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第2子を、こちらでお世話になって産みました。第1子が、今3歳10ヵ月になりますが、その子を産んだときは、病院で産むのがあたりまえだと思っていたので、近くの(私は岐阜の高山にすんでいます)みんなが産んでいる総合病院でした。 |
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そのときも安産で、かなり早く生まれてきてくれたんですけれども、やはり、一通りの処置がありました。先に破水してしまったので、点滴もされて、浣腸とか、剃毛とか、会陰切開とかを一応一通りされました。浣腸のときは、トイレでちょっと気が遠くなりそうになって、「ここまでやらなければならないのかな?」と思ったのと、あと、分娩台で産みましたので、最後は足がつってしまったりして、すごく不自然だなと、産んでみて思いました。 |
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病室も母子別室で、授乳のたびに行って、寝ている子を起こしてあげるとか、そういう、日常生活でないような感じで子供を産み育てるということに、違和感がありました。 2人目を授かって、どうしようかと思ったときに、いろいろお産の本を読み、どこで産むか、どこを選ぶかとか、いろいろ考えました。そこで、こちらの齋藤助産院さんのことを知って、たまたま実家が茅ヶ崎でしたので、じゃあこちらでお世話になろうと思って、お願いしました。最初は助産院で産もうと思ったのですが、ちょっと家から遠かったので、家族が通うのも大変だなーと思っていたときに、「自宅でも良いですよー」とのお話だったので、その場で自宅出産に決めました。上の子もいたので、自宅に決めて良かったです。出産前の検診にも来てもらえたし、何より普通の日常生活の中で子供が産めました。病院の場合は、陣痛が始まっても、陣痛室で独り、もしくは夫と一緒にウンウン唸っているというのが普通だったのですが、助産院の場合は、陣痛が起こるたびに、助産婦さんが腰をさすってくれたりとか、独りではなくてお産を迎えられるということが、すごく安心だし、心強かったです。 お産自体は、2人目だし、楽だったけど、やはり産む瞬間というのは、分娩台を使わないからって、楽なわけではないなと思ったのですが、やっぱり、腰がぐーっと持っていかれる感じとかは同じで、それを上の子も赤ちゃんが出て来るのをちゃんと見ていてくれて、そういう体験もできたということは、すごく良かったなと思います。そうやって自分たちの子供をスムースな形で受け入れられたし、生まれてすぐにおっぱいをあげられたので、おっぱいの飲み方も上手になってくれたことも良かったと思います。 自宅で産むというのは、私たちにとっては、すごく幸せな体験でした。こちらに来られたことを感謝しています。どうもありがとうございました。 |
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2002年9月 |
2002年10月 |