8時出撃。今日もいい天気。取り敢えずは男鹿半島に向かう。
鵜ノ森海岸、昨日はべた凪だったのに今日はやや波がある。風も出ている。台風の影響かしら。
県道59号線から県道121号線を経て入道崎へ。男鹿半島の先っぽ。まだ9時過ぎだというのにお土産屋さん全開。うに丼とかなまはげ丼(正体は不明)とか。イカとかきりたんぽとかサザエとか鮎とか。朝喰ってこなけりゃよかった。取り敢えずお土産なぞ購入したり。
その後県道55、59、121号線を経由してもうひとつ山ん中付近の展望台へ。真下に爆裂火口湖を見下ろす。展望台からみると小さな湖があってその先すぐに海。なんか不思議な眺め。湖は淡水なんだろうかとか思ってみたり。
で、今日の予定を考える。昨日酒呑んでた時に聞いた話。大曲で花火大会があるそうで、近づいたら最後クルマは動けなくなるらしい。この花火大会は花火師の技術披露会の様なもので、そこら(隅田川とか多摩川とか)でやってる花火大会とはまるで違うらしい。見たい。でも渋滞はやだ。
ので、取り敢えずは日本海沿いに南下。本荘まで下って宮城方面に抜けるか、酒田まで下って宮城方面に抜けるか。それともイッキに新潟まで抜けてしまうか?
悩んでても仕方ないので取り敢えず走り出す。なまはげラインを通って海沿いに復帰、そのあとは国道7号線で海沿いのまま本荘まで。市街地を抜けたら一応海沿いなんだろうけど、防風林(防砂林?)のお陰で殆どうみは見えず。道も短調でクルマも多い。早速飽きてきた。ので、山側に向かう事にする。大曲方面に向かってはいけないので国道107号線で横手方面に向かう。の〜んびりした田舎道。水田がどこまでも広がり、向こうに山。やがて国道398号線との分岐。そのまま横手ではなく、湯沢方面に向かう事にする。信号もない単なる村中のT字路である。見落としてバック。398号線、山道。所々に立つ国道の標識がなければ道間違ってるかと不安になる。路肩を覆った草、荒れた路面、狭い道幅。タイトな峠、狭い集落の間を抜けてなんとか湯沢。
湯沢から国道13号線をず〜っと南下して山形に入ろうかと思っていたが、市街が続いているようなので面白くなさそう。なので、山道に入る。国道108号線。これを行くと太平洋側鳴子に行ってしまうが、まあよい。行ってから考えよう。
この判断が後々の行程をなし崩し的に決定してしまうであろう事をその時まだ知る由もなかった。
108号線も典型的な田舎の山道。工事があったのと、前をトラックに塞がれていたのでドライブ自体は快適ではなかったが、道そのものはイイカンジ。が、行く手にそびえる山々に霧がかかっている。「ヤバイかな?」と思う間に見る見る気温はさがっていく。これまでは推定気温30度近く、照りつける日差しも強烈の一言でローション塗り塗り走っていたのだが、肌寒いをあっさり通り越して思いっきり寒くなってきた。服装が夏仕様のせいも有ろうが、ヒーター全開でも寒い。そしてついに霧雨。やがて小雨。降ったり止んだりでなんとか鳴子、国道47号線。雨は止んでいるもののどんよりとした曇。最早走る気力もない。奥羽山脈を越えてはいけなかったのだ。かといって今更山形方面に戻る気力もない。台風も近づいている様なのでこのまま帰ってしまうことにする。47号線から古川インターチェンジで東北道へ。まだ15時前。
仙台付近から蔵王付近までは降ったり止んだり。時折小雨とは言えない程度に雨。クルマは多くなく、そこそこ速度は出ているので幌は閉めていない。はた目にはアホに映ってることでしょう。福島辺りからはすっかり雨は上がっていたので休憩しつつゆっくり走る。が、川口料金所手前で雨。この先どう天気が変わるか予測は出来ないが、首都高上で大雨降られたらたまらない。なので料金所で停まったのを幸い、後続車に謝りつつ幌閉める。幌を閉め、後方視界と左右斜め後方視界を塞がれての首都高は恐ろしい。なんでそんなにシャカリキに飛ばしているのだろう。
