徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2002年9月1日(日)    あいかぎ1回目終了
 仮面ライダー龍騎31話。どうやらようやくお盆モードは脱したようですが、「3匹のモンスターが……」という出だしの話で引っ張り過ぎのような気も。少なくとも来週まで続けるほどの話ではないんじゃないでしょうか。あと中途半端に王蛇の善人ぶりを書くのはどうかと思ったり。これで弟の時みたいに少女をモンスターに喰わせたらちょっと尊敬しますが。
 
 「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」。書いていませんでしたけど、金曜日に買ってました。1人目は企画スタート時にはいなかったという葉月千香。
 意外に難易度高いので驚きました。セーブ&ロードを繰り返しながら慎重にプレイしたつもりなのに、いきなり終わってびっくりです。本当にF&Cのゲームですか。
 つーか、昔からこのシステムは好きになれません。相手がいる場所がわからない移動場所選択というのは何の意味があるのかと聞きたいです。移動先は毎回同じ4ヶ所からだし、経験が活きないシステムって嫌いなんですよ。「To Heart」もそうですけど、行動に意味が感じられない、すなわち行き当たりばったりの結果としてシナリオが進むということですから。よもやこれをゲーム性とは考えていないと思いたいですが。
 シナリオは微妙なところ。姉妹との交流というよりは千香との恋愛話しか見えてこないというか。テーマはなんですか? と聞きたくなりました。
 父親の死はたいへん軽く、二人の女性と同居するという事実も同様に軽く書かれてます。そもそも主人公が自分一人では何も出来ないということを実感する出だしのはずなのですが、そういった部分はまるでなく、それどころか思うさま甘やかされているような。掃除、洗濯、炊事の全てを無条件にやってもらうというのはどうかと思います。また、これに関するやりとりがくど過ぎ。何度、同じ話をすれば気が済むのかと聞きたくなりました。
 キャラクターの説明も不足気味。ゲームがスタートして主人公が知っている人間が出てきたらプレイヤーに教えるために、どういう人間かを書くと思うんですが、そういった描写がほとんどなし。
 普通なら「幼馴染みで口癖は『にゃう』、生まれついてのポンコツ、特技はタンスから現れること」というような解説があるんですけどね。過去の範疇に入る事実はほとんど書いてくれないんですよね。
 よって不意に先生が想い人だと教えられたり、「前ほど先生が心の中にいない」とか、首を傾げる表現が多いです。私にはそもそもいつ心の中にいましたか? という印象なのですが。どうも全シナリオを通して前振り及び説得力が足りないように思います。まぁ、本来の標準的なF&Cレベルからすれば、こんなものかと思いますが。ここのところレベル高めでしたからね。
 千香シナリオとしては後半の話が良い方向にも悪い方向にも都合がよすぎるような気がします。あとHシーン少な過ぎ。初体験のあと、インターバルを置いて(ご飯を食べた)夜通しHしていたというのにその描写は一切なし。設定を無駄にするにも程があるかと。なんのための同棲ですか。
 それと気になったのはエピローグ。こういう状態になるのに1年半くらいはかかると思うんですけど、かーなちゃんは幼稚園を留年したんデスカ?
 
 XUSEの純米ブランド第2弾「ときどきシュガー」の情報が公開。早くも登場ですか。前作と同じ原画家とシナリオのコンビなんではっきりと期待大。発売は冬を予定。ちなみにタイトルは「きどき」ではなく「きどき」ですので要注意。つーか、各雑誌の誤植もありそうですな。

 2002年9月2日(月)    あいかぎ2回目終了
 2人目は教師メガネの山岸めぐみ。
 2周目くらいで苦手なものを片づけるというのは私がよくやることなんですが、それにしてもこの方は強敵でした。プレイ中はなぜ、このシナリオをプレイしているのか、と何度も考えてました。ついでに眠くもなりました。属性的に苦手にも程があります。ってなくらい。なにやらまた忍耐力の経験値を稼いでしまったような。
 1周目から、いいえプレイ前から思ってましたけど、鈴平ひろ氏の立ちCGと巻田佳春氏の立ちCGは並んだ時にあまりにも釣り合いがとれません。なんつーか、同じ世界の住人には見えないんですよ。やっぱりレベルの格差が大きい原画家を同時に起用するのは問題があるのではないかと。
 シナリオはどうかなぁ、と思います。教師のためにカウンセリングルームを埋めようという発想は本末転倒というか、異常なものさえ感じます。なんにしても主人公は気味が悪いほど偽善的です。特に序盤の、動機も見えないままに教師にすり寄る様は怖いくらいでしたよ。
 私としてはレシピノートを持ち歩いて、それを自分から貸し出すような方に引かずにいるのは不可能ですわ。朝からチーズハンバーグとポテトに加えてボウル一杯のサラダなんてヘビー級のメニューをこさえるし。そこまでに主人公がそんな健啖家という記述がありましたっけ?
 あと葉月姉妹と一つ屋根の下で暮らしていて、他の女(しかもメガネ)に転ぶのは不自然だと思いました。ええ、それはもうはっきりと。他人から見たら、きっと人格を疑われると思います。
 次は室井佑希に行く予定。先に彩音先生を終えたら、それ以上プレイ意欲が継続しそうもないんで。

 2002年9月3日(火)    あいかぎ3回目終了
 3人目は昨日の予定通り、室井佑希。
 はふぅ。もうなんちゅーかねぇ。2人目のメガネ教師とおんなじ、以上。で済ませたいくらいですよ。少なくともプレイして思うことはほぼ同じ。キャラクターの魅力に差があり過ぎると展開にかけらも説得力がアリマセンヨ。
 充分に予想していたんですけど、それでもボイスがかなり辛かったです。ただでさえ、普段からわめき散らし系の声(演技)なのに、感情に任せて叫ぶシーンがあるものだから、耳が痛いくらいでしたよ。いえ、比喩表現的な意味ではなく。
 シナリオもねぇ……。二重生活にかなり疑問です。最初から相談すれば済むことではないでしょうか。こういうところは笑えるシーンにするくらいしか不自然な状態を続ける意味はないと思うんですけどねぇ。なにより主人公は葉月家に世話になっているという自覚が足りないですよ。言われなければわからないようなことですか?
 シナリオ全般にも言えることですけど、主人公の発想に疑問を持つことが多いです。まぁ、相手に聞かれるまでたいていは(モノローグでも)動機を教えてくれませんからねぇ。当然といえば当然なんですけど。
 佑希の求める相手にしても、寄り掛からせてくれるなら結局は誰でも良かったような。主人公でなければ、という部分が見えません。千香のようにすでに惚れているという設定ならそれでもいいんですけど(そりゃ、大前提ですから)、この場合は好きな相手がいると知ってのことですから、それでもなお、こいつがいいんだという理由が必要ではないかと。
 くどいようですけど、千香よりも佑希を選ぶ理由がありません。主人公は頭がおかしいと思います。いや、それくらい基本的なキャラの魅力に差があるってことで。好みの差なんていう生易しいものじゃありませんよ。
 あとHシーンの分岐に意味はあるんですか? こんなバッドエンドみたいなHシーン分岐なら普通に複数回Hでいいと思うんですけど。
 
 カラフルピュアガール10月号。
 ぷちフェレットの「ぽぽたん」。前は普通にスルーだったんですけど、今は少し気になってます。それはシナリオに岩清水新一氏の名前を見つけたから。岩清水氏といえば「行殺新選組」の企画、シナリオを務めた方です。つーか、やっぱりというか、もうライアーにはいなかったんですねぇ。ずっとクレジットがないからそんな気はしていましたが。
 
 オーガストの「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」。解説によるとコスチューム別の複数回Hが基本だそうです。どっかの「あいかぎ」なゲームに聞かせてやりたいですね。
 
