齋藤助産院

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住所:神奈川県茅ヶ崎市

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ゲストルーム(2002年11月頃)

 いきつけのカリスマ美容室「ナラン」の高橋さんの紹介でこちらに来ました。それまでは、町の産婦人科に通っていましたが、昔かたぎのオジイチャンで、あまり聞きたいことが聞きにくい雰囲気で、なにより、分娩台を目にした瞬間に、身体が固まってしまい、「絶対無理!もっとリラックスして産みたい。」と思いました。

 齋藤さんの所は、とにかく皆さんであたたかく迎えてくださり、お産までの検診の時も、ていねいな検診はもちろん、毎回、妊婦体操を30分くらいは一緒にやってくれて、とてもリラックスできました。

 実際のお産は、想像を絶するほどの体験でしたが、5日目の今日、もう忘れました....というのはウソです。とにかく産んだ次の日は、全身が筋肉痛で、貧血も重なり、丸一日はベッドから立ち上がることもできず、アテントをつけてもらい、ずっと寝ていました。

その夜は、井本さんが心配して、添い寝してくれました。

 実は一番気にしていた「おまたはどうなるの?」という心配は、20時間もからだ全体で力んでいた割には、ちょっと切れてしまったくらいで、その傷口には、通称「オコゲ」と呼ばれる、砂鉄のような粉をふりかけてもらったら、あら不思議、三日目の夜には傷口がくっついてしまいました。おそるべし、オコゲ!

 それだけではありません。産んだら、二日後には、おっぱいが張ってきます。そして赤ちゃんの吸う力というのは、とんでもなく強く、私の小振りな乳首は擦り傷だらけで、ひりひりするし、おっぱい全体は熱をもって硬くなりました。そして、ここにも齋藤さんならではの方法........ひりひりした乳首には、ユキノシタという葉っぱを張り付け、熱をもったおっぱいには、ハクサイを張り付けて、サラシで押さえていましたが、これが効果てきめんでした。家に帰ってからも、しばらく続けようと思います。

 こちらでは、お産は「自分で産むものよ、自分で育てるのよ。」という教育をしていただきました。とてもやさしい言葉で、齋藤さんをはじめ、スタッフの皆様、本当にいろいろありがとうございました。いつか、二人目も、是非よろしくお願いします。

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