黄土高原を行く

旅の4日目 8/29 午後
西安から平涼(ヘイリョウ)まで
西安を離れると、道は上り坂になった。
ほこりっぽい風が吹き始め、夏の陽の照り返しが強くなる。

バスが丘の上まで登りきると、見渡す限りの丘陵地帯が広がっている。
驚いた事に、その見渡す限りの丘、すべてが段々畑だった!

畑には蕎麦の花が咲き乱れている。

地面の土を手にとってみると、粒子が非常に細かい。
なる程、『黄砂』はここから日本まで飛ばされてくる訳である。

通りすがりの農家の庭先に、
『ちびまるこちゃん』がプリントされた子供服が干してあった。
何故かほっとする。

黄土高原は西安の郊外から、次ぎの泊地・平涼(へいりょう)、
さらに次ぎの蘭州(らんしゅう)まで延々と続く。

平涼までの走行距離:597km


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