 ライアーソフトの「CANNON BALL 〜ねこねこマシン猛レース!〜」。K.TEN改め小梅けいと氏のキャラデザがかなりいい感じです。しかし、タイトルを見ると協賛がねこねこソフト? とか思っちゃいますな。

 2002年9月5日(木)    あいかぎ終了
 ラストは企画の発端でもある葉月彩音。
 えっと、これまでの3つのシナリオに比べるとかなりいい感じかと。これまでのシナリオで足らないと思っていたものの多くが書かれているのが好印象に繋がってます。でも、個人的には全シナリオでこのレベルを求めたいです。少なくともこの程度の内容がないと、テーマを書き切っているとは言えないのではないでしょうか。
 シナリオは相変わらず詰めが甘いというか、細かいところで気になる点が多いです。序盤において主人公がいきなり泣き出すシーンとか。それまでに父の死に対する主人公の心情は少しも書かれていないのに、いきなり泣き崩れられてもねぇ。プレイヤーは戸惑うだけですよ。その場で急に「父の死が辛かった」とか言われても説得力なさ過ぎ。
 泣き出すと言えばHシーンでいきなり泣き出すあたりも意味不明。彩音は納得していますが、私にはさっぱりわからず。にしても過去に半年間も同棲していて処女のままというのはそれはそれで気味悪いものが。いくらエロゲーとはいえ、そこまで処女にこだわる必要があるのでしょうか。つーか、主人公もプレイヤーもそうだとは思ってなかったでしょうし。個人的には「なーるほど、よくわかった。奴はインポか」(by「女子高生」2巻・大島永遠)って感じかと思ってましたが。
 所詮は他人と踏まえた上で、家族となるよう努力するシーンはなかなかよろしいと思います。他人同士なら努力するのは当然でしょうし。ただ、家族の絆は今作のテーマのひとつでもある訳で、他キャラのシナリオでもあって然るべきかと。
 それにしても主人公は問題ないとして、彩音の心情の変化が書かれていないのが困りもの。この設定ならまず間違いなく、最初は弟のように思っていたはず。にもかかわらず、異性として見るようになるきっかけがないのは不自然。最初から男として見ていたとか、好きだったというのはあまりにも無理がありますから。
 がっかりしたのはラスト直前。主人公のあさはかな思考にはため息をつくほかありませんでした。せっかくそこに至るまでに見直していたというのに台無しですよ。
 小学生なみの動機で推薦を蹴って就職ですからねぇ。下手したら学校関係者の全てを敵に回しかねませんよ。
 まぁ、百歩譲ってそれはいいとしても、その後4年離れることに何の意味があるのか。まるで正答がわかっていて間違った答えを書き込んでいるようですよ。ちゃんとわかっているなら離れる必要はないと思うんですけどねぇ。結局、何を見つけたのかすらわかりませんし。
 ゲーム感想は近日中にアップの予定。
 
 FILM−SOFTWAREの「なないろ・恋の天気予報」が10月4日に発売延期。ふふふ、またですか(泣)。つーか、今回はわかってましたよ、悲しいことに。数日前からFILM−SOFTWAREのホームページに繋がらない状況では嫌な予感しか浮かびませんよ。
 にしてもこれで9月の予定はほとんど白紙ですねぇ。残るは9月27日発売の2本だけですから。どうしたものかしら。しかし、予想通り10月は色々と詰まってきたなぁ。「マブラヴ」も出るとか出ないとかだし。

 2002年9月7日(土)    行殺新選組ふれっしゅ3〜7回目終了
 昨日は秋葉原に遠征してました。目的は同人誌とソフト漁り。後者は言うまでもなく「ロケットの夏」及び「なないろ・恋の天気予報」が延期されたため、その代わりを探して。幾つか候補はあったんですが、結局は「Sultan」にしました。評判の割にはお値段お安めだったので。「D.C.〜ダ・カーポ〜」も欲しかったんですが、いささか高騰していたのでひとまず保留。さすがに1000円近くも高くなっているとなぁ。やはりDVD版回収と何か関係あるんでしょうか。
 
 先日、アリスの会報が届いたんですけど、これがどうにも。臨時とか書いてあるから何かと思ったら凄まじい販促ページの乱打。こういうのを見ると「エスカレイヤー」は思ったよりも売れなかったのかぁ、とか考えたり(あくまでも「思ったより」。中堅メーカーからすればうらやむほど売れてます)。
 
 「行殺新選組ふれっしゅ」。昨日は休みだったので、ずばずばと進めてました。3人目は新キャラの藤堂平に進みたかったんですが、どうやら全キャラこなさないとルートが開けないらしいと知り、落胆しながらもせっせとプレイを継続。
 沖田涼音→原田沙乃→永倉新→土方歳江→永倉新EXの順。この段階で藤堂平と土方歳江EXには進めそう。ついでにWEB配信のためのパスワードも出ました。その内容は途中、嘆き悲しんでいた私にはまさに朗報。原田沙乃のEXシナリオですよ! 今から楽しみですわ〜。
 で、藤堂平のシナリオはまだなんですけど、ちょっとずつ関わってきてます。最初は影も形もないんですけど、3人目くらいから登場し始めます。フェイスウインドウでも顔を見せようと頑張っているけれども、押しの強い他キャラに押し退けられてしまう、といった演出がなかなかいい感じ。集合型のイベントCGにも出没するようになりますが、ほとんど間違い探し並に目立ちません。本人シナリオでの巻き返しを期待します。いえ、あの目立たない不遇ぶりはそれはそれで好きなんですけどね。稀にボイスもありますし。
 沙乃のEXがあるからいいとはいえ、永倉新のEXはかなり疑問。このシナリオは一体、何のためにあるのか。ぶっちゃけHシーン以外はなにもないような気がするのですが。
 
 オーガストの「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」の店頭デモが公開。今回は主役のレティシア姫役である鳥居花音さんがボーカルを担当。歌唱力は「とらハ」時代のままなんで、ちょっとアレですが、そのキャラクターが唄っていると一発でわかるところは好印象。デモは極めてスタンダードな作り。自己紹介的なデモとしてよろしいんじゃないかと。それなりに曲と同期した動きもしてますし。

 2002年9月8日(日)    行殺新選組ふれっしゅ8回目終了
 「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」のゲーム感想をアップしました。まぁ、予想通りの結果と言うべきなんでしょうか。残念なことに良い意味の予想通りでなかったですけど。少なくともこのタイトルについては買わないことが自分にとって必要だったような気がします。ちゃんと分析していた訳だからねぇ。
 
 仮面ライダー龍騎32話。なーるほど、よくわかった。奴はロリコンか(最近このフレーズが気に入ってしまった模様)。一晩一緒にいたと言ってますから、きっと色々なことがあったんでしょうな。それはもうおるすばんなこととか、おいしゃさんなこととか(下衆)。娘さんは浅倉が半径100メートルくらいに近づいたら察知する能力を備えてしまったようですし。ぜひとも北岡さんに「ロリコンがよく言うよ」とかなじって欲しいところ。
 それにしても乳首をチラリと見せるチャームの魔法で娘さんをかどわかす浅倉の手腕には脱帽ですな。ついでにモニターの前のお母さんも悩殺デスカ? 子は親を見て育つ、という意味では教育によくなさそうですな。「アギト」も「龍騎」も。
 
 そう言えばサトラレを見逃して木曜は超ブルーでした。よりにもよって後編を見逃すとは。一生ものの不覚。はぁ〜、どうしたものかしら。
 
 ライアーソフトのファン(クラブ)ディスク「燃えよバカ」の情報公開。副長を主役にライアーの人気キャラが絡む学園モノといった感じ。もちろん馬鹿ゲーでありましょう。お値段は2000円と通販にしてはお高め。ゲームの規模がわからないだけに買うまでわからない微妙さが今から見て取れます。まぁ、一応は会員ですし、次の会報を次第でもありますけど、今のところは買うつもり。
 
