地平線まで続く電信柱

旅の8日目 9/2 午前
武威から張掖(チョウエキ)へ
武威の市街を出ると風景が一変した。

左側には荒漠とした土色の祁連山脈が、
右側には砂礫ばかりのゴビ灘が広がっている。

バスの中でさえ、気温がぐっと上がった感じがする。

荒涼とした景色の中を走っていると、
たまに樹木がかたまって茂っている場所がある。

それがいわゆる『オアシス』である。

隣の街までは何十キロも距離がある。

電話線だろうか、道に沿って延々と電信柱が続いていた。


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