはいけない。


新雅

中華

横浜市中区花咲町1-2

045-231-4464

桜木町

3/BBC

97.11.3

麺は細めのほぼストレート。やや固めに感じるような食感で、コシがある感じではない。スープの絡みも今ひとつ。ただ、普通の中華料理屋なので、ここら辺に多くを望むのは逆にお門違いかもしれない。スープはトリガラベースの醤油味でかなりあっさりしたもの。いわゆる中華系のスープで個性のようなものは感じられない。ネギラーメンにするとダシ汁でネギ、チャーシューの細切れ、ニンニク等を加えて炒めているようで、なかなか良い風味である。チャーシューはイマイチだが、これも仕方のないところか。本来、中華料理屋なので、本ホームページでそのラーメンだけを評価してしまうのはちょっと反則だと思う。アレ系などの評価は避ける。

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しんきろう

福岡

福岡市中央区天神1丁目(渡辺通4丁目交差点付近)

天神

月曜

5/BBA

98.1.29

普通の焼き物などがある屋台。麺はやや細めの縮れ麺。コシが強いのは好感だがスープの絡みはイマイチ。スープはトンコツベースの醤油味だが、コク、塩気ともにイマイチ。麺とのバランスが悪く、減点対象。チャーシューは九州系にしては珍しい焼き味のついたもので単品としてはかなりGOOD。ただし、薄味のスープの中にあっては浮いた存在。

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新福菜館ラーメン博物館店

東京

新横浜 火曜

6/ABB

97.8.2

かなり醤油が前面に出たスープで、苦みがそこそこ感じられる。ダシはとりがらベースのようであるが醤油に押されてしまって今ひとつ不鮮明なのが惜しい。麺は中位の太さのストレートで、コシのある良品。ただ、麺自体にかなり味があって主張があるため、好みは別れるところか。チャーシューはモモ肉と思われる珍しいタイプだが、質がそこそこ高く、味自体もスープにマッチしているのでなかなかだと思う。開店2日目ということを考慮するとトリガラ、トンコツのダシが取りきれていない、ということも考えられるので、今後、評価が上昇する可能性もあるが、親父さんが京都に帰ってしまうと湯切りなどが悪くなる可能性もある。何にしろ、ラ博9軒目の「常設店」であるから、注目店であることは間違いない。


新福菜館河原町店

京都

四条

6/ABB

98.10.31

麺は中位の太さで、切り口がほぼ正方形の珍しいタイプ。京都には珍しくコシがあり、スープの絡みも良い。スープはトリガラベース野菜ブレンドに魚系の返し。醤油のような非常に濃い色のスープだが、味の方はかなりあっさりしていて薄味。魚系のダシを頭を取らずに取っているのか、かなり苦みが強い。一方、デフォルトでもそうなのか、チャーシューの肉からしみ出たのか判らないが脂がかなり多め。脂でごまかそうという訳ではないのだろうが、かなりぼやけた印象を受ける。まぁ、一言でいってしまえば味的には悪くないのだが、バランスが悪い、という感じ。チャーシューは美味しい部類だが、個人的にはもっと脂が少ない方が好き。


真好味

中華

中央区茅場町3-8-12

茅場町 土日

4/BBB

97.5.29

トリガラベースで魚介類系の返しを使ったスープだが、東京ラーメンと言うよりは中華系。独特の酸味があり、好みが別れるところ。あまり経験したことのない酸味なので、貝の乾物などからだしを取っているのかな、と推測している。麺は喜多方系と言うにはちょっと細めの偏平縮れ麺。若干多加水系で十分なコシがないところが惜しい。チャーシューは一見脂が少なめの硬いタイプだが柔らかくなるまで煮込んであって「硬い」という印象はない。肉の味自体は悪くないのだがこれもスープと同様に酸味があり僕の好みではない。セットにするとお粥が付いてくるが、ラーメンよりも先に出てくるので小食の人はペース配分に配慮が必要。結構行列している。


神龍

東京トンコツ(?)

上野毛

4/BBB

2001.8.25

店の一推し、コクダレラーメンはトンコツベースの塩味スープ。東京トンコツとも、横浜とも、熊本とも違うのだが、これらを3つ足して3で割ったような感じ。東京トンコツというにはちょっと背脂の下品さがないし、横浜というには鶏ガラの旨味がないし、一番近いのは熊本かなぁと思うんだけど、麺が全然熊本じゃない。ま、それはそれとして、カピタン系のスパイスにちょっと頼り過ぎな感じがないではないのだが、それをきちんと受け止めるだけの下地の強さはある。Aかな?Bかな?と散々迷ったけど、今回は様子見もかねてB評価。麺は平打ちの多加水タイプ。これは喜多方のチェーンとかで良くあるタイプかな。でも、げんこつ屋にも似てるな。で、これも意外と悪くない。チャーシューもスープにマッチしていてなかなかである。ということで、なかなか良い感じにまとまったラーメンだった。ただ、「こく醤油」という醤油ラーメンはスープがイマイチ。どうも雑味が多すぎる。こちらで評価してしまうと2/BCB。