 KLEINのデビュー作「re−laive」のメインヒロイン佐伯こずえの私服ラフが公開。今の時期になにゆえこれが公開されるのかわかりませんが、かわええです。特に自在にツインテール化するらしいあたりが最高。
 女性らしい書き込みがなかなかいい感じ。この原画家さんのことはあまり知らないんですけど、描く度にうまくなっているような気がします。
 
 「行殺新選組ふれっしゅ」。ついに、ようやくこの時が。ってことで藤堂平。
 結論から言うと短っ。3章で終了。詰まるところは他キャラのEXシナリオと同じような扱いなんですな。適当に端折りながら進行というあたり。普通のシナリオがないだけにこれはちょっと痛い。この作品はただでさえ、互いが惹かれ合う描写が弱いというのに、藤堂シナリオでは輪をかけたように弱体化しています。間のとり方が良くない(つーか、省略?)のはEXシナリオの特徴ですけど、このシナリオではきついなぁ。
 厳しいところばかり書いてますけど、シリアスな描写は短いながらもなかなか良かったです。「仕方ないよ」という言葉に秘められた意味は結構ぐっと来ました。ただ、選び取った意味はよく分かりかねましたが。
 私は藤堂の史実に関してほとんど知らなかったのでそのあたりがかえって良い方向に働いたのかもしれません。予想外って感じのシナリオ進行でしたし。
 それにしてもせっかくの新キャラにイベントCGが4枚ってーのはないと思います。せめてもう少しさぁ……。どうしたって寂しさが拭えませんよ。せっかくの魅力的なフェイスウインドウも活かす場が少なくてもったいないです。これじゃあ、原画集が差分版とかになるはずですよ。出し直すほど新規がないんだからなー。これがもし、八雲剣豪氏が「マブラヴ」の仕事を受けている影響もあるとしたら悲しいです。

 2002年9月9日(月)    行殺新選組ふれっしゅ9回目〜11回目終了
 土方EX→沖田EX→原田EXの順でクリア。
 先の二つはオリジナル版とほぼ変化なし。副長のエンドはやはりこちらの方がそれらしくて好きですねぇ。金髪はあまり好きではないんですけども。使い回しのHシーン2枚目がそのままというは予測はしていましたけれども、やはり残念。
 沖田EXはやっぱりラストがなんだか浮いている印象。なんかフツーのアドベンチャーみたいで。
 待ちに待った原田EXシナリオ。ダウンロードした訳ですけど、その中身はテキストデータくらいだったんじゃないですかね。もしくはもっとストレートにフラグ処理だけ。だってファイルの容量が80KB程度しかないんですからCGが入っているはずもありません。
 肝心の中身はかなり気に入りました。通常シナリオとの差異がかなりいい感じかと。近藤局長シナリオなんかもそうですけど、通常シナリオはどこか優しいですよね。それに比べるとEXは辛い現実みたいなのが多いです(ただし、途中までですけど)。CGもそれを象徴しているような感じで良かったです。
 さて、これで残るはおまちちゃんと斉藤の他は特殊系エンドと隠しエンドのみ。明日くらいには終わりそうなんで、そうしたら「Sultan」へ進む予定。

 2002年9月11日(水)    行殺新選組ふれっしゅ終了
 ようやく終わりました。不条理のパラメータ数値を必要とするエンディングに手間取って今日までかかってしまいました。しかし、面倒なゲームですよね、コレ。自力で解ける人ってほとんどいないんじゃないでしょうか。試せることが多すぎるんですよね。時間もやたらかかるし。攻略ページを作っている方にはホント、頭が下がります。おかげで楽させてもらってます。
 近藤 新エンドに土方 新エンド。
 どちらも追い詰められてこれまでにない感情があふれている様がいい感じ。CGもそれに負けてません。新CGのHシーンはこれまであまり良くないものが多かっただけに嬉しいです。
 オーラスとも言える明治十年エンド。
 そのイベントCGをみた瞬間、大爆笑。オリジナル版の時に願いましたが、まさか本当に叶うとは。「Dragonステーキへようこそ!!惨」最高!! 年齢なんか気にしちゃいけません。お偉いさんにはこれの良さがわからんのですよ(違)
 なにはともあれ、これにて「ふれっしゅ」も終了。ゲーム感想は近日中にアップの予定。

 2002年9月12日(木)    Sultan開始
 本当なら今日は「行殺新選組ふれっしゅ」のゲーム感想を書こうと思っていたのですが……。昨日、ちょびっと始めてしまったのが運の尽き。すっかり夢中になってしまいましたとさ。
 ああ、くすくす氏の描く娘さんたちは可愛いですねぇ。見ほれてしまいますよ。加えてテキストがCGに合致する文体で効果も倍増しています。まだ序盤ですが、ほのぼの加減がなかなかにくすぐったくてギュー。どのくらいほのぼのかと言うと、中世ファンタジーにもかかわらず「鬼軍曹」という言葉が使われていても、それほど気にならないくらい。って、全然例えになってないですな。
 中でも奥さんは可愛らし過ぎます。天然で忘れっぽくて心優しいけれども、家事の類はまるで出来ない。嫉妬もするけれどもそれは微妙にピントがズレていて、とある意味で完璧に近いです。声優さんの熱演も光ってます。個人的には幼なじみの声がどうもしっくりこなかったせいもあって好感度急上昇。つーか、あっさり幼なじみのことは忘れました(しばらく出ませんし)。
 それにしても兄貴に怪しい色目を使うロッタくんの声優さんはかわしまりのさんなんですけど、ここのところエンカウント率が妙に高いです。それはいいんですけど、担当キャラの変遷がすごいなぁ、と。
 「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」の葉月千香(内気でどもりながらしか話せない)→「行殺新選組ふれっしゅ」の土方歳江(なにはともあれ士道不覚悟。鬼の副長)→「Sultan」ロッタ(可愛い婚約者よりも兄が好き)とすごい流れです。多彩な声の証ということなんでしょうかね?
 
 SoundTailの「カラフルBOX」の発売日が未定から9月予定に。一応、アナウンスがされたんですけど、本当なんでしょうか。もう12日なのに「9月予定」ですからねぇ。信じろという方が難しいです。近日中に変わる恐れもありそうなんで「気になるタイトル」の方はまだそのままにしときます。

 2002年9月13日(金)    Sultan1回目終了
 1人目は妹キャラのピアナ。
 想像以上に長いですね、このゲーム。中断しながらなので正確な時間はわからないんですけど、かなりかかったような気がします。10時間くらい?
 評判を多少は聞いてはいたんですけど、それでも主人公の優柔不断ぶりには辟易します。つーか、全ての面で覚悟が出来ていなさ過ぎるんですよ。バッドエンドなんかでも、それは強く感じました。まるでいつか誰かが現れて、自分の代わりに大変なことは全て引き受けてくれる、そんな期待を抱いて毎日を生きているような、そんな風にも見えます。
 ピアナに手を出した後、シーリーンに話をする気がないということにかなり驚きました。そのいい加減さ、出たとこ任せな姿勢は「君が望む永遠」の孝之くんに匹敵しますよ?
 結局、主人公がちょっとは王族らしさを身につけて、側室を認める方向に進んだ方がみんな幸せになれそう、というのはかなり皮肉な気もします。
 それはそれとして「Sultan」はその世界観のせいでどうも「アルスラーン戦記」を思い出しやすいです。名前のつけ方にもそんなところありますし。まぁ、時代的には数百年以上はあとの話になるでしょうが。
 テルティを初めとする、登場人物たちの態度はどうも気になります。王太子らしくない、それだけの理由でタメ口以上の態度で接するこの国はなにかおかしくないですか。確かに主人公兄弟は庶民上がりですが、本物の王族には間違いありません。臣下にしたって個人の風貌に忠誠を誓う訳じゃないと思うんですが。というかこの国は不敬罪とかそういうのは一切ないんですか? それぐらい口の利き方がなっていない人が多いと思います。
 王太子がノーチェックで城下町に行けるというのも正直、どうかと思うデスヨ。平和ボケにも程があるというか。しかも、用事の内容が使用人の荷物持ちというのは……。

