ぼちぼちと。ドラグナー編まで終了。
ロボット対戦と違うところはひとつひとつの作品のストーリーを集中して追うこと。例外は新しい仲間が加わる時くらい。わかりやすいのはいいんですけど、お気に入りに指定した作品が早々に終わってしまうと微妙な気がしないでもないです。逆になかなか出てこないのもね。なにせ、こなしたステージの数が40に届きそうだっていうのに未だに「マクロス」、「レイズナー」、「リーンの翼」が出てこないですからね。「Gガンダム」もプレイヤーキャラとしてはまだ出てきていないし。「逆襲のシャア」も似たようなもんです。
前回に指摘した難易度はようやく上がってきました。が、今度は困ったことに攻撃がサッパリよけられない。わざわざ何もしていない状態で試してもなかなかよけられません。スティックの弾き方が悪いのか反応したりしなかったり。それ以外にも基本的な戦い方がよくわからない。特定の動かない目標を破壊する時に群がってくる雑魚の捌き方がうまくいかないんですよね。いくらロックを変えても目標である構造物にぐるぐると回るばかりで。その間に好き放題攻撃されてしまうと。難しくなってきた理由が雑魚の攻撃力がいきなり上がったことなのでなかなか手こずってます。あー、もしかしたらエースポイントをほとんど使っていない(機体改造していない)のも理由かもしれませんけど。
プレイを進めてきて目についてきたのは前作譲りのイマイチな部分。多少は改善されても基本はそのまんま。つまり、「A.C.E」というタイトルでありながらエース同士がほとんど会話しない。するとしてもそのほとんどがオートデモの部分だけ。「ドラグナー」に限ってもグンジェム四天王はミンしか出ないし(ガナンとゴルは機体のみ、ジンは機体さえ出ない)、そのどちらともケーンたちは会話しないですからねぇ。ラスボスのドルチェノフにしてもそれは同じ。そして、喋るのは執拗に艦長や副官的な立場の人間ばかり。もう少しどうにかならないのかなぁ。
某所で好意的に取り上げられていたので、今さらながらに「瀬戸の花嫁」を読んでみる。
なるほど。これは確かに同系列の漫画とは一線を画している感じで、未だにアニメ化されていないのはむしろ不思議なくらい。基本は「ああっ女神さまっ」や「ラブひな」に代表されるご都合的ハーレム漫画なんですが、アグレッシブな攻めが色々と見られてなかなか面白いです。
木村太彦氏の漫画を読むのは「余の名はズシオ」以来なので第1話を読んだ時には結構、驚きました。昔の氏は「ヒロイン? なにそれおいしいの?」というくらいヒロインの外面には気を配っていなかったですから(まー、そういう漫画とはいえ)。燦はちゃんと可愛いですよ。内面はヘンですけど。ただ、表紙のカラーと中身の白黒でイメージが相当違うのはちょっと問題かも。まるで昔のエロ漫画のようです。
感想は巻ごとに違う感じ。
1巻:ヒロインは可愛いがまだ慣れていないのか描く度に顔が違うという愉快な状況。後から見ると完全にプロローグなので全体の中では色々と特殊。
2巻:ようやくここからが本当のスタート。絵柄もそれなりに安定してきます。学校編とありますけど、これに続く〇〇編なんてあるんでしょうか。「まだ巡 女の子に見えない?」の大ゴマは象徴的であるものの、後から見るとここが巡最大の見せ場のような。彼女の決めセリフはイマイチ音の響きがよくないですな。それが将来に影響しているのか?
3巻:江戸前留奈登場。この巻だとかなりオーソドックスなライバルキャラ。むしろ、ルナパパの方がインパクトは大きい。
4巻:三河海登場。かなり安定期。もしかしたら全連載中、最も面白い時期かも。どんなネタを持ってきても形になっているように見えます。永澄ウィリスのエピソードは個人的なベスト。構成も非常にうまいです。最も主人公に惚れる理由に説得力があります。
5巻:完全に留奈が主役。登場時とは違う魅力を放ち始めています。つーか、たまにしか燦はヒロインらしくないよね。ふと気がつけば巡は完全にモブキャラ扱い。サルと同列って一体……。安定期の終わり。
6巻:不知火明乃登場。どっからどう見ても「ラブひな」のアレにしか見えないのは仕様でしょうか。まぁ、エニックスらしいと言えばらしいですけど。カラーからも初登場時からもわかるようにこの作品に存在しなかったお色気要員。彼女が原因かは不明だが急激に絵が変わっていく。手描きらしい柔らかな線は消え去り、定規で描いたような刺々しいラインに。珍しく巡が少し出るもなんか顔が全然違うような気も。
7巻:最も尖ったネタ「放課後ラブハーツ」。ある意味で自虐ネタだよなぁ、コレ。いえ面白かったですけどね。すっかり下克上を起こして巡を押し退けた委員長。きっと最初はこれって巡の役回りだったんでしょうねぇ。コピー大爆発。特に燦の両親、政さん、巻は見境なしって感じ。以降もこの傾向は止まることなく加速していきます。見た目綺麗ですからパソコンとかでしょうか。
8巻:どんどん燦の線が少なくなっていく。一番手がかかっているのは江戸島燦八という悲しさ。薬でモテるネタはギャグだからでしょうけど、各ヒロインの理想の姿が正直あんまりな出来。
9巻:絵的には相当きつくなってきた。話のみといってもいいかも。サトリは二度と出ないと思っていたので驚き。そして、出るだけのことはあるエピソードだった。つーか、エロゲー? しかし、オチはどうかと。なんか投げっぱなしのオチが多いなー。色々と涙が出そうな人気投票。3位、8位、18位が雑誌の方のメイン読者の嗜好を示していると言える。個人的にはよく燦は1位になったものだと思います。
これからも読むとは思いますがもうちょっと以前のように絵に力を入れてもらいたいです。ちょっと手を抜きすぎ。この手の漫画で絵に魅力がなくなってくると厳しい。アニメ化された時にアニメの方が可愛いし、安定しているなんて不名誉な評価をもらいかねないし。
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