メジャー2nd Season最終話。アニメだけで見ている人にとってはかなり中途半端なところでの第二部終了ですな。3rd Seasonの放映が決定しているだけましですかね。
手元に単行本がないせいかアニメを見ても正確な内容が思い出せません。部分的にこんなのあったかなぁ、って感じで。確かラストは夢島組が例の特訓の落とし穴を掘っていたような気がしましたけど。
仮面ライダーカブト20話。気がつけばもう20話ですか。早いものです。最近はちょっと展開が鈍くなってきたように思います。目的がないのはマンネリの元ですな。
怪盗シャドウのオチはかなり取ってつけた感が強いですけどもう後に引かないというだけでありがたいです。ホントに耐え難いノリでしたから。しかし、最初の時点で田所さんと岬さんしか知らないのはどうかと思いますよ。いくら加賀美くんとはいえさすがに立場がなさすぎるような。
今回改めて実感させられたのはひよりがいないとこの作品は相当に物足りないということ。ちゃんとヒロインしているんだなぁ、と妙な感心の仕方をしたり。
神代剣が実は仇と狙っていたはずのワームだった。というのはかなり思い切ったオチでしたが、ここからどう展開させるかが重要。個人的には少しくらいワームの秘密に迫ってくれると嬉しいのですが、さて。しかし、ワームがゼクターの選んだ資格者というのは矛盾しないんですかね。
「LOST CHILD」。のんびり進めていましたがそれでもなんとか終わりました。
…………え? …………ええ??
過去編から戻ってきたくらいからはずっとこんな感じでした。普通に主人公のモノローグの意味がわからなかったりしてかなり困惑気味で。「えーと、いつからそういうことに?」みたいな状況のオンパレード。冗談抜きでバグか何かでシナリオの重要箇所を読んでいないのではないだろうか、とか思ったくらいで。
伏線の未回収が尋常な量でなく、かろうじて終わらせるだけはなんとか終わらせました、という感じ。ざっと書いてみても
・どうして雨が降っていて太陽が出てこないのか。
・にも係わらず夜に月が出ているのはなぜ?
・マガツカミって結局なんなのか。草gが放っている訳ではないのか。
・大災害とは具体的に何が起きたのか。
・研三が将路ってどういうことなのか。転生? 若返り?
・藍がオリジナルってどういう意味なのか。他のレイリアがクローンだとして成長はどうなっているのか。その差異は。乃亜との具体的な関連は?
・ウテルスジェムとは何なのか。
・アーミット化する必要性はどこに。草gがレイリアを殺戮しまくればいいだけの気もするが。
・前振りだけしておいて詠美のことはスルーなの?
・由良がいなくてもヴァンガードが動いています。
・草gの言う通り由良を愛する人がホントにいないってのはどうなの?
・99.8%元に戻らないはずの由良の呪縛があっさり解けるのはどうして?
・桃子は結局、どこの誰なのか。
・主人公の前で桃子を惨殺して草gは何を得たのか。
・柘と保健医の正体は?
・惠と桂子の関連性は? 大人になったのはどういう意味?
・本作はループものなのか。
とこれぐらいはスラスラと出てきてしまう訳で。他にもまだまだ色々と。少なくともこれを「本作は何かの第2部だから仕方ないんです」、なんて答えで納得するのは無理ではないかと思います(エンドロールから)。
伏線というか謎に絡まない部分においても気になるところはあって。唐突に恋愛関係が盛り上がる契約者とレイリアたち。展開の都合というものを強く感じました。バタバタと死んでいくあたりも同様。
出会うことになっていた時から藍のことを好き、とかいう主人公もどうもなぁ。妹や由良に酷薄なあたりも非人間的なくらいで怖い。草gビルから脱出する時なんて藍に指摘されるまで由良の存在を綺麗サッパリ忘れているし。「そうか」、じゃないって。
ラスボスがネコミミというのもどうかと。バースト前といい後といい、こちらを笑い殺そうとしているのかと思いましたよ。
個人的にはこれをヒーローものと呼ぶには抵抗があります。自分自身が諸悪の根源でどうしようもないほど自業自得だし、戦う理由に乏しいのもツライ。過去の責任を取るというより、知ったことかという態度なのもなぁ。例えるなら自ら志願して肉体改造を受けたのに、記憶を失ったことでショッカーを逆恨みする仮面ライダーのような感じでしょうか。
サブエピソードを入れるくらいならひとつでも伏線を回収して欲しかったなぁ。
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