 2002年9月14日(土)    Sultan2回目終了
 2人目は幼なじみのセラクルカ。
 はぁ〜。なんかため息しか出てこないシナリオですわ。まぁ、なんとなく予想はしてましたけど、ピアナのシナリオの方がましに思えるくらいの出来ではねぇ。
 いくら選択肢が途中までシーリーンと同じとはいえ、罪悪感も躊躇もなく二人に手を出すあたりは目も当てられません。こういうシナリオ作りに関しては「ホワイトアルバム」を見習って欲しいところ。罪の意識や責任というものから目を背けないシナリオを目指して欲しいです。簡単なことでないのはテーマに選んだ時点からわかっていることなのですから。
 シナリオの途中からは主人公の言動が全く信用できなくなってました。セラクルカが実家に戻った時なんか、シーリーンを責めるんじゃないかとひやひやしたくらいですから。
 見事なまでに、それこそ川の流れのように抵抗なく、状況に流される主人公。「どうしてこうなるの?」じゃないですよ。これ以上ないほど自業自得デスヨ。
 覚悟を決めて動かなければいけないのは明らかに主人公なのに、結局は涙をこらえるシーリーンに背中を押してもらわなければなにも出来ない。昨日も書きましたけど、孝之くんといい勝負し過ぎ。あなたは何のために生きているの? とか聞きたくなりましたよ。戻った時の姿もこれ以上ないほど恥ずかしいしね。
 オチがピアナと同じなのもどうかと思います。個人的に責任を放棄して、他人に迷惑をかけて幸せという図式がどうにも嫌いなので評価できません。エピローグにも得心いかず。身元不明の人間を外交官に雇って、大事な停戦調停を任せるというのも、それにあっさり成功するというのもおかしな話です。なにより全てが数年の出来事というのがどうにもこうにも。CGから見る限り「数年」と言うのはせいぜい3〜4年が限度でしょうし。
 あとは共通シナリオがちょっと多すぎるような気がします。終盤まで一日の半分がほとんど共通シナリオなので、飛ばしては読み、飛ばしては読みというサイクルになるため、集中力も持続しにくいです。なるべく個別ルートに入ったら共通部分はない、あるいは少ない方がいいと思うんですけどねぇ。

 2002年9月15日(日)    Sultan3回目終了
 遅ればせながら「行殺(はぁと)新選組ふれっしゅ」のゲーム感想をアップしました。面白いゲームではあるんですけど、コンプリートには手間がかかるのが難点ですね。長く遊べるって訳でもないしなぁ。
 
 仮面ライダー龍騎33話。もしかして今回やりたかったのはあの消失マジックだけですか? そんな気がしてなりません。まぁ、指を噛む編集長は良かったですけど。
 しかーし、映画版を見ていないと神崎(兄)がライダーたちに戦いを急かす理由がさっぱりわかりませんな。
 それはそれとして、今週はスペシャルが放映されます。くたばった3人をどうやって絡ませるのか今から楽しみですわ。って、やっぱり「あんな奴いたなー」、「そやなー」と思い出すだけなんでしょうか。まー、それでもいいですけど、問題は仮面ライダーファムが出ていること。映画だけのライダーじゃなかったんかい!?  というツッコミは基本として外せないところかと。
 
 「Sultan」。3人目はけなげな奥さんシーリーン。
 他がナニだったせいもあるとはいえ、かなり良かったです。セラクルカをバッサリ切ってしまったことも無用に話をややこしくすることがなくて良かったと思います。でも、他キャラのシナリオでシーリーンの秘密を推測することはちょっと無理っぽいですよね。
 互いが互いを好きになる過程がしっかり描かれていたのも好印象に繋がってます。最初に結婚から始まったことが逆に感情をうまく浮き彫りにしているような気がします。
 最後まで奇跡に頼らなかったのもなかなか頑張ったかと。まぁ、個人的には奇跡が起こってもいいんですけど。最後は笑ってハッピーエンドが好きなものですから。
 一応は一縷の望みが残されたエンドな訳ですけど、年代記の記述を読むと怪しいです。主人公が国境に向かったのに戦乱の記録って。やっぱり、シーリーンがあっさり死んじゃって約束通り泣かなかったけれども、おかしくなった主人公が自ら戦端を開いたのではないか、とか考えちゃいますよ。
 しかし、ログマン大臣の親心はよくわかるんですけど、その相手が王太子である理由は? 娘の相手に少しでも箔をつけたかったのかもしれませんけど、子供を作れないと知っていて王太子の嫁に推挙したとなれば責任問題ではないでしょうか。財務大臣なんですから失脚しちゃいますよ。
 シーリーンやセラクルカのシナリオにある後半の展開はなかなか面白いので、出来ればもっと膨らませて欲しかったように思います。赴任先でも話が続けば良い意味でエロゲーらしくない話に発展しそうなんですけど。まー、そうするとますます「アルスラーン戦記」っぽくなりそうですけど、ファーブラとかのサブキャラが立っているだけにもったいないんですよね。フェレースシナリオにそのへん期待できたらいいんですけど、まぁ無理ですかね。
 
 フェアリーテイルの「羊たちの憂鬱」の情報ページ及びデモが公開。このゲーム、設定が好きなんですよねー。自分だけに(虐待という形で)心を開く幼なじみから逃れようと彼女を作る主人公。ところが主人公が離れ始めると幼なじみは心身をおかしくしていってしまう。つーあたりが。「後味の悪いゲームです」といううたい文句がちと気になるんですけどね。
 デモは雰囲気を大事にしていて良い感じ。それより気になるのは主人公×悪友があるんですか、このゲームは!? それはちょっとねぇ。かなりの覚悟が必要ですよ。
 でも、一番の問題は発売日だったり。特にこの日は「はちみつ荘deほっぺにチュウ」と「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」があるだけにちょっと現状では無理っぽいです。好きそうなゲームなんだけどなー。
 
 NOAの「蝉時雨」の情報ページが公開。大正時代モノは無条件で気になってしまいます(ってほどでもないですけど)。原画はREN氏。つーても初めて聞く名ですが。どこかで見たことのあるような絵なんですけどね。ポイントは一定以上の原画レベルが維持できるか否か。ページを見る限り、ちょっと統一性に欠けるような気がするので。発売は11月予定。
 
 JANISの「誕生日〜通い妻(自称)日記〜」の情報ページが公開。JANISブランド2連発なんて久しぶりです。ジャンルの耳年増妄想爆裂AVGというのがなかなか良いですな。プレイヤーはヒロインを導くといったスタイルのようなのでどういった印象を受けるかが大事かと。主人公がヒロインというゲームは微妙なものが多いですからねー。また、こういったシステムで他のヒロインにどうやって進むのかも気になるところ。というか、一人どう見てもぽんこつさんな人がいるんですけど……。
 原画の岩崎孝司氏は微妙に絵柄が変わったでしょうか。あんまりよく知りませんけど。
 主題歌はI’veが担当する模様。制作がアイボリーとなれば最近では自然な流れなんでしょうね、きっと。発売日は秋予定。ま、いつ出るかわからないと言ってもいいでしょうね。
 
 ぱれっとの「はちみつ荘deほっぺにチュウ」のサンプルボイスが公開されてました。幼なじみキャラ横村しずかの声が予想通りでかなり満足。ぶっちゃけ他は聞いていないんですけど。

