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ここ齋藤助産院は、二人目を横浜の助産院で出産した高校の同級生に紹介してもらいました。紹介の電話から1週間後、茅ヶ崎で「お産カーニバル」(編集部注:たぶん「助産婦による安産教室」のことだと思います)があったので、彼と二人で参加しました。 |
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医者・薬ぎらいの私にとって、人間本来の持つ力を重視した自然分娩は、とても受け入れやすいものでしたし、何よりも、そこに集まっている赤ちゃんとお母さん、そして助産婦さんの元気な姿にひきこまれてしまい、帰りには助産院への転院を決めていました。さっそく齋藤助産院に見学に行き、お話を聞いているうち、自宅出産に心が傾いて行きました。 |
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住み慣れた、自分が一番リラックスできる環境で産みたい、そして出産当日の夜を親子三人、水入らずで迎えたいというわがままからの発想でした。しかし自宅出産をすると決めてから、より自分で産むという気持ちが強まり、妊娠生活が前向きに変わって来ました。平日週3回のエアロビクスと、土日のヨットはほとんど欠かさず、出産3日前まで続けていました。そのおかげで体重も8kg増におさえることができ、何よりもストレスやむくみ・肩こりなどの症状は何も無く、最後まで元気にすごすことができました。 出産当日は、朝、おしるしがあり、その5分後から陣痛が始まりました。午前中はまだ余裕がありましたが、午後は本番、お風呂に入ったり、井本さんと齋藤さんがつきっきりでマッサージをしてくれたり...、おかげで始めての出産でも安心して臨めたと思います。夕方、母そして彼に見守られながら、2700gの女の子が誕生しました。私や家族にとって、忘れられない感動のシーンとなりました。産んで2時間後には、みんなで夕食のテーブルを囲み、ビールをひとくち...、自宅ならではの充実した出産でした。 齋藤助産院の皆様、お世話になりました。そして、またお産の機会がありましたら、よろしくお願い致します。 |
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2002年9月 |
2002年10月 |