結局幌閉めておいてよかったと思える雨の中22時頃帰着。シャワー浴びて酒呑んで寝る。
本日の走行約780キロ。パワステのポンプがつらそーな音立てているのが気になる。
駄作写真館と日本全都道府県征服まっぷを久々に更新。次は九州四国に行くしかなくなってしまった。
0時出撃。もっと早く出る予定だったのだが、ケータイの充電が終らなかったのだ。
曇ってるけど、幌開けてでる。なんかジメっとしてて嫌な感じ。とか言ってるハタから雨が降ってくる。なんてことよ。数キロも進まない内に幌閉める羽目に。ま、首都高乗ってから降られるよりましか。それにしても久々の遠出なのに幸先の悪いこと。旅先で晴れてる事を祈る。
首都高から東北道へ。佐野SAで給油しただけであとは北へ、北へとひた走る。で、紫波SAに6時頃到着。休憩しつつ予定を立てる(今頃?)。
今回の目的は「秋田」。私にとって最後の未踏県。全て埋めるのだ。でも、せっかくなので十和田湖と奥入瀬に寄ることにする。あとはどこで高速を降りるかだ。
後々秋田方面に抜ける事を考えると北から入ってぐるっと廻るのがよさそうなので北から入ることにするが、そうなると高速を降りるのは黒石インター。ちょっと遠いな。ま、いっか。
既に日は昇り、晴れているのでやっとこさ幌開ける。やっぱ気持ちいい。
黒石インターで降りたのが9時半頃。国道102号線で十和田湖に向かう。いかにもな田舎道で気持ちいい。やがて十和田湖。展望台に登って湖面を眺める。ちょっと霞んでるかな。いそいそと出発、102号線のまま湖畔から離れて瀑布街道へ。ここは奥入瀬沿いの道。
奥入瀬。駐車場があって、クルマ置いて渓流まで歩いて行くのかと思っていたが、違った。瀑布街道(102号線)自体が渓流沿いの道で、渓流も上から望むのではなく、道のすぐそばを水が流れているんである。路駐車が多い。自転車の右側通行が多い。ま、走りにくいのである。感じはいいんだが。で、Uターンして湖畔に戻る。ぐるっと廻って県道2号線、通称樹海ラインを通って小坂に向かう。山間の快適な道。
小坂から引き続き2号線で大館方面へ。タイトな峠道よりも緩やかなワインディングが好き。田舎道はゆっくり走るのがよい。前後にクルマは無く、時折対向車があるくらい。
大館からは国道7号線で能代方面へ。市街地で面白くない。クルマも多いし。で、途中で国道105号線に入る。秋田方面へのショートカットなので時間が余るかも、とか思いつつ快適快適。途中田沢湖方面と秋田方面に分かれる。悩む。まだ15時頃。
案1:秋田方面に向かい、男鹿半島を廻って北から秋田に入って今日を終る。
案2:田沢湖方面に向かい、田沢湖を廻って、南側から秋田に入って今日を終る。
結局案1採用。こちらは国道285号線。こっちも快適な田舎道。やがて秋田。市街。クルマも多い。間違いなく夕方秋田に入れるだろうとの確信がもてた辺りでホテル探す。あっさり確保。男鹿半島の付け根から宿までは宿のヒト曰く「普通で1時間半位ですかね」とのこと。やばい。時間足らない。道々ゆっくりしすぎたか。でも、取り敢えず男鹿半島に向かう。付け根近くの鵜ノ森海岸(日本の渚100景の一つだそう)で既に16時半。ここで男鹿半島は断念、秋田に向かう。急ぐのに訳は有る。ホテル、19時までにチェックインすると通常料金6,000円のところ、5,100円になるのである。急げ、バルケッタ!
海沿いに南下。入り日が素晴らしいそうだが、入り日は18時過ぎが見ごろ(道沿いにでかでかと書いてあった)。まだ早い。しかも右後方に太陽があるので時間が合っても見ながら走れない。やがて市街地から駅前。ホテルの場所分からん。クルマ多いし、道知らんし、一通多いしで苛々。なんとかチェックイン18時半。何故か更に割り引きで4,800円。らっきぃ。
シャワー浴びて一休みして夜の町へ。小汚い居酒屋選んで酒呑んで寝る。
本日の走行約1000キロ。