 2002年9月16日(月)    Sultan4回目終了
 4人目は猫娘のフェレース。
 ああ、これはなかなかいいですね。世間で評価が高いのも頷けます。宮廷を舞台にしている意味が最もあるシナリオですからね。第一印象ではキャラが浮いているなぁ、と思っていただけに嬉しい誤算でした。ただまぁ、キャラ単体でのイメージはそれほど良くなってはいないんですけど。
 良い出来ゆえに二点だけ気になったことが。共通シナリオの裏側で起きている出来事がこのシナリオだけ違うということ。つまり、パラレルワールド的になってしまっているんですね。それだけがちょっと。個人的にはそういう構造はあんまり好きではないもので。
 もうひとつ。エンディングは二段あるいは三段構えの構成と言っていいと思いますけど、ちょっと綺麗にまとまり過ぎるというか、なんというか。計画性がある流れではないはずなのに絵に描いたようなシーンになっているのがね。本人的には一旦、終わっていた訳ですから、まるで最初からそうするつもりでした、という態度はちと変かなと。
 それにしてもこのシナリオの主人公は反応が良すぎます。膝に乗られただけで反応していたら、シーリーンなんてとても直視できませんよ? だってあの衣装で普通に動かれるだけでえらいことになりそうな気が。
 昨日の日記で書いたものとは違いましたけど、それなりには希望が叶ったのでそこそこ満足しました。ってまだシナリオは残っているんですけど。しかし、今日の日記はプレイしていない人にはさっぱりわかりませんな。
 
 昨日書き忘れたこと。FILM−SOFTWAREのホームページが閲覧できない状態になってます。現在、見れるのは発売延期のお詫び文(2回目)のみ。ま、恐らくはマスターアップするまでこのままではないかと。やはり日刊毒舌は余裕見せ過ぎだったんじゃないですかね。個人的にはあまり期待しないで次の発売日を待ってます。だって二度あることはねぇ……。
 
 サトラレ最終話。なぜだかすっかり書くのを忘れていました。まぁ、ドラマ版らしい大団円でしたね。原作のエピソードを良いとこ取りしたような構成でしたし。
 先週見ていないのにこんなこと書くのもなんですが、お話的にはちょっと急ぎ過ぎのような気がします。唐突に「サトラレ先生」とか言われて発覚してしまうのはどうもね。ある程度は仕方ないにしても、一切の伏線がない展開というのは残念でした。正直なところ、発覚するのは先週の方が良かったような気もします。その方が引きにもなりますし、内容の薄かった先々週の回もその方がよくなったでしょうしね。

 2002年9月17日(火)    Sultan終了
 5人目は実弟ロッタ。
 シナリオとしてはおまけのようなものですね。必要なフラグはえらく少ないですし。しかし、わかっていても寒いシナリオですなぁ。兄上のお嫁さんになりたいです。とか手紙に書かれてもなぁ。自分と同じ顔した人間にそんなこと言われたら鳥肌が立ちそうですわ。
 思わず、「ごめんなさい母上、育て方を間違えました」とか墓前に報告したくなりました。いや、そういうシーンがなくて本当に良かったです。
 
 最後はハーレムシナリオ。
 これはもうロッタシナリオ以上におまけ的位置づけですね。まともな理屈で進むシナリオではありませんし。不条理系シナリオといっていいかと。
 まぁ、宮廷恋愛と謳う以上はこういうシナリオは必須だと思います。ましてや主人公は世継ぎを求められる王子なんですからね。そういう意味では激しく不満。ボリュームも少ないですし、なにより圧倒的にCGが少ないです。せめて全員2枚以上は欲しいですよ。せっかくこういうのを作ったんですから。あと、やっぱりメインヒロインたちも絡んで欲しかったです。
 シナリオはもっと弾けた内容でも良かったと思います。言ってしまえば「行殺新選組」の不条理シナリオくらい。その方が無茶な展開も受け入れやすいと思うんですけどね。ギャグもやりやすいですし。ま、シナリオライターが必要と思うかは別にして。
 「Sultan」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中にアップの予定。
 
 8月のメッセの売り上げランキングが出てました。連休前は更新したことになっていながら実際は7月のままでしたからねー。まぁ、メッセは特殊な店舗ですからこれを全国の結果と見るのは早計なんですが、それにしても幾つか興味深い結果が出てます。
 2位が「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」というのは他に大型タイトルがないとはいえ、頑張った方ですかね。
 「みずのかけら」が5位というのは明らかにたかみち氏のテレカのおかげではないかと。もしかしたらここが一番、他店とは違うところかも。
 さんざん延期した「RE☆さいくりんぐDays」は9位。これは大健闘ではないかと思うんですが、発売された内容を考えると多くの人が酷い症状に悩まされているということな訳で。ようやく先日、修整ファイルが出たようですが、ちゃんと直っているんですかね?
 「ぼくらがここにいるふしぎ」は14位と惨敗。このメンツでこの順位はまさに痛恨でしょう。まぁ、あんなゲームを作ってしまった以上は自業自得としか言いようがないですが。ネットの影響も結構あるかもですね。
 16位の「いたずら姫」も「ぼくここ」と同じようなことが言えるのかも。「あいかぎ」とはまさに明暗分かれた格好ですからね。中古価格はいくらになっているやら。
 ある意味で最大の注目は30位の「ピジョンブラッド」。あのパッケージといい、私からすれば無理もない結果なんですが、アボガドパワーズはこの結果をどうとらえているのかが気になるところ。まさか当然ということはないでしょうけど前作、前々作が良く売れただけにねぇ。どこかで「やっぱり」という思いはあるんでしょうか。

 2002年9月20日(金)    D.C.〜ダ・カーポ〜購入
 秋葉原遠征。行く寸前まで迷っていて、やっぱ止めようとか思ったんですけど、「モンスターズ・インク」を予約していたことを思い出して行ってきました。
 そんな理由からか大した収穫もありませんんでした。「Sultan」の次なるゲームの物色くらいでしょうか。買ったものはタイトルにもある通りなんですが、なんとか安いものを探して見つかったので、という塩梅。
 しかし、ここのメーカーは最近いささかゴタゴタしているようですから今作の出来に関係なく今後は買わなくなる可能性もありそう。まぁ、最近はブランド名に半分くらいしか意味がなくなってきてますからねー。「あの○○が作る」というのはメーカーではなく、個人名でないと効果がないと言いますか。
 で、つらつらと何を書いているのかと言えば、詰まるところ今日に至るも「Sultan」のゲーム感想は書いていないとそういうことだったり。
 更新していない間は久しぶりに「家族計画」をプレイしていたんですが、これが想像以上に時間がかかってしまって。仕事の後の時間はほぼこれに費やしていたというのにまだ1(末莉)ルートが終わっていない有様。
 実のところ家族計画が構築されるところまで、すなわちムービー前までは1度しかプレイしていないので今回は最初からやり直してみたり。その印象はこんなに短かったっけ? だったんですが、そのあとが誤算と言っていいほど長かったです。そういや以前は特定の箇所以外はスキップしてましたからねー。
 長いのはともかく、これをプレイしてしみじみ感じるのはテキストのうまさ。これだけの長さを飽きさせず読ませるというのは大変なことですよね。ギャグもかなりの切れ味ですし。それに比べると今年プレイしたゲームの大半はテキストの牽引力が弱いと言わざるを得ませんね。そりゃ、「家族計画」クラスがゴロゴロしていたらビビリますけど。「うたわれるもの」と「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」くらいかなぁ。まぁ、後者は良さの方向性が正反対ですけど。
 
