マクロスF19話。パレードで賑わうフロンティア。今さらではありますが市民の皆さんはギャラクシーのことなんてもうとっくに記憶の彼方っぽいですな。
今週は遂に人物まで使い回しカットがあちこちに。新規カットには気合を感じる分だけ落差がありますね。
オズマはなんだかとっても元気そう。この分だとバルキリーにも問題なく搭乗してくれそうです。
実家に戻ったアルト。二度と跨がないと誓ったはずなのに。それだけシェリルが心配と考えていいのでしょうか。やりとりから考えるにアルトはシェリルの開拓精神に得難いものを感じているのでしょうね。自分の実情が実情だから。で、家に戻ったというのに結局、父親とは会わず終い。うーん、このあたりはどうするつもりなのかしら。
どう見てもランカは勘違いをしているように見えます。アルトに聞かせたいからと言っていますが、その思いはアルトと出会う前からあったのではないでしょうか。それとコンサートが終わったランカが迷わずアルトのもとに行けるところは突っ込んではいかんのでしょうね。
ここまでの流れから考えるにやっぱりアルトは鈍いというよりも恋というものをしていないように見えます。かつてのランカがそうであったように。
コードギアスR2 19話。すげぇ寝言をほざいているニーナさんに唖然。あんだけ撃て撃て言っていたのはなんだったのか。まさかゼロ憎さのあまりフレイヤを使ってもゼロしか死なないとでも思っていたのでしょうか。机上の空論ってやつでももうちょっとまともな予想ができそうな気がしますけど。
朝比奈の証言ビデオを追想する藤堂。まぁ、事実かもしれませんけど、それにしたって一方的な言い分に見えますね。証言者は確証なく疑っている訳ですし。
予想をはるかに超える凄絶な裏切り劇。まるで真打ちとばかりに登場してきた扇さんは自分が何を言っているのかわかっていないですね。ただの会見のはずがいつの間にかほとんど降伏調印になっているということに。シュナイゼルによって誘導されていることに全く気付いていません。
停戦しての会見になったのならフレイヤの使用に対して抗議するのが最低限の姿勢でしょう。まるでフレイヤの使用はゼロの責任とばかり(そりゃまあ、違うとも言い切れないけどそういう話にはなっていない)の論調にすすんで頷いているあたり、どれだけ平静でないかわかります。
一軍の将が兵を駒としてみるのも半分以上は当然でしょう。そうでなければ軍を率いるなんて不可能だし、ひとりひとりに感情移入していたら戦いが始まった瞬間に将として役に立たなくなってしまいますよ。むしろ、扇さんたちの言い分は下級兵が聞いたら「はぁ?」ってなものでしょう。実際問題、シュナイゼルだってゼロと同じなんですから。
条件として日本を返せと迫る扇さん。コーネリアのセリフが状況を良く表しています。黒の騎士団側は誰も気付いていないようですが。トップを売り払って自分だけ得をしようという姿勢そのものなんですが、そんなことしてどんな意味があるのか。合集国連合はバラバラになってしまうのでは。仮にブリタニアが日本を返してくれたとしても再侵攻しない保証なんてどこにもないというのに。
そもそも騙されていたにせよ違うにせよ、黒の騎士団はゼロという神輿を担いでしまった、その事実は変わらない。神輿を投げ捨てたからといってブリタニアが許してくれるものだろうか。答えは限りなくNOのような気がしますけど。
カレンのお兄さん話はまたしてもお流れ。これ、本当にやる気があるのかなぁ。もしかして最後まで思わせぶりなだけなのかしら。
ただひとりだけ残った大切な存在であるカレンに対する思いやりがルルーシュの成長を雄弁に語っています。かつてのルルーシュであればエレベーターの会話そのものが発生しえないでしょう。もちろん、その後なんてとてもとても。人間的にはスザクくんよりよほど成長しているのにねぇ。
ギアスにかかっていると疑い、あわやカレンまで撃ち殺そうとする黒の騎士団。どんだけヒステリー状態にあるかを示す端的なシーンですな。自分たちが操られていたならこんな大々的に裏切れるはずがないという論理的矛盾にも当然のように気づきません。ところで蜃気楼が助けなければゼロは銃殺になっていたんですがそれでいいのでしょうか。シュナイゼルとしては望むところな気もしますが。
ロロ獅子奮迅。V.V.のセリフはこの時のためにあったのですな。現実を受け入れられない姿勢こそがルルーシュを救うというあたりが切ない。結局、こうなることでしかロロは幸せになれなかったのでしょうか。成長してしまったがゆえのルルーシュの言葉が悲しいです。
気が触れたように笑いだすスザクくん。どう見ても壊れてしまったようにしか見えませんが大丈夫なんでしょうか。ゼロを殺して自分も死ぬしかないとかそんな心境とか?
予告の映像は思わせぶりなものが多いです。扇さんはジェレミアのセリフに思い知らされたりするのでしょうか。まぁ、裏切り者は誰しもそれに相応しい報いを受けることになるでしょう。神楽耶の反応も気になるところです。
「霞外籠逗留記」。令嬢エンド。
んー。悪くはないけど良くもなく。というのが正直な感想。読み応えはあれどもどうも物語はいまひとつ盛り上がりが足りないように思います。それと主人公の記憶喪失がねぇ。思い出すことが重要でない上に、そうである理由が旅籠に滞在する大義名分に過ぎないというあたりがどうもがっかりです。それと最後までヒロインの名前、知らないままなんですけど。いいのか、それで。
2周目に入って琵琶法師とのHシーンへの導入部があまりに酷くモチベーションがぐんぐん下がる。期せずして人様のHを覗いて興奮したからやってみよう、ってなんですかそれは。しかも、それをわざわざ(?)小難しい文体で読まされるというあたりがまた。
そういえば正月に新調したパソコンにお気に入り系の作品を何もインストールしていないなぁ、とか脈絡もなく呟いて「とらいあんぐるハート1・2・3DVD EDITION」をいきなりインストール。もちろん、「霞外籠逗留記」は終了した状態で。インストールが終われば流れるように「1」を起動。鷹城唯子シナリオに突入しました。
当然ですが2008年の今プレイすれば厳しい点は多々あります。ただ、私は「2」発売当時に「2」→「1」とプレイしたせいかどうも欠点群に寛容です。まぁ、それでも「ああだったらなぁ、こうだったらなぁ」とか思いながら進めたりしてますが。
1、雰囲気重視の作品ですからやはり背景が実写を加工したものというのは寂しい
2、マップ移動でヒロインと会った時にかなりの確率で〜のような話をした、というのも誉められるポイントではありません
3、個性豊かな演技構成ができているだけにパートボイスはいかにももったいない
4、Hシーンの演技が拙い
パッと思いつくのはこのあたりでしょうか。他にも細かい点は多いし減点方式なら何点になることか、という有り様ですが、この作品全体が生みだす雰囲気が好きなんですなぁ。音楽とか拙ささえ武器になっているあたりが特殊だと思います。主題歌やタイトル曲とかね。
リニューアルして欲しいなぁ、とか思いますけど声優がほとんど同じ人を用意できないからなぁ。用意できても演技が変わってしまっている可能性が大とあってはね。やはり夢見るだけにしておくのがいいですな。
浮気どころかすっかり本気になっている私がいましたよ。いつか「霞外籠逗留記」に帰れる日が来るのでしょうか。つーか、その必要があるのかな。
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