時効警察7話。録り逃し。
仮面ライダーカブト5話。えー、天の道を征く人が約束を破るんですか〜? それはちょっとなぁ。アギトの展開と同一にしないためかもしれないけどサラッと拘束されてしまうのはなぁ。
げんしけん47話「set eyes on」。
先月までは漫画喫茶に突入していましたが、なんだか面倒になったので購入。1コの漫画のために650円は高いわ、やっぱり。代わりに飽きるほど読むつもりですが。もちろん「げんしけん」だけ。
もうエピローグっぽかったのであまり期待していなかったのですがどうしてどうして。かなり楽しませてもらいました。先月と違って描かなくてはならない内容のわりにページ数が多めなので読み応えある内容に仕上がってます。
2人の表情の数々を見ているだけでも楽しめました。ここまで読んできた読者に対するサービスのようにさえ感じたくらいです。特に荻上さんが別室にいる時の表情は良い感じ。その後も笹原の言葉に翻弄されるような反応が素敵です。「わかる」四段活用にどれだけの想いが込められているのか、とか。52ページラストの嬉しそうな表情なんて出色の出来かと。
興味深いのは部室での斑目とのやりとり。服装に関してはまだ何とも言えないですが、態度に関しては早くも変化が出てきている様に見えます。余裕が出てきたというか、顔を赤くして慌てることがあっても以前に比べてむきになるような反応が出ていないようです。できれば斑目だけでなく咲あたりと話している時の反応も見たいところ。
「もしも明日が晴れならば」。4章途中まで。週末が仕事だったせいもあってまだ1周終わっていません。
どうやら章ごとにヒロインに焦点を当てて進める構成のようで個別シナリオは5章か6章からでしょうか。1章が長いので2周目以降が面倒そうです。「次の選択肢へ」機能があれば便利なのになぁ。
ここまでの印象はメインヒロイン野乃崎明穂はすごい女だ、ということ。本作は要所要所で彼女の大物っぷりを見せつけられるゲームではないか、とか思うくらいデスヨ。
例その1:明穂さんは主人公と恋仲になった1週間後に死んでしまいました。幽霊となってきて帰って来た後、1人の妖怪に出会います。彼女はとてもいい子なのですが実は疫病神でした。そして、2人のことを以前から見守っていました。2人が恋仲になった時、彼女は思わず嫉妬してしまったのです。その漏れ出た力が明穂さんを死なせてしまいました。
この事実を聞かされた時の明穂さんの反応。
「別に怒ってないわよ。もう済んだことだし」
多少コンパクトにまとめてありますが間違いなくこんな態度でした。恨み言なんてサッパリ出てきません。言われてから気持ちを整理する時間もなくこの対応。自分を殺した相手にですよ? 私には逆立ちしても真似できそうにありません。
例その2:明穂さんにはつばさという妹がいます。今時、エロゲーでも珍しくなってきた特殊なところのほとんどない直球ど真ん中な妹さんです。強いて言えば義妹ではなく親戚というくらい。ですからもちろん、お兄ちゃんが大好き。明穂さんはそれを知っていて本人は気付かれていないと思っているところもセオリー通り。
明穂さんが死んだ時、つばささんは悲しみましたが心の中のブラックつばささんは囁きました。良かったね、これでお兄ちゃんは私のことを見てくれるよ。そう、ほとぼりがさめた頃に明穂さんが幽霊として帰ってきてしまったのです。
最初は喜んだつばささんですがすぐに苦しくなってきます。なにせ息をするように嫉妬する娘さんですから姉が恋人と仲良くしている、という当然の状況に追い詰められまくり。徐々に明穂さんの目を盗んで色々と画策するようになっていきます。
そして、決定的な出来事が。ちょっと明日、付き合って欲しいと言われた主人公。デートだなどとは思いも寄らずいつもの荷物持ちかと思います。出掛けに明穂さんに会った主人公はあっさりと同行を許可します。寸前で気付いた明穂さんですがもう手遅れ。つばささんに見つかって修羅場突入です。
遂に嫉妬心がMaxに到達したつばささんは禁断のワードを連発します。
「お姉ちゃんなんか死んでるくせに! お姉ちゃんなんかいらない!!」
存在を望む心が幽霊の明穂さんの姿を見せているのです。もしそれがなくなってしまえば……。大好きな妹に存在を全否定された明穂さん。さすがにへこみますがそれも一晩のこと。帰るに帰れないつばささんに向けた言葉は……。
「今のカズちゃんの1番は私だけど明日はどうなっているかわからない。つばさと私はライバルなのよ!」
抜き差しならぬ修羅場を和みフィールドに変えてしまう女。野乃崎明穂、恐るべし。実際、すごい人を彼女にしているよなぁ主人公は。それでいて普段は「私はカズちゃんのことが大好きです、まる」なんて可愛らしいことを言う天衣無縫キャラなんですから。レベル高すぎ。一人無敵艦隊?
ということでたいへん楽しんでおります。チームが違うとはいえぱれっとはぱれっと。今後は知名度、注目度ともに上がるでしょうねぇ。
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