 仮面ライダー龍騎スペシャル。
 「…………なんですか、これは?」
 唖然とするしかないラストシーンのあと、たっぷり1分は過ぎてから出てきた私のコメントがこれです。つーか、映画ともどもコンセプトはジャンプの十週打ち切りマンガのように、ですか?
 まぁ、取りあえず初めから。史上初のマルチエンディングとやらで、その手法は電話番号による集計方式。普通の視聴者は面食らうとは思いますが、アイデアとしてはそう悪くないと思います。ただ、そこにどのようなメリットが生じるのかと聞かれると私には何も言えません。
 しかし、この方式には明らかな失敗があります。それは話をアナザーストーリーにしてしまったこと。見ている側は混乱から回復するのに時間を要し、なおかつ設定の食い違いをも考慮して選択肢を選ばなくてはなりません。しかも、いくら最初にクライマックスを描いているとはいえ、そこに至る筋は見ていかなければわかりませんし、ゲームで言えば選択肢はその場所まで進んでから選ぶものです。事前に選んだものにほとんど意味はないかと。やっていることはほとんど「予想」ではないかと思います。
 二つでマルチとは片腹痛いような気もしますが、撮影も大変です。まぁ、仕方ないでしょう。とか思って見ていると分岐後と思われる展開は期待する時間すら与えられずに終了。ハッキリ言ってバッドエンドかと思いましたよ、ええ。
 内容は「いじめ、カッコ悪い」という懐かしいCMの言葉がピッタリはまりそうなものでした。
 設定が変わってもバトルと願いが叶うという部分の因果関係が繋がらないことに変わりはないので、動機の面がどうにもこうにも。盲目的にルールを信じるライダーたちは不自然にしか見えません。レギュラー放送以上に。
 ミラーワールドを壊されたくないから、という理由でわがままな11人のライダーたちが結束するというのはどう考えてもおかしいような気がします。というより、醜いんですよ。全然格好良くありません。ライダーたちはヒーローではないかもしれませんが、番組のコンセプトとして格好良くあることが義務だと思うんですけどね。
 こんなシナリオのために再登場する3人は憐れとしか思えません。結局は死ぬんですし。
 CMの段階から思っていましたがカメレオンはダメダメ過ぎ。あんな奴が強いというのは理不尽な気がします。本編では出ないで欲しいデスヨ。キャラクターとしてもイマイチだし。
 設定の矛盾はツッコミに疲れるほどあるので省略。スペシャルとしては「アギト」の方が遥かに良かったですね。主人公のパワーアップした姿の演出もうまかったですし。

 2002年9月22日(日)    D.C.〜ダ・カーポ〜進まず
 ようやく、本当にようやく「Sultan」のゲーム感想をアップしました。間が開いたせいか、どうも調子が上がりませんでしたね。テンションが低いと言いますか。ゲーム的にもそんなところがあります。時間と共に加速度的に記憶が薄れていきそうなゲームですね。
 
 仮面ライダー龍騎34話。つーても寝坊したので後半しか見ておりません。よってどうやってサバイブカードを手に入れたかも、遊園地にいる訳もわからず。そういや虎男の姿も見ていませんな。
 
 フェアリーテイルの「羊たちの憂鬱」の情報ページが更新。残っていたシステム紹介。「あいかぎ」の時にも思いましたが、何の変哲もないアドベンチャーの紹介ってする必要はあるんでしょうか。セーブ数とかわかって「よっしゃ、買うぞ」って人はいないと思うんですけどねぇ。
 
 オーガストの「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」がマスターアップ。加えて初回版は既にロットアップ。問屋に信頼されてますねー。処女作完売のおかげか初回版はなかなかに豪華です。
 ラフ設定付きマニュアルは驚きの72ページ。2枚組のフルカラーピクチャーCD。ポストカード。おまけのオリジナルデータ集。これのおかげでメッセお得意の特典が作れない状態。遠征しなくていいのはありがたいことです。
 
 オーバーフローの「妹でいこう!」の発売日が2002年冬予定に。もはや何も言うことはありません。だってきっと買わないと思いますから。このタイトルはそうでもないですけど、どんな魅力的なタイトルも延期し過ぎれば買う気を失いますよ。
 
 Studio翠のデビュー作「Kind」の情報が公開。しかし、情報は少なめ。発売日も時期すら書いていません。これだけ時間がかかってこの分量ですから発売は遠そうです。
 まぁ、それはそれとして気になるのはストーリー部分。なんかすごいヤバそうな匂いがするんですけど。日記は結構、面白いのにねぇ。これからも生暖かい目で見守っていこうかと。
 
 知っている人には今更ではあるんですが、ぱれっとの「はちみつ荘deほっぺにチュウ」のシナリオライター米村純一氏って「みずいろ」を手がけてたんですねぇ。どうも片岡とも氏のイメージが強すぎるせいか、名前を覚えていませんでしたよ。つーことはアレですか。もしかしてマイシスター雪希さんの担当ですか!? それならより期待が高まるってものですが。もともとテキストには不安を抱いていなかった訳ですし、シナリオにも期待がもてるとなれば嬉しいことです。

 2002年9月23日(月)    D.C.〜ダ・カーポ〜1回目終了
 1人目はマイ木琴持ちの水越萌。
 意外と時間がかかりました。もうちょい短いのかな、と思っていましたよ。
 のっけから暗雲が立ちこめます。うちの環境ではどういう訳か、ムービーが再生されたりされなかったり(曲は流れる)。もしやランダムですか?
 で、肝心の感触ですが、あまりよろしくありません。「アルキメデスのわすれもの」をプレイしていないと説明不足の感が否めないのはまだいいとしても、それ以外でも目立って気になるところが多いです。
 まずはシステムに絡む点。移動先選択型にありがちな欠点、イベントに連続性が全くありません。例えば先輩の場合、昼休みは毎日のように屋上で鍋をつつくことになります。そんな中で稀に中庭で昼食を採ることがある(もちろん先輩のイベント)のですが、この時に何の違和感も感じることなく主人公はパン食。普通は何か一言あってしかるべきかと思うんですけどね。
 最終的に最も好感度の高いヒロインのルートに進むという仕様のせいでしょうが、結局は目当てのヒロインを追いかけるのですから、最低でも通過イベントによってある程度のフォローは入れるべきではないでしょうか。
 また、このスタイルには明らかな弊害があります。主人公が何ら意図することなく無目的に動き回っているので、互いが互いに惹かれ合う過程を描写できないのです。今作ではそれが特に顕著で、プレイヤー的にせっかく目当てのヒロインに会ったのに一声だけかけてあっさり別れるなんてことがざらです。
 よって個別ルートに入った後はなんとも不思議な展開が続きます。ほとんど親しくなっていないのに出てくるのは先輩ばかり(まぁ、当たり前といえば当たり前ですが)。しかも、その後もまともに親しくなる様子が描かれることはありません。
 恋人になる転換期はまさに急転直下。それでいいのか、と聞きたくなりました。「秋桜の空に」の佐久間晴姫(はるぴー)のそれが説得力に満ちていると感じられるほどですから。っていうか、主人公は誰でもいいんじゃないの?
 先輩が主人公の家に来るために邪魔な音夢を抹消する様子があまりにも不自然。シナリオの中で完全に浮いてしまっていますよ。
 一番の問題は終盤の流れに対する必然性の完全なる欠如。まず、先輩がどうして錠剤を飲むのを止めたのかわかりません。もし、主人公のことを好きになったのがその理由なら今度はどうして好きになったのかわかりません。当然、再び飲み始める理由もわからず。
 そもそも啓一と会うことと、主人公と別れることが話としてさっぱり繋がらないから推測することさえ出来ません。仮にそれを納得するとしても動機がサッパリわかりませんからねぇ。
 最後に元の鞘に収まるところも、あまりにそのまんま過ぎて呆れるばかり。もう少し困難を用意しようとか、もったいぶろうとか思いませんかね、ライターは。
 Hシーンも好きなキャラだけに激しく不満。先輩はサービス精神が足りません。エロゲーなのに露出度が低いという表現をしなくてはならないのが悲しいです。
 ここまでつらつらと欠点をあげつらって来ましたが、これはあくまでも先輩のシナリオにおいての話。ライターも4人いることですし、同じ轍を踏んでいないと思いたいものです。
 それにしても、先輩は寝ながら木琴を叩いたりとか、天然の言動とかはかなり好きなんですけどねぇ。声もピタリと合っていますし、もったいない限りデスヨ。
 
