キアヌ・リーブスというのは特徴的な目鼻だちをしていると改めて思う。役者の顔を覚えるのが苦手な私でもすぐにわかる。今回はサングラスをかけていないのに「マトリクス」のイメージが残っているのはそんなところも関係しているのかも。
今回はエクソシストということですが、見た目にそれっぽい印象はほとんどありません。どちらかというとエクソシストの方を片手間にやっていそうなくらい外見は普通。除霊の様子もあまりそれらしくない。幼女にとりついた悪魔を祓うシーンなど一歩間違えばポリスに電話されそうな怪しさです。
そんな中で進行していく話は小さな事件であったはずなのに気がつけば世界の存亡に直結しそうなレベルに拡大していて、いかに改造されているとはいえ銃なんかで戦っている場合じゃないという感じ。
最終的には何の映画がよーわからんというのが正直なところ。何を一番見せたかったのか、どうにもよくわかりません。それと「マトリクス」の時と同じで見た目に一番、派手なところはやっぱりCMで放送済みなんだなぁ、とがっかりしたりも。
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