 ソフトハウスキャラの新作「ブラウン通り三番目」の情報が公開。今度は冒険者の店を経営するシミュレーションのようです。期間は三年間。システムにもよりますが、だれない工夫を望みたいところ。あと珍しいところでは主人公にはすでに奥さんがいるようです。浮気した方が店の経営が楽になるという仕組みが笑えます。発売は来年1月とまだ先ですが、今から楽しみです。
 
 ケロQの「モエかん」はやはり気になります。表面的な設定だけでなく、あからさまに裏がありそうなんで、そのあたりが特に。SDカット好きとしても無視できないものを感じますけど。11月はやはり激戦になりそうですね。

 2002年9月24日(火)    D.C.〜ダ・カーポ〜2回目終了
 2人目は学園のアイドル白河ことり。
 先輩のシナリオに比べると割とましになってます。当然システムはそのまんまですから、イベントに継続性はない訳ですけど、テキストがうまくフォローしてます。あたかも昨日があっての今日の会話というように見えます。実際には前半の積み重ねがなくとも、(ルート分岐前の)後半で親しくなった会話が見れてしまうんですが、追いかけ続ければ少しずつ距離が近づいていっているようにも見える訳です。まぁ、通過イベントによるフォローがあった方がいいことに違いはないんですけどね。
 キャラとしてはなんというか極めてフツー。遠縁のおてんこ娘には文字通り遠く及ばず。久々の日向裕羅さんの声は良いんですけどね。もう新作では聞けないことが残念でなりません。
 シナリオはオチが非常に読みやすいですね。ひねりがないので予想したことがそのまんま。サトラレ体験ゲーですかと聞きたくなったり(違)。でも、なにより一番気になったのは先輩のシナリオと流れが全く同じこと。ホント芸がないくらい同じなんですよ。仲違いの仕方とか、解決の安易さとか。差はレベル1が少しだけましになってレベル2になったくらいって感じでしょうか。
 ネタの料理の仕方は良いんですけど、普通はもっと気になることがあるだろうという。相手の心を知ってしまうという能力に頭痛くらいしか悩む点がないというところがどうにも。プラス思考にもほどがあるというか。よほど都合よく表層的な思考だけが伝わってくるのでしょうね、とはフォローのし過ぎですか。
 複数あるわりにHシーンはやっぱりさみしいですねぇ。つーか、どうも全体的にCGが少ないですよね。
 昨日は書かなかったシステム面について。
 ガヤシステムはかなり無駄。思いつきのアイデアをそのまま採用してしまった感じ。あのセリフをぼーっと主人公が聞いている様子を想像するとかなり虚しいものが。っていうかまともに聞く人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
 目覚ましシステムも面倒くさいだけという印象。主人公に言わせれば「かったる」と。正直、これの恩恵である時間差イベントの発生くらいはフラグ処理によってやってくださいよ、と言いたいところ。
 
 昨日は書き忘れましたが、TYPE−MOONの「月姫」がアニメ化されるようですね。まだどんな形で発信されるのかわかりませんが、楽しみにはしない方が無難ではないかと。期待すれば必ず裏切られることになると思いますですよ。まぁ、それでも結局はチェックしてしまうんでしょうけど。取りあえず志貴くんの顎が肥大化しませんことを願ってます。

 2002年9月25日(水)    D.C.〜ダ・カーポ〜3回目終了
 3人目は芳乃さくら。
 えーとまぁ、何と言ったらいいのか。やたらと回りくどいシナリオですね。よほどさくらに魅力を感じていないと長丁場のシナリオに付き合うだけでかなり大変なような気がします。私にはちょっときつかったですよ。集中力が持続しなくて。
 ヒロインの魅力と直結することのない、このシナリオを書いたのはもしや「水夏」の3章を書いた方でしょうか。そしたらすごく納得するんですけどねー。他のシナリオと違って個別ルートに入ってもヒロイン以外のキャラが出てくるのはよろしいんですけど。たとえそれがあまり意味がないとしても。
 「水夏」の3章もそうですけど、キャラよりも物語の筋を優先しすぎるきらいがあるんですね。普通の小説ならそれもいいですけど、エロゲーではデメリットの方が大きい気がします。ぶっちゃけ、さくらの個性なんかどうでもいい訳ですから。さくらの役割を音夢や先輩が担っても問題ないというのはどうかと。
 それと、このシナリオに限った話ではないんですけど、どうも全体的に言葉が足りないシーンが多いように思います。ギャグ、シリアスのシーンに関わりなく。意味がわからずメッセージの巻き戻しをすることが妙に多いんですよね。わざとにしたって、ちと読みにくいような。
 そういやこのシナリオでさやか先輩が出るとは思いませんでした。てっきりことりのシナリオで出ると思っていたのでちょっと意外でしたよ。まぁ、所詮はゲストなんでそれ以上のコメントは出来ませんが。

 2002年9月26日(木)    D.C.〜ダ・カーポ〜4〜5回目終了
 4人目は朝倉音夢。
 このシナリオをプレイして改めて自分には妹属性がないんだなぁ、と痛感しました。日々のやり取りが私には痛すぎます。何と言うか、二人とも恋人になるためだけに日々生きている様子が生々しく見えるので、どうもツライです。常に発情する隙を窺っていると言いますか。
 音夢にしてもそういう欲望が見え隠れしているのがどうにも。兄のことを想っての結果ならばともかく、最初からそれが目的ではねぇ。そのあたり雪希さんとは違うなぁ、と。
 やっぱり義兄を好きになる葛藤とかないとシナリオ的な面白さだけでなく、ただでさえ少ないリアリティが完全になくなってしまいますよ。
 シナリオもどうもねぇ。そもそも困難に置かれている状況が納得いかないんですよね。いや、納得する必要はないのかもしれませんけど凄まじく置いてきぼりといいますか。途中からは「何をやっているんだろう?」ってな感じでしたから。理論的背景のない超常空間でもう駄目だの、最後の手段だの言われても。主人公は何もできない(しない)上に最後は奇跡ですか? それがイカンとは言いませんけど、この場合は安易に過ぎるのではないかと。
 一番しんどいのは長さですかね。さくらのシナリオにも言えることですけど、文章量に比べて密度が薄すぎ。や、これホントに「水夏」を作ったスタッフですかと聞きたくなりました。
 5人目は水越眞子。
 予想以上に良かったです。ここまででは一番良かったですよ(それもどうかと思いますけど)。Hシーンの前までなら、という条件付きですが。その後は一気に興味を失いましたよ。あれじゃねぇ。
 シナリオの短さが他のシナリオの影響もあって良い方向に働いてます。書かれていなければ気にしようもないということでしょうか。実はそれって最低限の誉めかたではあるんですけど。
 眞子は少ないイベントでの掛け合いがなかなか良かったです。シナリオを書く方にしても方向性が明確なので楽だったんじゃないかと。要はそれだけ他が回りくどいということですが。

 2002年9月27日(金)    はちみつ荘deほっぺにチュウ開始
 昨日は風邪を引いていたので日記を書く前にダウン。ということで本日は二日分まとめてアップ。
 未だ体調は思わしくないながらもエロゲーを買うために出かける。雨も降っているというのに自分でもよくやりますな。誤算はヨドバシで「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」が売っていなかったこと。スターバックスでソフマップの開店を待つのは寒かったデスヨ(風邪をぶりかえしたら最悪です、自分)。
 家に帰って早速インストール。期待度の関係から「はちみつ荘deほっぺにチュウ」から。え、「D.C.〜ダ・カーポ〜」? なんですか、それ。おいしいの?
 それはそれとして、早速不具合が。人によっては大したことはないんでしょうが、名前が変更できません。個人的には大ダメージですよ。初めから変更できないなら諦めもしますけどね。仕方ないので1周目は我慢しますが、早いとこ修整ファイルを上げてくださいませ。
 まだ途中ですが体験版から引き続いて良いイメージを保ってます。システムからして同じ会話が微妙に出てくるのは止むを得ないところでしょうか。
 
 FILM−SOFTWAREの「なないろ・恋の天気予報」が11月未定に発売延期。ようやくホームページが戻ったと思ったらこれですか。もう長い目で見ていくしかないんでしょうね。取りあえず期待度は順調に低下中。

 2002年9月28日(土)    はちみつ荘deほっぺにチュウ1回目終了
 1人目はエセ関西弁使いの巫女さん、五十嵐優美。
 エセ関西弁というと、春にプレイした想いを風にのせて伝えたいけど、伝わらなかった(と個人的には思っている)ゲームの悪友を思い出しますが、それとは違ってマンガ的なイメージの関西弁ということのようです。
 まぁ、取りあえずゲーム的な雑感を。
 いわゆる「とらハ」的な複数回Hを備えたゲームを、システムで期間としてはっきり分離したものになってますね。起承転結のどのあたりを進んでいるのかが目に見えてわかると言いますか。このあたりは好みの分かれるところかと思います。個人的には効率の良いプレイをすればするほど、最後の個別シナリオに入るまでの同棲期間にすることがなくなって退屈になりやすいので微妙なところかと。
 しかし、これ同時攻略って本当にできるんですかねぇ。2人くらいならなんとかなりそうですけど、ホームページや雑誌記事にあるような5人なんてどう考えても無理っぽいような気がするんですけど。
 朝や夕方の時間帯イベントは好感度に加えて確率で発生ということなんですが、これもやや微妙かなぁ、と。詰まるところ、オンリープレイではほとんどキャラが交錯しないということですし、プロローグくらいしか共通シナリオでキャラが絡まないのももったいないですね。せっかく同じところに住むような話であるのに。
 肝心の最後の個別シナリオですが、正直なところ短いかなぁ、と。もうちょっとくらいボリュームが欲しいです。構成が構成ですからあんまり長すぎてもだれてしまうかもしれませんが、それにしてももう少しくらいは分量が欲しかったように思います。
 1キャラ終えての感想としてはキャラの掛け合いやリアクションはなかなか楽しいが、シナリオがやや弱いというところでしょうか。今後、上方修整されることを願ってます。

 2002年9月29日(日)    はちみつ荘deほっぺにチュウ2回目終了
 仮面ライダー龍騎35話。おー、一気に3名ですか。しかし、人数合ってましたっけ。カメレオンな方はいなかったような気がしますし。まぁ、それはそれとして世のおかーさん的にはあんまり嬉しい追加メンバーではなさそうですな。男前度はあんまり高くないようなので。
 しかし、まさかとは思いますがオーディーンはあれでおしまいですか? や、でもそしたら神崎(兄)の出番もなくなってしまいます。映画が本当に最終回ならそんなはずもない訳ですが。
 
 「はちみつ荘deほっぺにチュウ」。2人目は不良看護婦、巌谷裕子。
 昨日の五十嵐優美とは微妙に印象が異なりますね。期限である8月31日よりも前から切れ目なくシナリオが終盤へ繋がっています。その分だけ良いイメージなんですが、キャラ的にはどうにもこうにも。正直、今のエロゲー界としては幼い入院少女の方に支持が集まりそうな気がします。
 まぁ、冗談のようでそうでもないようなことはともかく、最初の主人公を選ぶ動機があまりにも弱いように思います。最後にこれをズバッと決めてくれると、苦手気味なキャラでも評価上昇となるのですが。そもそもこのゲームに序盤のエロ担当は本当に必要なんでしょうか。そのせいで辻褄合わせをしなくてはならなくなったあたり、どうも疑問です。
 あとはエピローグ時に色々とはしょり過ぎではないかと。想像の範囲内の出来事ではあるとはいえ、こういうのはきちっと書いてくれた方が嬉しさも増すような気がするのですが。
 昨日書いた全員同時攻略はやはり無理っぽいですね。オンラインマニュアルに書いてありましたよ。
 修整ファイルも無事公開されました。喜んで変更してプレイしております。
 
 今さらな感はありますが、マロンの「秋桜の空に」がドラマCD化されるようですね。コミケで先行発売ってことは1月下旬くらいの発売でしょうか。
 私としては正直なところ不安の方が大きいです。特に主人公のキャスティングが。それ以上に18禁ではない(と思われる)関係上、そういったメンツが揃えられると思います。つーことは私の夢である「秋桜の空に」フルボイスDVD化にはなんら寄与しない展開ということな訳で。はふぅ。

 2002年9月30日(月)    はちみつ荘deほっぺにチュウ3回目終了
 3人目は管理人さん、林春奈。
 属性管理人さんというイメージ(そんなものがあるならば)からそのまんま来るようなキャラですな。さすがに「ひよこ」でもなく「老犬」も飼っていませんし、ましてや「未亡人」でもありませんが、言ってみればそれ以外はまんまといっても過言ではないという。あー、でもエロゲー1、2年生とかにはわかるんでしょうか。あのマンガが不朽の名作であることは間違いありませんが、最近はあんまり露出していませんからねぇ。
 閑話休題。
 で、これは米村純一氏が書きたかった話ではないかと思われます。イベント、Hシーンとも明らかにこれまでの2キャラよりも優遇されてます。特にメインヒロイン以外のキャラの出番の多さ、掛け合いの多様さは依怙贔屓レベルとみて間違いないくらいかと。おまけにノーマルHが裸エプロンですから。そりゃ確かにこれをアイテムとして店で買うシステムにはできないでしょうけれども。
 シナリオは終盤の展開の繋ぎかたがやや強引な気がしますが、そこをスルー出来ればなかなか良いんじゃないかと思います。途中から、あからさまに嫉妬するようになる管理人さんはかなりナイスです。対比の構図が非常にわかりやすくて。ただ、裕子のシナリオを先に終わらせてないとちょっとわかりにくいところもあるようなないような。まぁ、想像で補えるレベルではありますが。
 しかし、実際はあんな風に何年も住み込みしたりするものなんでしょうか。しかも、飛行機で行くところへ?
 個人的にはオチはえらく不安というか「キャッツアイ」を思い出したと言いますか。それは冗談にしてもあの有り様ではおちおち出張にも行けないような。仕事が忙しくて子供が顔を忘れるってのは聞く話ですが、奥さんってのはねぇ。
 それはそれとしてこのシナリオはちょっと難しかったです。よもや、もとかがキーパーソンとはねぇ。イベント起こした後にそれらしい反応もなかったし、ちょっとわかりませんでしたよ。おかげでイージーモードに頼りました。つーか、フラグ条件を知らないと金銭的にちょっと苦しいですよね。管理人さんは。
 
 気がつけば明日から10月です。ソフトの方は意外に増えずに減ったのみ。つー訳で今のところはどうかと思っていた「幼馴染」は買うつもりであります。まぁ、不安も多いんですけど。最近は新しい情報も出ませんし。よもや今から延びないとは思いますけど。まぁ、「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」もあるんで1週間くらいなら問題ないんですけどね。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。